「保守」とか何か

2013年8月 2日 (金)

麻生の発言は歪曲されて報じられたのか?

下が、7月29日に、麻生太郎が憲法改正に関して行った発言の実際の文面。その一部が朝日新聞により公開されています。(下の動画は、その発言の実際の肉声だそうです。)

麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細

僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。

 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。

 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。

 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。

 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。

(朝日新聞: 2013年8月1日)

下は共同通信が翌日の7月30日に発表した記事。

憲法改正でナチス引き合い/麻生副総理、都内の講演で

麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。

 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。

 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。

 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。

(共同通信: 2013年7月30日)

このように、共同通信は淡々と、麻生の発言をそのまま報じたにすぎないのですが、西村幸祐は、下のように、共同通信や朝日新聞が麻生の発言を歪曲したと主張し、英語のできる人々に、今回の麻生太郎の発言に関して抗議声明を出したユダヤ人の人権団体、サイモン・ウィーゼンタール・センターに、日本のマスコミを糾弾するメールを送れと呼びかけています。これは正しいことでしょうか?

共同通信や朝日新聞は、本当に「反ユダヤ主義のナチズム礼賛の謀略宣伝」など行ったでしょうか? 麻生太郎は実際に下のように述べているではありませんか?

「・・・だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。」

そもそも、共同通信や朝日新聞が、麻生の発言を歪曲したというのなら、なぜ麻生太郎は今回の発言を撤回したのでしょうか?

仮に、この発言が、麻生お得意の軽口であったとしても、この種の発言が冗談では通用しないのが国際社会の常識です。だからこそ麻生は発言を撤回せざるを得なかった。麻生が既に発言を撤回した後に、これを「マスコミの歪曲だ」などといって海外に向かって不特定多数の日本人が大量のメールを送りつけて、誰がうなずいてくれるんですか?火に油を注ぐだけではないですか。

事実を歪曲しているのは、マスコミではなく、西村幸祐、あなたがたではありませんか。外務省の役人など専門的な対応能力のある部署が、推敲に推敲を重ねた釈明の書簡を送るならまだしも、性懲りもなく、十分な知識や教養や国際的センスや英語力のない不特定多数の一般人を煽り立てて、拙い英語と論理で、感情任せの思いつきのメールを書かせ、それを海外の機関に大量に送らせたりすれば、日本人がますます恥をかき、笑い者になるだけです。そんなことをしても「日本人は非常識だ」という印象を世界にばらまいて終わるだけじゃないですか。今回の問題は、明らかに一般人が対応できる範囲を超えています。無責任な呼びかけはやめていただきたい。

こういうのを「恥の上塗り」と言うのです。

何回同じ失敗を繰り返したら、あなたがたは学ぶのか?

それとも、日本人に恥をかかせようとして、わざとやっているのか。

あなた方は異常です。

自分たちの異常さに気づかない分、なおさらたちが悪い。

良識はどこに消えた。

いい加減にしてください。

(追記1)
さっそく馬鹿なことをしている方たちがいるようです。日本の恥さらしです。あきれてものが言えません。いい年をした大人が自分たちがしていることの意味もわかりませんか? こんなことしてはいかんことぐらい子どもでもわかるじゃないですか。

(追記2)
SeriousTom氏のご指摘の通り、今回の麻生の今回の発言も「ダブルバインド」の話法によって語られています。

A. 民主主義を否定するつもりはまったくない。バブルに甘やかされた50代、60代に比べて、不況を知る20代、30代の若者が積極的にしゃべる(政治的な発言をする)のはよいことだ。
B. ナチスの手口に学ぶべき。わーわー騒がず誰も気がつかない間に憲法改正は行われるべきだ。
C. 憲法改正を実現させなくてはならない

どうして、安倍政権の周辺の人々は、そろいもそろって、この気持ち悪いダブルバインドの話法を使いたがるのでしょうか。

(追記3)
コメント欄で紹介いただいた、元外交官天木直人氏のブログの記事です。天木氏の指摘の通り、安倍政権はこれまでの売国にいっそう拍車をかけていかざるをえない。国民としてはたまったものではありません。

麻生失言で決定的となった日本の対米従属

愚かな発言をしたものだ。いうまでもなく麻生太郎副総理が憲法改正に関連してナチス政権を引き合いに「あの手口、学んだらどうかね」と語った失言だ。その発言の不適切さについては一切の弁解も通用しない。

しかし私がここで言いたいのはその事ではない。この発言が行なわれたのは7月29日に都内で行なわれた講演だった。それを報じた翌日の報道は小さかった。メディアや野党政治家の反応は静かだった。

ところがきょう8月2日になって各紙はこぞって大騒ぎをし、野党はここぞとばかり批判している。

なぜか。

それは「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が抗議声明を出したからである。

このユダヤ組織に本気で噛みつかれたら麻生副総理の政治生命は終る。

それどころか安倍政権にとって致命傷になる。

だから大騒ぎになったのだ。

この事を見事に証明しているのがきょう8月2日の朝日新聞に掲載されている次の記述だ。

「・・・とりわけユダヤ人の人権団体から反発が出たことに、外務省幹部は『最悪だ』と悲壮感を漂わせる。ユダヤ人社会にネットワークを持ち、米国内でも影響力が強い。日本の右傾化批判が強い中国や韓国に米国が同調すれば『国際社会を敵に回す』(官邸スタッフ)ことになるからだ・・・」

いうまでもなくユダヤロビーは米国の政権と直結している。

イスラエルと米国が本気になれば安倍政権などひとたまりもない。

しかし結論から言えばイスラエルと米国は安倍政権をそこまで追い込まないだろう。

それどころか一発かまして後は静かになるだろう。

日本はまだまだ利用価値がある。

安倍首相には長く政権にとどまってもらって、どんどんとイスラエル・米国の為に働いてもらう必要がある。

安倍政権に代る政権など見当たらない。

ふたたび日本の政治が混迷し、弱体化してもらっては困るのだ。

かくして麻生失言は見逃される事になる。

それと引きかえに安倍・麻生自民党政権はますます対米従属になる。

麻生失言の本当の深刻さはそこにあるのである(了)



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2013年7月31日 (水)

ニコニコで見つけた二つの動画

ほげほげさんの新しい動画。

TPPのことも、道州制のことも、消費税増税のことも、アフラックと郵便局との提携も何にもふれない似非「保守」ブログ。

国内の問題から目をそらすために、反日国に人々の注意を向けようとする、日本の似非「保守」のこのやり方は、反日国のやり方とまったく同じではないか。

ほげほげさんの、鋭い指摘の通りです。

ほげほげさんと同じ意見を、WJFプロジェクトも以前に掲げたことがあります。

角を矯めて牛を殺す

「韓国と対称性を描くな」と、WJFプロジェクトもずっと呼びかけてきましたが、なぜか韓国と同じことをするのが大好きな日本のインチキ「保守」。

日本を守るふりをしながら、二元的思考だの、属国根性だの、非日本的なスピリットを日本人に植え付けて、日本を破壊しようとしてきた日本のインチキ「保守」。

こういうことだから、某朝鮮カルトが日本人を煽動しているという話に、私はうんうんとうなずかざるを得ないのです。

多くの日本人が、朝鮮カルトにゆがんだ愛国心を吹き込まれて、彼らの操り人形になってしまっています。

ほげほげさんの健全な動画に対して、下の動画はなんでしょうか。

KAZUYA氏によれば、安倍晋三を批判する人間は、「偽装転向コミンテルン」なんだそうです。

KAZUYA CHANNELは、チャンネル桜のソフトヴァージョンに過ぎないことを露骨に表すようになってきました。

一体、安倍の売国ぶりをみて、真の愛国者であれば、誰が黙っていることができるというのでしょうか。

自民党の姑息な大衆煽動のやり方は、カルトの洗脳手法そのものです。

「自民党」は日本の政党ではない

改めてそう思います。

民主党の政治がひどかったことは、自民党がすばらしい政党であることを全く意味しません。

いつ日本人は、この単純な事実に気づくのでしょうか。

いつ日本人は、自分たちの手に政治を取り戻すのでしょうか。


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2013年7月30日 (火)

息を吐くように嘘をつく人々(2)

息を吐くように嘘をつく人々第二弾です。

下は、2chのあるスレッドで展開されている会話です。

安倍総理をマスゴミから守る会★198
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1375063344/

76 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 22:41:35.92 ID:93i0q89QO

2chで安倍叩き&自民党叩きをしている、工作員荒らしの正体。
※WJFプロジェクトは反TPP をチラつかせ、
TPP で日本潰れる-乗っ取られる-と ドンチャン騒ぎ、解決策はといえば→共産党を支持しよう!とウケでも狙ってるというのかのようなバカバカしさ…!
支那丸出し!!怪しさ炸裂!
コシミズ一派と同一の主張。つまり統一教会の工作員。レイシストしばき隊&反原発団体とも仲良し(爆笑


79 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 22:58:40.10 ID:+UNcA9J90

>>76
2chで安倍叩き&自民党叩きをしている奴は山ほどいるよね
それが皆WJFプロジェクトの関係者ってこと?
どんだけ巨大な集団なんだよWJFプロジェクトは


83 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 23:14:23.25 ID:93i0q89QO

>>79
WJFプロジェクトが巨大では無く、総連、民団、左翼、支那、過激派など反日の先兵の一つてこと。
ココの荒らしが良く使う
「統一教会連呼」
のイカサマソースは
WJFプロジェクト出ってパターンが多い。
安倍氏を韓国に結びつけて叩くWJFは
「支持政党は?」
って質問をすると、頑なに沈黙。
WJFプロジェクト=韓国=北朝鮮=支那=日本人反日左翼=統一教会
大体敵対勢力を
「統一教会認定」
して叩くのは、統一教会工作員の良く使う手。


92 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 23:55:47.91 ID:+UNcA9J90

>>88
内容を見る限り、統一教会と繋がりがあるからというよりも、TPP推進だから安倍批判してるように見えますが
根本の主張はこのスレとさほど変わらない
例えば問題だと指摘するこれら
1. 他国によるプロパガンダや噓の流布に対応しない政府
2. 外国人勢力に支配されたマスコミ
3. 愛国心をめざめさせないように注意深く配慮してなされる教育
は、このスレでもしょっちゅう出てくる話題だよね

唯一の違いは、安倍総理を愛国者と捉えるか売国者と捉えるか、だね


94 :可愛い奥様:2013/07/30(火) 00:05:07.91 ID:igZ9t5rrO

>>92

WJFプロジェクトは、右派が安倍氏を叩いてると言うものではない。TPPという、安倍政権のアキレス腱をピンポイントに、徹底的に叩く、統一教会連呼する、他の左派の批判は後回しw
結局「右派っぽい」
集団が安倍氏を叩いたら、同じ「日本人の保守層」が安倍氏から離反する
という戦略臭がプンプン(苦笑い

後レイシストしばき隊と仲良しだし、反原発団体とも繋がりが有るのも、怪しい

安倍信者によると、WJFプロジェクトは、統一教会の工作員であり、総連、民団、左翼、支那、過激派など反日の先兵であり、レイシストしばき隊&反原発団体とつながりがあるそうです。

私は知り合いに、統一教会の人間も、しばき隊の人間も、反原発団体の人間も、過激派の人間も一人もいないんですが、安倍信者は、どうして平気で嘘をつくのでしょうか?

私たちも、自民党や安倍政権を厳しく批判していますが、偽りのレッテルを貼ったり、偽りの情報をもとに批判したことは一度もありません。きちんとソースと根拠をあげて批判しています。

安倍信者は、「嘘をついてはいけない」程度の道徳を知らないのでしょうか。

なぜ、安倍信者は簡単に嘘をつくのか。その理由は明白です。安倍政権自体が、嘘の上に成り立っているからです。単なる売国奴を、愛国政治家であるかのように集団で祭り上げて国民を欺き、国民が何が起きているのかも判断がつかない隙に、早業でどんどん売国を進める。安倍政権が真実に依拠しているのであれば、ぴんからきりまで、こうもいろいろな人間が、入れ替わり立ち替わりぺらぺら嘘をつく必要はないはずです。安倍晋三本人や、その支持者たちがこうやって恥じらいもためらいもなく嘘をつくという事実そのものが、安倍政権の本質を如実に物語っています。

意味がわからないのは、彼らが自民党を批判することを「反日」と見なすことです。いつから、「自民党=日本」になったんですか。自民党ってそんなご大層な政党なんですか? 自民党がこれまでやってきたことを全部ふりかえってみればよい。「自民党=日本」なんて笑わせるんじゃないですよ。朝鮮の反日カルトの傀儡の売国政党に日本を名乗られてはたまったものではありません。日本を勝手に乗っ取らないでください。

もし安倍政権が、日本のためになる、まともな政策を掲げているなら、背後に何がいてもよい。実際に安倍がめちゃくちゃなことをやろうとしているから私たちは怒っている。それだけの話です。

TPPで大騒ぎしている? 安倍の壊国政策はTPPだけではありません。道州制、移民推進、なんだか特区、水道の民営化、電力自由化、児童ポルノ法案、首切りやただ働き残業の自由化、消費税増税、カジノ解禁・・・

日本を守りたいと思う人間が、こういう政策に対して批判の声を上げるのは当たり前のことです。 むしろ、これらの売国政策に対して目をつぶり、批判の声を上げないことこそが「反日」ではありませんか?

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2013年7月27日 (土)

「安倍真理教」から目覚めた方からいただいたうれしいコメント

「日本が心配」さんから、うれしいコメントをいただきました。

私は安倍総理がアメリカでTPP参加表明するまではチャンネル桜などの誘導で安倍さんや自民党を支持していました。昨年の衆議院選挙の時は地元の自民議員の講演会にも自ら出かけ、選挙はがきも友人を洗い出して出したし、自民応援チラシもポスしてきました。安倍さんの本を買い、周りの人にも自民しかないと電話依頼もしました。

チャンネル桜などの政治に無関心層の取り込みは大成功だったと思います。私はすっかりはまっていました。でも安倍さんのTPP参加表明とチャンネル桜の水島さんが安倍総理やTPPを批判しない豹変した態度は到底受け入れ難く許されませんでした。そんな頃こちらのブログやよしふるさんの動画で本当に後ろ盾のない純粋に日本を大切にしている人たちが日本を守ろうとしていると感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ブログ紹介のチラシをしっかりポスさせていただきました。これからもチラシの紹介があればポスさせていただきます。政治に無関心の私が日本の危機を自覚した以上政治に背を向けることはできません。ネットを通じて政治に関心を持つ人が増える中、安倍支持者達はこれからも死に物狂いで、仲間の取り込みに力を入れることでしょう。私はチャンネル桜などの運動によって政治に関心を持つようになったことはよかったと思います。こんな私がチャンネル桜や自民党の態度が許せないと180度の心変わりをしたことは政治の知識が増えたことの現れかなと思います。相手は組織があります。対立している左翼系宗教組織は組織は〇〇の命より大事だ。組織があるから〇〇〇〇が発展したと言っています。民団、総連、統一教会、創価学会など大組織、他に小さい組織もいろいろあります。

それなのに日本を本当に大切に思う人の組織がない悲しさ、かろうじてWJFさんやよしふるさんがブログや動画で日本を守ろうとして発信してくださっている尊い場所。この場所を団体で攻撃してくる異常さを目の当たりにして日本人の味方は少ないと感じました。でも、尊いこの空間をなくしたくない。ここに辿り着く人たちがどんどん増えて欲しいです。そして気がついたら日本を救う大きな力になっていた なんてそんなことになったらいいですね。

実は私は「日本が心配」さんが、今年の三月に「洗脳」から覚めかけていたときの様子を知っています。my日本で、安倍への信頼と疑念の間を振り子のように行ったり来たりしている様子を見ていました。(当ブログへのリンクが張られていたので逆にたどる事ができたのでした。)他のメンバーが、「WJFプロジェクトは反日サイトだから信じるな」と必死で説得していた様子も知っています。私自身は何も話しかけることもなく、ただブログの記事を書き続けていました。宗教と同じで、彼らは、仲間になって一人の人をまるめこんで脱会させないようにします。安倍政権は「宗教のようなもの」ではなく、文字通りの宗教です。宗教の信者が、他の宗教に「邪教」のレッテルを貼るのと同じで、彼らは安倍政権を批判する人々に「反日」とか「左翼」というレッテルを貼って、信者たちが、安倍への信仰を失わないように見張っています。勇気を出して事実を見つめ、「安倍真理教」から脱会する信者がこれからも増えていくことを願うばかりです。

(my日本には、安倍信者を脱マインドコントロールさせようと、戦っている方たちがいます。がんばれと申し上げます。)

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自民党のネット工作からにじみだす「非日本的」なる精神

自民党が、ネット監視とネット工作を熱心に行っていることは、様々な報道と実体験を通じて、皆さん既にご存知のことと思います。

夏の参議院選挙でネット選挙運動が解禁される。自民党の安倍首相は去年1月からフェイスブックを活用し夫人との写真から成長戦略まで発信。フォロワーの数は35万人を超える。ネットを組織的に活用しようとする自民党は選挙に向けたネット対策チームの対策が整いつつある。先週開かれた会議ではネットで政策がネジ曲がって伝わることなどを危惧する声が上がった。また炎上は大きな打撃となる。このため自民党はすべての候補者の書き込みのチェックを分析業者に委託する。

(NHKニュースウォッチ9: 2013年5月28日)


ネット監視チーム設置/中傷対策で自民党

自民党は19日午後、インターネットを使った選挙運動が解禁される参院選に向け、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷を監視する「トゥルースチーム」を党本部に設置した。平井卓也ネットメディア局長のほかIT企業関係者、弁護士らで構成した。

チームは、候補者のホームページや交流サイト「フェイスブック」、短文投稿サイト「ツイッター」の書き込みをチェック。中傷などの問題を発見すれば候補者に連絡して対策を講じる。

19日夜には、党支援のボランティア組織「自民党ネットサポーターズクラブ」(J―NSC)の総会を開催。小池百合子広報本部長は参加した会員約200人に「ネット活用が解禁されるので、みなさんの力を得たい」と協力を要請した。

(香川ニュース: 2013年6月20日)

上の記事が発表された直後の6月29日、自民党の平井卓也ネットメディア局長自身が、ニコニコ動画で、「黙れ、ばばあ」と書き込みを行い、下のようなネット工作を行っていたことが発覚しました。

自民・平井氏ネット党首討論に投稿 福島氏に「黙れ、ばばあ」

自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員が二十八日、インターネットで生中継された党首討論で、他党の党首の悪口を書き込んで投稿していた。 

ネット中継はインターネット動画サイト「ニコニコ動画」で行われ、スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンから書き込んだメッセージが即時に画面上に流れる仕組み。動画の雰囲気にも影響する。

中継会場で討論を聞いていた平井氏は、社民党の福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」、日本維新の会の橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」などとスマートフォンで書き込んだ。一方、安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。

平井氏は本紙の取材に「申し訳なかったが、(国会の)やじみたいなものだ。画面には流れていなかったはずだ」と述べた。

(東京新聞: 2013年6月29日)

自民党は「自由」や「民主主義」を標榜する政党ではなかったのでしょうか。どうして、彼らには、異論を持つ人々に対する敬意や寛容さがないのでしょうか。安倍晋三自身がそうです。彼は6月9日、自らの街頭演説の場所に、先に居合わせていた反TPPの集会を行っていた人々に「左翼」のレッテルを貼って「恥ずかしい大人たちの代表」と評しました。

「渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥ずかしい大人の代表たちでした。」

国を憂えて集まって声を上げている国民のことを、総理大臣が「恥ずかしい大人たちの代表」と呼び捨てるとは一体何なのですか、これは。(この安倍の街頭演説の経緯については、こちらの記事にまとめられています。)

安倍晋三や、ネトサポ工作員を率いる平井卓也衆院議員自身がこの有様ですから、末端のネトサポ工作員の質の悪さは推して知るべしです。ニコニコでずっとがんばってこられたよしふるさんが、これまでの感想を下の動画にまとめていらっしゃるのですが・・・

コメントを読んでごらんなさい。

・ざまああああああああああああああああああああああああああ
・よしふるの頭の中が中京工作員と同じだ
・よしふるへの支持がなかったことが証明されたねざまぁああああああ
・言い訳はいいからもう動画あげるなこのクソが
・だまれクズ
・だっせwww
・←そんな簡単な事も理解できないようだから毎回こんなクソ動画しか作れないんだよお前はw

同じ同胞に対する敬意や同情心、日本人としての気品や慎み深さはここには皆無です。彼らは息を吐くように嘘をつき、偽りのレッテルを貼り、事実をねじ曲げます。これが日本の「保守」を自称する、自民党の姿です。

私は、「自民党」という政党は、日本人のスピリットをもった政党ではないと下の記事で明言しました。

「自民党」は日本の政党ではない

自民党が日本人の政党でないことは、彼らの醜く姑息なネット工作の手法を通しても、ますます明らかになりつつあります。

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2013年7月25日 (木)

息を吐くように嘘をつく人々

1213745c200 「日本という国は古来から、朝早く起きて、汗を流して田畑を耕し、水を分かちあいながら、秋になれば天皇を中心に五穀豊穣を祈ってきた『瑞穂の国』であります。自立自助を基本とし、不幸にして誰かが病に倒れれば、村のみんなでこれを助ける。これが日本古来の社会保障であり、日本人のDNAに組み込まれて居るものです。

私は瑞穂の国には、瑞穂の国にふさわしい資本主義があるだろうと思っています。自由な競争と開かれた経済を重視しつつ、しかし、ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義ではなく、道義を重んじ、真の豊かさを知る、瑞穂の国には瑞穂の国にふさわしい市場主義の形があります。

安倍家のルーツは長門市、かつての油谷町です。そこには、棚田があります。日本海に面していて、水を張っているときは、ひとつひとつの棚田に月が映り、遠くの漁り火が映り、それは息を飲むほど美しい。

棚田は労働生産性も低く、経済合理性からすればナンセンスかも知れません。しかし、この美しい棚田があってこそ、私の故郷なのです。そして、その田園風景があってこそ、麗しい日本ではないかと思います。市場主義の中で、伝統、文化、地域が重んじられる、瑞穂の国にふさわしい経済のあり方を考えていきたいと思います。

(安倍晋三著『新しい国へ 美しい国へ 完全版』)」

「瑞穂の国にふさわしい経済のあり方を考えていきたい」などと耳障りのよいことを言いながら国民を欺き、実際には「ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義」を推進し、徹底的に日本を売り叩く安倍晋三。

この過去に類例のない超弩級の売国奴を、真の愛国政治家・日本の救世主であるかのように国民を洗脳した、「インチキな仕立て屋」たち。

そして、安倍信者・ネトサポ自民党工作員。

Liars_2

彼らは、どいつもこいつも、そろって仲良く、本当に平気で嘘をつきます。

私は、韓国人ともさんざん竹島問題や歴史問題で議論してきて、韓国人も(彼らの全てではありませんが)平気で嘘をついたり話をねじ曲げる人々だなあと嘆息してきましたが、この安倍政権を支持している連中の悪質さは、それに輪をかけてひどいです。彼らは本当に日本人ですか?

安倍信者は、「『従軍慰安婦に謝罪しろ!!』の社民党と公認の山本太郎を熱列応援していたWJF」などとデマを流していますが、このブログの記事とコメントを隅から隅まで読みかえして、一体、私がどこで社民党や山本太郎を熱烈に支持しているのか、みなさん、見つけてみてください。チャンネル桜もWJFとIWJを勝手に同一視して、WJFプロジェクトの正体は反原発のジャーナリストだなどという嘘を平気で垂れ流していました。

日本は実際に、こうやって安倍晋三によって、売り渡されているではありませんか。安倍の売国と壊国はまだ始まったばかり。これから、私たちの暮らしに関わるあらゆる領域に、日本人の財産と権利の簒奪は広がっていきます。この売国と国家破壊に心を痛めて憤りを感じ、国を守ろうと必死で声を上げている私たちに対して、偽りのレッテルを貼り、デマを流し、石を投げてくる安倍信者たち。彼らは一体何者なのか。

まあせいぜいがんばって嘘をおつきなさい。安倍の売国に覆いをかぶせなさい。あなたがた安倍信者が、どんなにごまかしても、安倍政権の正体とその異常さを隠しきれない段階にすでに到達しています。あなたがたが汚いことをすればするほど、私たちがそれを逆手にとって、安倍政権の支持率低下に上手に利用させていただくだけです。あなたがたがそうやって嘘をつけばつくほど、安倍晋三のいかがわしさが浮き彫りになるだけです。

あなたがた安倍信者が、どんなに雄叫びをあげようとも、安倍政権の支持率は下がる一方です。そして、真実に気づく「正直な子ども」の数は、どんどんどんどん増えています。あなたがたはとっくに詰んでるんですよ。

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2013年7月19日 (金)

「自民党」は日本の政党ではない

かつて、日本がただ日本であった時代がありました。
かつて、日本人がただ日本人であった時代がありました。
しかし、私たちの国は、日本とは違う、他の何かに作り替えられてきました。
私たち日本人は、もともとの姿とは異なる、他の何かに作り替えられてきました。

そのプロセスの中心に「自民党」とよばれる政党がありました。

この自民党には、二つの顕著な特徴があります。

まず一つは、強い「二元的思考」を持つということ。
もう一つは、強い「属国根性」を持つということです。

一つ目の「二元的思考」に関しては、3つの理由が考えられます。まず第一に、自民党が冷戦という世界の二元的な対立構図の中で要請され結党されたという理由が考えられます。自民党はいまだに冷戦的なパラダイムを強く引きずっています。第二に、自民党の背後に常にキリスト教の亜流宗教である統一教会が存在したという理由が考えられます。キリスト教は、もともと善悪の強い二元性を掲げる宗教だからです。第三に、朝鮮人がずっと抱えてきた伝統的な華夷思想が、やはり統一教会を通じて流入してきたことが考えられます。朝鮮人は中華こそ「善」であり、中華から遠い異民族は「悪」と見なして見下してきました。「アメリカは天的国家(善)であり、日本や中国はサタン国家(悪)である。」という統一教会の思想は、華夷思想の現代版に他なりません。

また、二つ目の「属国根性」については、朝鮮に根強い事大主義(強い国におもねようとする思想)が、やはり統一教会を介して流入してきたと考えます。当然のことながら「属国根性」と、特定の国家を絶対的な善と見なす「二元的思考」は密接な相関性を持っています。

いずれにせよ、はっきり言えることは、「二元的思考」にせよ「属国根性」にせよ、自民党のもつこの二つの特性は、日本古来の思想では決してないということです。

神道をもつ日本人は、二元的に善悪で物事を割り切るよりも、自然をあるがままに受け入れる多元的なものの見方を持っていました。結婚式はキリスト教式、お葬式は仏式、お正月には神社にお参りするという宗教に鷹揚な日本人の行動様式から分かるように、様々な立場にそれぞれのよさを寛容に認めていくというのが日本人の本来の発想です。「アメリカ(善)vs中国(悪)」「民主主義(善)vs共産主義(悪)」「自民党(善)vs民主党(悪)」などといった善悪二元的な思考は日本人がもともと好む考え方ではありません。

また、過去に中華王朝に朝貢したことはあるものの、早くから中華体制を離脱した日本には、中華に冊封を受けていた朝鮮のような事大主義の発想はありませんでした。建国以来、国家の独立を守り続けてきた日本人にとって、アメリカに隷属していればそれでよいなどという発想は、もともと持ち合わせていた考え方では決してありませんでした。

この意味において「自民党」という政党は、日本の根っこから生え出た、日本の本来の思想を反映した政党では決してなく、むしろ、外来の、多分に朝鮮的な思想に染められた、日本の伝統的な精神からは逸脱した政党であることがお分かりになると思います。

だからこそ、自民党という政党は、高度経済成長という大きな功績が過去にあったとしても、日本の歴史上初めて日本を他国の属国としてしまったし、戦後レジームの中で日本の姿をゆがめてきたし、今や、決定的な仕方で日本に終焉をもたらそうとしているわけです。

これまでは私たちは必要悪として自民党の存在を認めざるをえませんでしたが、自民党が私たちの国を根底から壊そうとしている以上、もうこの政党に見切りをつけなくてはいけません。これ以上、彼らのやりたい放題させてはなりません。

私たちは、今や、日本の根から生え出た、新しい政治を用意していかなければならない。日本の独立をかけて長くがまんづよく戦う戦士たちを用意していかなくてはならない。日本が生き残るにはそうしていかなければならない段階にさしかかったと申し上げざるをえません。

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2013年7月17日 (水)

なぜ安倍晋三や自民党に対して怒っているのか

昨年末の衆院選に圧勝して、政権に復帰した自民党。

安倍政権が、過去の自民党政治の過ちを反省し、修正を行っていれば、私は、ここまで安倍政権を批判しなかったでしょう。

過去の自民党政治の過ちとは何だったか。バブルの崩壊と冷戦の終結から始まった90年代以降、アメリカの言われるままに、構造改革に構造改革を重ね、日本の強みをどんどん壊していった一方で、消費税増税と緊縮財政でデフレと財政を悪化させ、たくさんの自殺者を生み出してきた自民党政治。民主党政権も結局は同じ過ちを引き継ぎました。

それに対する反省と方向転換が今度こそなされるであろうと、多くの人たちが期待していたはずです。チャンネル桜や西田昌司や三橋貴明のような政治家や論客たちも、そのような期待を煽ってきました。

ところが、ふたを開けてみれば、安倍政権が打ち出してきたのは、過去のどんな政権よりもひどい、日本を根底から解体し破壊するほどの大規模な構造改革と、デフレのどん底での消費税増税です。このようなことをやれば、国家経済と国民生活に壊滅的な被害を与えることは、過去の失敗から既に実証済みではないですか。どういう結果になるか分かっていながら、民主党の失政を利用して、国民に自民党があたかも正義の味方や救世主であるかのような洗脳を行った上で断行しようとしている。

ここまで邪悪な政権が過去にありますか?

哀れなことに、小泉政権のときと全く同じやり方でだまされているB層の人たちは、だまされているという自覚もないまま「安倍ぴょん」「安倍ぴょん」とうれしそうに手を叩いて自分たちの首をしめています。

彼らにいくら言っても話を聞かない。何が起きているのか理解すらできない。

チャンネル桜に刷り込まれたまま「保守分断だ」とか「偽装転向コミンテルンだ」とか、幼稚なレッテルを貼って批判に耳をふさぐ。口を開けば、「他に誰がいるんだ」、「他の政党よりましだ」。しかも子どもではなく、選挙権をもった大の大人がこういうバカなことをやっているから手に負えない。

こういう人々が、勝手に滅ぶのであれば自業自得だから滅べばよい。しかし、問題は日本全体が彼らの巻き添えを食うことです。

命をかけて日本を守ろうとしてきた先人たちの努力と犠牲が、これらの朝鮮カルトに洗脳された人々のために、全部無になろうとしている。

しかも皮肉なことに、こういう国家に滅亡をまねこうとする人々が、その自覚もなく、靖国神社にいって英霊に頭を下げているからますます手に負えない。

本当に悲しい哀れな国に日本は落ちぶれました。

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統一教会についておさらいしよう

この記事は「親米思想と統一教会」という以前の記事の再掲です。

イギリスのBBCによる統一教会についてのドキュメンタリーです。

「アメリカこそが文鮮明の未来を実現する場所だった。文鮮明はアメリカを神に選ばれた国だと考えていた。」(Part2: 8:24)

自民党が長くつかさどってきた対米隷属の日本の戦後史の背後には、アメリカを「神に選ばれた国」と見なす文鮮明の教えが存在してはいなかったでしょうか。戦後、私たち一般の日本人に植え付けられてきた、アメリカを「絶対的な善」とみなす価値観は、果たして統一教会の価値観と無関係だったと言えるでしょうか。

日本を「神に選ばれた国」アメリカに組み込み、「悪魔の国」中共との戦争を煽る。

亡国の使徒、チャンネル桜・水島総の妄言を暴くという記事で分析したように、チャンネル桜が繰り返し私たち刷り込んできたメッセージは、統一教会の思想に酷似しています。

勝共連合のホームページ(http://www.ifvoc.org/)の記事に書いてあることと、安倍政権の政策やチャンネル桜が日頃語っていることを比較してみると、多くの共通点を見つけて驚かれることと思います。

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アメリカを「絶対的な善」とみなす、戦後教育や戦後メディアが長い時間をかけて私たち戦後日本人の心の中に刷り込んできた価値観。その総仕上げとしてチャンネル桜が行った集団マインドコントロール。その結果誕生したのが、「安倍信者」という「総理大臣を信じる」などという、日本の歴史上前代未聞の人々の存在ではないでしょうか。

「安倍さんを信じる」
「安倍さんを守る」
「どんな結果になろうと安倍さんについていく」
「安倍政権の未来を切り開くために血を流せ」
「安倍政権を批判するものは保守分断である」
「安倍さんを批判するものは工作員」
「安倍さんを批判するものはチョン」

これらの奇怪なメッセージが飛び交うこの社会現象は、比喩ではなく、まさに宗教そのものです。

戦後教育と戦後メディアによる長期的かつ組織的な洗脳の結果、私たち戦後日本人の目から、守るべき国の姿がすっかりと見えなくなってしまいました。

日本人が一つとなって、祖国を、故郷を、妻や子や孫が生きていくだろう、あの「場所」を守ろうとした、日本人がただ日本人であった、あの頃の精神を、私たちは失ってしまいました。

日本人は、戦後の隷属の中で植え付けられた集団洗脳から目覚めず、何を守るべきか思い出さず、日本人としての自然な精神を二度と取り戻すことのないまま、文鮮明が「神に選ばれた国」と呼んだあの国に組み込まれていくのでしょうか。

「日本は危ない」さんが、またも示唆に富むコメントを寄せてくださいました。

WJFさんが載せて下さった英BBCによる「統一教会」のドキュメンタリー動画は少々長いですが、日本人全員に全てを観てもらいたいです。

文鮮明が、どれほど狡猾で卑怯で詐欺の才能に長けており、権力と金を持つ為の都合良いファンタジーを作り上げ、反共を掲げながら、まずはアメリカを始めとして文鮮明の分身を世界中へ飛び散らす合同結婚式を上げ、世界統一を目指し、世界のリーダーとして君臨しようとしていたか。数々の犯罪を犯しアメリカで何度も告発されながら逃れた経緯も動画でよくわかります。

武器製造だけでなく、ホテルや新聞社を買収して、漁船団や不動産を手に入れ、犯罪を犯して窮地に立っている「権力者(政治家)や有力者(資本家)」に狙いをつけて、裏で信者たちが工作しながら世論を騙し、有力者をどんどん買収して取り込み、権力と財力を増やしていく。

その一方で、人々を「セミナーと評して」勧誘で騙し、密室で共産国家の収容所で行われるような徹底洗脳(ブレインウォッシュという言葉が何度も出てきますね)を行い、都合の悪い情報を隠し、根拠の無い絶対的な自信で神として君臨しながら、信者が文鮮明に徹底服従するように複数で崇め奉る。信者は文鮮明に命を捧げるよう求められ、信者が離れないよう、信者でない者をバカだと思わせる洗脳や、信者以外には酷い未来が待っているだろうと不安を煽って繋ぎとめる。文鮮明を聖者として祭り上げ、まともに考えられない依存状態を作り上げ、信者の資産を吸い上げ、「国際合同結婚」で国家枠を取り払い世界権力を広げていく。

韓国の諜報機関KCIAが(恐らく設立当初からずっと)、統一教会(文鮮明)へ資金を提供して密接に繋がっており、韓国政府がアメリカの支配者層を「味方」として引き込むために、統一教会メンバーが米軍やコミュニティーと接触して有力者と繋がってきた。まず権力者や強力な組織を見つけ出し、彼らの計画や政策の内容を探り献身的に尽くし、重要な仲間だと認めさせて信用関係を作った後で、支配を始める「方法」で。

アメリカ共和党の財団や圧力団体へ(国際資本家として)莫大な資金を提供し、共和党の政治家へ献金をし、リベラル派の新聞社(ワシントン・タイムズ)を手に入れ共和党右派に変え、ロビィ活動を展開する。世界を手に入れる為には、まず韓国を手に入れて、アメリカが手に入れば、次は日本だ、と。南米の銀行や土地を買い漁り、その土地の信者を増やしていく。文鮮明に異を唱えたり彼の目的を脅かす存在を「悪魔」だと言い放ち、信者たちは「異を唱えるもの」を潰すことに協力する。

酷いのは、このような洗脳と裏資金にまみれた組織が国際勝共連合として長年、日本の政府機関と日本社会へ入り込んでいることではないでしょうか。

吐き気がしてきます。

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2013年7月16日 (火)

「自民党ネットサポーターズクラブ」について

様々な手法を駆使して、大量の「安倍信者」を作り出すことに成功した自民党のメディア戦略。その一角に「自民党ネットサポーターズクラブ」という組織があったことをご存知でしょうか。

「自民党のゲッベルス」とも呼ばれる、自民党の世耕弘成参議院議員が、編成した「チーム世耕」という広報チームがその前身なのだそうです。

世耕弘成氏はどんな方なのだろうと、調べてみたのですが、NTTからの派遣でボストン大学コミュニケーション学部大学院でメディア戦略を学び、小泉政権時代に、自由民主党広報本部マルチメディア局長をつとめていたとのこと。さらに、下のようなサイトを見つけました。

(下のサイトの内容の真偽についてはWJFは全くわかりません。各自ご判断いただくようお願いします。WJFはただ下のサイトを見つけたという「事実」のみご報告させていただきます。)

今さら知ったチームセコウ 世耕弘成議員とはなにものか コイズミ郵政選挙メディア戦略担当

世耕弘成議員に関する素朴な疑問

自民党って、人々を洗脳するのがとても上手ですね。

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