売り渡されて行く日本
胸が張り裂けそうなニュースです。
今年の4月に日本郵政傘下かんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないと麻生太郎が発表したニュースを皆様ご記憶のことと思います。
日米両政府は12日午後、日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた合意文書を発表する。米国側が懸念していた保険分野では、日本郵政傘下のかんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないことを決めた。
安倍政権は12日に関係閣僚会議を開いて合意文書を決定。その後、安倍晋三首相が発表し、甘利明TPP担当相が記者会見して合意内容を説明する。
TPPをめぐる日米間の事前協議では、日本政府の関与が残るかんぽ生命の事業拡大に米国側が自国の保険会社が競争で不利になることを懸念していた。麻生太郎財務・金融相は12日午前の記者会見で、かんぽ生命によるがん保険など新商品の申請について「今後、適切な競争関係が確立されたことが判断できるまで少なくともその認可を行う考えはない」と強調。認可しない期間を「数年間はかかる」との見通しも示した。
(朝日新聞: 2013年4月12日)
参院選の結果、とうとうアメリカは、郵便貯金という明治以降日本人がこつこつと積み重ねてきた資産に接近してきました。小泉劇場と同じ手法でころっと騙されたB層が熱狂的に支持する安倍政権の下で、彼らは小泉郵政民営化の目的を遂げつつあります。
日本郵政が、米保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック)との業務提携を抜本的に強化することが24日、明らかになった。傘下のかんぽ生命保険がアフラックと代理店契約を締結。同社のがん保険販売を、同じ郵政傘下の日本郵便が直営する約2万カ所の全郵便局に拡大する。アフラックは2014年秋に日本郵政グループ専用のがん保険を供給する。26日にも基本合意し、両社トップが記者会見して発表する。
米政府は長年、日本の保険市場の閉鎖性を指摘し、日本郵政の郵便局ネットワークをかんぽ生命以外の民間保険会社にも全面開放するよう求めてきた。今回の提携強化は、環太平洋連携協定(TPP)交渉と並行して行われる保険分野などの日米2国間協議にも影響を与えそうだ。
(時事通信: 2013年7月24日)
TPP参加により、郵便貯金にとどまらず、アメリカによる日本の簒奪と蹂躙は、これから日本のあらゆる分野に広がって行きます。
参考動画:TPPで日本は郵貯・簡保の資産を無差別開放させられる
こういうニュースを見ても、安倍信者は自分たちの国に何が起きているのか理解できない。これから何が起きるのかも予測ができない。頭の弱い彼らは、相変わらず「安倍ぴょん、安倍ぴょん」とうれしそうに手を叩き続けることでしょう。
そうですよね、randomyokoさん。
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