チャンネル桜

2013年5月 9日 (木)

チャンネル桜とパチンコ

パチンコの危険性を啓発してきたチャンネル桜の番組「さくらじ」。

パチンコ問題にも関心を持っていたよしふるさんが怒っています。

この件はさすがに10秒くらい頭にきました。小坂議員のパチンコシンポにも行きました。

よしふるさんが怒っている理由は、よしふるさん作成の下の動画をご覧ください。

パチンコを批判している「ハズ」の番組「さくらじ」のキャスターである歌手のsayaさんが、パチンコ会社のための仕事をしているという矛盾。

http://blog.fmyokohama.jp/fantasia/

プロの歌手として、これは仕方のないことなのでしょうか。

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2013年5月 6日 (月)

あまりに教科書的な

頑張れ日本!全国行動委員会(チャンネル桜)から下のようなデモの告知がなされています。

このデモのタイトルは、教科書通りの、まさに絵に描いたような「ダブル・バインド」(二重拘束)のメッセージとなっています。

ダブル・バインドとは、どのようなものか、改めておさらいしておきたいと思います。

「二つの水準の間で矛盾するような二つの命令を与えられ、しかもその場から逃れられないような条件に置かれた人は、伝達を一段上の水準から論評すること(メタ伝達)が不可能となる。この状況を二重拘束(ダブル・バインド)と呼ぶ。これに対処する方法として、彼は『裏の意味』を読み取ろうと努力したり、伝達の内容だけを字義通りに受け取っておこうとしたり、あるいは相反した伝達のいずれにも反応しまいとして無口、拒絶的になる。」(新宮一成『無意識の病理学』より)

両親や教師や医師などの権威のある立場の人間から、互いに打ち消し合うような矛盾する二つの命令やメッセージが同時に与えられる。さらにその矛盾した状況に対して批判や論評を加えたり、そこから逃げ出したりすることが許されないような状況に置かれるのがダブル・バインドです。

この知識を前提に、あらためて、上のデモのタイトルを読んでみましょう。

A. 安倍救国内閣!(一次命令: 安倍政権を支持せよ)
B. TPP妥協反対!(二次命令: TPPに反対せよ)
C. 中国の日本侵略を許さない!(三次命令: 中国が侵略してきているから、AとBの矛盾から抜け出すことは許されない)

一次命令の「安倍政権を支持せよ」と、二次命令の「TPPに反対せよ」という命令は、相互に完全に食い違っています。安倍政権を支持すれば、TPP参加は実現してしまいますし、TPPに反対すれば、TPP参加を推進する安倍政権を支持する事はできないはずです。両方を同時に実現することは絶対にできない命令です。

この矛盾する二つの命令が、チャンネル桜という「保守」陣営の権威あるオピニオン・リーダーによって下され、かつ「批判は保守分断だ」と刷り込まれて批判を封じられ、さらに、「中国が侵略してきているから、安倍政権を支持しろ」と、この矛盾から抜け出せない状況下に置かれる。

このように、このデモのタイトルは、極めて典型的なダブル・バインドのメッセージになっていることがお解りになると思います。

まるで、ダブル・バインドが何かあらかじめ知っていて、その知識や理論に基づいて、デモのタイトルを作成したかのように見えるほどです。

前掲書には次のような記述も書かれています。

「このように愛に迫害を、迫害に愛を差し向けておくという点で、神対人間の愛情関係と、二重拘束(ダブル・バインド)の愛情関係とは同じ構造を持っている。いわば、二重拘束(ダブル・バインド)を与えるということは、相手に対して神としての関係を取り結ぶことに他ならない。」(新宮一成『無意識の病理学』より)

ダブル・バインドは、親子のように、権威のある立場の人物と、その権威に服する人物の間に発生しやすいものですが、逆にダブル・バインドによって、その状況に置かれる人に対して、神のような絶対的な権威を振りかざす関係を取り結ぶ事が可能になる、とこの本の著者は述べています。

それゆえにこそ、ダブルバインドは宗教の洗脳方法としてしばしば使われますし、禅の公案(禅問答)などでは、意図的にダブル・バインドのような矛盾したにっちもさっちもいかない状況を作り出して、そこから参禅者(修行者)を脱却させようとします。

ダブル・バインドは、「彼ら」の洗脳手法(1): ダブル・バインド(二重拘束)という記事で述べたように、チャンネル桜のみならず、安倍政権や、安倍政権を支持する論客に共通に見られる特徴ですが、これは単なる偶然なのでしょうか。

あるいは、彼らは、ダブル・バインドという洗脳手法を十分に知悉しながら、安倍政権の神格化、絶対化をねらって、意図的にダブル・バインド的なメッセージを発しているのでしょうか。

安倍政権を見ていて思うのは、何もかもが周到に準備され、計算されつくされていることです。安倍晋三の話し方一つにしても、舞台演出家の指示の下になされているかのようです。有能なシナリオライターが綿密なシナリオを書き、それに基づいて組織的に実行に移しているように見えます。

いい加減で行き当たりばったりだった民主党政権と異なり、ここには偶然の要素はほとんどありません。

彼らの想定外だったのは、洗脳を脱し、彼らの嘘を見破る「正直な子ども」が、彼らが予想するよりも早く着々と現れ始めていることではないでしょうか。

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2013年4月26日 (金)

田母神俊雄氏に見られるダブルバインド

下は田母神俊雄氏のブログの最新(4月23日)の記事です。

まずは虚心坦懐にお読みください。

安倍政権を支持する

第二次安倍政権が誕生したことは日本にとっての光明である。自民党政権に戻ったからいいと言っている訳ではない。安倍政権でなければ駄目である。

安倍首相は、東京裁判史観、即ち自虐史観に捕われていない数少ない政治家の一人であるからである。

もし自民党総裁選で石破茂氏が勝っていたら日本の復活はできないと思う。彼は靖国神社に一回も参拝したことがないし、これからも参拝しないと明言している自虐史観にどっぷり浸かった政治家である。私はあの第二次大戦をどのように認識をするかが、現在の我が国の国家政策に決定的な影響を及ぼしていると考える。戦前の我が国は悪の帝国で、中国大陸、朝鮮半島、東南アジアなどを侵略して多くの国に迷惑をかけたという歴史認識では、我が国を世界から尊敬される強い独立国にすることは出来ない。

これまでの歴代自民党総裁を見てみるとほとんどの人が、米国占領下で我が国に強制された自虐史観の持ち主である。我が国はかつて悪の帝国であり、戦後アメリカによって民主主義国に変えてもらったという歴史観を持っている。現在の自民党にもこの自虐史観を持つ政治家は多く、そのために我が国は、国を守る体制がいつまで経っても調わない。我が国は戦後アメリカによる占領体制から出発し、昭和27年に独立をした後も、日米安全保障条約によってアメリカに守ってもらうという体制が取られ、今なおその体制から抜け出すことが出来ないままである。外国に国を守ってもらえば、最終的には守ってくれる国の言う通りにせざるを得ない。国策の自由が奪われたままなのである。

自虐史観が、我が国の防衛力整備をどれほどいびつなものにしてきたか、私は自衛隊の現場でいやというほど味わってきた。日本以外の国では、軍は攻撃力と防御力のバランスが取られている。しかし自衛隊は世界でも稀な防御に偏重した軍なのである。自衛隊は攻撃力をあまり持たない。これは極東の米軍基地を守る存在として出発して、自衛隊創立後、半世紀以上も経っているのにいまだにあまり変わっていない。我が国が攻撃を受けたときはアメリカに反撃してもらうということになっている。自衛隊が自ら攻撃力を保有すると、間もなく侵略戦争を始めるからだというのだ。

我が国では、わが国が攻撃を受けたときアメリカが自動的に戦争に参加して日本を守ってくれると思っている国民が多いが、実は日米安全保障条約はアメリカの自動参戦を保障しているものではない。日本を守るか否か、それはアメリカの自由意志に任されている。だから日本が攻撃を受けたときにアメリカ大統領が日本を守ると決心をして米軍に命令を与えなければ米軍は日本を守るために行動できない。そして大統領が決心をしてくれても、大統領の決心の有効期間はわずか2ヶ月である。2ヶ月を経過すると、アメリカ議会の承認を得なければアメリカ大統領といえども米軍を行動させることは出来ない。しからば、アメリカ議会がいつでも日本を守ることを議決してくれるか。私は年がら年中、いわゆる反日法案と言われるような法案が成立するアメリカ議会に、それを期待することは無理だと思う。我が国を侵略しようとする周辺国は、第一撃を加えてアメリカ大統領による日米安保を発動させておいて2ヶ月待つであろう。その後、我が国を本格的に侵略すればアメリカ軍は動けない。アメリカ大統領や国務長官、国防長官などが、尖閣諸島は日米安保の適用対象であると言ったことで安心している場合ではないのである。

戦後の我が国は、東西の冷戦構造という戦後日本の復興にとって極めて恵まれた国際情勢があったことを認識しなければならない。冷戦間のアメリカの第一の戦略目標は、ソ連の封じ込めであった。そのためにアメリカは地政学的に日本列島を必要とした。世界地図をさかさまにしてみれば分かりやすいが、ソ連の太平洋進出を日本列島が完全に邪魔している。また日本の国民生活が安定しなければ、ソ連の盾にはなれないということで、冷戦間のアメリカは日本の戦後復興にも比較的協力的であった。戦後復興を成し遂げたのは歴代自民党政権の称賛されるべき功績であるが、そのような恵まれた環境が味方していたことも忘れてはならない。しかしどんどん経済発展する中で自民党政権が立党時の綱領に書き込んだ国家の完全独立を次第に忘れていった。「アメリカに守ってもらうのも悪くない」と思い始めたのである。

それでも冷戦終結までは、我が国が国を守るということを忘れた弊害が顕著に現れることはなかった。日米の国益は重なり合う部分が多かったからである。しかし冷戦終結に伴い、アメリカの戦略計画の変更があり、我が国が国を守ることを忘れた弊害が顕著に現れることになった。冷戦が終わって1991年、アメリカの第一の戦略目標は、ソ連の封じ込めから日本とドイツの経済力を抑えることに変更されたのである。アメリカは、もはや世界大戦争が生起する可能性はなくなり、これからは経済戦争の時代になると予測したのである。

経済戦争の時代には日米の国益が一致することはあり得ない。アメリカの言う通りにしていたら日本は損をすることが多い。しかし我が国は冷戦間の惰性から抜け切れずに、日米構造協議、年次改革要望書の交換などを通じて悉くアメリカの言う通りにしてきたのである。それが改革であり、グローバルスタンダードに合致させるということである。この二十年の改革で良くなったものがあるかと言えば一つもないのではないかと思う。改革の結果、みんな悪くなっている。日本国民が次第に安心して暮せないようになってきている。日本は、この二十年、自主的にアメリカの言う通りにしてきたのである。ロシアがある、中国がある、北朝鮮もあるということで、日米関係だけは損なわないようにしようとアメリカに譲歩せざるを得なかった結果でもある。アメリカが悪いと言っているわけではない。国家というものは徹底的に自国だけの国益を追求する存在なのである。アメリカもその例外ではないというだけである。

安倍総理が国防軍構想を打ち出した。政治的な防衛費の増額も戦後初めてのことである。これは自民党立党時の精神に戻るということである。独立国は自主防衛が基本である。自主防衛が出来なければ国策の自由を確保することは難しい。ましていまリーマンショック以降アメリカの力にかげりが見られるような状況があり、今後世界はどのように動くか不透明である。我が国は、今こそアメリカ依存から抜け出して、自分の国を自分で守る自主防衛の体制を強化しなければならない。国家があっての経済活動であることを今一度日本国民は想起すべきである。

私は安倍政権を支持する。安倍政権が崩壊するようであると、日本の再生はさらに困難になり、それこそ中華圏内で虐待を受けながら生活するような国に向かいまっしぐらということになりかねない。朝日新聞などマスコミではすでに安倍叩きが始まっているが、私たちは安倍政権を支えなければならない。彼ら左翼思想の持ち主は、強い日本が出来ては困るのだ。これまでどおり中国などにおもねる政権であってくれることが彼ら敗戦利得者にとっての利益なのである。保守派の国民の中でも一部安倍総理が韓国や中国に弱腰だとかの批判があるが、安倍総理は日本再生に向けて徐々にアクセルを踏み込もうとしている。ここは私たちもしっかりと安倍政権を支える心構えが必要だと思う。

私はこの方の書かれていることの8割は、その通りだと思います。

とくに下に引用する部分には、心からうなずかずにはおれません。

戦後の我が国は、東西の冷戦構造という戦後日本の復興にとって極めて恵まれた国際情勢があったことを認識しなければならない。冷戦間のアメリカの第一の戦略目標は、ソ連の封じ込めであった。そのためにアメリカは地政学的に日本列島を必要とした。世界地図をさかさまにしてみれば分かりやすいが、ソ連の太平洋進出を日本列島が完全に邪魔している。また日本の国民生活が安定しなければ、ソ連の盾にはなれないということで、冷戦間のアメリカは日本の戦後復興にも比較的協力的であった。戦後復興を成し遂げたのは歴代自民党政権の称賛されるべき功績であるが、そのような恵まれた環境が味方していたことも忘れてはならない。しかしどんどん経済発展する中で自民党政権が立党時の綱領に書き込んだ国家の完全独立を次第に忘れていった。「アメリカに守ってもらうのも悪くない」と思い始めたのである。

それでも冷戦終結までは、我が国が国を守るということを忘れた弊害が顕著に現れることはなかった。日米の国益は重なり合う部分が多かったからである。しかし冷戦終結に伴い、アメリカの戦略計画の変更があり、我が国が国を守ることを忘れた弊害が顕著に現れることになった。冷戦が終わって1991年、アメリカの第一の戦略目標は、ソ連の封じ込めから日本とドイツの経済力を抑えることに変更されたのである。アメリカは、もはや世界大戦争が生起する可能性はなくなり、これからは経済戦争の時代になると予測したのである。

経済戦争の時代には日米の国益が一致することはあり得ない。アメリカの言う通りにしていたら日本は損をすることが多い。しかし我が国は冷戦間の惰性から抜け切れずに、日米構造協議、年次改革要望書の交換などを通じて悉くアメリカの言う通りにしてきたのである。それが改革であり、グローバルスタンダードに合致させるということである。この二十年の改革で良くなったものがあるかと言えば一つもないのではないかと思う。改革の結果、みんな悪くなっている。日本国民が次第に安心して暮せないようになってきている。日本は、この二十年、自主的にアメリカの言う通りにしてきたのである。ロシアがある、中国がある、北朝鮮もあるということで、日米関係だけは損なわないようにしようとアメリカに譲歩せざるを得なかった結果でもある。アメリカが悪いと言っているわけではない。国家というものは徹底的に自国だけの国益を追求する存在なのである。アメリカもその例外ではないというだけである。

しかし、私にとって理解不能なのは、田母神氏が、ここまで戦後史の流れを正確に捉えていながら、

特に、冷戦終結後、アメリカの対日戦略が180度転換し、日本がこの20年間アメリカの言う通りにして改革を行った結果、「みんな悪くなっている」、ということが分かっていながら、

どうして、対米隷属を以前にもまして徹底させ、すべてにおいてアメリカに言いなりになり、アメリカに何もかも差し出そうとしている安倍政権に対して、

安倍政権でなければ駄目である。

だとか、

第二次安倍政権が誕生したことは日本にとっての光明である。

といった矛盾した言葉がでてくるかです。

田母神氏は、安倍晋三のことを

自虐史観に捕われていない数少ない政治家の一人

と述べておられますが、安倍晋三が本当に自虐史観に捕われていないのならば、どうして、彼は「戦後レジーム」の開始日であるサンフランシスコ講和条約の発効日を「主権回復の日」などと称して政府で祝おうとするのでしょうか。

サンフランシスコ講和条約の発効日を祝うということは、サンフランシスコ講和条約の遠因である日本の敗戦を祝うことであり、またサンフランシスコ講和条約の発効と、加えて、同日に発効した日米安保条約の発効をもって始まった「戦後レジーム」そのものを賛美し、肯定することにつながるものです。

サンフランシスコ講和条約の発効日を祝うという姿勢の背後には、田母神氏が批判される「我が国はかつて悪の帝国であり、戦後アメリカによって民主主義国に変えてもらったという歴史観」が見え隠れしているではありませんか。

また、

独立国は自主防衛が基本である。

我が国は、今こそアメリカ依存から抜け出して、自分の国を自分で守る自主防衛の体制を強化しなければならない。

というのも田母神氏の言われる通りなのですが、

何でもかんでもアメリカの言いなりである安倍政権に、「アメリカ依存から抜け出して、自分の国を自分で守る自主防衛の体制の強化」などできるのでしょうか。

そもそも田母神氏の記事に、「アメリカ依存」の問題や、「アメリカに強いられた改革」といった問題が述べられていながら、それらの問題が最も具体的な形で私たちの上に降り掛かっているTPPの問題が、まるで存在すらしていないかのように、一言も言及されていないというのは、どういうことなのでしょうか。

田母神氏が掲げられている歴史観や日本のあるべき姿からは、論理的には、

「安倍政権を支持しない」

という結論しか出てこないはずなのですが、

どうして、安倍政権を支持する論客の中から、必ず、このような矛盾した「ダブルバインド」的な言葉や姿勢が見られるのでしょうか。

この奇妙な共通点に、私は、戦慄すら覚えます。

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2013年4月19日 (金)

「TPP絶対反対、安倍政権絶対支持」はドメスティック・バイオレンスに似ている

「彼ら」の洗脳手法(1): ダブルバインド(二重拘束)という記事で、安倍政権や、安倍政権への支持を煽る「インチキな仕立て屋」たちが用いる特殊な話法について述べましたが、この記事に次のようなツイートを寄せてくださった方がいます。

20130419_183928

恋愛関係や夫婦関係において、やさしさと、暴力という矛盾する二つの態度が、同時にもしくは交互に向けられるとき、通常以上に、その関係の中にがんじがらめに縛られて逃げられなくなってしまうというのが、DV(ドメスティック・バイオレンス: 家庭内暴力)ですので、確かにダブルバインドの典型的な例であると思います。

安倍政権も、「国を売る・国を壊す政策」という「暴力」と、「愛国的なスローガン」という「やさしさ」を同時にかかげており、行っている事は、ドメスティック・バイオレンスそのものです。

また、チャンネル桜が掲げる「TPP絶対反対・安倍政権絶対支持」という矛盾したメッセージも、ドメスティック・バイオレンス的です。

チャンネル桜は、ダブルバインド的な矛盾したメッセージを執拗に視聴者に刷り込むことによって、

「あなたの暴力(売国)は嫌い、でもあなたから離れられない」

というがんじがらめの倒錯した関係を、安倍晋三と国民との間に、取り結ばせようとしてはいないでしょうか。

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「インチキな仕立て屋」を演じ続けるチャンネル桜

チャンネル桜は、相変わらず、TPPを批判しながら、TPPを推進する安倍政権を支持し、参院選に勝利させよという、ダブルバインド的な奇怪なメッセージを流し続けています。

上の動画で水島総は、TPPを批判し、別冊『正論』の中の政治アナリストの片桐勇治氏の記事を引用して、これから起きうることとして次のような点を挙げています。

・TPPで日本の主権が弱まる
・地方分権や道州制で日本が分割される
・相続税の強化で日本人の財産が召し上げられる
・労働者の権利が弱まり日本人が奴隷化される

・英語の公用化
・日本円の消滅、ドルとの統合
・日米防衛の一体化による日本の恒久的属国化
・国体の破壊
・日米大学教育の一体化

しかし、水島総は、これらのことを推進する安倍政権について何と述べているか。

「安倍さんはこのこと(TPPの問題)を自覚している。自覚をしているけれども、周りが公明党もいれば、親中派もいれば、竹中平蔵のようなグローバリストもいて、うじゃらうじゃらやってる、これが安倍内閣なんですよ。これを変えていかなきゃいけない。日本を主語にした政府に変えていくためにも、参議院選挙に勝たなきゃいけない。政権基盤作らなきゃいけないということですね。」(3:47)

チャンネル桜は相変わらず、一方ではTPPや対米隷属、新自由主義やグローバリズムに反対すると言いながら、それを推進する安倍晋三を支持し続けろと、私たちに呼びかけています。

TPP、対米隷属、新自由主義、グローバリズムを積極的に推進しているのは安倍晋三自身ですが、チャンネル桜も、三橋貴明氏も、西田昌司氏も、竹中平蔵のようなグローバリストなど、安倍政権の周辺の人々をスケープゴートとして批判することで、安倍晋三自身はあくまでTPPに反対しているかのような誤ったイメージを垂れ流してきました。

「王様が裸である」=「安倍晋三自身がTPPを推進している」=「安倍晋三自身が売国奴である」ことを隠そうと「インチキな仕立て屋」の役割を演じ続けてきました。

チャンネル桜の言う通りに、TPPを批判しながら、TPPを推進する安倍政権を支持し、安倍政権を参院選に勝利させたらどういう結果が待っているか。それは水島総が、片桐勇治氏の記事を引用した上のリストの通りです。

私たちは、引き続き、「正直な子ども」として、おかしいことはおかしいと声を挙げ続けていかなければなりません。

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2013年4月17日 (水)

あなたは、まだ、「安倍さんの交渉力を信じますか?」

TPPで過剰反応している人を見かけたら、「安倍さんの交渉力を信じますか?私は信じますけど、、、」と冷静に問いかけましょう。 わざと騒いでいる輩は工作員なので、3倍の力で叩き潰してください。 http://twitter.com/smith796000/status/305486034291007488

上念司のツイッターでの以前のつぶやきです。

さて、安倍晋三は、国民の信頼に値する立派な交渉力を発揮したのでしょうか。

結果はこの通りです。

にも関わらず、安倍晋三は何と答えたでしょうか。

平成25年4月12日TPPに関する主要閣僚会議

「今般、我が国のTPP交渉参加に関し、日米が合意いたしました。
今回の日米合意は、我が国の国益をしっかり守る合意であったと思います。
TPP交渉参加は国家百年の計です。
TPPは、日本経済やアジア太平洋地域の成長の取り込みといった経済的メリットに加え、同盟国の米国をはじめ、自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有する国々とのルール作りは、安全保障上の大きな意義があると思います。
我が国の国益を実現するための本当の勝負はこれからです。
最強の体制の下、一日も早くTPP交渉に参加し、TPP交渉を主導していきたいと思います。」
(首相官邸ホームページ)

あなたは、まだ、「安倍さんの交渉力を信じますか?」

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2013年4月16日 (火)

化けの皮が剥がれたチャンネル桜

以前、IWJ (Independent Web Journal)の岩上安身氏と、WJFプロジェクトを、単にアルファベットの頭文字が似ているからというくだらない理由で混同して、WJFのことをサヨクの反原発ジャーナリストなどと根拠のない妄言を番組の中で垂れ流したチャンネル桜の水島総ですが、安倍政権の「主権回復の日」式典の政府主催について安倍政権を一言も批判しないというのはどういうことなのでしょうか。

チャンネル桜は、対米従属的な「戦後保守」をかねがね批判し、「戦後レジームからの脱却」の必要性を強く訴えてきたはずです。

サンフランシスコ条約と同時に日米安保条約の発効日である4月28日を、「主権回復の日」と称して、わざわざ政府開催で式典を開催することは、「戦後レジーム」からの脱却どころか、日本政府による「戦後レジーム」の絶対的肯定と、賞賛と、正当化以外の何ものでもありません。

「戦後レジームからの脱却」をスローガンに掲げて衆院選に勝利しておきながら、「戦後レジーム」をわざわざ天皇陛下までお招きして、政府を上げて賞賛し肯定するというのは、天皇陛下や国民を愚弄するにもほどがあります。

対米隷属の開始日を祝うという感覚そのものが、露骨なまでに勝共連合的であり、統一教会的なのですが、このような奇怪な行動をとる安倍政権を全く批判しないチャンネル桜こそ「化けの皮が剥がれた」と申し上げずにはおれません。

あるいは批判する人々が増えていけば、チャンネル桜もしぶしぶ次のように言い始めるのでしょうか。

「主権回復の日」の式典絶対反対、安倍政権絶対支持

安倍晋三にせよ、安倍晋三を「保守・愛国」の権化であるかのように神格化してきたチャンネル桜や他のさまざまな「保守」論客にせよ、安倍政権を全く批判せず、TPPを取り上げず、韓国ネタばかり取り上げてお茶を濁している「保守」ブログにせよ、日本人を愚弄するのをいい加減にやめにされてはいかがでしょうか。

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2013年3月29日 (金)

WJFプロジェクトへの支援を口にしていたチャンネル桜

これからお話しする話は、ずっと胸に秘めていた話です。

私にとっては、そもそも関係のない話であり、私が問題とし批判していたのは、あくまでも、チャンネル桜が日本に亡国をまねくような間違った方向に人々を誘導していることだったからです。

実際に下の動画では水島は、自民党と維新の連立を支持していますが、この二つの極端な新自由主義政党が結びつけば、TPP参加と道州制の導入という目も当てられない惨状が待ち受けていることは、明らかではありませんか。「地方主権」を「地方分権」と呼ぼうと、道州制の危険性は何も変わりません。そもそもなぜ、古き良き日本の形を守るべき「保守」が、令制国に基づく長い伝統をもつ都道府県を廃止して、道州制など導入しなければならないのでしょうか。

しかし、チャンネル桜が、批判に正面から応答するのではなく、WJFプロジェクトを根拠なく誹謗中傷をするという卑怯な手段によって、自分らの正当化を図るのであれば、次のような話にもふれなければなりません。

実際に、チャンネル桜のばらまくウソを信じる人々が現れています。

20130329_140607

これからお話することは、以前支援者の方からメールでお聞きしたことです。

この話を外に出してもよいか、一応確認もとっています。

次のようなメールを以前にいただきました。

こんばんは!
先日、送金させていただきました●●です。丁寧なご返事、どうも有難うございました。DVDをいただけるのを楽しみにしています。 さて、2チャンネルの掲示板で以下のような投稿を見つけましたので、ご紹介したくメールを差し上げた次第です。 かいつまんで事情を申しますと、あるスカパーの放送局で、数年前に、「南京の真実」という、中国の南京大虐殺のプロパガンダを否定する映画を制作するということで、大々的に視聴者に対して寄付を募ったことがありました。結果、短期間で三億以上の寄付が集まりました。ところが、出来上がった映画というのは、中国のプロパガンダに対抗するようなしろものではなく、単に監督の趣味で制作されたような小難しいだけの映画でした。当然、南京大虐殺を否定し、英霊の汚名を雪ぐために役立った面などなく、寄付した多くの人たちの失望をかいました。そして、放送局側では残った資金で第二作を作ると断言しながら、なんやかんやと伸ばしつつ、すでに三年経過。今となっては、映画の話も知らん振り。この時、寄付をした方々がWJFプロジェクトの存在を知り、にちゃんねるに投稿したのが下記です。

313 名前:いちのへ ◆jPpg5.obl6 :2013/02/15(金) 14:56:19.39 ID:zPr1PtfX 水島の人格や性格や言動なんか本当はどうでもいい。人間、人それぞれだ。オレが水島に要求しているのはただひとつ。『お金受け取ったんでしょ? なら、約束通りのものを納品してくださいよ』ということ。出来ないウンタラカンタラと言い訳するならば、1部製作後に残った残金は、『WJFプロジェクト』http://wondrousjapanforever.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-b02c.htmlに転送して頂きたい。こっちのほうのコストパフォーマンスは遥かにまともに思われる。このままじゃ、汗水垂らして作り送った金は全くのドブ銭、送ったカネが1割でも2割でも残っているならこの『WJFプロジェクト』への寄付として転送して欲しいと真剣に思っている。

314 名前:いちのへ ◆jPpg5.obl6 :2013/02/15(金) 15:05:51.34 ID:zPr1PtfX
だから、『映画:南京の真実』の製作資金はどれだけ残っているのか? コレをオレは知りたい。何%残っているのか? ハッキリして貰いたい。オレが送ったカネは邦貨で当時120万円弱くらいだった、残っている割合でこの支援金を『マトモにやっており、効果をあげている』とオレから見て思われるとこに転用したい、ついては送金手数料は差し引いて構わないから転送してくれ、と。3億5千万集まって、2億数千万?使ったとかいってた。それならまだ1億弱残っているのだろう、割合でいけば20%から~25%くらいは残っているような話ぶりだ。オレが出したカネの比率でいけば24万円から30万円は残っている勘定になる、そのくらいあったら、WJFだって少しは運営/製作の足しになるだろう。この連中は真面目でいい仕事をしている。水島の懐にカネを預けていてもタダの死に金だ。

316 名前:てってーてき名無しさん :2013/02/15(金) 15:40:37.01 ID:???
>>313
南京の真実第一部「七人の死刑囚」は、水島氏曰く、「自信作で、上映会で数万人が見た」と言っているが、99.9%は日本人だろう。能と辞世の句と子供。欧米人には何のアピールもしなかっただろう。故にいくら水島氏の言うとおり「七人の死刑囚」が芸術的に優れていたとしても、完全な失敗作。目的は、英霊の汚名を雪ぐことであり、芸術作品を作ることではなかった筈だからだ。第一部の失敗に鑑み、第二部は、欧米諸国にも訴える内容でなければいけないと思うが、水島氏の力量では誰が見ても期待できないと思うのではないだろうか。一方、『WJFプロジェクト』の下記動画。英語版の再生回数は56万回を超える。欧米人への訴求力という意味では、南京の真実とは大違いといえるだろう。

http://www.youtube.com/watch?v=FaOCQ9AQyP0

上記プロジェクトの慰安婦編の英語版の再生回数が少ないのは残念だが、それでも8万回以上。
http://www.youtube.com/watch?v=iwv2qDJ57SY

南京の真実の製作はとりやめて、『WJFプロジェクト』に残金を寄附する方が、寄付者の目的にそっており、日本のためだと言えると思う。いちのへ氏に全く同意する。

実際問題、水島社長のほうが支援金の残りが返還されるとは思いませんが、この投稿が少しでも、そちら様の励みになればと思い、お知らせしました。実はこの私も、上記の映画制作のために、毎月支援を続けてきた一人なのです。そして、また例に漏れず失望した者の一人です。が、今回WJFプロジェクトを支援できるようになって、嬉しい限りです。他の動画も全部見せさて頂きました。本当に見事なものばかりですね。ブログもいちいち納得することばかりです。

TPPと安倍総理・・・まだまだ慰安婦問題・・・いろいろと作成しなければならない動画が目白押しの様子。殆どボランティアでしょう。本当に頭が下がります。これまで支援する先が間違っていました。もっと早くにWJFプロジェクトを知ってしたなら・・もったいないことをしたと悔やまれます。でも、今後は支援を続けさせていただきます。陰ながら、応援をしています。

では、ご自愛の上、お過ごし下さいね。

こんにちは!安倍総理のTPP交渉の最新記事、読ませていただきました。気の利いたコメントを入れたいところですが、あいにく能力不足でそれが出来ず、申し訳なく思います。 ところで、今回お伝えしておきたいことが生じましたので、メールをさせていただきました。前回のメールで、2チャンネルのいちのへさんからの投稿をご紹介しました。チャンネル桜が制作した「南京の真実=七人の死刑囚」の映画の資金の残金から、プロジェクトへ転送振込みして欲しいという意見です。私は彼の意見に大賛成です。そこで、駄目もとで以下のメールを桜側に送ってみました。 送金済みの報告でないことを、先ずはお詫び致します。「チャンネル桜エンタテインメント」の設立直後から、毎月映画の支援をし、「七人の死刑囚」のDVDも頂いた者です。さて、その後、第二部の制作が滞っているご様子。ご多忙な社長故、なかなか先に進めないのは理解出来るのですが、やはり支援していた者としては、制作の遅延は大変残念なことです。そこで、提案といいますか、お願いがあります。以下のプロジェクトに、少しでも映画制作の残金から、ご支援してはもらえないでしょうか? 素人の方の制作ではありますが、海外への発信、その威力はかなりあるものと思っています。どうかお考え下さいますよう、お願い致します。

『WJFプロジェクト』
http://wondrousjapanforever.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-b02c.html

すると、昨晩、この件に関して桜の事務方から電話が入りました。話はこうでした。WJFプロジェクトは良い仕事をしていると認めてくれた上で、南京映画の支援資金から、WJFプロジェクトへの流用は出来ないとのこと。ただし、チャンネル桜として、WJFプロジェクトを支援するかどうかという話し合いを社内で持つということでした。結果が出たら、また電話でご連絡しますとのことでした。そして、同様の意見を他にも2~3頂いているとのことでした。

ただ、投稿者、いちのへさんの考え通り、映画資金の残金が少しでも、WJFプロジェクトに転送振込でもされるならば、特定団体からの支援は受けないという、WJFプロジェクト側の趣旨に反することではないでしょうが、チャンネル桜としての支援ともなれば、その趣旨に反することになります。また、WJFプロジェクトが、桜に利用される危険性だってないとも限らないと思います。いずれにしても、仮に桜内で支援の話が進んだとして、それを受けるかどうかはそちらの判断次第です。

チャンネル桜として、WJFプロジェクトを支援するかどうかという話し合いを社内で持つ運営資金を寄付頼みにしている状況で、このような提案がなされるのは、全く予想外のことでした。

もしかしたら、良かれと思って行なったことが、余計なおせっかいになってしまったかもしれません。そこで、このようなことがありましたということで、とりあえずご報告をしておこうと思いました。

では。

このメールに対して、私は、チャンネル桜から支援を受けることはできませんとお答えしました。

南京の映画に関する話は、あくまでチャンネル桜とその支援者のみなさんの間の問題であり、WJFプロジェクトとは全く関係のない話ですのでそのことを問うつもりはありません。WJFプロジェクトも慰安婦の動画の完成が遅延しており、このことを問えた立場にありません。またお金が絡むややこしい問題に、頭を突っ込みたくありません。

繰り返しますが、南京の映画を巡るチャンネル桜と支援者の方たちとの間のトラブルは、WJFプロジェクトは無関係ですので、この問題に関与する気はまったくありません。私はこの問題に関心すら持っていません。この問題については今後、一切言及するつもりはありません。

私が問いたいのは、次のことです。

チャンネル桜は「反原発のジャーナリスト」を支援されようとしていたのか?

上のメールを戴いたのは2月半ばのことです。私が既にチャンネル桜への批判を展開していた時期です。チャンネル桜はWJFプロジェクトを内部に抱き込んで黙らせようとした。それができないから「反原発」の偽りのレッテルを貼りはじめたということなのでしょうか。

チャンネル桜は、亡国の危機をまねいている自らの煽動活動についてなされている批判に対して、「ハエ」と呼んで握りつぶしたり、批判者を誹謗中傷したり、「サヨク」や「反原発」や「工作員」という偽りのレッテルを貼ることによって、自らの正当化をはかるべきではありません。

私が問いただしたいのは、ただ一つ、この一点のみです。

私の目的は、チャンネル桜を中傷することではなく、日本を守ることです。

しかし、チャンネル桜が日本に亡国を招くような方向に人々を誘導しているのであれば、私は日本を守るために、徹底してチャンネル桜を批判しないわけにはいかない。

愛国者として、国を守るために、それが仮に力のない個人のささやかな抵抗であったとしても、そうしないわけにはいかないのです。

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水島総氏、ウソをつく

チャンネル桜の水島総氏。

彼は、一体どうされたのでしょうか。

相当、余裕を失くしている様子です。

しがない個人が運営するこの泡沫ブログに、鋭い怒りの牙を剥いておられます。

上の動画で、WJFプロジェクトを名指しにして(と理解してよいと思います)、彼は二つのウソをついています。

1. WJFプロジェクトが、チャンネル桜の映像を無断使用したというウソ
2. WJFが、反原発のジャーナリストであるというウソ

1のウソに関しては、作品リストに掲げている動画をお調べいただければ、チャンネル桜の映像を使用していないことは簡単に確認していただけると思います。そもそも日本を弁護するために外国人にむけた動画を作るのに、チャンネル桜の番組を見せることが効果的な方法であると私は考えていません。

私はチャンネル桜の著作権を侵すどころか、下のように韓国人が、チャンネル桜の映像を悪用して、日本を貶めるような動画をYouTubeで拡散しているのを見つけるたびに、チャンネル桜に連絡をして、著作権侵害を理由にYouTubeに削除申請を出すようにお願いをしていた人間です。韓国人たちがこの動画をアップロードするのを即座に発見して、チャンネル桜に通報することが、一時期の私の日課だったのです。このことは、チャンネル桜のスタッフの方がご存知です。彼らとのやりとりも、YouTubeのメッセージの履歴に残っています。そのように、チャンネル桜の著作権を守ろうとささやかな努力を行っていた当の人間を指さして、「チャンネル桜の著作権を侵害している」などというウソを世間にばらまくことは、正しいことでしょうか。

2のウソに関しては、私は反原発のジャーナリストではありません。仮に私が反原発のジャーナリストであるならば、このブログの読者はどなたもご存知のように、私は反原発という自己の信念を隠すことなく、堂々とこのブログの上で論陣を張っているはずです。私は自分の信念を隠すようなタイプの人間ではありません。私が自分の信念を隠すような人間であるならば、そもそもこれまで多くの保守の人々に支えられてきながら、その保守の人たちが信奉していた安倍晋三や、自民党や、チャンネル桜を批判したりはしなかったでしょう。私は損得勘定によって何かを口にしたり、口を閉ざしたり、器用に意見を変更できるような人間ではありません。人とぶつかっても自分の言いたいことはいいますし、心から自分の信じることだけをこのブログで語ってきたつもりです。

また、仮に私が反原発だとして、それが一体何だとおっしゃるのでしょうか。

「反原発=サヨク=人非人」

と、おっしゃりたいのでしょうか。私自身は、反原発ではありませんが、反原発の立場を取る同胞に対して、そのような根深い偏見を持つということは、全く理解できません。むしろ、冷戦が終わって20年も経つのに、いまだに「ウヨク」、「サヨク」という言葉を振りかざして、「保守」の立場を矮小化させてしまうような、そもそも私たちが何を守るべきであるのかすらも分からなくさせてしまうような「保守」のあり方を、これまで繰り返し批判してきました。

どうして冷戦的二極構造は日本に有効でないか
インチキ「保守」の見分け方
架空の「保守」とリアルな保守
「愛国者」の二つの意味
国賊チャンネル桜: 本当に守るべきものは何か

水島氏は、WJFに反原発の偽りのレッテルを貼ることによって、ご自身の立場が、私が批判するところの冷戦二極構造的、時代錯誤的な矮小化された「保守」に過ぎないことを、ご自分の口を通して暴露してしまってはいないでしょうか。

それにしても、私にはどうしてもわからないことがあります。

一体、なぜ、水島氏はこのようなウソをわざわざつく必要があるのかということです。どうして、人間としての誇りを捨て、ウソつきに身を落としてまでも、安倍晋三を守らなければならないのでしょうか。

水島さん、ご安心ください。

あなたが心配されなくても安倍晋三は参院選に圧勝することでしょう。
そして私たちの愛する祖国、日本は、TPPと道州制と、ありとあらゆる新自由主義的な構造改革によって、彼らがもくろむ通り、手際よく破壊されていきます。

私たちは、それに対してささやかな抵抗を試みている力のない個人にすぎません。
ですから、私たちのことを、そんなに恐れないで下さい。
そして、どうかウソをつかないでください。

あなたは何も心配なさらなくてよい。
安倍晋三を支える巨大な力は、私たち力のない個人が歯向かったところで、びくともしないことぐらい、私たちは、ちゃんと理解しております。
しかし、たとえそうであったとしても、何も言わずにすますには、私たちは自分たちの国を愛しすぎています。

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2013年3月14日 (木)

チャンネル桜は知っていた

昨年の12月23日にチャンネル桜によって開かれたシンポジウム「新内閣誕生とこれからの日本」。

その中で、チャンネル桜の水島総は次のように発言しています。

「やっぱり一番問題になるのは、さきほど小坂さんが言ってくれた問題です。これから竹島の問題、政府主催をやめました。それからTPPも交渉には参加する形になると思います。」(5:27)

安倍政権は昨年の12月26日に成立しましたが、水島総は、その前の12月23日の段階で、既に、安倍晋三が「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、TPP交渉参加に反対」などと国民の目をごまかす公約を掲げてきた裏で、TPP交渉に参加する意思を持っていたことを知っていたということになります。

つまり、チャンネル桜は、表向きはTPP反対を掲げてきましたが、安倍晋三がTPP交渉に参加する意思を持っていることを十分に知りながら、安倍晋三を真の愛国者として神格化し、人々を洗脳し、その支持へと国民を煽ってきたということになります。そして今だに、チャンネル桜は、安倍晋三への支持をやめてはならない、TPP交渉に参加しても安倍を信じ続けなければならないと人々に訴え続けています。

TPPに反対していた「ハズ」のチャンネル桜が、TPP交渉に参加する意思をもつ政治家への支持を煽る。

この矛盾したダブルバインド的な行動は、チャンネル桜だけでなく、同じくTPPに反対していた「ハズ」の三橋貴明氏や、西田昌司氏らにも見られるものです。彼らが、安倍晋三がかねてより新自由主義に強く傾斜する政治家である、程度の事実を知らないわけがありません。

実際に、一年前の、2012年2月25日放送の『ウェークアップ』という番組の中で、安倍晋三は、TPP交渉参加に賛成であると発言していました。


TPP交渉参加に賛成する安倍晋三 投稿者 HEAT2009

チャンネル桜や、三橋貴明、西田昌司など、TPPに反対している「ハズ」の人々が、安倍晋三を神格化することで、安倍晋三の新自由主義者としての本質が人々の目から多い隠され、多くの人々が、安倍晋三はTPPには参加しないと信じて、自民党に投票しました。

また、三橋氏は、政権発足後、安倍晋三がTPPに前向きであるという報道がなされるたびに「マスコミの飛ばしである」とか、「安倍首相は、バスが発車するのを待っているだけ」とか、「TPP推進派がデマを流しているだけだ」と述べて、人々の不安や怒りの矛先を他のスケープゴートに向けさせ、大きな批判が安倍政権に向けられるのを沈静化させようとしてきました。実際、三橋氏の言葉を信じて次のような動画をつくる人さえもあらわれました。

以前、マインドコントロールから多くの人が覚めつつある、その一つの例として、まさか、右翼と呼ばないで!というブログを取り上げました。

以前、熱心に安倍晋三を支持してきたこのブログが「どう考えても騙されたとしか思えない」ことに気づき、TPPや、TPP交渉に参加しようとしている安倍政権の危険性を人々に伝え始めたからです。

しかし、洗脳の影響はなかなか解けないのか、昨日の記事ではブログ主の八重垣姫さんは、次のように書かれています。

日本に売国奴ばっこする中で、桜の水島さんだけは滅私奉公でやってきました。桜がなかったら 今日本はとっくに潰れていました。私たち全員が安倍さんを見誤ったのだから 水島さんとて他に政治家が居ないのだからその祈りのような思いから 安倍さんを見誤ったとしても 私たちが自らをギロチンにかけないのと同意義で 桜の支援を断つようなプロパガンダは止めて下さい。そういう投稿は私は許さないです。二度と来てくれなくて結構。むしろそういう軽薄な意見こそ保守を潰すからです。私は水島さんは私財を捨てて桜を存続させていると 疑いません。ああいう仕事を続けるのにいくらかかるかプロデュースの仕事をしていたので割合正確に知っているからです。桜を疑うくらいに不明なら 即刻保守ブログ止めます。桜の2000人委員会、どうか今だからこそ実現して力を結集して欲しいです。言わずもがなですが 私は桜の存続で得するわけでも身内でもありません。

ただね、水島さんのことは疑っちゃ駄目ですよ。彼は止むに止まれぬ大和魂でやっているんです。しかも誰よりも私財を投げ打っているのに500円の寄付にお礼を言って頭下げているんだと思います。何を見なくてもちゃーーんと分かるじゃないですか そんなこと。

彼女を始め、コメント欄の人々も、水島総が安倍晋三に騙されたという解釈をしていますが、事実はそうではありません。上の動画で明らかなように、水島総は、安倍晋三がTPP交渉に参加することははじめから分かっていた。分かっていながら、安倍晋三を唯一絶対の愛国・保守政治家であるかのように神格化をし、人々が安倍晋三を信じるように、洗脳を仕掛けてきた。これが事実です。

この客観的な事実を無視して、「水島さんのことは疑っちゃ駄目ですよ。」と人々に呼びかけるというのは、一個人のブログに過ぎないとはいえ、あまりに無責任であるし、日本のこれからに対して、大きな危害を加える行為であると思い、この記事において明確に批判させていただきます。

TPPとは明らかに巨大な「陰謀」です。世界で権力を握る1%の人々が99%の人間を奴隷化しようとしているのですから、これが「陰謀」でないわけがありません。TPPによって、日本という「国民国家」は文字通り解体させられてしまうのですから、これが「陰謀」でないわけがないのです。このような「陰謀」を実現させるためには、国民がTPPの問題に気づいて怒りだすことがないように、国民の目をそらしたり、問題を覆い隠したり、さまざまな仕掛けをほどこす必要があります。実際にそのような情報工作が、長期的、かつ組織的に、日本に対してしかけられてきたのだと理解するべきです。こう述べても「陰謀論だ」と笑えない深刻な状況に今の日本は現実に置かれてしまっているのです。

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