浅田真央選手と建国記念日
完璧なSPの演技でした。
迷いと苦しみを乗り越えての二年ぶりのトリプル・アクセルの成功。
大変苦しい状況の中迎えた建国記念日ですが、願わくは、私たちも浅田選手の後に続きたいものです。
私たち一人一人は、その心の深層に、縄文の森にまでさかのぼる「日本の根」を宿しています。
国を守るということは、なによりも、私たちの心の中の根っこに水をやり、芽吹かせていくことであり、この木がまっすぐに育つように国の形を整えていくことではないでしょうか。
浅田選手のすばらしい演技も、縄文の森から生えだした、日本の樹木の一本であったと思います。
浅田選手がもくもくと練習に取り組んでいた時、おそらく彼女はもっとも力強く、私たちの国を守っていてくれたのだと思います。
他国の悪口を言うことが、国を守ることではありません。
特定の人物や政党を神格化し、狂信することが国を守ることではありません。
憎悪や狂信ではなく、浅田選手のように、自分の心の中の深い「日本の根」から、本当の意味で国を愛し守る行動を起こす人々が、もっともっと現れますように。
そして、どうか、この苦難を切り抜け、この森がいつまでも豊かに繁茂しますように。
そう強く願います。
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