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2013年7月の58件の記事

2013年7月31日 (水)

ニコニコで見つけた二つの動画

ほげほげさんの新しい動画。

TPPのことも、道州制のことも、消費税増税のことも、アフラックと郵便局との提携も何にもふれない似非「保守」ブログ。

国内の問題から目をそらすために、反日国に人々の注意を向けようとする、日本の似非「保守」のこのやり方は、反日国のやり方とまったく同じではないか。

ほげほげさんの、鋭い指摘の通りです。

ほげほげさんと同じ意見を、WJFプロジェクトも以前に掲げたことがあります。

角を矯めて牛を殺す

「韓国と対称性を描くな」と、WJFプロジェクトもずっと呼びかけてきましたが、なぜか韓国と同じことをするのが大好きな日本のインチキ「保守」。

日本を守るふりをしながら、二元的思考だの、属国根性だの、非日本的なスピリットを日本人に植え付けて、日本を破壊しようとしてきた日本のインチキ「保守」。

こういうことだから、某朝鮮カルトが日本人を煽動しているという話に、私はうんうんとうなずかざるを得ないのです。

多くの日本人が、朝鮮カルトにゆがんだ愛国心を吹き込まれて、彼らの操り人形になってしまっています。

ほげほげさんの健全な動画に対して、下の動画はなんでしょうか。

KAZUYA氏によれば、安倍晋三を批判する人間は、「偽装転向コミンテルン」なんだそうです。

KAZUYA CHANNELは、チャンネル桜のソフトヴァージョンに過ぎないことを露骨に表すようになってきました。

一体、安倍の売国ぶりをみて、真の愛国者であれば、誰が黙っていることができるというのでしょうか。

自民党の姑息な大衆煽動のやり方は、カルトの洗脳手法そのものです。

「自民党」は日本の政党ではない

改めてそう思います。

民主党の政治がひどかったことは、自民党がすばらしい政党であることを全く意味しません。

いつ日本人は、この単純な事実に気づくのでしょうか。

いつ日本人は、自分たちの手に政治を取り戻すのでしょうか。


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2013年7月30日 (火)

息を吐くように嘘をつく人々(2)

息を吐くように嘘をつく人々第二弾です。

下は、2chのあるスレッドで展開されている会話です。

安倍総理をマスゴミから守る会★198
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1375063344/

76 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 22:41:35.92 ID:93i0q89QO

2chで安倍叩き&自民党叩きをしている、工作員荒らしの正体。
※WJFプロジェクトは反TPP をチラつかせ、
TPP で日本潰れる-乗っ取られる-と ドンチャン騒ぎ、解決策はといえば→共産党を支持しよう!とウケでも狙ってるというのかのようなバカバカしさ…!
支那丸出し!!怪しさ炸裂!
コシミズ一派と同一の主張。つまり統一教会の工作員。レイシストしばき隊&反原発団体とも仲良し(爆笑


79 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 22:58:40.10 ID:+UNcA9J90

>>76
2chで安倍叩き&自民党叩きをしている奴は山ほどいるよね
それが皆WJFプロジェクトの関係者ってこと?
どんだけ巨大な集団なんだよWJFプロジェクトは


83 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 23:14:23.25 ID:93i0q89QO

>>79
WJFプロジェクトが巨大では無く、総連、民団、左翼、支那、過激派など反日の先兵の一つてこと。
ココの荒らしが良く使う
「統一教会連呼」
のイカサマソースは
WJFプロジェクト出ってパターンが多い。
安倍氏を韓国に結びつけて叩くWJFは
「支持政党は?」
って質問をすると、頑なに沈黙。
WJFプロジェクト=韓国=北朝鮮=支那=日本人反日左翼=統一教会
大体敵対勢力を
「統一教会認定」
して叩くのは、統一教会工作員の良く使う手。


92 :可愛い奥様:2013/07/29(月) 23:55:47.91 ID:+UNcA9J90

>>88
内容を見る限り、統一教会と繋がりがあるからというよりも、TPP推進だから安倍批判してるように見えますが
根本の主張はこのスレとさほど変わらない
例えば問題だと指摘するこれら
1. 他国によるプロパガンダや噓の流布に対応しない政府
2. 外国人勢力に支配されたマスコミ
3. 愛国心をめざめさせないように注意深く配慮してなされる教育
は、このスレでもしょっちゅう出てくる話題だよね

唯一の違いは、安倍総理を愛国者と捉えるか売国者と捉えるか、だね


94 :可愛い奥様:2013/07/30(火) 00:05:07.91 ID:igZ9t5rrO

>>92

WJFプロジェクトは、右派が安倍氏を叩いてると言うものではない。TPPという、安倍政権のアキレス腱をピンポイントに、徹底的に叩く、統一教会連呼する、他の左派の批判は後回しw
結局「右派っぽい」
集団が安倍氏を叩いたら、同じ「日本人の保守層」が安倍氏から離反する
という戦略臭がプンプン(苦笑い

後レイシストしばき隊と仲良しだし、反原発団体とも繋がりが有るのも、怪しい

安倍信者によると、WJFプロジェクトは、統一教会の工作員であり、総連、民団、左翼、支那、過激派など反日の先兵であり、レイシストしばき隊&反原発団体とつながりがあるそうです。

私は知り合いに、統一教会の人間も、しばき隊の人間も、反原発団体の人間も、過激派の人間も一人もいないんですが、安倍信者は、どうして平気で嘘をつくのでしょうか?

私たちも、自民党や安倍政権を厳しく批判していますが、偽りのレッテルを貼ったり、偽りの情報をもとに批判したことは一度もありません。きちんとソースと根拠をあげて批判しています。

安倍信者は、「嘘をついてはいけない」程度の道徳を知らないのでしょうか。

なぜ、安倍信者は簡単に嘘をつくのか。その理由は明白です。安倍政権自体が、嘘の上に成り立っているからです。単なる売国奴を、愛国政治家であるかのように集団で祭り上げて国民を欺き、国民が何が起きているのかも判断がつかない隙に、早業でどんどん売国を進める。安倍政権が真実に依拠しているのであれば、ぴんからきりまで、こうもいろいろな人間が、入れ替わり立ち替わりぺらぺら嘘をつく必要はないはずです。安倍晋三本人や、その支持者たちがこうやって恥じらいもためらいもなく嘘をつくという事実そのものが、安倍政権の本質を如実に物語っています。

意味がわからないのは、彼らが自民党を批判することを「反日」と見なすことです。いつから、「自民党=日本」になったんですか。自民党ってそんなご大層な政党なんですか? 自民党がこれまでやってきたことを全部ふりかえってみればよい。「自民党=日本」なんて笑わせるんじゃないですよ。朝鮮の反日カルトの傀儡の売国政党に日本を名乗られてはたまったものではありません。日本を勝手に乗っ取らないでください。

もし安倍政権が、日本のためになる、まともな政策を掲げているなら、背後に何がいてもよい。実際に安倍がめちゃくちゃなことをやろうとしているから私たちは怒っている。それだけの話です。

TPPで大騒ぎしている? 安倍の壊国政策はTPPだけではありません。道州制、移民推進、なんだか特区、水道の民営化、電力自由化、児童ポルノ法案、首切りやただ働き残業の自由化、消費税増税、カジノ解禁・・・

日本を守りたいと思う人間が、こういう政策に対して批判の声を上げるのは当たり前のことです。 むしろ、これらの売国政策に対して目をつぶり、批判の声を上げないことこそが「反日」ではありませんか?

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2013年7月29日 (月)

『慰安婦神話の脱神話化』第二部: 作業進捗

「『慰安婦神話の脱神話化』第二部: 実際に何が起きなかったのか」の主旨は、パリセイズパークの慰安婦碑に展開されている韓国側の主張がいかに事実とかけ離れているかを示すことにあります。

慰安婦碑に書かれている主張を次の三点に要約し、反論していきます。

1. 全ての慰安婦が自分の意志に反して強制されたのか
2. 慰安婦は日本軍による無差別な拉致によって集められたのか
3. 慰安婦は日本政府の決定と命令に基づいて強制されたのか

彼らの慰安婦碑は、下のような黒板に変貌し・・・

Blackboard3

黒板の上で、畳み掛けるように、反論が展開されていき・・・

Blackboard4

最後は元の慰安婦碑に戻って、彼らの主張がいかに荒唐無稽なものであるかが、対照的に示されるという展開です。

Blackboard1

完成を、お楽しみに。

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2013年7月27日 (土)

「安倍真理教」から目覚めた方からいただいたうれしいコメント

「日本が心配」さんから、うれしいコメントをいただきました。

私は安倍総理がアメリカでTPP参加表明するまではチャンネル桜などの誘導で安倍さんや自民党を支持していました。昨年の衆議院選挙の時は地元の自民議員の講演会にも自ら出かけ、選挙はがきも友人を洗い出して出したし、自民応援チラシもポスしてきました。安倍さんの本を買い、周りの人にも自民しかないと電話依頼もしました。

チャンネル桜などの政治に無関心層の取り込みは大成功だったと思います。私はすっかりはまっていました。でも安倍さんのTPP参加表明とチャンネル桜の水島さんが安倍総理やTPPを批判しない豹変した態度は到底受け入れ難く許されませんでした。そんな頃こちらのブログやよしふるさんの動画で本当に後ろ盾のない純粋に日本を大切にしている人たちが日本を守ろうとしていると感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ブログ紹介のチラシをしっかりポスさせていただきました。これからもチラシの紹介があればポスさせていただきます。政治に無関心の私が日本の危機を自覚した以上政治に背を向けることはできません。ネットを通じて政治に関心を持つ人が増える中、安倍支持者達はこれからも死に物狂いで、仲間の取り込みに力を入れることでしょう。私はチャンネル桜などの運動によって政治に関心を持つようになったことはよかったと思います。こんな私がチャンネル桜や自民党の態度が許せないと180度の心変わりをしたことは政治の知識が増えたことの現れかなと思います。相手は組織があります。対立している左翼系宗教組織は組織は〇〇の命より大事だ。組織があるから〇〇〇〇が発展したと言っています。民団、総連、統一教会、創価学会など大組織、他に小さい組織もいろいろあります。

それなのに日本を本当に大切に思う人の組織がない悲しさ、かろうじてWJFさんやよしふるさんがブログや動画で日本を守ろうとして発信してくださっている尊い場所。この場所を団体で攻撃してくる異常さを目の当たりにして日本人の味方は少ないと感じました。でも、尊いこの空間をなくしたくない。ここに辿り着く人たちがどんどん増えて欲しいです。そして気がついたら日本を救う大きな力になっていた なんてそんなことになったらいいですね。

実は私は「日本が心配」さんが、今年の三月に「洗脳」から覚めかけていたときの様子を知っています。my日本で、安倍への信頼と疑念の間を振り子のように行ったり来たりしている様子を見ていました。(当ブログへのリンクが張られていたので逆にたどる事ができたのでした。)他のメンバーが、「WJFプロジェクトは反日サイトだから信じるな」と必死で説得していた様子も知っています。私自身は何も話しかけることもなく、ただブログの記事を書き続けていました。宗教と同じで、彼らは、仲間になって一人の人をまるめこんで脱会させないようにします。安倍政権は「宗教のようなもの」ではなく、文字通りの宗教です。宗教の信者が、他の宗教に「邪教」のレッテルを貼るのと同じで、彼らは安倍政権を批判する人々に「反日」とか「左翼」というレッテルを貼って、信者たちが、安倍への信仰を失わないように見張っています。勇気を出して事実を見つめ、「安倍真理教」から脱会する信者がこれからも増えていくことを願うばかりです。

(my日本には、安倍信者を脱マインドコントロールさせようと、戦っている方たちがいます。がんばれと申し上げます。)

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ジェームス・アワーと双頭の鷲作戦

ジェームス・アワーというアメリカ人が、産經新聞に寄せた記事が話題になっています。このアメリカ人は、慰安婦問題や靖国問題など、日本を苦しめている「歴史問題」について、日本の肩を持つ意見を述べてくれています。

ジェームス・E・アワー 日韓の間の「真実の話」をしよう

□ヴァンダービルト大学 日米研究協力センター所長

先月、朴槿惠大統領の強力な支持者である韓国政界の長老の招きで3日間、ソウルを訪れた。韓国の政治家、政府当局者、経済人たちと、頼んで面会し、北西沿岸にある韓国海軍基地の訪問にも招待された。残念なことに、会った韓国人のほとんどが日本について否定的な見方をしていた。

 ≪慰安婦は韓国だけにあらず≫

 1998年に日本の小渕恵三首相と韓国の金大中大統領(いずれも当時)が、過去の問題に終止符を打って前に進むという合意をして共同声明を発表したときとは、彼らの意見が明らかに様変わりしたのはなぜかと問うた。

 会った韓国人たちの大半が、自分たちの姿勢は98年から変わってはいないと主張し、そうではなくて、現在の自分たちの態度は、慰安婦問題や安倍政権の高官たちによる靖国神社参拝、そして竹島に対する日本の立場といった、歴史問題に対する日本人の無神経さのせいなのだ、と答えた。

 私は、今の日本、韓国または米国の指導者は誰も45年の戦争終結まで中国で行われた売春の慣行を許していないと述べた。

 正確な数字は手に入らないものの、貧農の親の意思によって身売りされたり、他の手段で募集されたりして、日本兵たちに性サービスを提供していた韓国の女性の数が、日本や中国、他の国々からのそうした女性の数よりも多かったということはあり得る。

だが、それは韓国人を対象に絞った計画ではなかったし、戦時中のこの事業で犠牲となったすべての国籍の女性が被った真の苦痛について、日本が心から悔いていることは疑う余地がない。

 この時代の日本では売春は合法であり、占領期の日本でも性サービスは米軍に提供されていた。起きたことは正しかったとする事実ではなく、当時の規範が現在のものとは遥(はる)かに異なっていたということを示す事実である。

 日本政府高官たちが靖国神社に参拝することに関しては、日本の指導者たちは、一部が神社にその名を列せられているA級戦犯をたたえるために行くのではなく、ましてや、日本として他の国々に謝罪した行為をたたえるために行くのではない、と私は言った。それよりも、中国政府がするような外国からの些細(ささい)な国内批判さえ忌み嫌う国が、国家に尽くして死んだ日本の兵士たちに敬意を表す神社に日本の政治家が参拝するのを批判することは大いなる矛盾のように思う、と私は話した。

 ≪靖国とアーリントンは同じ≫

 米バージニア州にあるアーリントン国立墓地は、米大統領や、日本や韓国を含む多くの外国の指導者たちが訪れる。埋葬されている兵士の中には南北戦争中、奴隷制を支持する南部のために戦った者がいるにもかかわらず、である。今日、先進的な世界の大方で奴隷制は容認されていないが、それを信奉した南軍の兵士たちは墓地から排除しなければならない、と要求する者は誰もいない。

韓国人と話し合って最も厄介な問題は竹島だった。私は、日本に有利な法的根拠ゆえ竹島に関する日本の見解は変わりそうにないとしつつ、日本が竹島から韓国兵を駆逐すべく自衛隊を派遣することは決してないと思えるのになぜ、韓国はこの問題について心配するのをやめないのかと聞いた。返ってきた唯一の答えが、竹島が間違いなく韓国に帰属することに日本人は同意すべきだと韓国人は考える、というものだった。

 日本への不満を何ら耳にすることがなかったグループが1つだけあった。韓国海軍基地を訪ねた折である。北朝鮮魚雷で撃沈されたコルベット艦(哨戒艦)「天安」を見た。そこで会った韓国海軍将校たちは、政治は話題にしなかったものの、危険で予測不能な北朝鮮の振る舞いに対して、日本の海上自衛隊そして米海軍と協力する必要を現実的に語った。

 ≪日清、日露の韓国への貢献≫

 韓国の姿勢を改善するために何ができるだろう。生まれたソウルに住んでいて、ヴァンダービルト大を卒業して以来20年以上、ソウルで働いている私の教え子の1人が、日本人は韓国人が劣等感を克服するまで忍耐しなければならないだろうと話した。残念ながら、それは当たっているのかもしれないが、朴大統領は安倍晋三首相と折り合いをつけることができるだろう、と私は期待する。

 これは日本人が決して口にしないことだが、日本が清国と戦って1895年に同国を打ち負かし、ロシアと戦争して1905年に同国を破ったのは同じ理由からだったということは、韓国人にとって一考に値するだろう、と私は思うのだ。日本は反韓国ではなかったが、韓国が清国に支配されることを、あるいはロシアに支配されることを恐れたのである。

 もし清国が最初の戦争に勝っていたら、韓国は現在、中国の植民地になっているかもしれないし、もしロシアが次の戦争に勝っていたら、韓国はロシアの植民地になっているかもしれない。日本の勝利はとどのつまり、韓国を自由市場経済の民主主義国という今日の地位へ導いたのである。(産經新聞2013年7月26日)

どうして、この時期に、このような記事をマスコミがあげてくるのか。「批判的に聞く」姿勢を持たないと、私たちは簡単に操られてしまいます。ジェームス・アワーという人物の背景について、わだつみさんがコメント欄で有益な情報をくださっています。

産経のジェームズ・アワーの記事について、あちこちで「まとめ記事」が乱立していますね。いつものB層を一喜一憂させて思考停止させておくやり方です。

アワーは記事にあるように、現在はヴァンダービルト大学教授ですが、以前はアメリカ国防総省国家安全保障局の日本担当でした。所謂ジャパン・ハンドラーです。この人の「マブダチ」が駆逐艦の名前にもなっているアーレイ・バークと阿川尚之(小物ですが)です。中田安彦氏著書「ジャパン・ハンドラーズ」から少し引用してみましょう。

(引用ここから)
阿川尚之という人は、アメリカ留学時代に「ソフト・パワー」でコロリとやられてしまったポチ保守言論人の典型である。彼の『アメリカが嫌いですか』(新潮社)によると、海軍士官だった父親の阿川弘之(作家)もロックフェラー財団の招きで渡米したら、すっかり親米派になってしまったという親子二代にわたるカウンターパーツだ。
(引用ここまで)

中田安彦氏のブログとツイッターは、彼の個人的意見は置いておいても、「人脈ネットワーク」の事実関係の情報のためにチェックしておいてもいいかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/
https://twitter.com/bilderberg54

これは典型的な「双頭の鷲作戦」と見るべきではないでしょうか。

「双頭の鷲作戦」とは下のようなものです。

これは、日本で言う「マッチポンプ」というものである。仲間を善者と悪者に分ける。悪者は徹底的に社会で悪さを働く。それに対して善者は悪者をやっつける振りをする。そうやって、社会に善者のいうことを信じさせる。しかし、善者も悪者も本当は仲間なのである。

この方法は、西洋社会では俗に「双頭の鷲」作戦と呼ばれる。倒したい相手に対して、善い方と悪い方の双方からアプローチし混乱させて相手を滅ぼすという、かなり古典的な方法であるようだ。欧米の白人が文化的に持っている悪徳な方法である。当然、人に対しても同じような演出をして、その人を自分たちの都合いいようにもてあそぶ。この方法によって欧米の白人男性などにもてあそばれる日本人女性は数知れない。

(井口和基の公式ブログ: http://quasimoto.exblog.jp/10770831/)

日本を「歴史問題」で苦しめているのは、中国や韓国のような「特亜」の国々だと誤解している人々が多いのですが、「歴史問題」の根源は東京裁判を司ったアメリカです。戦勝国アメリカが作り上げた都合のよい歴史観の上で騒いでいるのが中国や韓国のような国々であるというにすぎません。

ジェームス・アワー氏は、今回、日本の立場に理解を寄せる記事を書いてくれているわけですが、「野蛮なる極悪非道の日本を、正義の民主主義国家アメリカが打ち倒し、まともな国になるよう教育し改造してやったのだ」という、戦勝国アメリカが作り上げた歴史観が改訂されているわけではありません。

「歴史問題」で、中国・韓国に日本をさんざん叩かせておき、正義の味方のふりをして日本人の前にさっそうと現れて、アメリカへの傾斜を促し、さらに「構造改革」を押し進める。

「自虐史観と構造改革」「対日包囲網と冷戦脳」という記事でも述べましたが、GHQによる占領統治下でも、アメリカは「日本は前近代的な悪の国家だった」という洗脳を日本人に対して行った上で、日本の国家改造を行いました。

「歴史問題」と「構造改革」が、このように連動していることを、私たちは片時も忘れてはなりません。

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自民党のネット工作からにじみだす「非日本的」なる精神

自民党が、ネット監視とネット工作を熱心に行っていることは、様々な報道と実体験を通じて、皆さん既にご存知のことと思います。

夏の参議院選挙でネット選挙運動が解禁される。自民党の安倍首相は去年1月からフェイスブックを活用し夫人との写真から成長戦略まで発信。フォロワーの数は35万人を超える。ネットを組織的に活用しようとする自民党は選挙に向けたネット対策チームの対策が整いつつある。先週開かれた会議ではネットで政策がネジ曲がって伝わることなどを危惧する声が上がった。また炎上は大きな打撃となる。このため自民党はすべての候補者の書き込みのチェックを分析業者に委託する。

(NHKニュースウォッチ9: 2013年5月28日)


ネット監視チーム設置/中傷対策で自民党

自民党は19日午後、インターネットを使った選挙運動が解禁される参院選に向け、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷を監視する「トゥルースチーム」を党本部に設置した。平井卓也ネットメディア局長のほかIT企業関係者、弁護士らで構成した。

チームは、候補者のホームページや交流サイト「フェイスブック」、短文投稿サイト「ツイッター」の書き込みをチェック。中傷などの問題を発見すれば候補者に連絡して対策を講じる。

19日夜には、党支援のボランティア組織「自民党ネットサポーターズクラブ」(J―NSC)の総会を開催。小池百合子広報本部長は参加した会員約200人に「ネット活用が解禁されるので、みなさんの力を得たい」と協力を要請した。

(香川ニュース: 2013年6月20日)

上の記事が発表された直後の6月29日、自民党の平井卓也ネットメディア局長自身が、ニコニコ動画で、「黙れ、ばばあ」と書き込みを行い、下のようなネット工作を行っていたことが発覚しました。

自民・平井氏ネット党首討論に投稿 福島氏に「黙れ、ばばあ」

自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員が二十八日、インターネットで生中継された党首討論で、他党の党首の悪口を書き込んで投稿していた。 

ネット中継はインターネット動画サイト「ニコニコ動画」で行われ、スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンから書き込んだメッセージが即時に画面上に流れる仕組み。動画の雰囲気にも影響する。

中継会場で討論を聞いていた平井氏は、社民党の福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」、日本維新の会の橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」などとスマートフォンで書き込んだ。一方、安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。

平井氏は本紙の取材に「申し訳なかったが、(国会の)やじみたいなものだ。画面には流れていなかったはずだ」と述べた。

(東京新聞: 2013年6月29日)

自民党は「自由」や「民主主義」を標榜する政党ではなかったのでしょうか。どうして、彼らには、異論を持つ人々に対する敬意や寛容さがないのでしょうか。安倍晋三自身がそうです。彼は6月9日、自らの街頭演説の場所に、先に居合わせていた反TPPの集会を行っていた人々に「左翼」のレッテルを貼って「恥ずかしい大人たちの代表」と評しました。

「渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥ずかしい大人の代表たちでした。」

国を憂えて集まって声を上げている国民のことを、総理大臣が「恥ずかしい大人たちの代表」と呼び捨てるとは一体何なのですか、これは。(この安倍の街頭演説の経緯については、こちらの記事にまとめられています。)

安倍晋三や、ネトサポ工作員を率いる平井卓也衆院議員自身がこの有様ですから、末端のネトサポ工作員の質の悪さは推して知るべしです。ニコニコでずっとがんばってこられたよしふるさんが、これまでの感想を下の動画にまとめていらっしゃるのですが・・・

コメントを読んでごらんなさい。

・ざまああああああああああああああああああああああああああ
・よしふるの頭の中が中京工作員と同じだ
・よしふるへの支持がなかったことが証明されたねざまぁああああああ
・言い訳はいいからもう動画あげるなこのクソが
・だまれクズ
・だっせwww
・←そんな簡単な事も理解できないようだから毎回こんなクソ動画しか作れないんだよお前はw

同じ同胞に対する敬意や同情心、日本人としての気品や慎み深さはここには皆無です。彼らは息を吐くように嘘をつき、偽りのレッテルを貼り、事実をねじ曲げます。これが日本の「保守」を自称する、自民党の姿です。

私は、「自民党」という政党は、日本人のスピリットをもった政党ではないと下の記事で明言しました。

「自民党」は日本の政党ではない

自民党が日本人の政党でないことは、彼らの醜く姑息なネット工作の手法を通しても、ますます明らかになりつつあります。

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2013年7月26日 (金)

『時間をかけて作り込まれた良質の動画』

ニコニコで、最近下のようなコメントを書く安倍信者をよく見かけます。

誰でも作れるスライドショーを『時間をかけて作り込まれた良質の動画』と恥かし気も無く自分で言い切る教祖様降臨と聞いて飛んで来ましたw

(上のコメントは下の動画に書き込まれていたものです。)

安倍信者は、「WJFプロジェクトとは何か」というWJFプロジェクトの自己紹介のページに書かれた下の文章を見て、WJFプロジェクトを馬鹿にしているようです。

「時間をかけてつくりこまれた良質なコンテンツは、多くの人々によって鑑賞され、やがて世界を作り替えて行く力を持ちます。」

上の文章は、WJFプロジェクトの動画は『時間をかけて作り込まれた良質の動画』だと自画自賛している文章ではなく、「多くの人々によって鑑賞され、やがて世界を作り替えて行く力を持つような、良質なコンテンツを時間をかけて作り込んでいく」というWJFプロジェクトの理念や目標を述べているに過ぎないのですが、安倍信者は基本的な日本語の読解力すら欠落しています。

実際に、WJFプロジェクトは、上記の理念に従って、「良質なコンテンツ」となることを目指して、実に時間をかけて粘り強く動画を作っています。

下の動画は制作に2ヶ月かかりました。時間をかけたおかげで、英語版は50万回(元の動画は大量の韓国人に通報されてYouTubeによって理由もなく削除されてしまいました)、日本語版は、110万回を超えるアクセスをいただきました。

時間をかけて作った甲斐あって多くの反響をいただき、この動画は、2011年に、韓国の新聞中央日報のトップ記事にも取り上げられました。

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この動画は合計10カ国語版を作ってあり、アラビア語版などは、今もコンスタントにコメントをいただいています。

タイ語版も、ムエタイのパクリ問題が起きたときには、大変反響がありました。

しかし、上の動画の欠点は、過度な嫌韓の人たちを増やしてしまい、その人たちが、韓国さえ叩いていれば日本を守れるという誤った方向に突っ走って行ってしまったことです。しかも、事もあろうか、この嫌韓の人たちは、自民党という超親韓政党の熱狂的な支持者になるという意味のわからない事態が発生しています。上の動画の制作者として申し上げますが、韓国のことばかり叩いて、TPPや安倍政権の掲げる危険な制作に目を閉ざしている人たちは、目を覚ましてください。今の日本が直面するTPPや道州制といった亡国の危機に比較したら、上の動画で取り上げた問題など、ちっぽけな問題にすぎません。

下の尖閣諸島に関する動画も制作に2ヶ月かかりました。

尖閣諸島が中国領ではない5つの理由(日本語版 2010年11月)

5 Reasons Why the Senkaku (Diaoyu) Islands are not Chinese Territory (英語版 2010年11月)

尖阁诸岛(钓鱼岛)不是中国领土的五个理由(中国語(簡体字)版 2012年10月)

この動画を作っておいたおかげで、昨年の夏に、尖閣問題が緊迫化したときには、海外から多くのアクセスがあり、多くの外国の方たちに、日本の立場を伝えることができました。

下のサイトで、その頃、この動画に対して海外からどんな反応があったか、英語版に寄せられたコメントを日本語に翻訳してくださっています。

(http://watch-japan.sblo.jp/article/58928404.html)

下の動画も制作に2〜3ヶ月かかりました。

『危機に瀕する日本』日韓紛争概説 第2巻: セックスと嘘と従軍慰安婦(日本語版 2012年3月)

Endangered Japan: Book2: Sex, Lies, and Comfort Women (英語版 2012年3月)

時間をかけたおかげで、すぎやまこういち氏、西村幸祐氏をはじめとする「歴史事実委員会」が、昨年の11月4日にニュージャージー州の地元紙「スターレッジャー」(約37万部)に掲載した慰安婦問題に関する意見広告に取り上げていただきました。

「話を進める前に、この問題の基本的な理解に不可欠であると私たちが信じる動画を紹介させていただきます。(And before you move on, let us please introduce a videoclip which we believe is indispensable to the basic understanding of this issue.)」という光栄な文章で動画を紹介してくださっています。

Fact2_2

安倍晋三を支持する西村幸祐氏の姿勢に私は全く賛同しませんが、西村氏からは、「驚くほどよく作っています」というお褒めのツイートをいただいています。

上の動画の最大の成果は、あるニュージーランドの女性から下のようなメッセージをもらったことです。

_20121110150332

あなたは私の目を開いてくれました。

あなたの動画を見る前まで、わたしは韓国人慰安婦の出来事は本当だと思っていました。
私は日本が韓国に対して行った良いことについて何も知りませんでした。
しばらく前、私はある日本の長官が(安倍首相のことでしょうか)が「慰安婦は実際には売春婦だった」と述べたのを聞きました。私は笑い、日本は彼らの戦争犯罪を認めるべきだと他の人たちと話し合ったことがありました。

わたしはその全てのことについて申し訳なく感じています。

私はアニメや桜や忍者や戦国武将、特に織田一族がすきで、美しい着物も大好きです(日本のエキスポで本当にかわいらしい着物を見たことがあります)。そして当時日本が韓国人をどれだけ助けたかを知った後は、私はこれまで以上に日本のファンになりました。

私の目を開いてくれてありがとう。そしてもう一度、これまで慰安婦の出来事を信じてきたこと、また過去にこの問題に関してたくさん批判してきたことを謝ります。

下の動画は制作に半年ぐらいかけました。(準備のための慰安婦問題の勉強の時間もいれています。)

Demythologization of the myth of the Comfort Women: Part1 What actually happened

『慰安婦神話の脱神話化』第一部:実際に何が起きたのか(日本語版 2012年11月)

まだ第二部・第三部が未完成なわけですが、上の動画は、今年の5月にJ-CAST ニュースに取り上げられました。

20130524_235211

YouTube「主戦場」に日韓「慰安婦」情報戦 英語動画で正当性を互いにアピール

上の動画は、扇動的な要素がなく、ある意味地味なのですが、アゴラというサイトに記事を寄せていらっしゃる北村隆司さんという方が、下のように的確に、動画の長所を指摘してくださっています。

見て欲しい、この優れ物「慰安婦問題」ビデオ!

私が寄稿した「『完敗』安倍歴史観-論ずるなら、日本向けより世界に向けて!」に、Yasu Osugiさんと言う方から、次の様な意見を頂きました。

「独りよがりな保守内部での議論、根っこにある欧米コンプレックスが問題をより難しくさせているような気がしてなりません。こんな中、実際に行動におこす(恐らく)若者達が以下のようなビデオを作製しています。パトリオチックな感情を抑え、従軍慰安婦問題の核心を見るものに(特に欧米の人々に)どうやって伝えていくか、を深く考慮されているものです。内容に対する批判の声はあると思いますが、国際発信をどうやっていくかを具体的に考えていく上で、大きなヒントを与えてくれているものだと思います。是非ごらんください(英語でも作成されているようですので拡散していくのもいいと思います」

この「『慰安婦神話の脱神話化』第一部:実際に何が起きたのか」と言うビデオは、記録と文字に語らせた演出の巧みさもあり、見る人にこの問題を冷静に考えさせる優秀作だと思います。

「慰安婦問題」に関しては、池田先生や橋下氏などの数多くの発言や松本徹三さんの「慰安婦問題について」などの優れた論述はありますが、いずれも日本の立場を述べたもので、このビデオの様に「慰安婦問題」の視点を日本から世界に移して鳥瞰したものは珍しいと思います。

このビデオのもう一つの特徴は、説得と言うより、それぞれの人が自分の結論を出すための参考資料とも言うべき物で、「慰安婦問題」を考える時に大変貴重なビデオで、「客観性」と「真実」の持つ迫力をこれでもかと感じさせるものがあります。

この様なビデオが世界に普及すれば、「慰安婦問題」の海外での誤解も解け始めるのでは? と期待したくなります(日本の資料や日本人の意見は色眼鏡で見られますので、肝心の海外世論を変えるには余り効果は期待できません)。

「時間をかけて作り込んだ動画」が、拙い動画であっても、それなりに社会にインパクトを与えているのは、これでお分かりいただけないでしょうか。

しかし、時には、それほど時間をかけずに作った動画が注目を集めることもあります。

下の動画はわずか一週間ほどで作った動画ですが、多くのみなさんに気に入っていただいたようです。

韓国人にとって特別な二つの場所 2012(日本語版 2012年8月)

Two Special Places for Koreans 2012(英語版 2012年8月)

上の動画はたかじんNOマネーという番組で、二回ほど取り上げていただきました。


たかじんNOマネー2012.8.11 投稿者 Takeshika

確かに動画を作ること自体は、難しいものではありません。動画ソフトも普及していますし、誰でも比較的簡単に作ることができます。しかし、外国人の興味を引きつけ、それなりに彼らをうなずかせる動画を作るというのは、少なくとも私にとっては、そんなに簡単なものではありません。誰でも作れるというのなら、一つでも外国語の動画を作ってみたらよい。特に慰安婦問題のような複雑な問題について、一つの動画を通して外国人に分からせるというのは並大抵の難しさではありません。それは実際に一つでも動画を作ってみればすぐに気がつくはずです。

ニコニコの住人である安倍信者たちにとって「良質な動画」とは、例えば初音ミクがぐりぐりと動き回るグラフィカルな作品群のことをイメージするのかもしれませんが、WJFプロジェクトが作ろうとしているのはもちろんそのような動画ではありません。慰安婦問題であれば、問題の構造を分析し、外国人にわかりやすい論理やレトリックで、時間軸にどう展開していくか。慰安婦問題にどう新しい理解の光を当てるか。そういう点に苦心をしています。

今制作している「慰安婦神話の脱神話化」第二部は、これまで作った動画より、さらにお時間をいただいて制作しています。

20年間も日本を苦しめ続けている慰安婦問題ですから、日本のどこかに、たっぷりと時間をかけてああでもないこうでもないと悩みながら動画を作り込む人間がいてもよいと思っています。その役割を与えていただいたのがWJFプロジェクトだと思っています。

なかなか納得いく形にならずに皆さんをお待たせしてきたわけですが、よい形に仕上がりつつありますので、どうぞ、完成を楽しみにお待ちください。

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2013年7月25日 (木)

息を吐くように嘘をつく人々

1213745c200 「日本という国は古来から、朝早く起きて、汗を流して田畑を耕し、水を分かちあいながら、秋になれば天皇を中心に五穀豊穣を祈ってきた『瑞穂の国』であります。自立自助を基本とし、不幸にして誰かが病に倒れれば、村のみんなでこれを助ける。これが日本古来の社会保障であり、日本人のDNAに組み込まれて居るものです。

私は瑞穂の国には、瑞穂の国にふさわしい資本主義があるだろうと思っています。自由な競争と開かれた経済を重視しつつ、しかし、ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義ではなく、道義を重んじ、真の豊かさを知る、瑞穂の国には瑞穂の国にふさわしい市場主義の形があります。

安倍家のルーツは長門市、かつての油谷町です。そこには、棚田があります。日本海に面していて、水を張っているときは、ひとつひとつの棚田に月が映り、遠くの漁り火が映り、それは息を飲むほど美しい。

棚田は労働生産性も低く、経済合理性からすればナンセンスかも知れません。しかし、この美しい棚田があってこそ、私の故郷なのです。そして、その田園風景があってこそ、麗しい日本ではないかと思います。市場主義の中で、伝統、文化、地域が重んじられる、瑞穂の国にふさわしい経済のあり方を考えていきたいと思います。

(安倍晋三著『新しい国へ 美しい国へ 完全版』)」

「瑞穂の国にふさわしい経済のあり方を考えていきたい」などと耳障りのよいことを言いながら国民を欺き、実際には「ウォール街から世間を席巻した、強欲を原動力とするような資本主義」を推進し、徹底的に日本を売り叩く安倍晋三。

この過去に類例のない超弩級の売国奴を、真の愛国政治家・日本の救世主であるかのように国民を洗脳した、「インチキな仕立て屋」たち。

そして、安倍信者・ネトサポ自民党工作員。

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彼らは、どいつもこいつも、そろって仲良く、本当に平気で嘘をつきます。

私は、韓国人ともさんざん竹島問題や歴史問題で議論してきて、韓国人も(彼らの全てではありませんが)平気で嘘をついたり話をねじ曲げる人々だなあと嘆息してきましたが、この安倍政権を支持している連中の悪質さは、それに輪をかけてひどいです。彼らは本当に日本人ですか?

安倍信者は、「『従軍慰安婦に謝罪しろ!!』の社民党と公認の山本太郎を熱列応援していたWJF」などとデマを流していますが、このブログの記事とコメントを隅から隅まで読みかえして、一体、私がどこで社民党や山本太郎を熱烈に支持しているのか、みなさん、見つけてみてください。チャンネル桜もWJFとIWJを勝手に同一視して、WJFプロジェクトの正体は反原発のジャーナリストだなどという嘘を平気で垂れ流していました。

日本は実際に、こうやって安倍晋三によって、売り渡されているではありませんか。安倍の売国と壊国はまだ始まったばかり。これから、私たちの暮らしに関わるあらゆる領域に、日本人の財産と権利の簒奪は広がっていきます。この売国と国家破壊に心を痛めて憤りを感じ、国を守ろうと必死で声を上げている私たちに対して、偽りのレッテルを貼り、デマを流し、石を投げてくる安倍信者たち。彼らは一体何者なのか。

まあせいぜいがんばって嘘をおつきなさい。安倍の売国に覆いをかぶせなさい。あなたがた安倍信者が、どんなにごまかしても、安倍政権の正体とその異常さを隠しきれない段階にすでに到達しています。あなたがたが汚いことをすればするほど、私たちがそれを逆手にとって、安倍政権の支持率低下に上手に利用させていただくだけです。あなたがたがそうやって嘘をつけばつくほど、安倍晋三のいかがわしさが浮き彫りになるだけです。

あなたがた安倍信者が、どんなに雄叫びをあげようとも、安倍政権の支持率は下がる一方です。そして、真実に気づく「正直な子ども」の数は、どんどんどんどん増えています。あなたがたはとっくに詰んでるんですよ。

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売り渡されて行く日本

胸が張り裂けそうなニュースです。

今年の4月に日本郵政傘下かんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないと麻生太郎が発表したニュースを皆様ご記憶のことと思います。

米に配慮、かんぽ新商品認可せず TPP日米協議合意

日米両政府は12日午後、日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた合意文書を発表する。米国側が懸念していた保険分野では、日本郵政傘下のかんぽ生命保険ががん保険など新商品を申請しても日本政府は当面認可しないことを決めた。

安倍政権は12日に関係閣僚会議を開いて合意文書を決定。その後、安倍晋三首相が発表し、甘利明TPP担当相が記者会見して合意内容を説明する。

TPPをめぐる日米間の事前協議では、日本政府の関与が残るかんぽ生命の事業拡大に米国側が自国の保険会社が競争で不利になることを懸念していた。麻生太郎財務・金融相は12日午前の記者会見で、かんぽ生命によるがん保険など新商品の申請について「今後、適切な競争関係が確立されたことが判断できるまで少なくともその認可を行う考えはない」と強調。認可しない期間を「数年間はかかる」との見通しも示した。

(朝日新聞: 2013年4月12日)

参院選の結果、とうとうアメリカは、郵便貯金という明治以降日本人がこつこつと積み重ねてきた資産に接近してきました。小泉劇場と同じ手法でころっと騙されたB層が熱狂的に支持する安倍政権の下で、彼らは小泉郵政民営化の目的を遂げつつあります。

日本郵政、米アフラックと提携強化=がん保険、直営全郵便局で販売

日本郵政が、米保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック)との業務提携を抜本的に強化することが24日、明らかになった。傘下のかんぽ生命保険がアフラックと代理店契約を締結。同社のがん保険販売を、同じ郵政傘下の日本郵便が直営する約2万カ所の全郵便局に拡大する。アフラックは2014年秋に日本郵政グループ専用のがん保険を供給する。26日にも基本合意し、両社トップが記者会見して発表する。
 米政府は長年、日本の保険市場の閉鎖性を指摘し、日本郵政の郵便局ネットワークをかんぽ生命以外の民間保険会社にも全面開放するよう求めてきた。今回の提携強化は、環太平洋連携協定(TPP)交渉と並行して行われる保険分野などの日米2国間協議にも影響を与えそうだ。

(時事通信: 2013年7月24日)

TPP参加により、郵便貯金にとどまらず、アメリカによる日本の簒奪と蹂躙は、これから日本のあらゆる分野に広がって行きます。

参考動画:TPPで日本は郵貯・簡保の資産を無差別開放させられる

こういうニュースを見ても、安倍信者は自分たちの国に何が起きているのか理解できない。これから何が起きるのかも予測ができない。頭の弱い彼らは、相変わらず「安倍ぴょん、安倍ぴょん」とうれしそうに手を叩き続けることでしょう。

そうですよね、randomyokoさん。

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だめだめわんこさんの夢

だめだめわんこさんのコメントを紹介させていただきます。

彼女が感じていることは、私が感じていることと全く同じです。愚かな安倍信者たちは、「そんなことあるかよ」「ばかじゃねーの」「考え過ぎ」と、私たちをあざ笑うと思いますが、私に言わせれば、彼らは何も見えていません。彼らは、日本に何が起きようとしているのか、何も分かっていません。

滅びとは、ある日さりげなく、訪れます。

2013日7月21日。

私たちは確実に、超えてはならない一線を越えてしまいました。

wjf様

今。夢を見ました。日本が滅ぶ夢です。そして目が覚めました。

恐ろしい夢でした。

未来の日本です。でも日本ではありませんでした。皆英語を話していました。姿はアジア人でしたがアメリカ人のようでした。直情的で、欲求のままに動く動物のような、下品な格好、下品な言葉遣い、下品な振る舞い、低い知性・・・そこに似日本らしい慎みや奥深さはありませんでした。

数百年後だと思います。

インディアンがアメリカを取り戻せないように、ハワイが独立できないように、日本もアメリカに組み込まれていました。

そして私の意識はそれを見ているのに、どうすることもできませんでした。

なぜなら我々は死んでいるからです。そこに我々はいないのです。

恐るべき数百年の時をかけて、日本人の意識は変容させられていきます。そしてもはや日本という国家意識も無く、日本人である自覚も無く、日本を独立させようという気も無いのです。

インディアンやハワイ原住民のように。

日本が完全に滅びた時、そこに我々はいないのです。我々の継承者はいないのです。

私は甘く見ていました。日本が滅ぶのは我々の世代ではない。

我々がいなくなって日本という観念が、日本人という意識が消えた時に、本当に滅ぶのです。

実は、私はもしアメリカによる支配が進み、日本の状況が悪化すれば、その時こそ、日本人が目覚めてくれるのではないかと内心期待していました。

でもそうじゃなかった。我々のような意識状態、目覚めた人間は、その時にはいないのです。肉体は有限だから。肉体に縛られた我々の意識は、思いは、世代を超えられないから。

もし我々が今の意識を持ったまま未来にタイムスリップできるなら、人々を日本独立に向けて啓蒙もできよう。でもそうした意識を持った人間は未来の世界にはいないのです。長い時間をかけて消えてしまうのです。我々が頑張っても我々の日本を思う思いは次の世代には伝わらない。仮に伝わっても年々劣化していく。そのまた世代が変わればさらに薄くはかなく、人々の意識はこの(アメリカ化する)世界と同化し順応し、心の中の日本は消えていく。

今できないことが未来に突如できるようになることはないのです。

日本が独立するためには、次のことが必要です。

(1)「日本が植民地にされている」という状況が目の前に現れ、明らかになり、人々が「日本が植民地にされている」ことを認識すること

(2)その結果「日本を独立させよう」という問題意識が起こること。

まずは状況を認識しないと、問題意識が起きません。今もそうですよね。多くの日本人は現在の日本の状況を認識していません。だから当然問題意識もありません。

ところがようやく、目の前のことしかわからないエピメテウスたちが状況を認識したときには、そこには日本人の意識を持った人間が既におらず、問題意識が起きないのです。なんという皮肉。

数年単位の急激な変化なら、変わらない意識と変わった状況の間に齟齬が生まれ、問題意識が起こるのですが、数十年数百年単位だと、意識自体が変化し、問題意識が起きなくなるのです。

私は確信しました、数日前にもはや引き返せないターニングポイントを超えてしまったのだと。後戻りのできない大きな時代の流れに乗ってしまっているのだと。そしてそれはその前から何十年もかけて準備されてきたのだと。

私は確信しました。数百年単位で物事を計画している人間たちが間違いなく存在することを。

そしてアメリカが、ある一部の人間の欲望を、目的をかなえるための、私的国家、持ち物でしかないことを。

アメリカ人たちも彼らの欲望と目的達成のための道具でしかないことを。彼らは牢獄にとらわれています。一部の人間の金儲けのための奴隷と戦争のための兵士の供給源なのです。彼らは自分たちが自由で平等で民主主義の国に住んでいると思わされているだけなのです。彼らは自分たち自身で物事を決めていると勘違いしているのです。


今の我々の意識を、思いを、知識を、劣化することなく、ダイレクトに、50年、100年先の人々に、伝える方法を開発しなければなりません。

未来の世界に我々(の当事者意識)を未来の人々の肉体を媒介として再生する方法を開発しないといけません。

ヒントのひとつはユダヤ人です。多くの民族がアイデンティティを失い滅んでいく中、ユダヤ人は滅びることなく、そのアイデンティティを時間と空間を越えて、2000年間伝えることに成功しました。そのユダヤ人というアイデンティティを旧約聖書という形に聖典化し、ユダヤ教という宗教と宗教組織の形で保存してきたのです。

普段は何気なく意識しない日本人とは何かというそのアイデンティティを掘り起こし意識化し、聖典(カノン)化し、それを支える宗教組織を組織し維持し続ける必要があります。

漫然と自然に伝わるに任せていては、やがて日本人の意識は消滅します。

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2013年7月24日 (水)

慰安婦神話の脱神話化 第2部: 作業進捗

しばらくTPPや道州制などの「グローバリズム」の問題に取り組んできましたが、「歴史問題」にも再び重点を置き、皆さんをおまたせしている動画を完成させていきます。

「自虐史観と構造改革」という記事で述べた通り、「すばらしい日本」を守るという観点から、「グローバリズム」と「歴史問題」というこの二つの問題の取り組みは、どちらも欠かし得ないものであり、二つの問題を相互のつながりの中で捉えてこそ、それぞれの問題にも正しく対処していくことができると考えています。避けなくてはならないのは、「歴史問題」に由来する「特亜」への敵愾心ばかりを肥大化させ「グローバリズム」に対する警戒心が麻痺させられることです。これは自民党支持者に典型的に見られる誤った姿勢です。また「グローバリズム」の問題にもっぱら取り組む一方で「歴史問題」には無関心になることです。これは左系の人々に見られる誤った姿勢です。二つの問題に対するバランスのとれた、また相関的な取り組みを目指していきたいと思います。

どちらかのみに集中すべきであるとおっしゃる方もいらっしゃるのですが、「左翼」と「右翼」にすっぱりと分かれてしまっている政治的立場を総合し、日本の根っこから生え出た中道的な勢力を確立するのがWJFプロジェクトの願いです。この観点からも、「グローバリズム」の問題と「歴史問題」を別個の問題として扱うのではなく、日本が直面する一つにつながった問題として取り組んで行きたいとWJFプロジェクトは考えています。

「歴史問題」に取り組むと陰謀論者や左系の人々から「統一教会だ」「ネトウヨ扇動者」となじられ、「グローバリズム」の問題に取り組むと自民党支持者から「左翼だ」「反日だ」「朝鮮人だ」となじられるという二方向からの不理解に直面するのですが、それにめげることなく、「歴史問題」と「グローバリズム」、いずれの問題におきましても、WJFプロジェクトは質の高い取り組みを目指していきたいと願っています。

(TPPや道州制、消費税増税など、様々な危険な政策に関する啓蒙活動、みなさん引き続きよろしくお願いします。長い戦いになります。息切れせぬように、飽きる事なく、また、あきらめることなく声をあげ続けていきましょう。)

製作を進めてきました「『慰安婦神話の脱神話化』第二部: 実際に何が起きなかったのか」の一部分をお見せします。

パリセイズパークの慰安婦碑上で米韓人会が展開する主張を、3つの論点に分解し、その一つ一つを具体的に論破していくという構成です。論破するのは次の3つの論点です。

1. 全ての慰安婦が自分の意志に反して強制されたのか
2. 慰安婦は日本軍による無差別な拉致によって集められたのか
3. 慰安婦は日本政府の決定と命令に基づいて強制されたのか

上の動画は、論破する目標となる3つの論点を提示している部分です。

動画づくりの一番難しく、また時間をかけて悪戦苦闘しなけれぱならない部分は、実際に動画にする作業よりも、内容にふさわしい展開と構成を考えだしていく作業なのですが、試行錯誤の甲斐もあり、説得力のある構成をもつ動画が生まれつつあると確信しています。

上でお話した動画の構成も、お話すると何ともないことなのですが、ここまでに至るのが、けっこう大変であり、これまでも様々なアイディアを試しては没にしてきています。こちらからの一方的な視点ではなく、外国人の視点からどう見えるかということを常に配慮しなくてはならないため、あらためて動画作りは難しいなあと嘆息する日々です。

この後、「正しい問題の原因を知る事なしには、同じ悲劇を防ぐ事はできない」という論旨で、第三部の「実際に何がなされるべきなのか」に物語がつながって行きます。

直接に日本の自己弁明を目指すのではなく、「同じ悲劇の防止」という点に主眼をおいて、その点を迂回することによって、結果的に日本の自己弁護を果たすという構成とねらいになっています。

慰安婦問題を語るときには、いかに感情を排して無私になれるか。日本人が「日本人」という立場すら離れた俯瞰した場所から客観的に第三者的に論旨が展開できるかが大切だと思ってます。

完成までもう少しです。妥協することなく、みなさんに納得していただける質の高い作品を完成させますので、どうぞ、お待ちください。






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2013年7月21日 (日)

日本の終わりの始まり

残念ですが、私たちの力の無さを見せつけられる結果となりました。

今回安倍政権を支持し自民党に投票した人たちも、これが反自民勢力の敗北ではなく、日本全体の敗北であったことをまもなく知ることになるでしょう。私たちが警告してきたことを、ご自分の目で直接見、ご自分の体で直接味わうことになります。

嘘だと思うのならば、1年後、2年後、数年後にこのブログに戻ってきて古い記事を読み返してみるとよい。いや、わざわざ一年も待たなくともよい。今年の1月以降に私が書いてきたことを今読み返してみればよい。TPPにせよ、消費税増税にせよ、私が書いてきたことは、あらかたそのとおりになってきたではありませんか。

二ヶ月前に、「WJFプロジェクトは、なぜ安倍政権を批判するのか」という記事で、日本はこれから下のような国になっていくと私は警告しました。

「時給200円、平均年収は100万円の新興国並みの生活水準に逆戻り。格差と貧困が蔓延。しかも、消費税は10%。解雇やサービス残業が自由化。都市も地方も外国人だらけ。水道や電気は外国資本に牛耳られ、道州制によって各州は分離独立や外国(資本)の間接支配の危険におびえる。日本の農業は壊滅し、産業はどんどん国外に出て行き、若者が働く場所がなくなり技術の伝承は途絶えて日本の強みはますます失われる。残留農薬をたっぷり含み遺伝子組み換え作物を使った安くて危険な食品が街にあふれても規制ができない。お金がないから安くて危険な食品しか食べられない。国民皆保険は崩れて医療費は高騰、歯医者にいくこともままならない。政府に不満があってもマイナンバー制度やインターネット規制やネット選挙により国民監視が進み、自由に政府批判をすることもできなくなる。ほとんどの人間は奴隷のように低賃金で働き、危険な食品を家畜のえさのように食べさせられて、くたくたになって死んでいく。」

数年後ここに戻ってきて、私が嘘をついていたのか。それとも、この7ヶ月間がすでにそうであったように「そんなことは起きない」と言い張っていたみなさんが間違っていたのか、確かめてみてください。

哀れなのは、地獄のふたが開いたのに、これから自分自身や自分の家族の身に何がふりかかろうとしているのかも理解できずに、いまだに手を叩いて喜んでいる救いがたいほど頭の弱い人々です。よしふるさんが、選挙の前日に作りニコニコに掲載してくださった下の動画のコメントを読んでみてください。

よしふるさんは、何の私心もなく、皆さんを守ろうとして自分の時間をさいて動画を作り自腹を切って動画を宣伝し、たくさんの動画をニコニコにあげてきた。そういう心底から国を愛し守ろうとする人間に向かって汚い言葉を投げつけているのが、安倍支持者であり、自民党支持者であり、自称「保守」の人々です。

小学生がそういうことをしているのならまだわかるのですが、子どもや家族を持つような、いい年をしたおっさんやおばさんがこういうことをしているのだから日本人の愚かさには手のつけようがないと言わざるを得ません。

私は祈るような気持ちで、「日本人は愚かではない」という記事を二ヶ月前に書きましたが、結局、日本人は救いがたいほど愚かだったのです。

選挙前、自民党に票を入れる連中は地獄に堕ちるぞと私は警告しました。







この言葉は比喩でも脅しでもありません。文字通り、安倍信者のみなさんはこれから地獄に突入していくことになります。ほら、ワタミの鬼たちも、舌なめずりしてみなさんを待っているじゃないですか。誰ですか、渡邉美樹の名前を書かなきゃ落選させることができるなどと嘘をついてきた人たちは?この件についても、選挙前「ブラックな候補者を立てるブラックな政権」という記事を、よしふるさんは動画にしてくださっています。この動画に安倍支持者が「よしふる、ざまああああ」と歓喜のコメントを寄せていますが、自分たちの置かれた立場をこれほど分かっていない人たちが地球上に他に存在するでしょうか。

問題は、安倍信者のみなさんが、自分たちのみならず、国民全体、そしてこれから日本列島に生まれてくるすべての日本人を道連れにして地獄に堕ちていくことです。言葉で言っても理解できないのだから体で学ぶしかありません。しかし、安倍信者の多くは「苦しい」ということだけは体で分かっても(そんなことは動物でも分かります)、その苦しみがどこからやってきたか因果関係をご理解にはならないでしょう。「苦しい、苦しい」といいながら「安倍ぴょん、安倍ぴょん」と手を叩き続ける可能性はきわめて高いのです。

「日本の終わりの始まり」と書きましたが、「日本の終わり」は何も参院選が終わった今始まったものではありません。日本の歴史の、はるか以前のどこかの段階で既に始まっていたものが、今最後の仕上げの段階に入ったということにすぎません。「日本の終わり」がいつ始まり、どのように準備されてきたのか、そしてどのように完成させられていくのか、私たちはこれから改めて検証していかなくてはなりません。自民党という政党の本質、戦後という時代の本質を、私たちは陰謀論に溺れるのではなく、事実に基づいて浮き彫りにしていかなくてはなりません。

国会がもはや安倍政権の国家破壊にブレーキをかける場所としては機能しない以上、ドリルマン・安倍晋三を止められるのは、もうみなさんの必死な抵抗しかありません。

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2013年7月20日 (土)

グローバリズムは日本や世界を貧しくする

世界の経済競争の中で日本が勝つためにはどうしたらいいのか。

それは、日本が日本らしさを保ち続けることです。

日本は、建国以来、海という自然の障壁に守られてきた島国です。海があったおかげで外部からの人間の流入も少なく、閉じた体系の中で、何千年もかけて、自分たちの生き方や文化や価値観を熟成させ、洗練させ、凝縮させてきた。その文化的、社会的な「強み」が、日本の経済力として発揮されてきました。

日本人が、他国にないすぐれた特質をもっていたことは、WJFプロジェクトの動画「『危機に瀕する日本』日韓紛争概説 第2巻:セックスと嘘と従軍慰安婦」の第二章で取り上げた、江戸時代や明治時代に日本を訪れた様々な外国人の証言の中にも読み取ることができます。

『危機に瀕する日本』日韓紛争概説 第2巻:セックスと嘘と従軍慰安婦: 解題

しかし、90年代以降の日本の政治は何をしてきたのか。アメリカによる構造改革の要求を唯々諾々と受け入れ、日本のグローバル化を推進させてきました。グローバリゼーションとは、冷戦後のアメリカの一極支配の野望の下、「ワシントン・コンセンサス」のような一つの基準で、世界を平均化し、平準化しようとするものです。つまり、日本政府は構造改革によって、日本がもっている「強み」を手放したり壊したりしながら、日本を他の国々と同じような月並みな国にわざわざ作り替えようとしてきたわけです。

そして西側からの投資を受け入れるようになった旧東側の新興工業国との安物作り合戦に日本は巻き込まれていくようになりました。このプロセスの中で、日本人の賃金は下がり、非正規雇用が増え、生産拠点が海外に移転し、産業の空洞化が進んでいきました。グローバルな環境の中で、輸出をメインに考えてがんばればがんばるほど、平均化と平準化が進み、日本は他の国々と同じような国になっていかざるをえません。つまり日本にとっては、国が貧しくなり、国の特質や強みが失われる方向にばく進していくことを意味します。

こんなことを繰り返していても日本に未来はありません。

必要なのは、輸出や供給を中心に据えるのをやめて、内需や国内経済を中心に発想を転換していくことです。封鎖体系を取り戻し1億3千万人もの巨大な市場の内部で日本人が日本人らしい特質にあふれた生活形態を自発的に発展させていくことです。その中で、他の国にないような日本らしい魅力ある製品やサービスが自然に生まれていく。外国人が高いお金を出してでもほしいものが生まれてくる。そのときには、外国の方たちにもお裾分けをする。それが輸出の本来の意味ではありませんか。

輸出を中心に考えて、関税や国家間の障壁を取り除き、国や国柄そのものをも消滅させてでも、輸出を広げようとするなどというのは、本末転倒なのであって、不健全です。そんなことをしていては、世界全体が文化的な差異のない画一化された退屈な場所になってしまうでしょう。個性を無くした平板な世界で、ほとんどの人々が低賃金で奴隷のように働かされるようになります。

これだから安倍がやろうとしているような、TPPや道州制や構造改革やグローバル化は、だめだと言っているのです。グローバル化は、日本のためにも世界のためにもなりません。

同じ主旨のことをトーマスさんという方も分かりやすく述べていらっしゃいます。本当にそうだなあと思います。お読みください。

TPP阻止!アンチ新自由主義!

日本人は、日本のためにも、世界のためにも、グローバリゼーションに対して反旗を翻し、自分たちの国や生活や文化を守り抜いていかなければなりません。

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2013年7月19日 (金)

爆笑動画

決戦前ですので、楽しい爆笑動画を鑑賞して、みんなで大笑いしてから選挙に臨みましょう。

そして、こんな男に煽動され、洗脳されてきた黒歴史に、きれいさっぱり終止符を打って、もともとの自分を取り戻し、もともとの日本を取り戻しましょう。

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「自民党」は日本の政党ではない

かつて、日本がただ日本であった時代がありました。
かつて、日本人がただ日本人であった時代がありました。
しかし、私たちの国は、日本とは違う、他の何かに作り替えられてきました。
私たち日本人は、もともとの姿とは異なる、他の何かに作り替えられてきました。

そのプロセスの中心に「自民党」とよばれる政党がありました。

この自民党には、二つの顕著な特徴があります。

まず一つは、強い「二元的思考」を持つということ。
もう一つは、強い「属国根性」を持つということです。

一つ目の「二元的思考」に関しては、3つの理由が考えられます。まず第一に、自民党が冷戦という世界の二元的な対立構図の中で要請され結党されたという理由が考えられます。自民党はいまだに冷戦的なパラダイムを強く引きずっています。第二に、自民党の背後に常にキリスト教の亜流宗教である統一教会が存在したという理由が考えられます。キリスト教は、もともと善悪の強い二元性を掲げる宗教だからです。第三に、朝鮮人がずっと抱えてきた伝統的な華夷思想が、やはり統一教会を通じて流入してきたことが考えられます。朝鮮人は中華こそ「善」であり、中華から遠い異民族は「悪」と見なして見下してきました。「アメリカは天的国家(善)であり、日本や中国はサタン国家(悪)である。」という統一教会の思想は、華夷思想の現代版に他なりません。

また、二つ目の「属国根性」については、朝鮮に根強い事大主義(強い国におもねようとする思想)が、やはり統一教会を介して流入してきたと考えます。当然のことながら「属国根性」と、特定の国家を絶対的な善と見なす「二元的思考」は密接な相関性を持っています。

いずれにせよ、はっきり言えることは、「二元的思考」にせよ「属国根性」にせよ、自民党のもつこの二つの特性は、日本古来の思想では決してないということです。

神道をもつ日本人は、二元的に善悪で物事を割り切るよりも、自然をあるがままに受け入れる多元的なものの見方を持っていました。結婚式はキリスト教式、お葬式は仏式、お正月には神社にお参りするという宗教に鷹揚な日本人の行動様式から分かるように、様々な立場にそれぞれのよさを寛容に認めていくというのが日本人の本来の発想です。「アメリカ(善)vs中国(悪)」「民主主義(善)vs共産主義(悪)」「自民党(善)vs民主党(悪)」などといった善悪二元的な思考は日本人がもともと好む考え方ではありません。

また、過去に中華王朝に朝貢したことはあるものの、早くから中華体制を離脱した日本には、中華に冊封を受けていた朝鮮のような事大主義の発想はありませんでした。建国以来、国家の独立を守り続けてきた日本人にとって、アメリカに隷属していればそれでよいなどという発想は、もともと持ち合わせていた考え方では決してありませんでした。

この意味において「自民党」という政党は、日本の根っこから生え出た、日本の本来の思想を反映した政党では決してなく、むしろ、外来の、多分に朝鮮的な思想に染められた、日本の伝統的な精神からは逸脱した政党であることがお分かりになると思います。

だからこそ、自民党という政党は、高度経済成長という大きな功績が過去にあったとしても、日本の歴史上初めて日本を他国の属国としてしまったし、戦後レジームの中で日本の姿をゆがめてきたし、今や、決定的な仕方で日本に終焉をもたらそうとしているわけです。

これまでは私たちは必要悪として自民党の存在を認めざるをえませんでしたが、自民党が私たちの国を根底から壊そうとしている以上、もうこの政党に見切りをつけなくてはいけません。これ以上、彼らのやりたい放題させてはなりません。

私たちは、今や、日本の根から生え出た、新しい政治を用意していかなければならない。日本の独立をかけて長くがまんづよく戦う戦士たちを用意していかなくてはならない。日本が生き残るにはそうしていかなければならない段階にさしかかったと申し上げざるをえません。

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ウヨク・サヨクの対立を超えよ

ずっと言い続けてきたことですが、冷戦が終わって20年も経過し、日本を取り巻く国際状況が全く変化している現在、未だに冷戦脳を引きずったまま「ウヨク」「サヨク」の立場に分かれて、反目しあっているようでは、この国難を乗り切る事はできません。

神州の泉さんの下の記事を読んでいただきたい。

愛国派の不甲斐なさを歎(たん)ずる!!

日本にとって「サヨク」の立場が「悪」で、「ウヨク」の立場が「善」などともはや言えないことは、グローバリズムに取り付かれたように傾斜していく安倍政権の政策を見れば明白なことです。「特亜」のみが「悪」で、アメリカは「善」だなどと言えないことも明白です。「特亜」と「アメリカ」は、グローバル国家という点で共通した特質や親和性をもっており、実際に手を結びつつあります。

「ウヨク」の人たちは「サヨク」への偏見や思い込みを一旦捨てていただきたい。今回だけは「サヨク」への投票をためらわないでいただきたい。そして、少しでも時間稼ぎをして、この亡国の危機を回避しながら、「ウヨク」も「サヨク」も総合され、日本の根っこからまっすぐに生え出たような新しい政権を三年後に向けて用意しましょう。

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TPPと児童ポルノ法で日本のマンガとアニメは死に絶える

ツイッターで活躍中の元安倍信者のSeriousTom1さんが、児童ポルノ法の問題点についてまとめてくださっています。

児童ポルノ法まとめ

TPPと児童ポルノ法で、表現の自由を制限された日本のマンガやアニメは確実に衰退していきます。

笑いネコさんも問題点を的確に警告しています。

文化が廃れ、監視社会となり、農業が壊され、食の安全も奪われ、外国人だらけになって仕事を奪い合い、格差と貧困が広がり、生き馬の目を抜くような治安の悪化した弱肉強食のぎすぎすした世界を生きていかなければならない。私たちの日本をこんな国にしてしまって言い訳がないじゃないですか。

こんなひどい政権を支持している人たちは、99%を食い物にしたい1%の強者か、日本と日本人に悪意を抱く反日カルトの信者以外に考えられません。そうではない人たちは、早く目を覚ましましょう。

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ブラックな候補者を立てるブラックな政権

KAZUYAという人物は、中立を装って下のようなことを言うから自民党の工作員だと言うのです。

ブラック企業として悪名高いワタミの渡邉美樹を落としたければ、他の自民党候補者の名前を書けばよいというのですが、確かに、他の自民党の候補者の名前を書くことによって、渡邉美樹の名簿の順序は下の方に下がっていきます。しかし、他の自民党の候補者の名前を書いても、それは自民党の票として扱われるので、比例区の自民党の得票数が多くなれば、当然、渡邉美樹が当選する確率は高くなってしまいます。

そして、何よりも問題は、渡邉美樹という男が当選するか否かではなく、そもそも渡邉美樹を候補者に立てるような価値観をもつ安倍晋三という男の率いる政権を、私たちが支持するのかしないのかが問題です。

渡邉美樹を候補者として立てるような安倍晋三の価値観は、強者にこびて弱者をいたぶる安倍政権の政策の中に具体的に現れています。ワタミや渡邉美樹がブラックだというのならば、そのような男を候補者に立てる安倍政権そのものがブラック政権ではありませんか。渡邉美樹一人を取り除けば、安倍政権自体に問題がないと考えること自体がおかしい話だと思います。

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安倍晋三は昔と何も変わっていない: 慰安婦問題に関する彼の謝罪をめぐって

先日、「自民党ネットサポーターズクラブ」についてという記事で、「自民党のゲッベルス」とも呼ばれる自民党のメディア戦略を担ってきた世耕弘成という人物について取り上げました。そこで紹介した、あるブログ記事の中に取り上げられていた、『週刊文春』の記事を改めて引用してみたいと思います。

「従軍慰安婦」を米紙に "広報した" 安倍政権宣伝マン」(「週刊文春」2007年03月22日号)

従軍慰安婦問題で安倍首相への批判が世界に広がっている。ニューヨーク・タイムズが社説(三月六日付)で「アベは謝罪すべきだ」と非難し、八日には一面で「Sex Slaves(性の奴隷)」と刺激的な見出しで慰安婦の証言を掲載。全米のマスコミから世界に飛び火し、外務省が火消しに追われている。

それにしてもなぜ今従軍慰安婦が米マスコミで大きく取り上げられるのか。実は火付け役がいる。安倍首相の広報担当補佐官、世耕弘成氏だ。

世耕氏が訪米したのは二月十九日。米下院で提案されている「従軍慰安婦に関する対日謝罪決議案」について、「安倍首相の真意を説明に行く」と官邸関係者に大見得を切って出発した。しかし、「世耕氏の行動はピントはずれ。下院は祝日のため1週間休会で、議員たちは地元に戻っていた。それを知っていて、世耕氏は訪米したのです。結局、ファーストクラスでの訪米で官費を二百万円以上浪費しながら、一人の議員にも会えなかった」(官邸関係者)

何とか会えたのが、国務省のスティーブンス次官補代理。ヒル次官補の部下だ。「こんな下のランクの役人にわざわざ会いに来る国会議員なんていません。しかも、スティーブンス氏は慰安婦問題自体を知らなかった。それで、逆に『大変な問題だ』と思われてしまうのです」(同前)

さらに世耕氏の行動は裏目に出る。彼は騒ぎの発端となったニューヨーク・タイムズをはじめ三大TVネットワークなど大手マスコミをまわったのだ。在米記者の話。

「慰安婦問題は下院で何度も提案されている人権問題のひとつにすぎず、誰も関心がなかった。それをわざわざ首相補佐官が各マスコミをまわるものだから、寝た子を起こしたのです。そもそも法的拘束力のない決議案なので放っておけばよかったんです」

帰国後、世耕氏は安倍首相に「トータルで六十人に会いました」と報告。しかし、説得すべき議員には一人も会わなかったことはひた隠し。最近は記者たちに、「訪米中、慰安婦の問題は一切話してない」とウソをついている。

官邸記者が嘆く。
「補佐官を五人も起用したものの、みんな仕事がない。だからこんな事態が起きる」
「広報のプロ」を自任する世耕氏の真価が問われる。

つまり、週刊文春によると、世耕弘成がアメリカに行き、わざわざメディアを焚き付けて慰安婦問題に火をつけて回っていたというのですが、この記事の指摘は本当なのでしょうか。

この記事の真偽は分かりませんが、日本の「保守」政治家や一般の人々が、わざわざ、慰安婦問題に関して国際社会の注目を浴びる発言や行動をとるというこの不思議な現象は幾度も繰り返されています。彼らの手法が稚拙だから傷口を広げているのか。傷口を広げるために、わざと稚拙な行動を起こしているのか。

下は、「歴史問題を克服し、日韓の一体化を推進し続ける会 」に所属する和服姿の日本人女性たちが、慰安婦問題について謝罪している写真です。(http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=138537)

Comfortwomenapology

多くの皆さんが既にご存知の通り、中央に映っている女性は、江利川安栄という統一教会の日本支部に当たる日本統一教会の第7代会長の方であり、他の女性たちは韓国に嫁いだ統一教会の日本人信者の方たちです。

Erikawayasue

統一教会という韓国の反日カルトは、当然慰安婦問題を国際社会に目立たせたいという意図を持っているわけですが、どうやら慰安婦問題に関して日本を糾弾する韓国の側にも、逆に慰安婦問題について日本を弁護している(ように見える)日本の「保守」の側にも、同じように影響力を効かせているということになります。かねてから韓国との問題で、韓国との対称性のある行動をとるべきではないと訴えてきましたが、なぜか執拗に韓国と対称性のある行動をとりたがる人たちがいる理由もうっすらと見えてきます。

さて、2007年の4月26日、日米首脳会談後の記者会見の場で安倍晋三は、慰安婦問題について日本の総理大臣として謝罪してしまうわけですが・・・

この日米首脳会談後の記者会見での発言については、謝罪ではないという意見もあります。しかし、この訪米に先立って、安倍晋三が、ニューズウィーク誌とのインタビューで総理大臣として明確に慰安婦問題について謝罪しています。(これも謝罪ではないと言い張る人たちもいます。)

(ニューズウィークの記事と、政府の公開したテキストの両方を掲載しておきます。まずは、ニューズウィーク誌の記事ですが、日付は2007年4月29日になっていますが、インタビューは訪米前の4月17日に行われ4月21日に政府によって公開されています。)

'We Bear Responsibility'

As you know, your comments on "comfort women" caused an outcry in the United States. Do you really believe the Imperial Army had no program to force Korean, Chinese and other women to provide sexual services to Japanese soldiers?
I have to express sympathy from the bottom of my heart to those people who were taken as wartime comfort women. As a human being I would like to express my sympathies, and also as prime minister of Japan I need to apologize to them. The 20th century was a century in which human rights were infringed upon in numerous parts of the world, and Japan also bears responsibility in that regard. I believe that we have to look at our own history with humility, and we always have to think about our responsibility.

Do you now believe that the Imperial Army forced these women into this situation?
With regards to the wartime comfort-women issue, my administration has been saying all along that we continue to stand by the Kono Statement [a 1993 acknowledgment of Japan's partial responsibility for the brothels]. We feel responsible for having forced these women to go through that hardship and pain as comfort women under the circumstances at the time.

「我々は責任を負う」

記者「ご存知の通り、慰安婦に関するあなたの発言はアメリカで抗議の声を引き起こしています。あなたは本当に帝国陸軍が韓国や中国や他の国々の女性たちに、日本兵に対して性的なサービスを提供するように強制するいかなる制度ももっていなかったと信じていらっしゃいますか。」

安倍「私は、戦時慰安婦として徴用された方たちに、心の底からの同情の意を表さなくてはなりません。一人の人間として私は同情の意を表したいと思います。そしてまた日本国の総理大臣として、慰安婦の方たちに謝罪する必要があります。20世紀は世界の多くの場所で人権が侵害された時代であり、日本もこの点において責任を負っています。私たちは謙虚に自らの歴史を見つめ、私たちの責任について常に考えなければならないと私は信じています。」

記者「あなたは現在、帝国陸軍はこの女性たちをそのような状況に強制したのだと信じていらっしゃるのですか?」

安倍「戦時慰安婦の問題に関しましては、私の政権は河野談話を守り続けると一貫して申し上げております。私たちは、当時の状況下で慰安婦としての苦難と苦しみを味わうように、これらの女性の方たちを強制したことに責任を感じています。」

下は政府が発表したニューズウィーク誌と安倍晋三とのインタビューのテキストです。

Q:総理の慰安婦についてのコメントについて、アメリカで反感が出ているが。

A:私は当時の慰安婦の方々に対し人間として心から同情をするし、そういう状態に置かれたことに対し、日本の総理として大変申し訳ないと思っている。20世紀においては人権が世界各地で侵害された世紀であるが、日本にもその責任があり、例外ではない。われわれはわれわれの歴史に対し常に謙虚でなければならないし、常に私たち自身の責任を思いを致さなければならないと考えている。

Q:私の記憶が正しければ軍が関与した証拠はないと述べたように記憶しているが。

A:これは官房長官談話のときの政府の調査についてであり、私が初めて述べたものではなく、今までの政府の見解(平林外政審議室長答弁など)を述べたものである。つまり事実関係について述べたのは私が初めてではないということである。ここで事実関係について述べることにあまり意味はないということである。

Q:要点は軍が女性を辛い状況に追い込んだことについて河野談話の立場を継承し、総理としてお詫びするということか?

A:彼女たちが慰安婦として存在しなければならなかった状況につき、われわれは責任があると考えている。そのときの状況として、慰安婦として彼女らが非常に苦しい思いをしたことに対して責任を感じているということである。念のために言っておくが、慰安婦の問題に関しては河野官房長官談話を私の内閣は継承しているとは一貫して言っていることである。

「河野談話を見直す」といってわざわざ国際社会の反発や注目を煽って、最後は謝罪する。慰安婦問題で大騒ぎをして、わざわざ傷口を広げるこのパターンが執拗に繰り返されているのはどういうことなんだろうと、改めて不思議に思います。

さて、以前も紹介しましたが、この安倍晋三の謝罪について、2007年当時、西尾幹二氏が産經新聞の「正論」に下のような評論を掲載されていました。この文章を読むと、安倍晋三や周囲の人々が、当時から何も変わっていないこと、全く同じことが繰り返されていることがよく分かります。

保守の本当の声結集する政権を待つ:【正論】評論家・西尾幹二 慰安婦問題謝罪は安倍政権に致命傷(産経新聞2007年4月27日)

≪そらされている熱い感情≫ 

私は冗談のつもりではなかった。けれども人は冗談と取った。話はこうである。

月刊誌「WiLL」編集部の人に2カ月ほど前、私は加藤紘一氏か山崎拓氏か、せめて福田康夫氏かが内閣総理大臣だったらよかったのに、と言ったら「先生冗談でしょ」と相手にされなかった。今までの私の考え方からすればあり得ない話と思われたからだが、私は本気だった。

安倍晋三氏は村山談話、河野談話を踏襲し、東京裁判での祖父の戦争責任を謝り、自らの靖国参拝をはぐらかし、核と拉致で米国にはしごをはずされたのにブッシュ大統領に抗議の声ひとつ上げられず、皇室問題も忘れたみたいで、中国とは事前密約ができていたような見えすいた大芝居が打たれている。これらが加藤、山崎、福田3氏の誰かがやったのであれば、日本国内の保守の声は一つにまとまり、非難の大合唱となったであろう。

3氏のようなリベラル派が保守の感情を抑えにかかればかえって火がつく。国家主義者の仮面を被った人であったからこそ、ここ10年高まってきた日本のナショナリズムの感情を押し殺せた。安倍氏が総理の座についてからまぎれもなく歴史教科書(慰安婦、南京)、靖国、拉致の問題で集中した熱い感情は足踏みし、そらされている。安倍氏の登場が保守つぶしの巧妙な目くらましとなっているからである。

≪「保守の星」安倍氏の誤算≫

米中握手の時代に入り、資本の論理が優先し、何者かが背後で日本の政治を操っているのではないか。

首相になる前の靖国4月参拝も、なってからの河野談話の踏襲も、米中両国の顔色を見た計画的行動で、うかつでも失言でもない。しかるに保守言論界から明確な批判の声は上がらなかった。「保守の星」安倍氏であるがゆえに、期待が裏切られても「7月参院選が過ぎれば本格政権になる」「今は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)だ」といい、米議会でのホンダ議員による慰安婦謝罪決議案が出て、安倍氏が迷走し、取り返しのつかない失態を演じているのに「次の人がいない」「官邸のスタッフが無能なせいだ」とかわいい坊やを守るようにひたすら庇(かば)うのも、ブレーンと称する保守言論界が政権べったりで、言論人として精神が独立していないからである。

考えてもみてほしい。首相の開口一番の河野談話踏襲は得意の計画発言だったが、国内はだませても、中国サイドはしっかり見ていて安倍くみしやすしと判断し、米議会利用のホンダ決議案へとつながった。安倍氏の誤算である。しかも米国マスコミに火がついての追撃は誤算を超えて、国難ですらある。

最初に首相のなすべきは「日本軍が20万人の女性に性奴隷を強要した事実はない」と明確に、後からつけ入れられる余地のない言葉で宣言し、河野衆議院議長更迭へ動き出すことであった。

しかるに「狭義の強制と広義の強制の区別」というような、再び国内向けにしか通じない用語を用い、「米議会で決議がなされても謝罪はしない」などと強がったかと思うと、翌日には「謝罪」の意を表明するなど、オドオド右顧左眄(さべん)する姿勢は国民としては見るに耐えられなかった。

そしてついに訪米前の4月21日に米誌「ニューズウィーク」のインタビューに答えて、首相は河野談話よりむしろはっきり軍の関与を含め日本に強制した責任があった、と後戻りできない謝罪発言まで公言した。

≪通じない「事なかれ主義」≫

とりあえず頭を下げておけば何とかなるという日本的な事なかれ主義はもう国際社会で通らないことをこの「保守の星」が知らなかったというのだろうか。総理公認であるからには、今後、元慰安婦の賠償訴訟、過去のレイプ・センターの犯人訴追を求める狂気じみた国連のマクドゥーガル報告(1998年8月採択)に対しても反論できなくなっただけでなく、首相退陣後にもとてつもない災難がこの国に降りかかるであろう。

米国は核と拉致で手のひらを返した。6カ国協議は北朝鮮の勝利である。米中もまんざらではない。彼らの次の狙いは日本の永久非核化である。米国への一層の隷属である。経済、司法、教育の米国化は着々と進み、小泉政権以来、加速されている。安倍内閣は皇室を危うくした小泉内閣の直系である。自民党は真の保守政党ではすでにない。私は安倍政権で憲法改正をやってもらいたくない。不安だからである。保守の本当の声を結集できる胆力を持った首相の出現を待つ。

「これらが加藤、山崎、福田3氏の誰かがやったのであれば、日本国内の保守の声は一つにまとまり、非難の大合唱となったであろう。(安倍と同じ事を民主党がやっていたら大騒ぎになっていただろう。)」
「国家主義者の仮面を被った人」
「保守つぶしの目くらまし」
「期待が裏切られても『7月参院選が過ぎれば本格政権になる』『今は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)だ』」
「オドオド右顧左眄(さべん)する姿勢」
「安倍氏が迷走し、取り返しのつかない失態を演じているのに『次の人がいない』」
「かわいい坊やを守るようにひたすら庇(かば)う」
「ブレーンと称する保守言論界が政権べったりで、言論人として精神が独立していない」

今の状況と全く同じではないですか。

「私は安倍政権で憲法改正をやってもらいたくない。不安だからである。」

西尾氏のおっしゃるとおりではありませんか?

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日本に「再交渉、蒸し返し認めぬ」…TPPで米

安倍さんの交渉力を信じてきた「インチキな仕立て屋」と「安倍信者」たち。

アメリカは日本にいかなる再交渉も認めないし、関税撤廃の例外品目を認めないのだそうです。

日本に「再交渉、蒸し返し認めぬ」…TPPで米

【ワシントン=岡田章裕】米通商代表部(USTR)のフローマン代表は18日、オバマ政権の通商政策について下院歳入委員会で証言した。

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への日本の参加問題を巡り、「(まとまった交渉文書の)再交渉も、蒸し返すことも日本に認めない」と述べ、日本が23日に正式参加しても交渉を遅らせない考えを強調した。年内に妥結するという目標も、「野心的だが、実現可能だ」と堅持する姿勢を示した。

日本からコメなどの農産品で関税撤廃の例外を求める声が出ていることについて、「事前には、いかなる例外も認めていない。日本はすべての品目を交渉対象とすることに同意していることが重要だ」と指摘した。

「聖域なき関税撤廃を前提とする以上、TPP交渉に参加しない」

という安倍晋三の公約はこの時点でもう破られているのですが、この売国奴はおかまいなしにTPP参加に向けて押し進むことでしょう。

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いいかげんにしてください

政治家になって以来、自分が一貫してグローバリストであったことをはっきりと明言した安倍晋三。参院選後には、ドリルの刃と化して、日本の規制を打ち壊し、日本を徹底してグローバル化させると宣言としています。

ではいかにして、成長を図るのか。国を開くこと、日本の市場を、オープンにすることです。

これは、政治家となって以来、私の中に流れる一貫した哲学でした。


7年前に総理となったとき、私は、日本とASEANのEPAを締結するよう、交渉を急がせました。

今回、再び総理となって最初の課題が、米国を中心とするTPP、そしてEUとのEPAに、果たして乗り出すべきか否かでした。TPPへの反対は、自民党を支持した皆さんにもありました。私は、全力で、説得しました。そのうえで、交渉参加に断を下しました。


私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です。

世界から、ヒト、モノ、カネを呼び込んで、それを成長の糧としてまた大きくなる。そんな日本をつくる闘いが、私の取り組む闘いです。

私の成長戦略は、官僚たちに書かせた、ただのエッセイではあり得ません。私がアンダーライトし、実行するものです。

そして選挙が終わったらどうするか。私はこれからの3年を、集中的な改革の期間と位置付け、持てる政治力を、投入します。固い、岩盤のような日本の規制を、私自身をドリルの刃(やいば)として、突き破ろうと思っています。(抜粋)

平成25年6月19日 安倍総理大臣・経済政策に関する講演
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0619speech.html

馬鹿げているのは、日本の「保守」を名乗る人々が、ここまで過激なグローバリストを「保守・愛国」の救世主のように持ち上げて、あがめ奉っていることです。

グローバリズムは、日本人の生活、権利や、財産や、文化や、国柄や、言語や、民族としてのアイデンティティーまでも破壊してしまうものです。

「保守」というものは、本来、グローバリズムに対して、日本を守らなきゃならない人たちではないですか。

どうして、日本人の生活や、権利や、財産や、文化や、国柄や、言語や、民族としてのアイデンティティーを守るのではなく、破壊する側に立とうとするのですか。

どうして1000万人移民計画だの、30万人留学生計画だの、TPPだの、道州制だのといったグローバル化政策を取り付かれたように推進する政党や政治家を「保守・愛国」と信じ込んで、疑問を抱く事もなく、カルト信者のように支持し続けているのですか。

なぜ、グローバリズムから日本を守ろうとして安倍政権を批判している愛国者たちに「反日」だの「左翼」だの「偽装転向コミンテルン」だのと幼稚なレッテルを貼って侮辱しているのですか。

どう考えたっておかしいじゃないですか。

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2013年7月18日 (木)

なだめてすかして選挙に行かせよう

ふだん政治に関心のないお友だちや親戚に「飯をおごるから」とかなんとかいって、選挙にいくように促してください。むずかしい説明はいりません、「このままじゃやばいぞ。格差が広がってみんな貧乏になるぞ」の一言だけで十分です。与党以外のどこでもかまいません。できれば、TPPに反対の立場である政党に、票を投じるようお願いしてください。また、彼らの友人や知人にも、同じ呼びかけをするように強く訴えてください。どうかよろしくお願いします。

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2013年7月17日 (水)

わざと壊そうとしている

先日、恥知らずな民主党、それよりひどい自民党という記事で糾弾したように、三党合意で民主党と結託して、消費税増税法案を可決させた自民党と公明党。

「景気条項がありますから」「デフレ脱却しないうちはあげませんから」と、さんざん国民の目をごまかし欺いてきた、三橋や上念や倉山のようなインチキ保守論客たち。

しかし、自民党の谷垣法相は、消費税増税は予定通り来年の4月に実行されるだろうと述べました。

谷垣法相:消費増税先送りは「危険な議論」-インタビュー (1)

7月17日(ブルームバーグ):谷垣禎一法相(自民党前総裁)は野党や経済学者の一部などから出ている来年4月からの消費税増税先送り論は「危険な議論だと思う」と述べ、予定通り実施するのが基本線との認識を示した。16日のブルームバーグ・ニュースのインタビューで語った。谷垣氏は、消費増税と経済情勢の関係について「ものすごく経済の調子が悪くなったらできないとは思うが、今のところそんな流れにはなっていない」と指摘。消費増税は市場にとって「安定というか、変な変動をしない要素」だと述べた上で、「『やはりやらない』というのはあまりプラスの発信にならない」との見方を示した。

来年4月からの消費税増税の実施を口にしているのは、谷垣だけではありません。与党関係者が次から次へと、同じ事を口にし始めています。麻生財務相は4月のG20の記者会見で国際公約として語っていますし、国会の予算委員会でも同じ趣旨の発言を行っています。甘利明経済財政・再生相は6月19日の記者会見で、「今から延期するシナリオは持っていない」と発言しています。山崎拓元自民党副総裁は、来年4月からの消費税増税を先送りした場合、長期金利が急騰し「アベノミクス」が崩壊する恐れがあると今月語っています。安倍晋三自身はお茶を濁していますが、TPPの時と同じように、選挙が終われば、消費税増税をはっきり公言するはずです。

消費税を増税して、財政収支が改善すればよいのですが、実際には、1989年に3%の消費税を導入し、1997年に消費税率を5%に引き上げることによって、財政収支が改善するどころか悪化の一途をたどっています。消費税増税によって景気が減速するのだから歳入が減るのは当たり前な話です。

基礎的財政収支の推移 - 世界経済のネタ帳

1997年の消費税増税によって自殺者が急増したことが、グラフにはっきり現れています。増加しているのは男性のみですから、中小企業の経営者のような人たちが、経営が立ち行かなくなり、借金で首が回らなくなって、自ら命を捨てなくてはならなくなったことが想像できます。

G01

来年の消費税増税によって景気がさらに減速する。中小企業の経営者など、暮らしがたちゆかなくなり自殺する人々が増える。財政はさらに悪化する。財政が悪化すれば、それを口実に、さらに消費税を増税すると言い出す。

明らかに、日本を壊そうとする勢力が、わざとやっているようにしか思えないのですが、日本をどうしたいんですか、自民党は。何が「救国政権」ですか。笑わせるんじゃない。

こういうものを見ても「安倍ぴょん、安倍ぴょん」と浮かれ、「自民党の方がまし」などとほざいている頭の弱い「安倍信者」は、まじめに努力しても報われず死んで行かなければならない同胞の代わりに、地獄に堕ちなさい。

「安倍ぴょん」に握手してもらったとうかれている自民党工作員のrandomyokoさん。

TPPに反対でも安倍政権を支持するとほざいている自民党工作員のKAZUYAさん。

無責任に安倍亡国政権への支持を煽っている、あなたがたのことを言っているんですよ。

あなたがたは「安倍ぴょん」と仲良く地獄に堕ちなさい。

Hell1

そして、すべての日本国民とご先祖と子孫にあなたがたは償いなさい。

あなたがたには、国を守らんと死んで行った護国の鬼たちからの呪いと天罰が待ち受けていますから、覚悟しておきなさい。

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TPPに参加すると食品の原産地表示が禁止される

TPP参加によって、遺伝子組み換え食品の表示や原産地表示が禁止されるそうです。

詳しくは下の記事を。
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/425.html
http://d.hatena.ne.jp/Aki270/20111124/1322061409

これが実現すれば、仮に中国がTPPに参加した場合、どれが中国産の野菜か選り分けることもできなくなるということです。狂牛病の危険のある牛肉を避ける事もできませんし、福島第一原発事故で汚染された食品の選別も消費者はできなくなるということです。

TPPに参加しても日本産の農産物を買えばいいじゃん、という事では済まないようです。

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なぜ安倍晋三や自民党に対して怒っているのか

昨年末の衆院選に圧勝して、政権に復帰した自民党。

安倍政権が、過去の自民党政治の過ちを反省し、修正を行っていれば、私は、ここまで安倍政権を批判しなかったでしょう。

過去の自民党政治の過ちとは何だったか。バブルの崩壊と冷戦の終結から始まった90年代以降、アメリカの言われるままに、構造改革に構造改革を重ね、日本の強みをどんどん壊していった一方で、消費税増税と緊縮財政でデフレと財政を悪化させ、たくさんの自殺者を生み出してきた自民党政治。民主党政権も結局は同じ過ちを引き継ぎました。

それに対する反省と方向転換が今度こそなされるであろうと、多くの人たちが期待していたはずです。チャンネル桜や西田昌司や三橋貴明のような政治家や論客たちも、そのような期待を煽ってきました。

ところが、ふたを開けてみれば、安倍政権が打ち出してきたのは、過去のどんな政権よりもひどい、日本を根底から解体し破壊するほどの大規模な構造改革と、デフレのどん底での消費税増税です。このようなことをやれば、国家経済と国民生活に壊滅的な被害を与えることは、過去の失敗から既に実証済みではないですか。どういう結果になるか分かっていながら、民主党の失政を利用して、国民に自民党があたかも正義の味方や救世主であるかのような洗脳を行った上で断行しようとしている。

ここまで邪悪な政権が過去にありますか?

哀れなことに、小泉政権のときと全く同じやり方でだまされているB層の人たちは、だまされているという自覚もないまま「安倍ぴょん」「安倍ぴょん」とうれしそうに手を叩いて自分たちの首をしめています。

彼らにいくら言っても話を聞かない。何が起きているのか理解すらできない。

チャンネル桜に刷り込まれたまま「保守分断だ」とか「偽装転向コミンテルンだ」とか、幼稚なレッテルを貼って批判に耳をふさぐ。口を開けば、「他に誰がいるんだ」、「他の政党よりましだ」。しかも子どもではなく、選挙権をもった大の大人がこういうバカなことをやっているから手に負えない。

こういう人々が、勝手に滅ぶのであれば自業自得だから滅べばよい。しかし、問題は日本全体が彼らの巻き添えを食うことです。

命をかけて日本を守ろうとしてきた先人たちの努力と犠牲が、これらの朝鮮カルトに洗脳された人々のために、全部無になろうとしている。

しかも皮肉なことに、こういう国家に滅亡をまねこうとする人々が、その自覚もなく、靖国神社にいって英霊に頭を下げているからますます手に負えない。

本当に悲しい哀れな国に日本は落ちぶれました。

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統一教会についておさらいしよう

この記事は「親米思想と統一教会」という以前の記事の再掲です。

イギリスのBBCによる統一教会についてのドキュメンタリーです。

「アメリカこそが文鮮明の未来を実現する場所だった。文鮮明はアメリカを神に選ばれた国だと考えていた。」(Part2: 8:24)

自民党が長くつかさどってきた対米隷属の日本の戦後史の背後には、アメリカを「神に選ばれた国」と見なす文鮮明の教えが存在してはいなかったでしょうか。戦後、私たち一般の日本人に植え付けられてきた、アメリカを「絶対的な善」とみなす価値観は、果たして統一教会の価値観と無関係だったと言えるでしょうか。

日本を「神に選ばれた国」アメリカに組み込み、「悪魔の国」中共との戦争を煽る。

亡国の使徒、チャンネル桜・水島総の妄言を暴くという記事で分析したように、チャンネル桜が繰り返し私たち刷り込んできたメッセージは、統一教会の思想に酷似しています。

勝共連合のホームページ(http://www.ifvoc.org/)の記事に書いてあることと、安倍政権の政策やチャンネル桜が日頃語っていることを比較してみると、多くの共通点を見つけて驚かれることと思います。

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アメリカを「絶対的な善」とみなす、戦後教育や戦後メディアが長い時間をかけて私たち戦後日本人の心の中に刷り込んできた価値観。その総仕上げとしてチャンネル桜が行った集団マインドコントロール。その結果誕生したのが、「安倍信者」という「総理大臣を信じる」などという、日本の歴史上前代未聞の人々の存在ではないでしょうか。

「安倍さんを信じる」
「安倍さんを守る」
「どんな結果になろうと安倍さんについていく」
「安倍政権の未来を切り開くために血を流せ」
「安倍政権を批判するものは保守分断である」
「安倍さんを批判するものは工作員」
「安倍さんを批判するものはチョン」

これらの奇怪なメッセージが飛び交うこの社会現象は、比喩ではなく、まさに宗教そのものです。

戦後教育と戦後メディアによる長期的かつ組織的な洗脳の結果、私たち戦後日本人の目から、守るべき国の姿がすっかりと見えなくなってしまいました。

日本人が一つとなって、祖国を、故郷を、妻や子や孫が生きていくだろう、あの「場所」を守ろうとした、日本人がただ日本人であった、あの頃の精神を、私たちは失ってしまいました。

日本人は、戦後の隷属の中で植え付けられた集団洗脳から目覚めず、何を守るべきか思い出さず、日本人としての自然な精神を二度と取り戻すことのないまま、文鮮明が「神に選ばれた国」と呼んだあの国に組み込まれていくのでしょうか。

「日本は危ない」さんが、またも示唆に富むコメントを寄せてくださいました。

WJFさんが載せて下さった英BBCによる「統一教会」のドキュメンタリー動画は少々長いですが、日本人全員に全てを観てもらいたいです。

文鮮明が、どれほど狡猾で卑怯で詐欺の才能に長けており、権力と金を持つ為の都合良いファンタジーを作り上げ、反共を掲げながら、まずはアメリカを始めとして文鮮明の分身を世界中へ飛び散らす合同結婚式を上げ、世界統一を目指し、世界のリーダーとして君臨しようとしていたか。数々の犯罪を犯しアメリカで何度も告発されながら逃れた経緯も動画でよくわかります。

武器製造だけでなく、ホテルや新聞社を買収して、漁船団や不動産を手に入れ、犯罪を犯して窮地に立っている「権力者(政治家)や有力者(資本家)」に狙いをつけて、裏で信者たちが工作しながら世論を騙し、有力者をどんどん買収して取り込み、権力と財力を増やしていく。

その一方で、人々を「セミナーと評して」勧誘で騙し、密室で共産国家の収容所で行われるような徹底洗脳(ブレインウォッシュという言葉が何度も出てきますね)を行い、都合の悪い情報を隠し、根拠の無い絶対的な自信で神として君臨しながら、信者が文鮮明に徹底服従するように複数で崇め奉る。信者は文鮮明に命を捧げるよう求められ、信者が離れないよう、信者でない者をバカだと思わせる洗脳や、信者以外には酷い未来が待っているだろうと不安を煽って繋ぎとめる。文鮮明を聖者として祭り上げ、まともに考えられない依存状態を作り上げ、信者の資産を吸い上げ、「国際合同結婚」で国家枠を取り払い世界権力を広げていく。

韓国の諜報機関KCIAが(恐らく設立当初からずっと)、統一教会(文鮮明)へ資金を提供して密接に繋がっており、韓国政府がアメリカの支配者層を「味方」として引き込むために、統一教会メンバーが米軍やコミュニティーと接触して有力者と繋がってきた。まず権力者や強力な組織を見つけ出し、彼らの計画や政策の内容を探り献身的に尽くし、重要な仲間だと認めさせて信用関係を作った後で、支配を始める「方法」で。

アメリカ共和党の財団や圧力団体へ(国際資本家として)莫大な資金を提供し、共和党の政治家へ献金をし、リベラル派の新聞社(ワシントン・タイムズ)を手に入れ共和党右派に変え、ロビィ活動を展開する。世界を手に入れる為には、まず韓国を手に入れて、アメリカが手に入れば、次は日本だ、と。南米の銀行や土地を買い漁り、その土地の信者を増やしていく。文鮮明に異を唱えたり彼の目的を脅かす存在を「悪魔」だと言い放ち、信者たちは「異を唱えるもの」を潰すことに協力する。

酷いのは、このような洗脳と裏資金にまみれた組織が国際勝共連合として長年、日本の政府機関と日本社会へ入り込んでいることではないでしょうか。

吐き気がしてきます。

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「安倍信者」という名の心の病(1)

一体どういう脳の構造をした人が下のような発言をするのか。

ツイッター上で「安倍信者」と戦う、笑いネコさんにつっこまれています。

厳密には、日本国籍がないと被選挙権がありませんから、 はんちく氏が、上のツイートで「朝鮮人」と呼んでいるのは、かつて朝鮮籍を持ち、あとから日本国籍を取得した「日本国民」のことなのでしょう。

しかし、国籍法を改悪して、外国人が日本国籍を取りやすくしたのは誰ですか。自民党じゃないですか。韓国人がノービザで日本に入国できるようにしたのは誰ですか。自民党じゃないですか。在日韓国商工会議所は、安倍晋三を韓国人のノービザ実施に尽力した人物として讃えています。

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安倍晋三元首相を招き晩餐会開催

安倍晋三元首相を招き晩餐会開催
〜地方参政権獲得への支援要請など幅広い意見交換行う〜

本会議所ではホテルオークラ東京において5月20 日、安倍晋三元日本国総理大臣を招き晩餐会を開催した。当日は本会議所より崔鐘太会長、兪在根常任顧問、鄭幸男顧問、張勲顧問、朴忠弘副会長、黄永珠副会長、丁廣鎮副会長、柳和明常任理事、安健一常任理事、金守幸理事の10 名が参加した。
安倍元総理は以前から韓国との親交が深く、副官房長官時代には羽田−金浦空港間シャトル便開設や日本を訪問する韓国人のノービザ実施など、両国の友好関係に尽力してこられた。晩餐会では、世界的金融危機克服に向けた韓日政府・民間レベルの協力の重要性、また躍動するアジア地域でのより成熟した両国のパートナー関係の構築、さらに永住外国人の地方参政権獲得へ向けた支援要請や遊技機器の規制緩和要請など、経済問題のみならず幅広い分野で意見が交換された。

(在日韓国商工会議所 2009年6月26日 )
(http://www.kccj.org/kccbbs/kannews_viewbody.php?page=1&number=204&keyfield=&key=)

外国人登録法を廃止したのは誰ですか。自民党じゃないですか。留学生30万人計画だの、1000万人移民計画だのを推進し、今まさに実現させようとしているのは誰ですか。自民党じゃないですか。

日本人の尊厳を守るためにTPP参加した方がましだって何の話をしているんですか。

日露戦争で多くの日本人が血を流してやっと手に入れた関税自主権を、うれしそうに放棄することの何が「日本人の尊厳」なんですか。日本の主権を放棄して、日本を外国人だらけにすることの何が「日本人の尊厳」なんですか。これでは、靖国神社に眠る英霊たちは、犬死にじゃないですか。こういう戯れ言を言う奴らが、日の丸を振り回して、靖国神社を参拝して愛国者のふりをする。笑わせるんじゃない。

はんちく氏は、旧朝鮮籍の「日本国民」が国会の議席を占めることに怒りを感じているようですが、韓国の反日カルトの関係者が国会の議席を占めることに対しては、なぜ怒りや疑問を感じないのでしょうか。

また下のカルト信者は、自民党の政治家は「中国びいきの政治家」ではないと自分勝手に信じています。

このカルト信者の妄想に対して、下のお二人がきちんと答えています。

「安倍信者」の虚言癖と、妄想と、絵空事と、無知と、自己矛盾にはうんざりします。

この人たちが、ただ単に頭が悪いだけならまだ許せますが、彼らの問題は、これから苦難が待ち受けている同胞に対する同情心や、国が壊れていくことに対する心の痛み、ご先祖や子孫に対する忸怩たる思いというものが全く皆無だということです。彼らには「愛国心」がない。日本のことなんか彼らにとってどうでもいいんです。

日本がTPPに参加しても「安倍ぴょん」
日本が移民だらけになっても「安倍ぴょん」
消費税増税して自殺者が激増しても「安倍ぴょん」
道州制で国がばらばらに解体されても「安倍ぴょん」
構造改革で失業者や派遣労働者だらけになっても「安倍ぴょん」

「安倍信者」は、一度、精神病院にいって頭と心を治療してこい。

※下は元安倍信者の方たちからの心優しいメッセージです。

恥ずかしくない

私もかつて安倍支持者でした。

でも、それは間違いでした。

安倍総理は筋金入りの新自由主義者です。

人間は誰でも間違えます。

馬鹿な私も間違えました。

頭の良い日銀も間違えました。

財務省も間違えました。

間違えることは恥ずかしい事ではありません。

人間は必ず間違えます。

間違えたら直せば良いのです。

今ならまだ間に合います。

(ポン吉のブログー反TPP宣言ー)



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2013年7月16日 (火)

安倍内閣支持率“5割切る”政権発足後初…

蒙古襲来絵詞。

左の人々が「安倍信者」、右の侍が日本人の愛国者を表しています。「安倍信者」は、アベノミクスの第五の矢である「嘘とレッテル」を、愛国者にめがけて放ってきます。真のお父様の「み旨」を成就させなくてはならないため、彼らも必死です。

日本は今、元寇に匹敵する歴史的な国難に直面しています。

神風は吹くでしょうか。

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安倍内閣支持率“5割切る”政権発足後初…

参議院選挙の投開票日まで、あと5日になりました。これまで6割前後をキープしてきた安倍内閣の支持率が、今回、46.4%と政権発足以来、初めて5割を下回りました。アベノミクスへの期待感に陰りが出てきているためとみられます。

 調査は14日、15日に行われました。それによりますと、安倍内閣の支持率は、先月から10.1ポイント減らして46.4%でした。「政権発足から半年以上がたったものの、景気回復への実感がない」と答えた人が7割以上に上ることから、アベノミクスへの期待感が落ちてきているとみられます。ただ、政党別では、自民党が依然、高い支持率を維持し、民主党など野党を大きく引き離しています。また、今回の参議院選挙で重視する政策については、景気対策が最も高く、次いで年金・社会保障、原発問題などでした。一方、原子力規制委員会の安全基準に合格した原発の再稼働方針については、支持しない人が支持する人を9ポイント上回りましたが、原発をゼロにするか継続するかについては、ほぼ拮抗(きっこう)しています。

引き続き、日本の生き残りをかけた戦いを戦い抜いていただきますよう、お願いいたします。

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「自民党ネットサポーターズクラブ」について

様々な手法を駆使して、大量の「安倍信者」を作り出すことに成功した自民党のメディア戦略。その一角に「自民党ネットサポーターズクラブ」という組織があったことをご存知でしょうか。

「自民党のゲッベルス」とも呼ばれる、自民党の世耕弘成参議院議員が、編成した「チーム世耕」という広報チームがその前身なのだそうです。

世耕弘成氏はどんな方なのだろうと、調べてみたのですが、NTTからの派遣でボストン大学コミュニケーション学部大学院でメディア戦略を学び、小泉政権時代に、自由民主党広報本部マルチメディア局長をつとめていたとのこと。さらに、下のようなサイトを見つけました。

(下のサイトの内容の真偽についてはWJFは全くわかりません。各自ご判断いただくようお願いします。WJFはただ下のサイトを見つけたという「事実」のみご報告させていただきます。)

今さら知ったチームセコウ 世耕弘成議員とはなにものか コイズミ郵政選挙メディア戦略担当

世耕弘成議員に関する素朴な疑問

自民党って、人々を洗脳するのがとても上手ですね。

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政治に関心のない人たちに投票をよびかけよう

自民党・公明党の圧勝が予想されています。

低い投票率が予想される中、逆転のチャンスは、身の回りのふだん政治に関心のない無党派の人たちに、投票に行ってもらい、反TPPの政党に投票してもらうことだと思います。

ぜひ周りの人たちに投票をよびかけてください。

また周りの人たちに、周りの人たちに投票を呼びかけるように呼びかけてください。

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亡国の聖女はいつその黒歴史に幕をひくか(4):「シナ人こわい」

randomyokoさんと再びお話する機会がありました。

「保守」の人々の例にもれず、randomyokoさんは、「特亜」が大嫌いです。「特亜」の侵略から日本を守りたい。だから、TPPよりも安全保障の問題が重要なので、安倍政権を支持すると言うのですが、本当にこの考えによって、彼女の嫌いな「特亜」から日本は守れるのでしょうか。

言うまでもなく、軍隊は、外国の支配や侵略から日本を守るために存在するものです。しかし、TPPや構造改革や規制緩和は、戦わずして、こちらから「どうぞお召し上がりください」といって、日本を外国に明け渡してしまうものです。安倍晋三は「
私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です。」と語り、国家の門戸をどこまでも開いて行くことを宣言しています。安全保障が大事だといいながら、TPPや構造改革で日本を外国に差し出すというのは、全く矛盾しています。

手を変え品を変え、どんなやり方で説明しても、「安倍信者」からかえってくるのは、「安倍さん以外に誰がいるんだ」という返事。そして、「国防軍」とか「憲法改正」といった勇ましい一面のみで安倍政権を支持するという返事です。こちらから日本を外国に明け渡しながら、「自衛隊」の名前を「国防軍」に変えたところで、意味はないのですが・・・。

彼女は、TPPに中国が参加に前向きであるというニュースも、安倍晋三自身が、構造改革の最大の推進者であるという事実も認識していません。彼女は表向き「TPPには反対だけど・・・」と飾り文句のように言うのですが、実は、TPPがどうして国家を弱体化させることになるのか、どうして「亡国最終兵器」と呼ばれているのか、全く理解していません。彼女と話していて感じるのは、TPPに関する圧倒的な無関心です。TPPなんかどうでもいいという姿勢が伝わってきます。その根底にあるのは、実は「日本なんかどうでもいい」という姿勢です。同胞の生活がどうなってもいいし、自殺者が増えても知った事じゃない。日本の農業が壊れようが、産業が空洞化しようがどうでもいい。彼女に関心があるのは、 自分の溜飲を下げること、すっきり発散すること、高揚感を感じる事、それだけではないのでしょうか。

TPPに中国が参加すれば、日本は彼女の嫌いな「シナ人」だらけになるのですが、彼女は「特亜」がこわい「特亜」が嫌いといいながら、「特亜」から大量に人を招き入れるような政策を推進する安倍晋三という政治家を一生懸命応援して、その矛盾にすら気づきません。

彼女は「私と国家観や歴史観の合う人間•政党に入れます」というのですが、安倍の国家観とは、安倍自身の言葉によれば、「私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本」であり、徹底したグローバル化を遂げた外国人だらけの日本です。また、自民党の国家観は、1000万人移民計画によって、日本の10人に1人を外国人にするというものです。彼女はそのことを知って、安倍晋三や自民党の「国家観」に賛同し票を投じようとしているのでしょうか。

まるで、落語の「まんじゅうこわい」のお話のように、彼女は「シナ人こわい」といいながら、日本をシナ人だらけにしようとしています。

普通の女性をこのように変えてしまった自民党の洗脳工作は、本当におそろしいものだと思います。

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2013年7月15日 (月)

恥知らずな民主党、それよりひどい自民党

民主党の数々の政策の中で、日本にもっとも害を与えることになった、最大の売国政策は何か。

それは公約違反を犯して、日本を一層デフレの底に突き落とすような消費税増税関連法案を可決させたことです。

しかし、民主党以上にたちがわるいのは、野党の役割を果たさず、三党合意で消費税増税という売国に便乗し、協力した自民党と公明党です。

私が西田昌司を疑いだしたのは、彼が、解散総選挙を口実に消費税増税関連法を可決させるべきだと述べた、下の動画を見たときです。

しかも、この腐ったやつらは、早期の解散総選挙を迫るという口実で、野田政権が公約違反を犯して消費税増税関連法を可決させたことで他の野党が提出した野田首相に対する参議院の問責決議に便乗するという信じられない行動をとりました。

自分たちが三党合意で、民主党の公約違反と売国に協力していながら、公約違反を犯したと言って野田首相の問責決議に便乗するというのは、自民党と公明党は、どういう神経をしているのか。

結局、解散総選挙をせかしたのも、TPPに乗り遅れないためではなかったのかとすら、疑ってしまいます。

こんな国民をばかにした茶番を見せつけられていながら、「民主党より自民党はましだ」と言っている人たちは何を見ているのか。

安倍政権は、一時的な円安や株高で国民の目をくらましておきながら、「デフレを脱却する」といいつつ、構造改革と消費税増税というデフレを悪化させるような政策を平気でやる。ここまで恥知らずなほど嘘つきな政権は、過去に記憶がありません。

しかも、多くの人たちが「安倍ぴょん、安倍ぴょん」と手を叩いて喜んでいる。国民がこんなことでは、この国は本当に終わってしまいます。

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安倍晋三とチャンネル桜に騙されないためのQ&A

Q1. なぜ安倍晋三やチャンネル桜を信じてはならないと考えるのですか?

A1. 彼らが掲げている主張が勝共連合(http://www.ifvoc.org/)の主張と酷似しているからです。

Q2. 勝共連合とは何ですか?

A2. 韓国の反日カルト団体「統一教会」の関連団体です。

Q3. 勝共連合のホームページを読むと、愛国心にあふれており、「日米同盟強化」「戦後レジームからの脱却」「憲法改正」「自虐史観からの脱却」「原発推進」「愛国教育の促進」など、日本を守るという観点から正しい意見ばかり書かれているように見えますが、何が問題なのでしょうか。

A3. おっしゃるとおり、 勝共連合の主張は、日本人の心をゆさぶる愛国心にあふれたメッセージばかりです。しかし、それだからこそ、そこに落とし穴がないか、私たちは注意を払わなくてはなりません。なぜなら、勝共連合の母体である統一教会は、反日的な思想を根底に抱えたカルト団体だからです。どうして、反日的な韓国のカルト団体が、私たち日本人に愛国的なメッセージを語りかけているのでしょうか。そのことに、私たちは違和感や、疑問を抱くべきだと思います。

Q4. 統一教会が反日的な思想を抱えているというのは本当なのですか?

A4. 本当です。統一教会の根本教典である『原理講論』に書かれてある文章を読んでみましょう。

「第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン側国家との対戦であった。それでは、どうして前者は天の側であり後者はサタン側なのであろうか。前者はアベル型の人生観を中心として、復帰摂理の最終段階の政治理念として立てられた民主主義を根本理念とする国家であるから天の側である。後者はその政治理念がカイン型の人生観を中心としており、反民主主義的な全体主義国家であるゆえにサタン側である。また、前者はキリスト教を支持する国であり、後者はキリスト教的な立場に立った国家であるので、各々天の側とサタン側とに区別されたのである。」

「大戦当時の日本の軍閥は、韓国の各教会に神道の神棚を強制的に設置させ、キリスト教たちを強引に引っ張りだして日本の神社に参拝させ、これに応じない信徒たちを投獄、殺傷した。・・・これらのことを根拠として、当時の独、日、伊は共にサタン側の国家であると規定されるのである。」

「アメリカは男性国家として天の側のアダムを、イギリスは女性国家として天の側のエバを、フランスは中間的な国家として天の側の天使長を各々象徴し、ドイツは男性国家としてサタン側のアダムを、日本は女性国家としてサタン側のエバを、イタリアは中間的な国家としてサタン側の天使長を各々象徴したのである。」

「第一イスラエルも苦難の道を歩み、第二イスラエルもそれと同じ路程を歩んだのであるから、第三イスラエルとなる韓国民族も、やはりまた、正にその悲惨な道を歩まざるを得ないのである。韓国民族が歩んできた悲惨な歴史路程は、このように神の選民として歩まなければならない当然の道であったので、実際には、その苦難の道が結果的に韓国民族をどれほど大きな幸福へ導くものとなったかもしれないのである。」

「(メシアはどの国に再臨するかという事に関して)聖書はその国が『日の出づる方』すなわち東の国にあると教えているのである。・・・古くから、東方の国とは韓国、日本、中国の東洋三国をいう。ところがそのうちの日本は代々、天照大神を崇拝してきた国として、更に、全体主義国家として、再臨期に当たっており、当時、韓国のキリスト教を過激に迫害した国であった。そして中国は共産化した国であるため、この二つの国はいずれもサタン側の国家なのである。したがって端的にいって、イエスが降臨され東方のその国は、すなわち韓国以外にない。」

「それでは韓国民族は、どのような経緯を経て、日本帝国のもとで四十年間の苦役を受けるようになったのであろうか。韓国に対する日本の帝国主義的侵略の手は、乙巳保護条約によって伸ばされた。すなわち一九〇五年に、日本の伊藤博文と当時の韓国学部大臣であった親日派李完用らによって、韓国の外交権一切を日本帝国の外務省に一任する条約が成立した。そうして、日本は韓国にその統監(のちの総督)をおき、必要な地域ごとに理事官をおいて、一切の内政に干渉することによって、日本は事実上韓国から政治、外交、経済などすべての主要部門の権利を剥奪したのであるが、これがすなわち乙巳保護条約であった。西暦一九一〇年、日本が強制的に韓国を合併した後には、韓国民族の自由を完全に剥奪し、数多くの愛国者を投獄、虐殺し、甚だしくは、皇宮に侵入して王妃を虐殺するなど、残虐無道な行為をほしいままにし、一九一九年三月一日韓国独立運動のときには、全国至る所で多数の良民を殺戮した。さらに、一九二三年に発生した日本の関東大震災のときには、根も葉もない謀略をもって東京に居住していた無辜の韓国人たちを数知れず虐殺したのであった。一方、数多くの韓国人たちは日本の圧政に耐えることができず、肥沃な故国の山河を日本人に明け渡し、自由を求めて荒漠たる満州の広野に移民し、臥薪嘗胆の試練を経て、祖国の解放に尽力したのであった。日本軍は、このような韓国民族の多くの村落を探索しては、老人から幼児に至るまで全住民を一つの建物の中に監禁して放火し、皆殺しにした。日本はこのような圧政を帝国が滅亡する日まで続けたのであった。このように、三・一独立運動で、あるいは満州広野で倒れた民衆は主としてキリスト教信徒たちであったのであり、さらに帝国末期にはキリスト教信徒に神社参拝を強要し、これに応じない数多くの信徒を投獄、または虐殺した。それだけではなく、八・一五解放直前の日本帝国主義の韓国キリスト教弾圧政策は、実に極悪非道なものであった。しかし、日本の天皇が第二次大戦において敗戦を宣言することによって韓国民族は、ついにその軛から解放されたのである。このように韓国民族は、一九〇五年の乙巳保護条約以後一九四五年解放されるときまで四十年間、第一、第二イスラエル選民が、エジプトやローマ帝国で受けたそれに劣らない迫害を受けたのである。そして、この独立運動が主に国内外のキリスト教信徒たちを中心として起こったので、迫害を受けたのが主としてキリスト教信徒たちであったことはいうまでもない。」

「したがって、有史以来、全世界にわたって発達してきた宗教と科学、すなわち、精神文明と物質文明とは、韓国を中心として、みな一つの真理によって吸収融合され、神が望まれる理想世界のものとして結実しなければならないのである。第一に、陸地で発達した文明も韓国で結実しなければならない。したがって、エジプトで発祥した古代の大陸文明は、ギリシャ、ローマ、イベリヤなどの半島文明として移動し、その半島文明は再び英国の島嶼文明として移動するようになり、この島嶼文明は更に米国の大陸文明をつくったのち、日本の島嶼文明へと振り戻ったのであった。この文明の巡礼は、イエスが再臨される韓国で半島文明として終結されなければならない。第二に、河川と海岸を中心とした文明も韓国が面する太平洋文明として結実しなければならない。ナイル河、チグリス河、ユーフラテス河などを中心として発達した河川文明は、ギリシャ、ローマ、スペイン、ポルトガルなどの地中海を中心とした文明として移動したのであり、この地中海文明は、再び、英国、米国を中心とした大西洋文明として移動したのであり、この文明は、アメリカ、日本、韓国をつなぐ太平洋文明として結実するようになるのである。第三に、気候を中心とした文明も韓国で結実しなければならない。気候を中心にして見れば、あらゆる生物の活動と繁殖は、春から始まって、夏には繁茂し、秋には結実し、冬に至って蓄えるようになるのである。このような春、夏、秋、冬の変転は、年を中心としてのみあるのではなく、一日について見ても、朝は春、昼は夏、夕方は秋、夜は冬に、各々該当するのであり、人生一代の幼、青、壮、老もまた、そのような関係にあるのである。歴史の全期間もこのように進行するのであるが、それは、神がそのような季節的な造化の原則をもって被造世界を創造されたからである。神が、アダムとエバを創造された時代は、春の季節に相当するときであった。したがって、人類の文明は、エデンの温帯文明から始まって、夏の季節に該当する熱帯文明に移り変わり、そのつぎには、秋の季節に該当する涼帯文明として移り変わったのち、最後には冬の季節に該当する寒帯文明として移り変わらなければならなかったのである。ところが、人間は堕落することによって、野蛮人と化してしまったので、温帯文明をつくることができず、直ちに熱帯で原始人の生活をするようになったため、エジプト大陸を中心とした熱帯文明を先につくるようになったのであった。そうして、この文明は、大陸から半島、島嶼へと移されて、涼帯文明をつくったのであり、これが再びソ連に渡って寒帯文明をつくるようになったのである。そうして今や、新時代の夜明けとともに、再び新しいエデンの温帯文明が、大きく開かれなければならないのであり、これは、当然、すべての文明が結実しなければならない韓国において成就されなければならないのである。」

(参照サイト: http://blog.livedoor.jp/champ1414/archives/3029493.html 他)

『原理講論』に書かれてあるのは、日本に対する根深い憎悪と、韓国を神に選ばれた特別な国家・民族と見なす、極端な韓国中心主義の思想です。彼らは日本は「サタン側の国家」「エバ国家」として、韓国に奉仕するべきであると考えています。

Q5. なぜそのような、日本に対して深い憎悪を抱く韓国のカルト団体が、日本人に愛国的なメッセージを掲げているのですか?

A5. 日本人に「自分たちの国を守るためにやっているんだ」と思い込ませて、日本人をコントロールするためです。しかし、実際に、彼らが日本人にやらせてきたことは、日本を利用すること、日本を貶めること、日本を壊すこと、日本の力を弱めることです。このことは、日本の戦後政治を振り返れば明らかでしょう。韓国への利益供与、竹島問題の放置、対米隷属の強化、謝罪外交、自虐史観に基づく政府談話、歴史問題に関する意図的にすら見える稚拙な対応と紛糾、貧困と格差を招く構造改革、日本の国柄を破壊し国内産業の海外移転を促進するグローバル化の推進、移民緩和政策、消費税増税によるデフレの悪化など、日本人の不利益になることが行われてきました。日本の戦後政治を司ってきたのは、主に自民党ですが、彼らは、これらのことを「愛国・保守」の政党・政治家のふりをしながら実行してきました。彼らは人々の洗脳や、情報工作がとても巧みです。

Q6. 安倍晋三は、統一教会の手先なのですか?

A6. 安倍晋三と統一教会の関係がどのようなものなのかはよくわかりませんが、以下の事実が指摘されています。

まず第一に、安倍晋三は、統一教会の合同結婚式に祝電を送っています。

また、「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」と書かれた統一教会の内部文書が見つかっています。

303

勝共連合((http://www.ifvoc.org/)も、熱烈に安倍政権を支持しています。

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また、なによりも、安倍晋三の祖父の岸信介は、勝共連合の陰の創設者です。

東京都渋谷区南平台(地区は松涛)の岸邸隣に世界基督教統一神霊協会(統一教会)があり、岸も、統一教会本部やその関連団体「国際勝共連合」本部に足を運んだ。日本での「国際勝共連合」の設立の際に児玉誉士夫、笹川良一と共に協力した。(wikipediaより)

Q7. チャンネル桜は、統一教会の手先なのですか?

A7. チャンネル桜と統一教会の直接のつながりはわかりませんし、彼らはもちろんそれを否定しています。しかし、出演者の何人かは、統一教会と関係をもっていることが証明されています。たとえば、「主権回復の日」の推進者として知られる井尻千男氏は、チャンネル桜の出演者の一人ですが、「世日クラブ(http://senichi-club.net/index.html)」という、統一教会の運営する日刊紙「世界日報」の関連団体が主催する定期講演会で講演を行い、その講演のDVDが公然と「世日クラブ」のサイト上で販売されています。
(http://senichiclub.cart.fc2.com/ca16/30/p1-r-s/)

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チャンネル桜と統一教会の直接のつながりはわからないのですが、私たちが最も着目し注意しなくてはならないのは、チャンネル桜の主張が、勝共連合の主張と、きわめて酷似しているという点です。勝共連合(http://www.ifvoc.org/)のホームページの記事の見出しを見れば、そのことは明らかです。

「憲法改正の道を切り拓こう!」(2013年1月11日)

「中国との戦争近し─集団的自衛権行使を可能とせよ」(2013年1月15日)

「世界で活躍する邦人を守れ─自衛隊法を改正せよ」(2013年1月24日)

「未来志向の日韓関係を築き、中国の野望を阻止せよ」(2013年2月27日)

Q8. 日本を愛し、日本の現状を憂える日本人が、「日本のためになる」と信じながら、韓国の反日カルトにコントロールされ、日本を破壊するような正逆の方向に誘導されるというのは恐ろしいことだと思うのですが、私たちが彼らの洗脳に陥らないために注意すべきことはありますか?

A8. チャンネル桜と統一教会の直接のつながりはわかりませんが、チャンネル桜の主張が勝共連合の主張と同一の場合には、その真偽をまずは疑った方がよいと思います。なぜなら勝共連合の実体は、既に申し上げた通り、韓国の反日カルトであり、韓国の反日カルトが、日本のためになるような意見を私たちに親切に提示しているはずがないからです。

彼らの特徴として「天 VS サタン」「民主主義 VS 共産主義」「アメリカ VS 特亜」のような、二元的な対立構造を強調するという点が上げられます。彼らが「自民党(善) VS 民主党(悪)」「自民党(善) VS マスコミ(悪)」のような善悪二元論的なメッセージを掲げるときににはよく注意すべきです。

これ以外にもいくつかの洗脳手法があげられるのですが、詳しくは、「彼ら」の洗脳手法: まとめという記事をお読みください。

下の動画をご覧になると、安倍晋三や彼の周辺の人々が、どのように日本人を騙し、また日本人がどのように騙されてきたか、この半年間のプロセスをご自分の目で確認していただくことができます。

また、カルト信者は、自分たちの意見を批判したり、自分たちと異なる意見を主張する人々にレッテルを貼ることが大好きです。チャンネル桜と統一教会の直接のつながりはわからないのですが、なぜかチャンネル桜も、自分たちの批判者に「左翼」だとか「反日」だとか「保守分断」だとか「偽装転向コミンテルン」などといったナンセンスなレッテルを貼るのが大好きです。安易にレッテルをはる人々の言動には注意すべきだと思います。

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我らの最後の希望: 安倍晋三

詐欺師がつねに善良な市民のふりをして現れるように、国家破壊者はつねに救世主のふりをして現れます。

安倍信者はいつも「安倍さん以外に誰がいるんだ」と言うわけですが、

これは偶然の一致でしょうか。

下は、「我らの最後の希望: ヒトラー」と書かれたナチスの選挙ポスターです。

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参院選で自民党と統一教会が裏取引か?

今回の参院選での自民党と統一教会の裏取引の事実を伝える、やや日刊カルト新聞の記事です。
(記事内容の真偽については、各自ご判断ください。)

言うまでもありませんが、統一教会は、日本に対する憎悪と韓国中心主義の思想を根底に持つ、韓国の反日カルト団体です。

参院選で自民党と統一教会が裏取引か?

今月4日に公示された第23回参議院議員選挙。優勢が伝えられる自民党に、統一教会との裏取引疑惑が浮上した。

“取引”に沿って日本統一教会松濤本部は、自民党公認の比例区の候補者への期日前投票を全国の地区教会を通じて信者に指示、更に3000人もの信者が選挙活動を行なうという。

その見返りとしてこの候補者が当選した暁には、噂される教団への警察の捜査を先送りにしてもらうというのだ。これには捜査の先に見える宗教法人取消しを逃れたいとの意図があるようだ。

統一教会が組織を挙げて行なう安倍晋三総理の地元選出の候補者への支援、自民党と統一教会の取引疑惑について報じる。

◆警察の捜査~宗教法人取消しを危惧

本紙でも度々報じてきたように、統一教会では内部告発などにより教団のコンプライアンス違反が多数発覚している。それに伴い、警察・公安による教団への捜査も噂されている。

その情報を入手した統一教会松濤本部は、宗教法人取消し問題へ発展することを懼れ、ある有力な自民党議員を通じて安倍政権に接近したという。

統一教会は参院選に於いて全国組織を挙げて自民党の比例区特定候補者への支援を約束、その見返りは宗教法人取消しという事態へ発展しかねない『松濤本部への捜査』を先送りにさせるとのことだ。

統一教会が宗教法人取消しを逃れるために、全国の組織を挙げて支援を行なっているのは、安倍晋三総理の地元・山口県選出の比例区候補者北村経夫(つねお)氏だ。

◆自民党候補者の選挙活動に3000人の特別伝道部隊を投入

元産経新聞政治部長の北村氏の現在の肩書きは『自由民主党参議院比例区代表(全国区)第68支部長』だ。
この北村氏を、当選させようと統一教会が躍起になっているようだ。

松濤本部は地区教会を通じて全国の統一教会信者へ7月5日から7日の間に期日前投票へ行くように指示、各地区教会の責任者には毎日の投票実績を松濤本部へ報告することが課せられた。投票率の低い教会責任者には問責されるという。

また、3000人の特別伝道部隊が結成され選挙運動をおこなうとの情報もある。

◆“今まで以上に特別な方”、期日前投票は“天に届く『精誠』”

以下は、統一教会北東京教区の足立教会の信者に配信されたメールだ。

【統一教会足立教会から信者に配信されたメール  2013年7月】 

「期日前投票のお願いです。

今回応援している方は、自民党の北村つねおさんです。

5日~7日の期日前投票は区役所でしか投票できないところがほとんどだと思いますが、今回の推薦は今まで以上に特別な方であり、スタートダッシュが重要ですので、遠いとしても3日期間中に投票所まで足を運べるように皆様の協力をお願いいたします。」

【統一教会足立教会から信者に配信されたメール  2013年7月5日】 

「足立教会の食口の皆様
聖業お疲れ様です。
最重要な「参議院選挙」の期日前投票が本日から始まりました。
中心の強い意識の中で、本日から3日間(5日・6日・7日)を
「期日前投票特別3日期間」として組まれています。
全教会員は、ぜひこの3日間に期日前投票を済ませて下さい。
投票所まで足を運び、この期間に投票するのが、天に届く「精誠」となります。
何卒宜しくお願い致します。
期日前投票されましたら報告をお願いいたします。

【3日期間 期日前投票所(午前8時30分~午後8時)】
足立区:足立区役所、葛飾区:葛飾区役所、北区:北区役所など
(7月13日までは区役所のみの投票になります。
詳しくは、投票用紙をご確認下さい)

※ 確認・質問は電話して下さい。
皆様と、皆様の家庭に天の祝福がありますように。
足立教会」

また、信者には「選挙終了後に徳野英二統一教会教会長が安倍総理に会いに行く」との話が伝わっているそうだ。

数々の社会問題を引き起こしてきた統一教会。そんな教団による組織を挙げての全面支援を受けるとされる政権与党の比例区候補者。

政治家とカルト団体の癒着構造により歪な形で蝕まれていく日本の選挙制度。
有権者の審判は如何なるものか、投開票は7月21日だ。

(やや日刊カルト新聞 2013年7月7日日曜日)

自民党の正体は、自民党の改憲案にもよく現れています。

現行憲法第20条1項

第20条 1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

自民党改憲案第20条1項

第20条(信教の自由) 1 信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。

「(いかなる宗教団体も)政治上の権力を行使してはならない。」という文言が削除されていることがお分かりになると思います。

(参照サイト: http://satlaws.web.fc2.com/0140.html)

これが、

「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」

と統一教会の内部文書に書かれていた「み旨」の中身なのでしょうか。

                         

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2013年7月14日 (日)

亡国の聖女はいつその黒歴史に幕をひくか(3): randomyokoさんとのやりとり

ふだんツイッターは、動画やブログの更新をお知らせする以外に全く使ってないのですが、今朝randomyokoさんと下のようなやりとりを行いました。日本を守ることよりも、「安倍さん」を守ることが優先事項になってしまった倒錯した方たちの考え方を知る上で参考になると思います。

(※「人の自由化」→「人の移動の自由化」の誤りです。)

(※謙虚は選挙のミスタイプです)

ramdomyokoさんとお話して感じたことは、以前、安倍信者を論破するという記事でまとめた次の5つの点です。

1. 客観的な事実認識ができない

彼女は、最新のニュースを総合的にきちんと追っていません。都合の悪いニュースはあえて見ようとしていないのかもしれません。

2. 二元的思考に陥る

「民主党が悪だから自民党は善」「野党はだめだから、自民党がよい」「特亜が悪だから自民党は善」といった善悪二元論的な単純な思考に陥っています。

3. 論理的な推論ができない

安倍の政策を元に、これから日本がどうなっていくのか全く予測を立てていません。

4. 政治、経済、歴史の基本的な知識に欠けている

「国をオープンにする」と安倍が語った、グローバリズムや新自由主義の問題について知識や問題意識が皆無です。小泉郵政改革に関するわずかな知識さえあれば、今何が起きているのかは、簡単に見抜くことができるはずです。

5. 権威ある人々の言葉や大勢の意見を無批判に信奉する

雰囲気に流されて「安倍ぴょん」を応援してしまっています。

10年後に彼女は現在の自分をどう振り返るのでしょうか。

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1000万人移民計画と自民党に関するQ&A

Q1. 自民党が「1000万人移民計画」を推進していたというのは事実なのですか?

A1. 事実です。

自民党の外国人材交流推進議員連盟が、6月12日、人口減少問題の解決策として、今後50年間で1000万人の移民を受け入れる提言を総会でまとめた。外国人材交流推進議員連盟は中川秀直・元幹事長を会長とし、自民党の国会議員約80人で構成する。移民受け入れのために、外国人政策を一元化する「移民庁」の設置、永住許可要件の大幅な緩和政策などを盛り込んでおり、今後、自民党内で論議が始まる。(日系ビジネス 2008年6月19日)

Q2. どうして自民党は、そんな狂気の政策を推進していたのですか?

A2. 「選挙前.com」というサイトにヒントが書かれています。「外国人材交流推進議員連盟」のメンバーである自民党議員のリストをご覧になってください。彼らには、次の三つの共通点があることにお気づきになることでしょう。

1. 統一教会とつながりがあること
2. 日韓議員連盟所属であること
3. パチンコ業界とつながりがあること

Q3. 「1000万人移民計画」を推進しようとしていた自民党は、本当に「保守・愛国」政党なのですか?

A3. そんなはずがありません。

Q4. 自民党は「1000万人移民計画」を取り下げたのですか?

A4. 取り下げていません。麻生政権は、国籍法を改悪し、外国人登録法を廃止しました。安倍政権が押し進めるTPP参加によって人の移動は自由化されますから、「1000万人移民計画」は今まさに実現されようとしていると言えます。安倍晋三は、ロンドンでの6月の講演で、日本をどこまでもオープンにし、世界から、ヒト、モノ、カネを呼び込むと宣言しました。既にベトナムは日本に年間1万人の低賃金の労働者を送り込む予定だと今年の2月に報じられています。

ベトナム、日本への労働者派遣を拡大の計画 1万人規模に

【新華社ハノイ】 ベトナム労働・傷病兵・社会省は18日、同国が今年、日本向けに昨年より1000~1200人多い労働力を輸出する計画だと表明した。同省の海外労働局によれば、昨年、ベトナムから日本に渡った労働者は8800人。日本の労働力需要が拡大していることを受け、今年はさらに増やしたいと説明した。
日本でベトナム人労働者は繊維、電子、機械加工、建築などの分野の仕事に従事し、平均賃金は月720~1400ドル(約6万8000~13万2000円)となっている。同省によれば、ベトナムは今年、9万人の労働者を海外に送り出す計画だ。現在、ベトナムでは100社を超える企業が海外に労働者を派遣する資格を持っている。
(翻訳 崔蓮花/編集翻訳 恩田有紀)(毎日中国経済2013年02月19日)

Q5. 移民を受け入れて、海外から安い労働力が日本に侵入してきた場合、デフレ脱却などできるのですか?

A5. できるわけがありません。日本の労働者は海外から押し寄せる低賃金の労働者と仕事を奪いあわなければならなくなります。当然、日本人の賃金は下がって行きます。

Q6. なぜ安倍政権は「デフレ脱却をする」といいながら、デフレ脱却に逆行するような政策を推進しているのですか?

A6. 嘘つきだからです。下の動画をご覧になれば、安倍晋三や周辺の連中が息を吐くように嘘をつく人々である事をご自分の目で確かめることができます。

Q7. 移民の問題は、経済の問題だけではおわりませんよね?

A7. そのとおりです。移民は、文化の問題、宗教の問題、価値観の問題、言語の問題、治安の問題、教育の問題、様々な社会問題を惹起することになります。TPPは一旦参加したら抜けられません。ラチェット規定とよばれるルールがあるため、規制緩和によって不利益が生じてもあとから規制を復活させることは認められません。一旦移民が入ってくれば、そこで問題が生じても、移民の流入を途中で止めることができません。また、一度日本に根を下ろした移民は、日本から出て行ってはくれません。日本はたくさんの異民族を国内に抱え込む多民族国家に変化していかざるをえません。混血が進み、純粋な日本民族の数は次第に減少していきます。そして、時を経るごとに、この流れに拍車がかかるようになります。

Q8. もう一度お聞きしますが、このような狂気の政策を推進する安倍晋三という政治家や自民党という政党は、本当に「愛国・保守」の政治家、政党なのでしょうか。

A8. そんなはずがありません。

Q9. では、なぜ多くの日本人は安倍晋三や自民党を真の「愛国・保守」と信じてしまっているのですか?

A9. 騙されているからです。

Q10. 誰が騙しているんですか?

A10. 日本を壊したくてたまらない人々です。

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安倍政権の支持率が3ヶ月連続で減少していたことが判明!!

国を愛するみなさんのたゆみない努力のおかげで、安倍亡国政権の支持率が順調に下がり続けています。

内閣支持続落、53.6%=発足時下回る-時事世論調査

時事通信の7月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比3.8ポイント減の53.6%となった。依然高水準ではあるものの、減少は3カ月連続で、内閣発足直後の1月調査の54.0%を初めて下回った。不支持率は同3.3ポイント増の23.3%だった。

調査は参院選公示後の5~8日、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は64.9%。

支持する理由(複数回答)は多い順に「他に適当な人がいない」17.2%、「リーダーシップがある」16.8%、「首相を信頼する」15.1%など。支持しない理由(同)は「期待が持てない」11.4%、「政策が駄目」9.5%、「首相を信頼できない」8.2%などだった。

支持率がピークだった4月調査と比較すると、「リーダーシップがある」が4.3ポイント減少する一方、「政策が駄目」は5.2ポイント増加した。

自民党の支持率も3カ月連続のマイナスで、前月比2.3ポイント減の25.4%。民主党は同0.4ポイント増の3.9%にとどまり、同1.9ポイント伸ばした公明党の4.4%に逆転された。その他の政党支持率は共産党2.0%、みんなの党1.7%、日本維新の会1.6%、社民党0.6%、生活の党0.3%、みどりの風0.1%の順だった。 (2013/07/12-15:04)

安倍政権の支持率はこれから下がる事はあっても上がることはありません。国民は騙されていたことに気づきつつあり、一旦騙されていたことを知った国民は、二度と安倍政権を支持しないからです。自民党という政党そのものが決定的に国民から信用を失いつつあります。

安倍政権の寿命は長くはありません。参院選まであと一週間、全力で走り抜きましょう。

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2013年7月13日 (土)

亡国の聖女はいつその黒歴史に幕をひくか(2): 国が滅んでも「安倍ぴょん」

はっきり言いますが気持ち悪いです。「亡国の聖女」などと書きましたが、つまりは単なる壊国カルトです。

彼女の貞子のパフォーマンスもなかなか不気味でしたが、今の彼女は素のままで十分に不気味です。

彼女はこれでも「自分は安倍信者ではない」と言い張っているので、安倍信者は本当に始末に負えません。

政治のよく分からないB層の人たちが、政治家をアイドルみたいにきゃぴきゃぴと持ち上げる。そして自分たちの首を締める。これは小泉政権のときにも見られた現象ですが、彼女は明らかにそのときと同じ過ちを繰り返しています。安倍政権は小泉政権の焼き直しであり、そのことを何度も何度も警告しているのに、彼女は下のような的外れなツイートしています。

日本の国家破壊に加担して、末代までの恥をさらしている自覚はこの方にはゼロです。

日本がTPPに参加しても「安倍ぴょん」
日本が移民だらけになっても「安倍ぴょん」
消費税増税して自殺者が激増しても「安倍ぴょん」
道州制で国がばらばらに解体されも「安倍ぴょん」
構造改革で失業者や派遣労働者だらけになっても「安倍ぴょん」

彼女は、いつまで、これを続けるのでしょうか。

何を信じようと個人の自由ですが、他の国民や子孫を破滅への巻き添えにする権利はありません。

国というのは、おもちゃではなく、1億3千万の生身の人間がその上で暮らしている現実の場所です。

安倍の政策見て、ロンドンでの講演聞きゃあ、どんなバカだって、これからどういう地獄が待っているか分かるじゃないですか。

これからたくさんの日本人が命を断ち、飢えて死んでいかなきゃならない。

しかし、彼女は、国や人々の生活が壊れていくことに微塵たりとも心の痛みも感じていません。

いい加減にしろよ、randomyoko!!

政治ってのは趣味やおままごとじゃねーんだ。人の生き死にがかかってんだよ。

自分の自尊心や自己満足のために「愛国」ごっこしてんじゃねーぞ。

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日米100年史: 日本はどのようにアメリカの餌食とされてきたか

だめだめわんこさんが、詳細な日米関係史の年表を作ってくださいました。不平等な要求を一方的に飲まされ続けてきた私たちの国、日本。とうとう国家の解体までもが、あけすけに要求される段階にまで到達しています。この年表の最も大切な部分は、過去からの流れの延長線上に自然に予測される、未来予想の部分です。日本はこのままいくと文字通り消滅してしまいます。今、全身全霊で、怒りの声を上げて、立ち上がらないと、もう手遅れになってしまいます。

あの日米60年の年表を元に、現状を理解するのに最低限必要なことがらを追加してみた。こうしてみると、一貫して日本が食い物にされてきたことがわかる。 まだ不完全で修正が必要だけど、誰か生かしてほしい。 基本的な年数は合っているはず。 なお同じ年に起こった出来事は、寄せ集めただけで発生順ではない。 また、そのため首相在任期間の部分とできごとがずれているかもしれない。

・アメリカ、ハワイ原住民を大虐殺。リリウオカラニ女王廃位。ハワイ王国滅亡(1895年)
・アメリカ、ハワイを準州として併合(1898年)
・米比戦争(1899~1913年)アメリカ軍、フィリピン人を60万人虐殺。フィリピンを植民地化。
・日露戦争。日本がロシア帝国に勝利し、有色人種が白色人種に勝てることを証明し、アジアやアフリカやインドなど、植民地にされた国々と人々に独立の希望を与える(1904年)
・鮫島純也、生まれる。出身は鹿児島県加世田市(1904年)
・日本、関税自主権を回復(1911年)
・連邦準備制度成立(FRS)(1913年)
・第一次世界大戦(1914~1918年)
・山口組設立(1915年)
・ロシア革命(1917年)
・住吉一家二代目(後の住吉会)設立(1917年)
・コミンテルン(正式名称、共産主義インターナショナル、別名、第三インターナショナル)結成(1919年)
・王立国際問題研究所(チャタムハウス)設立(1920年)
・外交問題評議会(CFR)設立(1921年)
・日本共産党(第一次共産党)設立準備委員会発足(1921年4月)
・ソビエト社会主義共和国連邦成立(1922年)
・日本共産党(第一次共産党)(1922年7月15日創立~1924年3月解党)
・太平洋問題調査会(IPR) 設立(1925~1961年)
・日本共産党(第二次共産党)(1926年12月再建~1935年3月壊滅)
・鮫島純也、日本大学法学部政治学科を卒業(1930年)
・グラス・スティーガル法 制定(1933年)
・ヒューイ・ロング暗殺(1935年)
・鮫島純也、衆院戦に立候補し初当選(1937年)
・鮫島純也、小泉又次郎の娘芳江と結婚。入り婿として小泉姓へ。(1937年?)
・ナチスドイツ、ポーランドへ侵攻。第二次世界大戦開始(1939年)
・日本、1940年体制確立(1940年)
・大日本帝国、日本の自存自衛とアジアの解放を掲げ、大東亜戦争開戦(1941年12月8日)
・日本銀行法制定(1942年)
・ブレトン・ウッズ協定締結(1944年)発効(1945年)
・マリアナ・パラオ戦。日本軍人6万3千人がアメリカ軍に殺される(1944年6~9月)
・フィリピン戦。日本軍人約34万人がアメリカ軍に殺される(1944年10月~1945年8月)
・マニラ大虐殺。アメリカ軍の砲爆撃により、マニラ市民10万人が虐殺される(1945年2~3月)
・硫黄島戦。日本軍人1万8千人がアメリカ軍に殺される(1945年2月~3月末)
・東京大焼殺。東京市民10万人以上がアメリカ軍に生きたまま焼き殺される(1945年3月10日)
・沖縄戦。日本軍人・沖縄市民合わせて約20万人がアメリカ軍に殺される(1945年3~6月)
・ナチスドイツ滅亡(1945年5月)
・広島にガンバレル型ウラン原爆リトルボーイ投下。広島市民16万6千人がアメリカ軍に虐殺される(1945年8月6日)
・長崎にインプロージョン型プルトニウム原爆ファットマン投下。長崎市民14万9千人がアメリカ軍に虐殺される(1945年8月9日)
・ソ連軍満州侵攻。日本側8万人以上殺される(1945年8月9日)
・日本人70万人以上がソ連に連行され、シベリアなどに抑留される。内6万人が死亡(1945年~1956年)
・大東亜戦争終結(1945年9月2日)
・欧米支配者層、第二次世界大戦の境の頃より、植民地支配の形式を、領土を丸ごと直接支配するハード路線から、形式的独立を与え、金融・経済の実質を間接統治で支配するソフト路線に切り替える(新植民地主義・非公式帝国)
・ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(1945~1952年)
・財閥解体(1945~1952年)
・漢字廃止論。連合国軍最高司令官総司令部に招かれた第一次アメリカ教育使節団が学校教育の漢字の弊害とローマ字の利便性を指摘した(1946年3月31日)
・公職追放(1946~1952年)
・極東国際軍事裁判(1946~1948年)
・国際復興開発銀行(後の世界銀行)設立(1946年)
・国際通貨基金(IMF)創設(1946年)
・中央情報局(CIA)改組設立(1947年)
・世耕弘一(世耕弘成の祖父)、GHQ傘下の経済科学局(ESS)と共に旧陸海軍の隠匿物資の捜索を行った、隠退蔵物資摘発委員会の委員長を務める。
・GHQの命令により、旧日本軍の隠退蔵物資(金やダイヤなど現在価値で数十兆円分)を接収するために、東京地検に「隠匿退蔵物資事件捜査部」(通称「隠退蔵事件捜査部」)創設(1947年)
・東京地検特別捜査部(実質CIAの下部組織)に改組。歴代トップはCIAとの関わりが深い。任務はCIAの指令(情報リーク)によりアメリカの意に沿わない日本の政治家や実業家などを排除すること(1947年)
・農地改革(1947年)
・孫(当時は安本姓、孫姓は正義が結婚後に創った)一族、南朝鮮より日本に密入国(1947年)
・「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(独占禁止法)制定(1947年)
・関税および貿易に関する一般協定(GATT)発効(1948年)
・政治資金規正法 制定(1948年)
・アメリカ政府、日本を逆コース(経済復興)へ方針変更。ハリー・カーン暗躍(1947~1948年)
・東条英機ら7名処刑(1948年12月23日)
・岸信介、アメリカの走狗になることを誓い釈放(1948年12月24日)
・稲川組(後の稲川会)設立(1949年)
・麻生太郎、CIA日本支局長ポール・ブルームに預けられ、スパイとして養育される(1950年代~1960年代)。
・小泉(旧姓・鮫島)純也、在日朝鮮人の北朝鮮送還事業に中心的な役割を果たす(1950年代)
・朝鮮戦争(1950~53年)
・トルーマン、マッカーサーを更迭(1951年)
・日本国との平和条約発効(1952年)
・日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約発効(1952年)
・日米行政協定発効(1952年)
・日米航空協定(1952年)
・ビルダーバーグ会議(1954年~)
・アメリカ、余剰農作物処理法成立。日本、小麦・トウモロコシの輸入拡大(1954年)
・世界基督教統一神霊協会創設(1954年)
・自由民主党結成(1955年)
・CIAから自民党に数百万ドルの資金援助が行われる(1950年代半ば~1970年代初めまで)
・由美子ちゃん事件。沖縄で6歳の少女が米兵に嘉手納基地に連れ込まれ、トイレでレイプされたうえ殺害されゴミ捨て場に捨てられて発見される(1955年9月3日)
・日米綿製品協定締結。対米綿製品の輸出を自主規制(1957年)
・ベトナム戦争(1960~1975年)
・日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約発効(1960年)
・日米地位協定発効(1960年)
・池田大作、創価学会の会長に就任。総体革命(創価学会員の、日本の政界、官界、言論界、教育界、法曹界、医療界などへの浸透戦略)を推進(1960年)
・小泉純一郎、県立横須賀高校卒業(1960年)
・小泉純一郎、1浪し慶応大学経済学部に裏口入学(1961年)
・大韓民国中央情報部(KCIA)設立(1961年)
・戦略国際問題研究所(CSIS)設立(1962年)
※CSIS(米国・戦略国際問題研究所)について
1962年にアーレイ・バークおよびデイビッド・マンカー・アブシャイアによって、ジョージタウン大学の付属研究機関として設立された。1987年、同大学から独立した研究機関となった。現在、CSISは、アメリカ陸軍・海軍直系の軍事戦略研究所でもある。

理事長には、1999年より、元アメリカ合衆国上院議員でアメリカ合衆国上院軍事委員会の民主党の重鎮、サム・ナンが、同研究所所長最高経営責任者には、2000年4月より、元アメリカ合衆国国防副長官のジョン・J・ヘイムリ (John Hamre) が務めている。また、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官やカーラ・ヒルズ元通商代表、リチャード・アーミテージ元国務副長官、ズビグニュー・ブレジンスキーが理事を務め、顧問には、同ヘンリー・キッシンジャー、その弟子のブレント・スコウクロフトがいる。現在では日本から多くの将来有望な若手官僚や政治家(候補含む)がCSISに出向して学んでくる慣習が確立している。現在ではCSIS留学組が日本の官僚機構の中枢を占める。

※デイビッド・マンカー・アブシャイア(David Manker Abshire) 1926年テネシー州生まれ。大統領学研究センター(CSP)代表。戦略国際問題研究所(CSIS)共同創設者で副理事長。1951年ウエスト・ポイント陸軍士官学校卒業。1959年ジョージタウン大学にて歴史学博士号取得。同大学にて長年助教授を務める。1980年の政権移行期にロナルド・レーガン大統領により国務省、国防総省、米軍情報庁およびCIAを含む国家安全保障グループの統括役に任命。

・小泉純一郎、単位が足りず3年に上がれず留年(1963年)
・ジョン・F・ケネディ大統領 テキサス州ダラスにて暗殺(1963年)主理由はその後のベトナム戦争で利益を上げる計画だった軍産複合体(国際金融資本が株主)に逆らい、南ベトナムからのアメリカ軍事顧問団の早期完全撤収を計画したため。ケネディ暗殺後、ジョンソン大統領の下でアメリカはベトナム戦争に本格介入(1965~1975年)し、10年の長期にわたる泥沼の戦いを続ける。副理由に大統領令11110にて政府紙幣を発行したため。
・小泉純一郎、2回目の留年(1964年か1965年のどちらか)
・日本対米貿易収支黒字化(1965年)
・行政官長期在外研究員制度開始。入省8年未満の若手官僚を2年間海外の大学院などに留学させる制度(1966年~)
・日米鉄鋼摩擦。対米鉄鋼輸出を自主規制(1966年)
・小泉純一郎、4年に進級(1966年)
・小泉純一郎、慶応大4年(1967年3月に卒業できず、1967年4月時点で3回目の留年)の時、婦女暴行事件で逮捕。父、小泉純也に揉み消して貰う(1967年4月)
・小泉純一郎、都立松沢病院に精神分裂病で強制入院(1967年4~6月)
・小泉純一郎、慶応大学を政治力で5月卒業(実質退学放校)扱い(1967年)このため卒業後に留学したという説と、卒業前に留学し帰国後に卒業したという説(しかし帰国後に再び大学に通って単位を取得し卒業した形跡無し)と卒業前に留学したが帰国後に卒業していない(未卒業のまま)という諸説に分かれる混乱の原因となる。政治力で5月卒業扱いにしたという事情を知らない人間には卒業前に留学したように見える。またこれが5月留学説の根拠と思われる。
・小泉純一郎、ロンドン大学へ聴講生として逃亡留学。単位取れず(1967年7月)
・アメリカ電子機械工業会が日本製テレビをダンピングとして提訴(1968年)
・海底調査の結果、東シナ海の大陸棚に石油資源が埋蔵されている可能性があることが指摘される(1968年)
・小泉純一郎、一時帰国?琉球政府行政主席の初の公選で、CIAの代理人としてCIA資金2000万円の授受を担当(1968年)
・第2次佐藤第2次改造内閣(1968年(昭和44年)11月30日 - 1970年(昭和46年)1月14日)
・国連が行った海洋調査で、推定1,095億バレルという、イラクの埋蔵量に匹敵する大量の石油埋蔵量の可能性が報告される(1969年および1970年)
・日本経常収支黒字化(1969年)
・高橋信次、新興宗教団体 GLA 創設(1969年)
・小泉純一郎、父の急死により帰国(8月)、衆院選に立候補するも落選(12月)(1969年)
・沖縄密約(1969年)

※ニクソン政権は沖縄返還了承にあたって、「米政府に財政負担をかけない」ことを要求。日米間で秘密裏に沖縄返還に伴う財政取り決めの協議が行われた。米側は「米国が沖縄に投資した資産を回収したい」と表明。結局、インフラなどの資産買取1億7500万ドルを含む3億2000万ドルを日本側が支払うことで合意した。その後、非公表の日本側財政負担がさらに1億9000万ドルあったことが判明した。さらに2点の密約が交わされた。

・「岩国・三沢基地などの施設改善費として、非公表で6500万ドルを支払うこと」(日本側の負担拡大の前例作り)

・「日米地位協定第24条について、リベラルな解釈を行うこと」(日米地位協定では米側にも在日米軍駐留経費の負担義務(4割ほど)があるが、これを日本側が「善意」で支払うことを要求したもの。後のおもいやり予算の根拠となる)

・第3次佐藤内閣(1970年(昭和45年)1月14日から1971年(昭和46年)7月5日)
・日米繊維交渉(1970年)
・日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 延長(1970年)
・日米密約(1971年)

・「日本側が米軍用地の原状回復費400万ドルを肩代わりすること」

・「日本側が米政府の宣伝放送施設「ボイス・オブ・アメリカ」の移転費1600万ドルを肩代わりすること」

・世界経済フォーラム(ダボス会議)設立(1971年~)
・中国、台湾が尖閣諸島の領有権を主張し始める(1971年)
・繊維製品の輸出自主規制(1971年)
・ニクソンショック。ドル・金兌換停止、金本位制終了、ブレトン・ウッズ体制終了(1971年)
・スミソニアン体制。金1オンス=35ドルから42.22ドルへ。円、1ドル=360円から308円に切り上げ(1971~73年)
・ローマクラブ、「成長の限界」を発表(1972年)以後世界人口増加抑制策推進(少子化(女性の労働力化)および移民導入の推進(移民は総人口を増やさず労働力を確保可能。および移民の増加は愛国心や国家意識を破壊し世界統一政府の樹立に役立つ)。
・沖縄返還(1972年)
・ニクソン中国訪問(1972年)
・田中角栄「日本列島改造論」を出版(1972年)
・第1次田中角栄内閣(1972年(昭和47年)7月7日から同年12月22日)
・小泉純一郎、当時神奈川県会議員竹内清(横須賀一家5代目総長石井進(後の稲川会二代目会長)の兄弟分)の支援で衆院選初当選。飯島勲が秘書となる(1972年12月)
・日本の田中角栄、アメリカを出し抜いて、日中国交正常化(1972年)
・ウォーターゲート事件(1972年)
・日米欧委員会発足。第1回総会東京で開催(1973年~)
・変動相場制へ移行(1973年)
・GATT、東京ラウンドで農業交渉開始(1973年)
・第一次オイルショック(1973~1974年)
・ニクソン辞任(1974年)
・アメリカ合衆国通商法制定。301条(1974年)
・小泉純一郎、代議士2年目の時、女子高生相手の婦女暴行事件で逮捕。福田赳夫に揉み消して貰う(1974年)
・ロッキード事件。日本のアメリカからの独立路線を進めた田中角栄 政界追放(1976年)
・コリアゲート事件発覚(1976年)韓国系米国人、朴東宣は1970年代、韓国中央情報部(KCIA)や統一協会などと連携し、米国の下院議員への買収工作を行なった。安倍晋太郎は下関の韓国ビジネスと密接な繋がりを持ち、朴東宣は安倍親子二代と親しかった。
・小泉純一郎、青山学院大学4年だった宮本佳代子と見合い(1977年)その後結婚(1978年)。3人の子をもうけるも4年後に純一郎による家庭内暴力が原因で離婚(1982年)
・「環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約」(1977年5月18日署名1978年10月5日発効)日本は1982年6月4日に批准。
・牛肉・オレンジ自由化交渉(1978年)
・米国、鉄鋼に「トリガー価格」を設定し、それ以下の値段のものはすべてダンピング扱い(1978年)
・佐々木リポート
・中国、改革開放政策開始(1978年)
・思いやり予算開始(1978年)

※日本政府、日本人基地従業員の賃金一部負担を了承。金額は62億円。日本政府はあくまで「特例的、暫定的、一時的」措置と弁明。翌年、渡米した自民党の金丸信は、翌年以降の負担額大幅拡大を約束させられる。その後、年々急速に金額が拡大。1987年度には2820億円にまで達した。

・バチカン銀行の不正を改革しようとした、ローマ教皇ヨハネ・パウロ1世暗殺。死因は急性心筋梗塞(1978年9月28日)
・中国、一人っ子政策開始。アメリカによる、日本を用いた対中経済支援(資本投下と技術移転)との引き換えを条件とした、人口削減策(1979年)
・米中国交樹立(1979年)
・松下幸之助、中国訪問(1979年)
・松下政経塾設立(1979年)2013年現在松下政経塾は、中国共産党とCSISの影響下にある。
・この頃よりアメリカは自立傾向を強める日本経済を潰して完全植民地化することを進め、一方で(日本の金で)共産中国を育てることに決める。そのために以後、日本政府にはODAを中国に供与させ、日本企業にもCSISの下部組織である「日本経済新聞」を用いて対中投資を促す(1980年代~2010年代)。
・ローマクラブの提唱によりアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)を創設(1979年)
・女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(女性差別撤廃条約。1979年採択。1981年発効。日本は1985年締結)
・第二次オイルショック(1979~1980年)
・ワシントン・コンセンサス体制(1980年~)
・電話交換機などNTT調達品の外国製品枠を策定(1980年)
・日米自動車摩擦。対米自動車輸出を自主規制(1981年)
・KCIA、国家安全企画部(ANSP)に改組(1981年)
・孫正義、日本ソフトバンク設立(1981年)
・イタリア、P2事件発覚(1981年)
・中川隆(後の大川隆法)、東大在学中に統合失調症を発症。幻聴を聞くようになる(1981年)
・教科書誤報事件。宮澤喜一官房長官談話。近隣諸国条項(1982年)
・IBMスパイ事件。おとり捜査によって日立・三菱電機の社員ら逮捕(1982年)
・第1次中曽根内閣(1982年(昭和57年)11月27日 - 1983年(昭和58年)12月27日)
・日本電信電話株式会社法により日本電信電話公社を民営化。日本電信電話株式会社(NTT)設立(1982年)
・日本専売公社解散。日本たばこ産業株式会社(JT)設立(1982年)
・中曽根康弘、留学生10万人計画開始。10万人とは国内の外国人留学生の年間在籍者数のこと(1983年)
・第2次中曽根内閣(1983年(昭和58年)12月27日 - 1984年(昭和59年)11月1日)
・麻原彰晃(本名・松本智津夫)、ヨーガ道場「オウムの会」(後に「オウム神仙の会」と改称)を始める(1984年)
・グリコ・森永事件(1984~1985年)
・第2次中曽根第1次改造内閣(1984年(昭和59年)11月1日 - 1985年(昭和60年)12月28日)
・第2次中曽根第2次改造内閣(1985年(昭和60年)12月28日 - 1986年(昭和61年)7月22日)
・アメリカ、対外純債務国に転落(1985年)
・プラザ合意。円高ドル安へ。アメリカ、円買いドル売りで儲ける(1985年)
・MOSS協議。エレクトロニクス、電気通信、医薬品など各分野別での協議開始(1985年)
・米半導体業界、日本市場の閉鎖性を理由に通商法301条で提訴(1985年)
・「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」(労働者派遣法)制定。1986年施行。派遣可能業務は13の専門業務に限定(1985年)
・第3次中曽根内閣(1986年(昭和61年)7月22日 - 1987年(昭和62年)11月6日)
・大川隆法(本名、中川隆)、「幸福の科学」立宗(1986年)
・前川リポート。当時、現状の経済体制(1940年体制)によって日本経済が絶好調であるにもかかわらず、構造改革(アメリカ型社会への改造)の必要性を訴える(1986年)
・日米半導体協定。1992年末までに外国系半導体のシェアを20%以上に(1986年)
・ウルグアイ・ラウンド(1986~1995年)
・国鉄分割民営化(1987年)
・「オウム神仙の会」を改称、宗教団体「オウム真理教」設立(1987年)
・安倍晋三、森永製菓令嬢の松崎昭恵と結婚(1987年)
・皇民党事件(1987年)
・竹下内閣(1987年(昭和62年)11月6日から1988年(昭和63年)12月27日)
・アメリカは貿易黒字のドルを金へ兌換することを日本に許さず。やむなくこの頃より米財務省証券の購入が始まる。
・アメリカ、エクソン・フロリオ条項導入(1988年)
※アメリカ合衆国の包括通商法に盛り込まれている条項。アメリカ国家の安全保障を脅かす外国企業によるアメリカ企業支配を制限する条項である。対米外国投資委員会(CFIUS)が条項に触れると判断した企業買収や土地取得などの活動に対して、大統領が阻止する権限を持つ。アメリカ議会が1988年に日本資本によるアメリカ企業の敵対的買収を阻むために導入した。
・包括通商・競争力強化法施行。スーパー301条、スペシャル301条(1988年)
・大型プロジェクトに限って日本の建設市場に外資の参入を認める(1988年)
・消費税法成立(1988年)
・牛肉とオレンジ輸入自由化(1988年)
・リクルート事件(1988年)
・オウム真理教、統一協会系企業と交流を深める(1988年~)
・竹下改造内閣(1988年(昭和63年)12月27日から1989年(平成元年)6月3日)
・第1次海部内閣(8月10日から1990年(平成2年)2月28日)
・消費税法施行、税率3%(1989年)
・天安門事件(1989年)
・日米構造協議。内政干渉の合法化(1989~1990年)

※最終報告の中でアメリカは、「(日本は)輸出につながる産業分野への投資(輸出競争力を強化する)より、(輸出競争力強化に役立たない無駄な)公共分野に投資(政府の借金を増やすことの意味)するほうが賢明」であるとし、日本に対しGNPの10%を公共事業に配分することを要求した。海部内閣はこれに応え、10年間で総額430兆円という「公共投資基本計画」を策定した。しかしその後、アメリカ側から「日本の対外黒字の増加を考えれば、公共投資の目標の上積みが必要」との要望があったため、1994年に村山内閣で計画が見直され、社会資本整備費としてさらに200兆円を積み増しし、総投資額は630兆円を計上している。この投資行動が現在の日本の財政難の根本原因となった。

・人工衛星、スパコン、木材・建材にスーパー301条を発動(1989年)
・坂本堤弁護士一家殺害事件。当時は失踪扱い。事件発覚は1995年。真犯人は山口組構成員の3人(1989年11月4日)
・教育用パソコンに採用予定だった日本独自のOS「TRON」に圧力(1989年)
・第2次海部内閣(1990年(平成2年)2月28日から同年12月29日)
・ウェブスターCIA長官「日本やヨーロッパ諸国の経済上の競争相手に対する情報戦略を扱う企画調整室を設けた」と発言(1990年)
・世耕弘成、ボストン大学コミュニケーション学部大学院へ留学。企業広報論修士号取得(1990~1992年)
・湾岸戦争(1990年)
・総量規制(1990年)
・バブル崩壊(1990年)
・ドイツ再統一(1990年)
・法人税率37.5%に引き下げ(1990年)
・ソフトバンク株式会社に社名変更(1990年)
・オウム真理教、衆院選に立候補するも全員落選。衆院選では統一協会関係から選挙活動のコンサルティングを受けていた。選挙後に統一協会からオウム真理教に大量に信者が移った。その後、教団の武装化が進められる(1990年2月)
・第2次海部改造内閣(1990年(平成2年)12月29日から1991年(平成3年)11月5日)
・海部内閣、湾岸戦争の戦費90億ドルの追加支援と輸送機の派遣を決定。日本の支援額は計130億ドルに。(1991年1月24日)
・ソ連崩壊。冷戦終了(1991年)
・日米携帯電話摩擦。モトローラの圧力で、IDO(現在のKDDI)が旧式のアナログ方式(モトローラ方式、TACS方式)を採用(1991年)
・オウム真理教幹部、ロシアのオレグ・ロゴフの側近と接触(1991年)
・宮澤内閣(1991年(平成3年)11月5日から1992年(平成4年)12月12日)
・ロブフ・麻原会談。麻原彰晃、来日した元ロシア共和国首相代行オレグ・ロゴフと会談(1992年2月)
・麻原彰晃、ロシア初訪問(1992年3月)。モスクワにおいて、当時ロシア副大統領だったアレクサンドル・ウラージミロヴィッチ・ルツコイやヴィクトル・チェルノムイルジン、ユーリ・ルシコフ等ロシア政界の上層部と接触(1992年3月~1994年9月までに8回ロシア訪問)
・オウム真理教ロシア支部開設(1992年6月)
・東京佐川急便事件(1992年)
・金丸訪朝団の石破茂、北朝鮮に女をあてがわれてビデオをとられて北朝鮮の対日工作員になる(1992年~現在)
・小学校での英語教育が実験的に導入され始める(1992年)
・ゲーツCIA長官「業務の約4割、予算の2/3は経済分野に当てる」と演説(1992年)
・ブッシュ大統領が米自動車メーカーのトップを連れて来日(1992年)
・ポンド危機(1992年)
・小泉純一郎、小はん変死事件(1992年)
・国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(PKO協力法)成立(1992年)
・オウム真理教幹部の早川紀代秀、1992年からの3年余に21回ロシアを訪れ、人材発掘と武器購入に奔走(1992年~)
・オウム真理教、ロシアからタブン混合型サリンを購入。後の地下鉄サリン事件で使用(1992年~1995年の間のいつか)
・宮澤改造内閣(1992年(平成4年)12月12日から1993年(平成5年)8月9日)
・河野談話(1993年)
・日米包括経済協議(1993年~)
・ミニマムアクセス制度受諾(1993年)
・米騒動(1993年)
・安倍晋三、衆院選に立候補し初当選(1993年7月)
・オウム真理教、ロシアで警備会社「オウムプロテクト」(武装可能)を設立。AK-74を50挺入手など、兵器調達や軍事訓練の隠れ蓑とする(1993年)
・小沢一郎「日本改造計画」を出版(1993年)
・ジョセフ・ナイ、90年代前半のアメリカ政府内の外交政策に関する会議の席で発言。

「日本を今後も自主防衛能力を持てない状態に留めておくために、アメリカは日米同盟を維持する必要がある。日本がアメリカに依存し続ける仕組みを作れば、我々はそのことを利用して、日本を脅しつけてアメリカにとって有利な軍事的・経済的要求を呑ませることができる」

※日米同盟に依存させておくには、日本が単独で中国に対応できないように、自衛隊の戦力を強化させない必要がある。手段は財務省など。

・村山富市内閣総理大臣(当時)が「「平和友好交流計画」に関する村山内閣総理大臣の談話」の中で、「いわゆる従軍慰安婦問題」に関して「心からの深い反省とお詫びの気持ち」を表す(1994年8月31日)
・政党助成法制定(1994年)
・板ガラス輸入拡大、知的所有権の強化(1994年)
・NAFTA発効(1994年)
・メキシコ通貨危機(1994年)
・日米保険協議(1994年)
・公共事業の指名競争入札を廃止。談合制度に打撃(1994年)
・年次改革要望書(1994~2008年)
・小泉純一郎「郵政省解体論」を出版(1994年)
・衆議院選挙で小選挙区比例代表並立制(小選挙区300、比例代表200)が導入、1996年の衆院選から実施(1994年)
・オウム真理教、サリン散布用に、ロシアから大型ヘリコプターMi-17を購入(1994年6月)
・松本サリン事件(1994年6月27~28日)
・地下鉄サリン事件(1995年3月20日)
・早川グループ、教団から大量離脱(1995年)
・警察庁長官狙撃事件。犯人は韓国軍人(1995年3月30日)
・村井秀夫刺殺事件。犯人は山口組構成員(1995年4月23日)
・麻原彰晃(松本智津夫)を山梨県上九一色村の教団施設で逮捕(1995年5月16日)
・東京都庁小包爆弾事件(1995年5月16日)
・女性のためのアジア平和国民基金 発足(1995年7月)
・村山談話(1995年8月15日)
・WTO(世界貿易機関)創設。(1995年)
・サービス貿易自由化交渉。金融サービス、長距離電話など自由化へ(1995年)
・日米自動車摩擦。アメリカは数値目標を要求するも、多国間交渉で日本が勝利(1995年)
・日米フィルム摩擦。コダックが富士フイルムを提訴するも多国間交渉で日本が勝利(1995年)
・保険に外資参入認める。これにより、カタカナの保険会社が増加(1995年)
・沖縄米兵少女暴行事件(1995年9月4日)
・阪神・淡路大震災(1995年)
・クリントン円高容認(1995年)
・第1次橋本内閣(1996年(平成8年)1月11日 - 1996年(平成8年)11月7日)
・日本製スパコンにスーパー301条を発動して事実上の輸入拒否(1996年)
・孫正義、Yahoo! JAPAN 設立(1996年)
・金融ビッグバン(1996~2001年)
・労働者派遣法改正。派遣可能業務を13業務から26業務に拡大(1996年)
・(旧)民主党結成(1996年9月)
・第2次橋本内閣(1996年(平成8年)11月7日 - 1997年(平成9年)9月11日)
・CSISの協力組織として東京財団(日本財団の下部組織)創設(1997年)
・日本銀行法全面改正(1997年)
※この改正により、日本銀行は日本政府の干渉を受けることなく、自由に通貨発行量を決定することが可能となる。そして通貨発行量を絞り、日本経済がデフレ不況で破綻し、株が下がり、外資に日本企業が買い叩かれ、日本がTPPを受け入れるまで、デフレ維持政策を継続する。改正に尽力したのが当時日銀副総裁だった福井俊彦。
・アジア通貨危機(1997年)
・韓国IMF管理体制(1997~2001年)
・独占禁止法改正。持ち株会社の解禁。談合制度を弱め、日本企業買収を簡易化(1997年)
・消費税率5%に引き上げ(1997年)
・第2次橋本改造内閣(1997年(平成9年)9月11日 - 1998年(平成10年)7月30日)
・橋本内閣、 朝銀に 計「3102億円」の公的資金投入(1998年)
・小渕内閣(1998年(平成10年)7月30日から1999年(平成11年)1月14日)
・大蔵省接待汚職事件(1998年)

※CIAが下部組織である東京地検特捜部を使役して発覚させたスキャンダル事件。目的は日本経済の強みであった「政」・「官」・「財」のトライアングルの中心である官僚組織、殊に司令塔である大蔵省を解体することにあった。大蔵省はアメリカからの構造改革の要求に抵抗してきたという事情がある。その後CIAから情報をリークされたマスコミによって、大蔵省解体論の世論が盛り上げられる。

・金融監督庁設置、大蔵省から金融監督機能を分離剥奪(1998年)
・金融再生委員会設置(1998年)
・企業買収のさらなる簡易化を要求(1988年)
・確定拠出型年金の導入を要求(1998年)
・労働者派遣の原則自由化を要求(1998年)
・土地の利用規制を緩和し、不動産の証券化を要求(1998年)
・建築基準法緩和。阪神大震災の後にもかかわらず、安全基準を「最低限」にし、アメリカの建材を認可(1998年)
・BIS規制適用開始(1998年)
・ロシア財政危機(1998年~)
・ブラジル通貨危機(1998~1999年)
・(新)民主党結成(1998年4月)
・2ちゃんねる開始(1999年)
・小渕第1次改造内閣(1999年(平成11年)1月14日から同年10月5日)
・ANSP廃止。国家情報院(NIS)新設(1999年)
・グラム・リーチ・ブライリー法(1999年)
・男女共同参画基本法。労働者数が増え、低賃金化、少子化加速→少子化を口実に移民推進派に有利に働く(1999年)
・商法改正、持ち合い株式の解消、コーポレートガバナンスの導入による経営の透明化、株式交換による企業買収を合法化(1999年)
・労働者派遣の原則自由化。港湾運送、警備、製造や建設、医療業務への派遣については禁止、その他は自由。人件費削減で年収200万円時代へ(1999年)
・法人税率34.5%に引き下げ(1999年)
・米輸入自由化(1999年)
・小渕第2次改造内閣(1999年(平成11年)10月5日から2000年(平成12年)4月5日)
・第1次森内閣(2000年(平成12年)4月5日から同年7月4日)
・第2次森内閣(2000年(平成12年)7月4日から同年12月5日)
・「アーミテージレポート」(正式名称:INSS Special Report "The United States and Japan: Advancing Toward a Mature Partnership")発表(2000年)
・日米欧委員会を三極委員会に改称(2000年)
・大蔵省から財務省へ(2000年)
・金融監督庁を金融庁へ改組(2000年)
・土地の利用規制を緩和(2000年)
・不動産の証券化(REIT)創設。不良債権となった日本の一等地をハゲタカが買い占め(2000年)
・大規模小売店舗立地法。郊外に大規模店が増え、地域の商店街がシャッター通りに(2000年)
・法人税率30%に引き下げ(2000年)
・ソフトバンク、経営破綻した日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)に、株式を長期保有することを条件に筆頭株主として出資(2000年)
・日本長期信用銀行を、アメリカの企業再生ファンド・リップルウッドや外国銀行らから成る投資組合「ニューLTCBパートナーズ」に売却。新生銀行と改称(2000年)
・河野洋平外務大臣(当時)、北朝鮮への50万トン(1200億円分)のコメ支援を決定。「自分が全責任を取る」と見得を切ったが、未だに何も責任を取っていない(2000年)
・第2次森改造内閣(2000年(平成12年)12月5日から2001年(平成13年)1月6日)
・中央省庁再編(2001年)
・第2次森改造内閣(2001年(平成13年)1月6日から同年4月26日)
・第1次小泉内閣(2001年(平成13年)4月26日 - 2002年(平成14年)9月30日)
・小泉内閣、朝銀に1兆500億円の公的資金を投入(2001~2002年)
・時価会計制度導入。持ち株が減り株価が暴落。外資が日本企業を買いやすくなった。同時に税収も減少することに(2001年)
・確定拠出型年金の導入。日本型401kが導入され、企業年金制度が弱体化。企業と従業員の関係が弱まり終身雇用制が崩壊へ(2001年)
・アメリカ同時多発テロ(2001年)
・アルゼンチン通貨危機(2001~2002年)
・アフガニスタン紛争(2001年)
・日米包括経済協議を「成長のための日米経済パートナーシップ」にリニューアル。対日投資の名目で日本企業に対するM&Aが本格化(2001年~)
・対中国艦隊の切り札である、開発中のXASM-3超音速空対艦ミサイルの予算が承認されず、開発が遅れる(2002年)
・以後11年間、防衛費が年々減額し続ける。
・アメリカからの対テロ戦争への協力要求により、対テロ諜報組織として「警視庁公安部外事三課」が創設される(2002年)
・第1次小泉内閣 (第1次改造)(2002年(平成14年)9月30日 - 2003年(平成15年)9月22日)
・日韓ワールドカップ開催(2002)
・安倍晋三の尽力により、羽田-金浦空港間一時チャーター便が開設(2002年)
・稲盛財団、CSISと共同で、政界、経済界等の若手リーダーを養成するため、稲盛財団からCSISに寄付した500万ドル(約6.5億円)を基金として 「アブシャイア・イナモリ リーダーシップアカデミー」を、CSIS内に設立(2002年)
・ロス・カボス会議。小泉純一郎も参加。TPP協議開始(2002年)
・健康保険に本人3割負担を導入。混合医療(金持ちのための特別医療)解禁への第一歩(2002年)
・司法改革。外国人弁護士解禁。日本を訴訟社会にして大儲け(2002年)
・商法大改正。「社外取締役」の登用などアメリカ型経営方式に転換(2002年)
・ポンド危機(2002年)
・自民党小泉純一郎内閣、人権擁護法提出(2002年)
・小泉純一郎、訪朝。日朝首脳会談。金正日、小泉純一郎に、北朝鮮によって70年代~80年代に行われた日本人拉致を認める(2002年9月17日)
・小泉純一郎、金正日に「あなたのお父さんは北朝鮮人だよ」と言われる(200?年)
・小泉純一郎、日朝平壌宣言。北朝鮮への経済協力方式での戦後補償を認める。(2002年9月17日)
・石井紘基刺殺事件。犯人は山口組構成員(2002年10月25日)
・個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)(2003年5月23日成立。一般企業に直接関わり罰則を含む第4~6章以外の規定は即日施行。2005年4月1日全面施行)
・安倍晋三の尽力により、羽田-金浦空港間定期チャーター便が開設(2003年)
・留学生10万人達成(2003年)
・第1次小泉内閣 (第2次改造)(2003年(平成15年)9月22日 - 2003年(平成15年)11月19日)
・2ちゃんねるの隔離板として「東アジアニュース速報+板」開設(2003年)
・イラク戦争(2003年)
・自衛隊イラク派遣(2003年(平成15年)12月から2009年(平成21年)2月)
・郵政事業庁を日本郵政公社に。郵政民営化への第一歩。郵貯や簡保資産の流出を目指す(2003年)
・労働者派遣法改正。労働者の派遣期間を最長1年から最長3年まで受け入れ可能に変更。製造業や福祉施設での医療関係業務への派遣も解禁。紹介予定派遣において、事前面接が解禁。2004年より施行(2003年)
・ソフトバンク、あおぞら銀行株を米国の投資ファンド「サーベラス」に売却(2003年)
・赤坂プチエンジェル事件(2003年7月)
・第2次小泉内閣(2003年(平成15年)11月19日 - 2004年(平成16年)9月27日)
・ロースクール設置(2004年)
・日本文化チャンネル桜 設立(2004年4月6日)
・小泉進次郎。アメリカ合衆国のコロンビア大学大学院に留学。次代の日本の支配者として養成される。ジャパンハンドラーズの一人、ジェラルド・カーティスに師事(2004年)
・第2次小泉内閣 (改造)(2004年(平成16年)9月27日 - 2005年(平成17年)9月21日)
・防衛予算の削減を受けて「平成17年度以降に係わる防衛計画の大綱」によって、戦闘機、戦車、護衛艦を大幅に削減する方針を打ち出す(2004年12月10日議決)
・中期防衛力整備計画2005。対中国艦隊の切り札、F-2戦闘機の調達中止。(2005年)
・第3次小泉内閣(2005年(平成17年)9月21日 - 2005年(平成17年)10月31日)
・自民党、「外国人材交流推進議員連盟」(会長=中川秀直・元幹事長)を立ち上げ(2005年)
・日本道路公団解散(2005年)
・石油公団廃止(2005年)
・郵政民営化法案可決(2005年)
・TPP(P4協定)調印(2005年)
・日本国際博覧会(愛知万博)開催(2005年3月25日~9月25日)
・安倍晋三の尽力により、愛知万博に合わせ韓国人に対する短期滞在査証免除(ノービザ)実施(2005年~2006年2月28日)
・参議院本会議にて郵政民営化関連法案否決(2005年8月8日)
・小泉純一郎、衆議院解散(郵政解散)(2005年8月8日)
・世耕弘成、自民党広報本部長代理及び自民党幹事長補佐として自民党のメディア戦略を担当。民間の広告会社と協力しながらマスメディア対策を事細かに指揮。また、自民党の広報戦略・IT戦略を担当し、政治後援会「チーム世耕」を組織(2005年)
・衆議院選挙にて自民党・公明党圧勝(2005年9月11日)
・第3次小泉内閣 (改造)(2005年(平成17年)10月31日 - 2006年(平成18年)9月26日)
・安倍晋三の尽力により、韓国人に対する短期滞在査証免除(ノービザ)恒久化(2006年3月1日~)
・安倍晋三官房長官(当時)などが統一教会系の「天宙平和連合(UPF)祖国郷土還元日本大会」に祝電を送る(2006年5月13日)
・第1次安倍内閣(2006年(平成18年)9月26日から2007年(平成19年)8月27日まで)
・小泉進次郎、CSISで働き始める。教育係はジャパンハンドラーズの一人、CSIS日本部長(元NSC(アメリカ国家安全保障会議)上級アジア部長兼東アジア担当大統領特別補佐官)、マイケル・ジョナサン・グリーン(2006年)
・TPP(P4協定)発効(2006年)
・村上ファンド事件(2006年)
・ライブドア事件(2006年)
・新司法試験(2006年)
・稲田朋美、統一協会系組織、世界平和女性連合福井県連合会春のつどいに出席(2006年4月23日)
・安倍晋三、記者会見にて、小泉構造改革を引き継ぐと明言。自らが過激な新自由主義者で構造改革論者であることを暴露(2006年9月26日)

「まず初めに、はっきりと申し上げておきたいことは、5年間小泉総理が進めてまいりました構造改革を私もしっかりと引き継ぎ、この構造改革を行ってまいります。構造改革はしばらく休んだ方がいい、あるいは大きく修正をした方がいいという声もあります。私は、この構造改革をむしろ加速させ、そして補強していきたいと考えております。」

・政治資金規正法改正。外資の株式保有比率50%超の企業からの政治献金が可能に(2006年)
・ニコニコ動画開始。運営はニワンゴ(取締役 麻生将豊(麻生太郎の長男))。設立はその親会社のドワンゴ(取締役 麻生巌(麻生太郎の甥))(2006年12月)
・2ちゃんねるに三つ子の赤字神 ◇6wGuiPY64Yの書き込み開始(2007年)
・「第二次アーミテージ・レポート」(正式名称:"The U.S.-Japan Alliance: Getting Asia Right through 2020")発表(2007年2月)
・安倍晋三、相続税3億円脱税疑惑発覚。突然辞任。(2007年)
・福田康夫内閣(2007年(平成19年)9月26日から2008年(平成20年)8月2日)
・三角合併解禁。(親会社の株で買収)解禁で外資による日本企業の合併が簡易化(2007年)
・年金記録問題。公的年金制度の破壊および外資による民間年金推進(2007年)
・日本郵政公社廃止、日本郵政株式会社に(2007年)
・アメリカ住宅バブル崩壊、世界金融危機(2007年~)
・石原慎太郎の三男・宏高、幸福の科学に入信(2008年)
・三橋貴明(本名、中村貴司、熊本県山鹿市出身)、ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」開始(2008年3月)
・安倍晋三、議員会館の安倍事務所にて「山口組の金庫番」こと韓国籍の山口組関係者、永本壹柱と会い、写真撮影。(2008年6月)
・リーマンショック(2008年)
・アイスランド危機(2008年)
・フィリピン食料危機(2008年)
・韓国通貨危機(2008年)
・自民党「外国人材交流推進議員連盟」、政策提言書「人材開国!日本型移民国家への道」をとりまとめ、当時の福田康夫首相に提出。「1000万人移民」導入や「移民法」制定や「移民庁」創設や「外国人住民基本台帳制度」導入や「入管法、国籍法」改正、在日外国人への行政サービスを提供しやすい体制の整備や、永住許可(入国後10年→7年)、帰化制度(10年で帰化可能に)緩和、を提言(2008年6月)
・麻生内閣(2008年9月24日から2009年(平成21年)9月16日)
・文部科学省、留学生30万人計画策定。2020年までに国内の外国人留学生の年間在籍者数を30万人に増やす予定(2008年7月29日)
・自民党麻生太郎政権、国籍法改正(2008年)
・自民党麻生太郎政権、住民基本台帳法改正。外国人登録法廃止。外国人の国民健康保険加入可(2009年)
・自民党麻生太郎政権、「出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律」(2009年)
・中川昭一、これ以上の米国債の購入を拒否。日本企業に対する買収を阻止防衛するための日本版エクソン・フロリオ条項を検討→中川昭一暗殺。死因は急性心筋梗塞(2009年10月3日)
・衆議院選挙にて民主党勝利。政権交代(2009年8月30日)
・小泉進次郎 衆院選に立候補し初当選(2009年8月)
・幸福の科学、「幸福実現党」立党。衆院選に337名の候補を擁立して、全員落選(2009年8月)
・鳩山由紀夫内閣(2009年(平成21年)9月16日から2010年(平成22年)6月8日)
・鳩山内閣、年次改革要望書を廃止(2009年)
・農地法改正、農地貸借自由化(2009年)
・裁判員制度開始(2009年)
・稲田朋美、統一協会系組織、世界平和連合福井県大会に出席(2009年11月29日)
・ユーロ危機(2010年~)
・アメリカで政治資金管理団体 スーパーPAC(Political Action Committee、政治行動委員会)が設立可能になる。

※アメリカでは企業や団体などが政党や政治家に直接献金を行うことは禁止されているため、政治献金の受け皿となるPACを設立して個人から資金を集め、選挙運動への資金援助などを行ってきた。従来のPACでは個人献金に一人年間5000ドルまでという上限が定められていたが、2010年の最高裁判決で上限なく献金を集めることが可能になった。これにより大企業の政治家への影響力・支配力が格段に高まった(2010年)

・安倍晋三、統一協会の信者である「阿部正寿」が所長を務めている「世界戦略総合研究所」(統一協会のダミー団体)で講師として講演(2010年2月16日)
・稲田朋美、統一協会系組織、WFWP世界平和女性連合福井県連合会の「春のつどい」に出席(2010年4月24日)
・菅内閣(2010年(平成22年)6月8日から9月17日)
・チーム世耕の後身として、自民党ネット・サポーターズクラブ創設(2010年6月9日)
・三橋貴明、参院選に立候補するも落選。選挙運動中、秘書とW不倫事件(2010年7月)
・尖閣諸島中国漁船衝突事件(2010年9月7日)
・菅第1次改造内閣(2010年(平成22年)9月17日から2011年(平成23年)1月14日)
・警視庁国際テロ捜査情報流出事件。ファイル共有ソフトのWinnyネットワークに警視庁公安部外事三課を中心とする国際テロ組織に関する公式文書114点のデータが流出(2010年10月29日)
・菅第2次改造内閣(2011年(平成23年)1月14日から2011年(平成23年)9月2日)
・日米経済調和対話(2011年~)
・2011年4月から、小学校5・6年生で英語(外国語)の授業が必修化される(2011年)
・日米貿易フォーラムでTPPを協議(2011年)
・東北地方太平洋沖地震、東日本大震災(2011年)
・トモダチ作戦(費用65億円。有償。費用日本持ち)(2011年3月~4月)
・民主、自民などの賛成多数で「思いやり予算の特別協定」が可決。有効期限は従来の3年から5年に延長され、今後5年間、日本は米軍に現行水準(約1880億円)を支払い続けることを決定(2011年3月31日)
・菅首相が記者会見で東京電力の「発送電分離」構想発表(2011年5月18日)
・荒川区議会議員の小坂英二が主催したパチンコの違法化・大幅課税を求める議員と国民の会、「創生日本(会長:安倍晋三)」に参加を依頼するも、「パチンコ問題は国家観の問題ではなく趣味の話。メンバーにも様々な意見が有りパチンコをする議員もいる。依頼は受けられない」と回答される(2011年5月25日)
・「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」可決(2011年8月)
・野田内閣(2011年(平成23年)9月2日から2012年(平成24年)1月13日)
・CSIS、日経新聞と「日経・CSISバーチャル・シンクタンク」を創設(2012年)
・米韓FTA発効(2012年)
・櫻井よしこ、統一協会系催事「世界日報の読者でつくる世日クラブの設立30周年を記念する講演会」で講演(2012年4月12日)
・石原慎太郎東京都都知事、ワシントンのヘリテージ財団主催のシンポジウムで行った講演で、尖閣諸島を地権関係者から買い取る方向で基本合意したことを明らかにした。(2012年4月16日)
・孫正義、電力会社の発電事業と送配電事業を分離する「発送電分離」の問題について、送配電網の運用を独立した外部の機関に任せる「機能分離」では見せかけの分離になる危険性があると指摘し、電力会社から送配電網の所有権を切り離す「所有権の分離」まで進めないといけないとの見方を示した。(2012年7月31日)
・「第三次アーミテージ・レポート」発表(2012年8月)

「日本は一流国でありたいのか、それとも二流国に転落してもいいのか」と日本を脅迫。もちろん「アメリカの要求を呑まなければ日本を二流国に落とす」という意味。

・尖閣諸島国有化(2012年9月11日)
・自民党、2012年12月の衆院選において日本版FEMA創設を選挙公約とする。
・安倍自民党、2012年12月の衆院戦においてTPP6項目を公約に掲げて圧勝する。

(1)聖域なき関税撤廃を前提とする限り、TPP交渉参加には反対
(2)自由貿易の理念に反する自動車などの工業製品の数値目標は受け入れない
(3)国民皆保険制度は守る
(4)食の安全安心の基準は守る
(5)国の主権を損なうようなISD条項は合意しない
(6)政府調達、金融サービスなどはわが国の特性を踏まえる

・文部科学省、次期指導要領の改訂における、小学4年生以下の英語必修化を検討(2012年9月)
・第2次安倍内閣(2012年(平成24年)12月26日~)
・防衛費が11年ぶりに微増(2013年)
・法人税率25.5%に引き下げ(2013年)
・日本政府、CSISの命令で、ミャンマーに対するODA債権3300億円を放棄(2013年1月)
・被災地復興予算流用問題。除染・復興進まず。ハリバートン社やベクテル社など外資企業による復興事業のために被災地を保全。(2013年)
・安倍晋三、CSISでジャパンハンドラーズに対し感謝のスピーチを行う。「アーミテージさん、ありがとうございます。グリーンさんもありがとうございました」(2013年2月22日)
・安倍晋三、衆院予算委員会で、「関税に関する項目以外の5項目は正確には公約ではない。目指すべき政策」と答弁。5項目を守る気全く無し(2013年2月28日)
・安倍晋三、TPP交渉への参加を表明(2013年3月15日)
・日米TPP事前協議。日本完全敗北(2013年4月~)
・麻生太郎、CSISの講演で日本の全水道の民営化(つまり外資の水メジャーへの売却)を宣言(2013年4月19日)
・石破茂自民党幹事長、「週刊BS-TBS編集部」のインタビューに答えた自民党改憲案の説明にて、国防軍の明記と、軍法会議(自民草案では「審判所」)の設置と、従軍拒否者への死刑や長期懲役刑を含む罰則強化を行うことを明言(2013年4月21日)
・安倍晋三、都内で開催された拉致被害者の集会に招待され、挨拶などわずか30分で退席。3時間後、東京ドームで行われた「EXILE」のライブに安倍晋三が参加。メンバーと写真を撮るなど2時間以上も大ハシャギ(2013年4月27日)
・池口恵観(本名 鮫島正純。小泉純一郎のいとこ。安倍晋三の政治アドバイザー)、競売で落札した朝鮮総連中央本部の購入に失敗(2013年5月)
・マイナンバー法可決。2016年1月より運用開始予定(2013年5月)
・日本政府、CSISの命令で、ミャンマーに対するODA債権2000億円を放棄。910億円の新たなODA追加融資を約束。これまでCSISの命令で放棄させられた債権の累計額は2兆円(2013年5月)
・自民党に「外国人材交流推進議員連盟」(会長・中川秀直会長、事務局長・中村博彦)の後身の新議連、「国際人材議員連盟」(会長・小池百合子衆議院議員、幹事長・中村博彦参議院議員、顧問・石破茂衆議院議員)が発足(2013年5月22日)
・安倍晋三、ロンドン金融街シティーで講演(2013年6月20日)

「世界から、ヒト、モノ、カネを呼び込んで、それを成長の糧としてまた大きくなる。そんな日本をつくる闘いが、私の取り組む闘いです。」

「そして選挙が終わったらどうするか。私はこれからの3年を、集中的な改革の期間と位置付け、持てる政治力を、投入します。固い、岩盤のような日本の規制を、私自身をドリルの刃として、突き破ろうと思っています。」

・自民党、道州制推進基本法案を参院選後に国会提出予定。道州制は、都道府県を廃止し、全国を10程度の道や州に再編する構想。法案は、導入に向け、有識者でつくる国民会議(首相諮問機関)が3年以内に区域割りなど具体的な制度内容を答申することが柱。(2013年6月23日)
・ジャパン・ハンドラーズ、ホテルオークラ東京にて「日米安全保障研究会」開催。(笹川平和財団主催)(2013年6月24日)
・Winny開発者、金子勇、急性心筋梗塞により急死(2013年7月6日)
・自民党、参院選圧勝。勝因はB層である馬鹿な嫌韓厨や嫌中厨を煽って敵意を在日朝鮮人や韓国や中国に向け、内政から目をそらさせ、愛国者の振りをした安倍晋三に支持を集めたこと(2013年7月21日)
・安倍晋三TPP参加予定(2013年~)
・消費税率8%に引き上げ予定(2014年)
・消費税率10%に引き上げ予定(2015年)
・水道民営化および電力自由化予定、水道電気料金はそれぞれ2倍以上に跳ね上がる可能性高し(20??年)
・ソフ○バン○、電力事業に参入。日本中の電力網インフラを抑える(20??年)
・憲法改正。アメリカ軍との集団的自衛権に基づく共同作戦が可能に。アメリカの尖兵として実戦部隊をイスラム圏などの海外に派兵。現代版セポイ。徴兵制施行(20??年)
・道州制実施。主権を地方へ移譲。日本政府弱体化(20??年)
・日本、TPP参加により関税自主権を永久に放棄(20??年)
・混合診療の採用により公的保険適用範囲が狭められ、国民健康保険制度が実質崩壊。
・主食である米の自給率3割以上低下。その後年々低下。ついに自給不可能になる。アメリカに食料を完全依存。日本人の生死の決定権をアメリカに完全に委ねる(20??年)
・日本農業はモンサント社の1代限りの遺伝子組み換え種子を使うことを事実上強制される。オリジナルの種子が失われ、種子の国内再生産が不可能になる(20??年)
・農地がモンサント社の強力な農薬に汚染され土壌と水質の環境破壊が起こり、他の植物が一切育たなくなり、食料の残留農薬汚染による健康被害が深刻化するも、これらをISD条項とラチェット規定により阻止できず(20??年)
・日本の農地を外国大資本経営の株式会社に抑えられる。日本人農民は土地を失い、農業労働者という小作人に転落。地主制(プランテーション)の復活。日本人は自由に農業ができなくなる(20??年)
・小泉進次郎、内閣総理大臣になる(20??年)
・英語公用語化。幼児の時から教えられる(20??年)
・外国人への地方参政権付与(20??年)
・ようやく異常な事態に気づいた日本人が騒ぎ出し、デモなどを行うが、TPPに含まれるISD条項とラチェット規定のためどうにもならず。法規制ができず移民流入を阻止できず(20??年)
・(主に中国・朝鮮からの)外国人移民の急増。公的社会保障の破綻。日本人は二極化し、圧倒的多数の日本人の極貧化が進む。日本人の海外出稼ぎが流行る(男は肉体労働、女は売春)(20??年)
・GDP自体はそこそこ大きいものの、日本人が生み出した富は無税で外資により海外に流出する。そのため日本国内では極貧化のため、税収が減る。その結果、日本国防軍は高価な兵器が購入できなくなり、国防力が低下し、軍事面でもアメリカへの依存が一層高まる。日本自力でのシーレーン確保の可能性が無くなり、エネルギー面でもアメリカに完全に依存するようになる。軍事力による日本の自立独立が永久に不可能となる(20??年)
・食料とエネルギーと防衛を完全にアメリカに依存しているために、その代償として、東シナ海の石油・天然ガス、日本近海のメタンハイドレートの採掘権の権利をアメリカに全て奪われる(メタンハイドレートの日米共同開発は第三次アーミテージ・レポートで既にうたわれている。アメリカも東シナ海の海底資源を狙っている)(20??年)
・多国籍企業と外国人移民に対する排外機運が高まる。民主主義政治を通じた変革がもはや不可能である絶望から、実力行使を肯定する世論が高まる。極右団体と極左団体が多数創設される。多国籍企業へのテロと、日本人と外国人の間で流血を伴う衝突が多発。しかし日本版FEMAに鎮圧される(20??年)
・日本の支配者層を中国朝鮮系が占める。外国人に有利な法案が次々と可決される(20??年)
・中国語と韓国語も準公用語化される(20??年)
・外国人移民1000万人突破(20??年)
・混血が進む。純血日本人と日本語話者の減少止まらず。書籍やTVでの公的使用言語としての日本語の露出機会が減る。英語の母語化が進む。日本語に支えられた日本文化と日本精神の解体。日本語自体も他言語と混交し変質化が進む。多文化主義全盛(20??年)
・人口において外国人移民と混血が純血日本人を上回る。日本人、少数民族に転落。日本民族のアイデンティティの急速な希薄化(20??年)
・日本消滅(21??年)




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反TPPのちらしを提供いただきました。

憂國大和魂様より再度ちらしを提供いただきました。こちらもご活用ください。(画像をクリックするとダウンロードできるサイトが開きます。)

96条改正表

96条改正裏

もしも日本がTPPに参加してしまったら

トップページにも掲載してありますのでご活用ください。

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2013年7月12日 (金)

亡国の聖女はいつその黒歴史に幕をひくか(1): ハワイ、チベット、そして日本

ハワイ。

19世紀にアメリカ人の入植が進み、1893年にはアメリカ人農場主らが反乱を起こしてハワイ王国を打倒。1895年に多くの原住民の虐殺した後、1898年にはアメリカ合衆国が正式に併合。その約60年後の1959年に、アメリカの50番目の州に昇格。現在、先住ハワイ人の比率は、5.9%にまで減少し、民族絶滅の危機にさらされています。

ハワイではいまだに望みのない独立運動を戦っている方たちがいます。

チベット。

1949年の中華人民共和国による併合以来押し進められてきた漢民族の入植と経済支配は、現在かなり高い比率にまで達しています。中華人民共和国による公式発表では、チベットにおける民族構成比は、92.8%がチベット民族とされていますが、ダライラマ法王日本代表部事務局のホームページには下のように書かれています。

近年、継続する中国人のチベットへの人口移入によって、チベット人が自らの地で少数派になっているという現象がおきている。現在、チベットでは、チベット人600万人に対し、中国人は750万人で、中国人人口の方が勝っている。経済開発・社会開発という口実で、計算され、政府が推奨している移住政策は、チベット人の経済・教育・政治・社会構造を軽んじたもので、それは、チベット文化を押しつぶす脅威となっている。

民族と文化の消滅の危機の中で、チベットの人々は、己の身を焼いてでも、チベットの独立を国際社会に訴えています。今のままでは、チベットが中国に完全に同化されていくことは時間の問題です。

そして日本。

TPP交渉参加を表明し、参院選後は、総理大臣が徹底して国を開くことを宣言した国。

ではいかにして、成長を図るのか。国を開くこと、日本の市場を、オープンにすることです。 これは、政治家となって以来、私の中に流れる一貫した哲学でした。


7年前に総理となったとき、私は、日本とASEANのEPAを締結するよう、交渉を急がせました。

今回、再び総理となって最初の課題が、米国を中心とするTPP、そしてEUとのEPAに、果たして乗り出すべきか否かでした。TPPへの反対は、自民党を支持した皆さんにもありました。私は、全力で、説得しました。そのうえで、交渉参加に断を下しました。


私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です。

世界から、ヒト、モノ、カネを呼び込んで、それを成長の糧としてまた大きくなる。そんな日本をつくる闘いが、私の取り組む闘いです。

私の成長戦略は、官僚たちに書かせた、ただのエッセイではあり得ません。私がアンダーライトし、実行するものです。

そして選挙が終わったらどうするか。私はこれからの3年を、集中的な改革の期間と位置付け、持てる政治力を、投入します。固い、岩盤のような日本の規制を、私自身をドリルの刃(やいば)として、突き破ろうと思っています。(抜粋)

平成25年6月19日 安倍総理大臣・経済政策に関する講演
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0619speech.html

2008年には、安倍晋三と同じく統一教会の合同結婚式に祝電を送っていたことで知られる中川秀直を中心に、80名の自民党の国会議員が「1000万人移民計画」なる狂気の政策を推進していましたが、人の移動の自由化を定めたTPPへの参加と、安倍晋三という狂信的なグローバリストによって、この計画は、今まさに実行に移されようとしています。

日本がTPPに参加し、国を大きく開いて移民国家に移行すれば、今後、日本の人口の民族構成比は大きく変わっていきます。TPPは、現地語を非関税障壁とみなすため、英語が公用語化されるのも必至の流れです。混血が進めば、日本に帰属意識をもつ純粋な「日本民族」は相対的に割合が減少していかざるをえません。日本民族の割合が減少すれば、日本語や日本文化の継承者もやがて途絶えていくでしょう。1億3千万の人口を抱える日本が、ハワイやチベットと同じ民族や文化の消滅の道を辿るのは、ハワイやチベットよりは長い時間がかかるとしても、時間の問題です。

なぜ、統一教会という韓国の反日カルトが支援し、実際に様々な国家破壊的な政策を推進しようとする、かくも売国的な性向を帯びた政党や政治家が、真正の「愛国・保守」の政党、また政治家として、多くの日本人によって熱狂的に信奉されているのか。

たとえば、このブログでも再三取り上げてきたrandomyokoさんは、KAZUYAさんと同様、YouTubeやニコニコ動画で、安倍自民党政権への熱烈な支持を語りかけてきた有名なVloggerですが、いまだに「安倍ぴょん、安倍ぴょん」と言って安倍晋三への深い愛情を表現しています。

彼女は、私の以前の批判に対して最近、下のような反論をくださっています。

randomyokoさん。移民を受け入れても、確かに「日本」という名前の国は存続するかもしれません。しかし、それはもはや私たちが知っている現在の日本とは大きく中身を変えたものになっているはずです。安倍晋三や自民党のもくろみのとおり、日本が国を開いて大量の移民を受け入れるようになれば、日本が遅かれ早かれ、チベットやハワイと同じ民族や文化の消滅の道を辿る事になるのは簡単に想像のつく話ではないでしょうか。本当に安倍晋三は、あなたがいまも信じているように、日本という国が50年後も100年後も存続することを考えているのでしょうか。むしろ、それとは正反対の場所に私たちを無理矢理にひきずっていこうとしてはいないでしょうか。

安倍晋三は統一教会の合同結婚式に祝電を送っていた事が知られていますが、安倍晋三だけではなく、他にもたくさんの自民党の議員が、合同結婚式に祝電を送っていた事がわかっています。

『2006年5月統一教会の合同結婚式に祝電を送った議員のリスト』;合同結婚式ビデオより書き起こし
選挙区順まとめ:
松木謙公(民主、小沢G、北海道12区)
田名部匡省(民主、加藤六月G→新生党→新進党→無所属の会→?、青森旧1区→参院青森)
中野正志(自民、森派、宮城2区→東北B)※本人出席
佐藤剛男(自民、山崎派、福島1区→東北B)
船田元(自民、船田G→田中派→新生党→新進党→無派閥→山崎派→津島派、栃木1区)
西川公也(自民、中曽根派→伊吹派、栃木2区→北関東B)※元ムネムネ会
国井正幸(自民、山崎派、参院栃木)
中曽根康弘(自民、河野一郎派→中曽根派→江藤・亀井派、群馬旧3区→北関東B)
中曽根弘文(自民、伊吹派、参院群馬)
上田清司(新生党→フロムファイブ→民主党、埼玉4区→埼玉県知事)
神風英男(民主、一新会?、埼玉4区)
牧原秀樹(自民、八三会、埼玉5区)
小宮山泰子(民主、小沢G、埼玉7区)
中山義活(民主、鳩山G、東京2区)※本人夫人両出席
松本文明(自民、森派、東京7区)
平沢勝栄(自民、小渕派→無派閥→山崎派、東京17区)
清水清一朗(自民、八三会、東京20区→東京B)
小此木八郎(自民、渡辺派→村上・亀井派→無派閥、神奈川3区)
笠浩史(民主、一新会?、神奈川9区)
中本太衛(自民、橋本派、神奈川14区)※公選法違反連座※本人出席
山際大志郎(自民、山崎派、神奈川18区)
小林温(自民、森派、参院神奈川)
小林正(社会党→新生党→新進党→無所属→自由、参院比例)※本人出席
鈴木康友(民主、民社協会、静岡8区)※本人出席
小坂憲次(自民、渡辺派→新生党→太陽党→民政党→津島派、長野1区)
篠原孝(民主、小さな政府研究会?、長野1区)
若林正俊(自民、森派、長野旧1区→参院長野)
下条みつ(民主、羽田G、長野2区)
羽田孜(民主、羽田派→新進党→太陽党→羽田G、長野3区)
高鳥修一(自民、森派、新潟6区)
田中直紀(自民、田中派→二階堂G→丹羽・古賀派、福島旧3区→参院新潟)
長勢甚遠(自民、森派、富山1区)
野上浩太郎(自民、森派、参院富山)
馳浩(自民、森派、参院石川→石川1区)
高木毅(自民、森派、福井3区)
木村隆秀(自民、津島派、愛知5区)※元ムネムネ会
丹羽秀樹(自民、高村派、愛知6区)
青山丘(国民新党、民社党→新進党→保守党→亀井派、愛知7区→衆東海B→参院比予定)※市議時代に自民党※本人出席
大谷忠雄(新生党、小沢派、愛知6区)※所得税法違反と政治資金規正法違反で94年2月在宅起訴※本人出席
江﨑鐵磨(自民、新生党→二階グループ、愛知10区)
大村秀章(自民、津島派、愛知13区)※元ムネムネ会
鈴木政二(自民、森派、参院愛知)
宇野治(自民、伊吹派、滋賀3区)※夫人出席
関芳弘(自民、八三会、兵庫3区)
阪上善秀 (自民、江藤・亀井派、兵庫6区→宝塚市長)※夫人出席
大前繁雄(自民、山崎派、兵庫7区)※県議時代に民社党会派
山口壯(民主、政権戦略研究会?、兵庫12区)
鴻池祥肇(自民、河本派→無派閥、衆→参院兵庫)
末松信介(自民、森派、参院兵庫)
平沼赳夫(自民→無、中川派→福田派→亀井派、岡山3区)
増原義剛(自民、伊吹派、広島3区)
中川秀直(自民、森派、広島4区)
安倍晋三(自民、森派、山口4区)
木村義雄(自民、山崎派、香川2区)
大野功統(自民、山崎派、香川3区)
山内俊夫(自民、山崎派、参院香川)
福井照(自民、丹羽・古賀派。高知1区)
山崎拓(自民、中曽根派→山崎派、福岡2区) ※元青嵐会
宮島大典(民主、宮澤派→加藤派→?、長崎4区)※本人出席
岩下栄一(自民、宮澤派→河野G、熊本1区)※本人出席
保岡興治(自民、小渕派→新進党→山崎派、鹿児島1区) ※夫人出席
:引用終了

(http://saigaijyouhou.com/blog-entry-140.html)

統一教会は、「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」と言って、安倍晋三や自民党を支援してきたことが内部文書で明らかになっています。

303

どうしてrandomyokoさんは、韓国の反日カルトが組織的に支援し、参院選後はドリルの刃と化して規制を打ち壊し日本を丸裸にすると宣言して中野剛志氏に「首相、いいかげんにしてください」とまで言わしめ、様々な国家破壊的な政策を次から次へと繰り出して、かつて「安倍信者」だった方からも「安倍内閣が詰んでいる理由」を既に9つも列挙されている政治家に、いまだに、愛着と信頼を寄せているのでしょうか。

1. 彼女は統一教会の信者である。
2. 彼女は統一教会の信者ではないが、統一教会による巧みな情報工作によって洗脳されている。
3. 統一教会という韓国の反日カルトが安倍晋三や自民党を支援してきたのは事実だが、それでもやはり、誰がなんと言おうと、安倍晋三や自民党は真正の愛国・保守政治家・政党であり、安倍晋三や自民党を日本人はすべからく信奉すべきである。彼女が示す安倍晋三への揺るぎない愛情は、日本人として正しいあるべき姿である。安倍晋三や自民党を批判するWJFのごとき輩は「反日・左翼」であり、「支那・朝鮮の工作員」であり、「偽装転向コミンテルン」に他ならない。

これらの選択肢のうちのどれが正解なのでしょうか。

一体、私たちの国に、今何が起きているのでしょうか。

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2013年7月11日 (木)

「み旨」が成就する日

なぜ、一介のグローバリスト、一介の新自由主義者、一介の構造改革推進論者、つまりは竹中平蔵と同様、本来は一介の国家破壊者として批判されるべき安倍晋三のような政治家を、「愛国・保守」の権化であるかのように不自然に祭り上げる人々がいたのでしょうか。

この問いに一つのヒントを与える資料として、先日、2010年の参院選の前に配布されていた統一教会の内部文書を紹介しました。(有田芳生氏のブログから引用しました。)

303

「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」

この文書には、このように書かれていたわけですが、では、安倍晋三という政治家を通して、彼らが成就しようとしている「み旨」とは一体どのようなものなのでしょうか。

彼らが「み旨」と呼ぶものの一端は、統一教会の関連団体である勝共連合のホームページ(http://www.ifvoc.org/)に分かりやすく書かれています。

「現在の世相から現行憲法がいかに矛盾に満ちているかは、多くの国民の知るところであります。今こそ戦後レジームから脱却し、日本人自らが新たな国家像を求め自主憲法を制定すべきです。」

「一つの国は歴史・文化・伝統を縦軸に、家庭を基盤とする絆を横軸に成り立っています。この縦横の軸からなる国のかたちを破壊、つまり文化の破壊を目指すのが共産主義思想であることを忘れてはならないのです。」

「日本の防衛は、自衛隊だけでは困難であり、米軍とともに行動することによって役割を果たせるようになっている。しかし日米の信頼関係は、民主党政権の間に地の底まで落ちてしまった。信頼関係がなければ、兵士が血を流してまで米国が日本の防衛に取り組む保証などどこにもない。だから安倍政権は、この関係を回復することが急務だ。」

このように、勝共連合のホームページに書かれていることは、これまで自民党や、チャンネル桜や、様々な「保守」の政治家や論客が訴えてきたこととほぼ同一であり、「保守」の方であれば、心からうなずける内容ばかりであると思います。

しかし、私たちは、このような愛国心あふれる言説に心を踊らせる代わりに、ここで立ち止まって考えてみなくてはなりません。そもそも、なぜ、あの悪名高い韓国の反日カルト宗教団体が、日本人の愛国心を鼓舞し、一見正しそうに見える「保守」的な言説を垂れ流しているのかを。また、なぜ、自民党や、チャンネル桜や、「保守」の政治家や論客たちが述べてきたことが、統一教会の言説とかくも一致しているのかを。

私たちは、この韓国のカルト団体が、純粋に日本や日本人の利益になる意見を掲げていると、素直に信じてよいのでしょうか。あるいは、一見正しそうに見える彼らの「保守」的な言説の中に、実は、日本や日本人に害をなす考え方が含まれていることを疑うべきではないのでしょうか。

もちろん、私たちは、この韓国の反日カルトが、心底から日本のことに心を砕き、日本や日本人のためになる主張を親切に掲げてくれているのだと無邪気に信じ込むのではなく、一見、おいしそうなリンゴの中に、危険な毒が含まれていないかよく点検してみる必要があります。

当然疑わなくてはならないのは、この反日カルトは、日本人の愛国心を鼓舞しながら、日本人の行動や判断をコントロールし、結局は、彼らの利得のために日本を利用しようとしているのではないかという可能性です。

この検証作業を行う上で、 統一教会が表には出さない「裏」の考え方を知っておく事は、 役にたつかもしれません。そのために有益なサイトを見つけましたので、皆さんにご紹介させていただきます。

四、日本人の贖罪意識を利用する

『原理講論』を読む

日本の保守派の中には、統一教会・勝共連合における、その勝共運動を通じ、あるいは、スパイ防止法等の動きにおいて、同士と思っている人も少なくないように思う。しかし、統一教会・勝共連合は果たして保守なのであろうか。日本人の中で彼らの根本教典である『原理講論』を読んだ方はそう多くはないであろう。『原理講論』において、日本は次の様に書き表わされている。

「第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン側国家との対戦であった。それでは、どうして前者は天の側であり後者はサタン側なのであろうか。前者はアベル型の人生観を中心として、復帰摂理の最終段階の政治理念として立てられた民主主義を根本理念とする国家であるから天の側である。後者はその政治理念がカイン型の人生観を中心としており、反民主主義的な全体主義国家であるゆえにサタン側である。また、前者はキリスト教を支持する国であり、後者はキリスト教的な立場に立った国家であるので、各々天の側とサタン側とに区別されたのである(五四六ページ)」
 
カインとアベルの話は、旧約聖書にあるが、アダムとイブの間に生まれた兄であるカインが弟のアベルを殺したという記載による。 統一協会の考えでは、カインとアベルの関係を重視する。郷路征記著の『統一協会マインドコントロールのすべて』に、カインとアベルの関係について次の記載がある。

「アダム家庭における復帰摂理の成功の鍵は、カインがアベルに対して屈服し、全面的にアベルに対して侍ることであった。ところが、その点でまさにアダム家庭は失敗してカインはアベルを殺してしまうのである。カインがアベルに対して侍ってさえいれば、人類はそこで救済された。こう考えると、カインがアベルに対して侍らなかったことはどんなに罪深いことであろうか。統一協会会員がアベル(上司)の指示に対して絶対的に従わなければならないと教えられ、そのことが正しいと考え、そのように行動するようになるための、人類史上の教訓である。統一協会では、人間関係にかかわる問題すべてをアベル・カイン問題という。この言い方は問題の解決のしかたも規定している。人間関係のすべてはカインたる者がアベルたる者に屈服して侍ることによって解決されるべきであるというのである。」

人間関係において、カインがアベルに侍るように、国においても、カインの国がアベルの国に侍るようになるべきというのが、統一協会の考えである。

日本については次の記述がある。

「大戦当時の日本の軍閥は、韓国の各教会に神道の神棚を強制的に設置させ、キリスト教たちを強引に引っ張りだして日本の神社に参拝させ、これに応じない信徒たちを投獄、殺傷した。・・・これらのことを根拠として、当時の独、日、伊は共にサタン側の国家であると規定されるのである。(五四七ページ)」

「(メシアはどの国に再臨するかという事に関して)聖書はその国が『日の出づる方』すなわち東の国にあると教えているのである。・・・古くから、東方の国とは韓国、日本、中国の東洋三国をいう。ところがそのうちの日本は代々、天照大神を崇拝してきた国として、更に、全体主義国家として、再臨期に当たっており、当時、韓国のキリスト教を過激に迫害した国であった。そして中国は共産化した国であるため、この二つの国はいずれもサタン側の国家なのである。したがって端的にいって、イエスが降臨され東方のその国は、すなわち韓国以外にない。(五八六ページ)」

文鮮明の歴史観

『原理講論』序文に「神は、既にこの地上に、このような人生と宇宙の根本問題を解決させるために、一人のお方を遣わし給うたのである。そのお方こそ、すなわち文鮮明先生である」とあるように、結局、救世主は韓国に生まれた、文鮮明であるということを言いたいらしい。文鮮明は『宗教の統一』ということを言っている。しかしながら、日本の神道に対する理解はほぼゼロである。あるのは韓国人特有ともいえる日本に対する不信と反発の感情でしかない。仮に文が『宗教の統一』を行おうとすれば、日本は、「代々、天照大神を崇拝してきた国として」「日本の神道の神棚は強制的に撤去させ、日本人達を強引に引っ張りだして文鮮明に参拝させ、これに応じない日本人たちを投獄、殺傷」することにならないとは限るまい。

文鮮明の日本に対する歴史観は次の記述に現れている。

「韓国に対する日本の帝国主義的侵略の手は、乙巳保護条約によって伸ばされた。すなわち一九〇五年に、日本の伊藤博文と当時の韓国学部大臣であった親日派李完用によって、韓国の外交権一切を日本帝国の外務省に一任する条約が成立した。そうして、日本は、韓国にその総監(のちの総督)をおき、必要な地域ごとに理事官をおいて、一切の内政に干渉することによって、日本は事実上韓国から政治、外交、経済などすべて主要部門の権利を剥奪したのであるが、これがすなわち乙巳保護条約であった。

西暦一九一〇年、日本が強制的に韓国を合併した後には、韓国民族の自由を完全に剥奪し、数多くの愛国者を投獄、虐殺し、甚だしくは、皇宮に侵入して王妃を虐殺するなど、残虐無道な行為をほしいままにし、一九一九年三月一日韓国独立運動のときには、全国至る所で多数の良民を殺戮した。さらに、一九二三年に発生した日本の関東大震災のときには、根も歯もない謀略をもって東京に在住していた無辜の韓国人たちを数知れず虐殺したのであった。一方、数多くの韓国人たちは日本の圧政に耐えることができず、肥沃な故国の山河を日本人に明け渡し、自由を求めて荒漠たる満州の広野に移住し、臥薪嘗胆の試練を経て、祖国の解放に尽力したのであった。日本軍は、このような韓国民族の多くの村落を探索しては、老人から幼児に至るまで全住民を一つの建物の中に監禁して放火し、皆殺しにした。日本はこのような圧政を帝国が滅亡する日まで続けたのであった。(五八八・五八九ページ)」
 
これはあまりにも一方的な歴史観ではあるまいか。日本に対する記述は、偏見と断定に満ちている。日韓関係においては、例えば金完燮の『親日派のための弁明』のような資料をもとにした研究もなされているが、『原理講論』の文章は、「日本の韓国に対する侵略」を前提に書かれている。共産党や日教組以上の反日意識に凝り固まっていると言って良い。良識ある日本人であれば、『原理講論』の歴史観には、反発すべきであると思うが、『原理講論』を聖書以上の真理の書と思っている信者にとっては思いもよらぬことなのであろうか?

保守派の中には、「スパイ防止法」等の活動を通じて、勝共連合にシンパシイを感じている人も多いようである。しかし、このような歴史観を持った団体を『保守』とよべるであろうか?例えば、「教科書問題」においては、文鮮明の教えを受けている彼らであれば、「日本と合併することだけが、朝鮮の文明開化と近代化を達成できる唯一最善の道であった」(金完燮の『親日派のための弁明』)などとは口が裂けても言えないであろう。

『原理講論』によれば、将来、世界の言語は韓国語に統一されるとあることも知っておくべきであろう。

「一つの大家族による理想世界がつくられるとするならば、当然言語は統一されなければならない・・子供は父母の言葉を覚えるものである。人間の父母となられたイエスが韓国に再臨されることが事実であるならば、その方は間違いなく韓国語を使われるであろうから、韓国語はすなわち、祖国語(信仰の母国語)となるであろう。したがって、あらゆる民族はこの祖国語を使用せざるを得なくなるであろう。」とある。

文鮮明の忠実なるメッセンジャー、久保木修己

日本統一協会会長を長く務め、国際勝共連合会長であった久保木修己は、日本と朝鮮、中国関係において次の様に言う。
 
「日本の隣国は韓国と中国であることは言うまでもありません。しかし、日本にとって不幸なことは、これらの国々の両方とも今世紀に入って日本から迷惑を被った被害者であるということです。過去の悪い記憶を持つ韓国や中国の人々にとって、日本に対する不信感はいまだ消えていません。状況が許せば、日本は再びこの地域を支配しようとするだろうという警戒心を持つ人は、韓国や中国に少なくないようです。加害者である日本は、こうした隣国の態度に腹を立てる資格はありません。むしろ彼らの対日感情を理解する必要があります。問題は彼らの怨念を解消させるような努力を日本がどれほどしてきたかということです。歴史を水に流そうとする日本と、歴史に限りなくこだわろうとする韓国や中国との間の溝はかなり大きいものがあります。しかし、その溝を埋める努力を加害者である日本自体が行わなければ「東アジアの時代」は絵に描いた餅で終わるでしょう。

大東亜戦争の事を「加害者である日本」などと、一方的に述べる久保木は、「日本は韓国・中国に援助しろ」と言う。

「ドイツは第一次、第二次の両大戦の戦争犯罪国家です。戦後ドイツは日本と同じように、国家を立て直すために経済成長に励みました。しかし、ドイツが行った努力は日本と全く異なるものでした。ドイツはヨーロッパの諸国との信頼関係を築くことを第一優先としたのです。そのために、ドイツはナチを徹底して追放しました。二度とこうした戦争は起こさないというドイツの強い意思を隣国、つまりかつての被害国家に示しました。次に経済相互主義です。ヨーロッパの国々との間で貿易不均衡を起こさないように神経を遣いました。フランスに百万ドル売れば、フランスから百万ドル買う努力をしたのです。経済的な脅威を与えないためです。戦争犯罪国家ドイツはヨーロッパで生き残るために、戦後、けなげな努力を続けてきたのです。ドイツ人はドイツ人であることを恥じ、ヨーロッパ人であろうとさえしました。こうした意識が、ヨーロッパ共同体構想を実現させた本質的な要素です。フランスを表に立て、ドイツはあくまでも表に出ず、陰でフランスを支えながら共同体構想を推進してきたのです。ドイツは隣国を友人にすることに成功したと言ってもいいでしょう。日本はどうでしょうか。同じ敗戦国家であり、戦争の加害者である日本は、戦後経済的に発展したという面ではドイツと同じでも、そのあり方にはずいぶん差があります。日本には隣国に友人を作ることに無関心でした。シュミット氏がそのことを鋭く指摘できたのは、ドイツが戦後隣国に友人を作ることに心を砕いてきたからなのです。」

日本の「隣国」と言えば、韓国、中国の事を主に述べているのであろうか。久保木は「隣国に友人をつくるため」と言いつつ、多くの日本人を霊感商法に従事させ、数千億円という大金を文鮮明に献納してきた。

靖国問題についても次の様に言う。

「靖国神社に英霊を祭るのは、日本人として当然のことです。しかし、同時に考えなければならないことは、かつて日本の被害を受けた国々がそれをどう見るかということです。彼らは、日本は戦争を反省していない。またやるかもしれないと見るでしょう。フランスとドイツの関係で言えば、ドイツ人がナチを神として祭っているようなものなのです。英霊を祭る日本人にそんな意識がないと言っても、通用しません。日本はあくまでも加害者であったことを忘れてはならないのです。(『愛天 愛国 愛人』より)」

ほとんど、『朝日新聞』か『赤旗』の社説と見間違うばかりの、論理であるが、これが「保守」と言われる団体、『勝共連合』のリーダーを長らく務め、「産経新聞より右」と言われる『世界日報』の社長も務めた人物の発言とは驚くばかりである。
 
「日本人は加害者」と言い切る彼には、歴史に関する深い知識もない。東京裁判を初めとする、アメリカの日本に対しての占領政策は「日本に贖罪意識を植え付けようとした」意図があったことは、江藤淳を初め、多くの識者が研究しているところだが、久保木は、それらの著書をひもといたことがあるのだろうか?「靖国神社の英霊」を「ドイツ人がナチを神として祭っているようなもの」とは、神道とキリスト教の『神観』の違いが全然分かっていないように思う。神道に対しての理解はほとんどない。久保木の『愛天 愛国 愛人』は平成八年に初版が出ているので、彼の歴史観は、平成十年のその死に至るまで変わっていないようである。先の、『原理講論』の歴史観と合わせて読むと、久保木は文鮮明のメッセンジャーに過ぎなかったことがわかる。日本の識者の研究や論文に関しても、『原理講論』の歴史観と相容れないものはたくさんある。しかし、久保木の頭の中では、『原理的』でない論は反発し、決して受け入れていない。それが洗脳の洗脳たるゆえんなのであろう。
 
日本は『母性国家』か?

久保木の著書『敬天 愛国 愛人』は、副題を「母性国家日本のゆくえ」とあるように、「日本文化の特質はその女性的性格にある」と次の様に述べる。

「日本はかつて、排他的なナショナリズムに陥り、隣国を蹂躙してしまったのです。しかし、これからは日本本来の和の精神を隣国との関係で、あるいは世界との関係で生かすべきです。個性を失わず、相手の事情を酌み取り、謙虚に、時には犠牲的精神で、国と国、宗教と宗教、文化と文化をつなぐ役目を果たすことができれば、日本はPKOなどで貢献する以上の世界的貢献が可能となるはずです。それは単に女性国家というより、世界の母性国家としての日本の役割というべきものです。」と述べている。

文鮮明は日本を「サタン側のエバ」だという。「アメリカは男性国家としての天の側のアダムを、イギリスは女性国家として天の側のアダムを、日本は女性国家としてサタン側のエバを、イタリアは中間的な国家としてサタン側の天使長を各々象徴したのである。(『原理講論』)

久保木は、「実は、文鮮明先生は、五十年ほど前から、日本は女性国家(エバ国家)であると語ってきました。」と堂々と述べているが、文鮮明は、あくまでも、「サタン側のエバ」と語っていることを忘れてはならない。

統一協会は、その『新生コース』と呼ばれる教育プログラムの過程で、日本人に対しては、韓国に対する贖罪意識を徹底的に叩き込んできた。日本統一協会の信者は『原罪』から解き放たれんが為に、『エバ国家』として、霊感商法を通じて、数千億円といわれる大金を文鮮明に送り続けている。統一協会・勝共連合は決して『保守』ではないことを認識し、その歴史観に徹底的にメスを入れていくべきであろう。

このように、統一教会の思想の根底にあるのは、日本に対する激しい憎悪と、極端な韓国中心主義であることを知っておかなくてはなりません。このような悪意を隠し持つ韓国の反日カルト団体が、そもそも日本に対して純粋な意味での愛情や配慮を抱くわけがないのであって、したがって、彼らが私たちに親切に掲げて見せる「保守」思想が、(また、統一教会とほぼ同一の主張を掲げている、自民党やチャンネル桜や様々な「保守」論客が掲げている思想が)、仮にどんなに美しく愛国的な言辞によって彩られていたとしても、日本に取って有益な「保守」思想であるはずがありません。韓国の反日カルトの「み旨」を成就しようとしている安倍晋三という政治家が、真の愛国政治家であるはずがないのです。現に安倍政権は、日本を破壊するような政策を次から次へと繰り出しており、安倍晋三自身が、参院選後は、ドリルの刃と化してでも日本の規制を打ち壊し、日本を丸裸にすると宣言しているではありませんか。

彼らの掲げる耳障りのよい政策や思想や言説のどこかに、大きな落とし穴がしかけられていないか。私たちは、あらためて注意を払う必要があります。

彼らの「み旨」が成就する日とは、私たちの国、日本が救済される日では当然なく、逆に徹底した国家破壊と蹂躙を受ける日である可能性を、私たちは覚悟しておくべきです。

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2013年7月 9日 (火)

TPPで交渉力を発揮せず、ベトナムで強い性交渉力を発揮する安倍政権

ツイッターの「SeriousTom1」さんのまとめがおもしろくためになります。

SeriousTom1さんは、TPPの日米事前協議の内容が明らかになるまで「安倍信者」だったそうですが、今では安倍政権に対する辛辣でユーモラスな批判者としてツイッターで活躍していらっしゃいます。

記事のタイトル(下ねたで失礼します)は、西村康稔副大臣のベトナムでの売春事件に絡めた、SeriousTom1さんによるするどい指摘から頂戴したものです。

SeriousTom1さんのツイートは、ユーモラスで、読んでていて楽しいのですが、「グローバル化と輸出主導政策への考察」というまとめはとても勉強になり、デフレを脱却するといいながら、構造改革を押し進める安倍政権の経済政策がいかに国民をバカにしたでたらめなものであるかがよくわかります。

この方のすばらしい点は、日本の中だけを見た閉じたナショナリズムではなく、世界の人たちの幸福の問題を考えながら、その問題意識の中で、日本の具体的な役割というものを考えようとされている点です。

かつて熱心な「安倍信者」であったというSeriousTom1さんは次のようにツイートされています。

みなさんも、ぜひ「SeriousTom1」さんのまとめを読んでみてください。

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「自民党新総裁・安倍晋三氏ってどんな人? 」

2006年、第一次安倍政権発足直前の、朝鮮日報の記事だそうです。

自民党新総裁・安倍晋三氏ってどんな人?

朝鮮日報 東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員 2006/09/21 11:30:29

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九州に有名な元在日韓国人の富豪がいる。パチンコ事業を展開する七洋物産の吉本章治社長(81)だ。 今は日本に帰化しているが、2002年12月に韓国政府から国民勲章槿(むくげ)賞を授与された。 韓国人留学生・日本人留学生に奨学金を出していたという功労での叙勲だ。

安倍晋三・自民党新総裁の地元にある下関事務所ビルは、吉本社長の妻が経営する会社の所有だ。 吉本社長と安倍新総裁の関係は、安部氏の父・安倍晋太郎(1991年死去)元外相時代にさかのぼる。 晋太郎氏の福岡事務所も、七洋物産本社ビルにあった。「安倍吉本」関係は、1980年代末に癒着批判が出るほど緊密だった。

朝日新聞9月4日付(西部版)には吉本社長が晋太郎氏を回想する文が掲載された。晋太郎氏が東京大学法学部を卒業、 毎日新聞記者を経て初めて国会議員選挙に出馬した1958年ごろのことだ。「彼は孤軍奮闘した。 (一人で奮闘する姿が)在日韓国人に似ていた。目つきが同じだった」

晋太郎氏は日本政界きっての親韓派だった。中曽根政権時代に4年間外相を務め、韓国政界と太いパイプを持っていた。 全斗換(チョン・ドゥファン)政権時代に歴史問題などで韓日間に確執が生じると、彼は両国関係改善のため努力した。 安倍新総裁はこんな父親の下で秘書生活を始め、政界に入った。

安倍氏の母方の祖父・岸信介元首相(1987年死去)は「日本の実質的な独立」「アメリカとの同盟強化」を実現する 日米新安保条約を結んだ。日本の再武装を意味する改憲を「一生の課題」とした。安倍氏の改憲公約は母方の 祖父から引き継いだものだ。岸氏も「日米同盟」という大きな枠組みから韓日関係正常化への道を築いた。 岸氏は戦後、A級戦犯の容疑者として獄中生活を送ったことがある。しかし、衆議院議員を務めた父方の祖父・安倍寛氏は、 太平洋戦争中に東条英機内閣に抵抗し、「不純分子」という烙印(らくいん)を押された清廉なハト派の政治家だった。

安倍氏が「政治の源流」と考えているのは、代表的なタカ派政治家だった母方の祖父・岸氏のほうだ。歴史問題については 耳障りな発言ばかりしているが、安保問題については「アメリカとの同盟を軸に韓国を引き込むべき」という基本的な見解を 持っている。中国と違い、韓国について「理念や価値感が同じ国」と考え、精神的な親近感も折に触れ顔をのぞかせる。 ある自民党議員は「安倍新首相は慌てずに韓国の次期政権を待つだろう」と予想している。

■ソース
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/21/20060921000027.html

一体、「安倍さんは在日特権をつぶしてくれる」とか「安倍さんは特亜を粉砕してくれる」などと嘘をばらまいているのは、どういう連中なのでしょうか。日本を破壊する政策を次から次へと繰り出し、自らがドリルの刃と化してでも日本の規制を壊して国をオープンに開くのだと宣言し、統一教会の合同結婚式に祝電を送り、統一教会からは「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」と信奉を受け、在日社会と密接な関係をもつこの親韓政治家が、日本の「保守・愛国」の権化のように持ち上げられてきたのは一体なぜなのでしょうか。この奇怪な思想と背景をもつ政治家を私たちが批判すれば、「保守分断」だの「コミンテルン」だの「左翼」だの「朝鮮人」だの「シナ人」だのとレッテルをはる連中がいるのはどういうわけなのでしょうか。

日本は大変な危機に直面しています。取り返しのつかないことになる前に、いまだに安倍晋三を愛国政治家と信じている方たちは、早く目を覚ましていただきたいと思います。彼らの「み旨」が成就するとき、私たちの国は終わりを迎えます。

参照記事:
安倍晋三はなぜ日本を壊すのか
韓国人の性奴隷とされた7000人の日本人女性と対韓ODAと安倍晋三
「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」

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内閣官房「TPP政府対策本部」が意見を募集しています

下記の情報をいただいています。

現在、内閣官房の「TPP政府対策本部」が、TPPに関する意見を一般団体から募集しています。意見募集の締め切りは、7月17日です。各団体の皆様は、TPPに関する意見を政府に届けていただくようお願いいたします。

[情報の出所]
[1] TPP協定交渉に係る意見提出等のための業界団体等への説明会について(「内閣官房」ホームページ)
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/tppinfo.html#setsumeikai

[2] 説明会での配布資料は以下のアドレスから閲覧できます。(「TPPを考える国民会議」ホームページ)
http://tpp.main.jp/home/wp-content/uploads/5eb33e52d51b3187731c9c31b46e0e70.pdf

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2013年7月 8日 (月)

KAZUYA CHANNELは自民党の情報工作チャンネルか?

小泉政権の時から、自民党が、B層を懐柔するためにさまざまな情報戦略を駆使していた事は、皆様、既にご存知のことと思います。

TPPや道州制といった巨大な構造改革を控える現在も、自民党がB層を対象とした情報工作を広範囲に展開していないはずがありません。「安倍劇場」は今まさに私たちの周りで進行中であると言えるでしょう。

そんな中、安倍政権が誕生したのと時を同じくして、昨年の年末に突如としてYouTubeに現れたKAZUYA CHANNEL。毎日夜9時にさまざまな話題を取り上げた動画をアップしているのですが、中でも「保守」の視点に立った政治系の話題が多く、自民党や安倍政権を支持するメッセージ、民主党や韓国を批判するメッセージ、そして、どういうわけかチャンネル桜と共通するようなメッセージを視聴者に向けて発信しています。

しかし、調べれば調べるほど、このチャンネルは不自然さに満ちています。

KAZUYA CHANNELの公式ブログ(http://kazuyahkd.com)のプロフィールには、下のように自己紹介がなされています。

2012年に友人の結婚式のために初めて動画を制作した際に、動画制作の楽しみを覚え、YOUTUBEに動画投稿を始める。最初は今のような政治系の話題ではなかったが、投稿していくうちに動画の可能性に気づき「これは日本を変えるツールではないか?」と感じ政治系にシフトしていく。今では「日本を変えられる」と確信している。

まず第一に不自然な点は、KAZUYAさんが動画を投稿されて以来、動画の編集スタイルが全く変化していないという点です。使っている音楽も、日の丸を背景にしたカメラポジションも、動画の構成も全く変化していません。下がKAZUYA CHANNELのメイン・アカウント上にある一番古い動画であり、2012年12月30日に投稿されています。現在の動画の構成やスタイルと全く変わらない事がお分かりになると思います。

2012年に始めて動画編集を始めたということですが、動画作りを覚えたての初心者が動画作りを始めた場合、通常は試行錯誤しながら動画を作りますから、動画の様式や構成は自然に変化していくはずです。最初からがっちり動画の構成やスタイルが確立しており、しかもそれが半年間全く変化しないというのは考えられないことです。

比較のために例をあげると、下はYouTubeで有名なjetdaisukeさんの最初の投稿動画です。2006年2月27日に投稿されています。

下は、jetdaisukeさんの2006年2月27日の最初の投稿から、2006年10月30日まで、約8ヶ月の動画のリストです。さまざまな試行錯誤をされており、動画のスタイルが一様でないことは、サムネイルを見ただけでもお分かりになると思います。これが通常の個人のYouTuberの姿ではないでしょうか。

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ところがKAZUYA CHANNELはどうでしょうか。

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一番古い2012年12月30日の投稿以降、今日に至るまで、動画のスタイルが全く変化していないことは、サムネイルを見ただけでもわかります。

また、ブログのプロフィールには、投稿していく内に自然に政治系の話題を取り上げるようになったと書かれていますが、一番古い動画の背景に既に日の丸が掲げられていることから、「保守」系の政治系の話題に将来シフトしていく事は、最初からあらかじめ計画されていたのではないのでしょうか。

さらに、下の動画で、KAZUYAさんは、うっかり大切な秘密をもらしています。

KAZUYAさんは、原稿をしっかり作ってから撮影にのぞむと、撮影の裏話をお話されているのですが、一つの動画に800〜1000文字ぐらい、原稿用紙に換算すると平均して4.5枚ぐらいの原稿を用意するとお話されています。動画のコメント欄でつっこまれているのですが、通常の原稿用紙は400字ですから、平均して約2枚と答えるべきところでした。なぜKAZUYAさんは、原稿用紙一枚を200字と誤解したのでしょうか。

実はこれには想像される理由があり、通常シナリオの世界では、「ペラ」とよばれる200字の原稿用紙が使われています。

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(出展: http://plot2story.blog121.fc2.com/blog-entry-3.html)

これは、プロのシナリオライターがKAZUYAさんの原稿を書いていることを意味しないでしょうか。自民党に委託された、どこかの広告代理店が個人のVloggerを見せかけて、KAZUYA CHANNELを運営しているとは推測できないでしょうか。

同じメッセージを発するにしても、チャンネル桜の水島総のように、こわそうな右翼のおじさんが、レイプだのとんちんかんなたとえ話を交えながら語りかけるよりは、普通の若者が、一般の話題と織り交ぜながら、しっかりと推敲された原稿を元に、さわやかな語り口で語りかけた方が、視聴者にはメッセージが浸透していきやすいはずです。

以上、私の目からみて不自然に思われる点を、あくまで私の推測を交えながら、指摘させていただきました。

皆様、どうぞ情報工作に安易に載せられないように、常に疑いの目をもち、注意深く周りを見回していただきたいと思います。

ほげほげさんという方が同じ趣旨の動画を作って問題提起してくださっています。




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『慰安婦神話の脱神話化』第二部の進捗状況と遅延のお詫び

かねてから、「歴史問題」と「構造改革」、この二つの圧力が、日本を圧迫し、「すばらしい日本」を壊そうとしてきた。そしてこの二つの圧力は今や混然と一体化しつつある、と指摘してきました。

参照記事:
自虐史観と構造改革
これから日本に起きようとしていること

当然「すばらしい日本よ、永遠なれ」という願いのもとに何か事をなそうとするならば、この二つの圧力に対して正しく抵抗していかなくてはなりません。

ですから、WJFプロジェクトは、現在、TPPや安倍政権の問題に注力しているとしても、決して「歴史問題」への努力を怠っているわけではありません。

私は、従来の慰安婦問題に関する説明に全く納得していません。「右翼」、「左翼」、いずれの立場からなされてきた説明にも、私は納得していないのです。ですから、従来とは異なるアプローチを模索し、納得できる形を探して、道なき場所に道を開く思いで、日々、試行錯誤を重ねてきました。

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「『慰安婦神話の脱神話化』第二部、実際に何が起きなかったのか」

大変お待たせし恐縮しておりますが、完成はまもなくです。しかし、あと、わずかの時間をお許しいただきたいと思います。必ず従来にない形に仕上げて、「慰安婦神話」を最も効果的な方法でばらばらに打ち崩し、皆様へのお約束を果たします。

完成次第、DVDにし、支援者の皆様に配布させていただきます。

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2013年7月 7日 (日)

「安倍先生なくして私たちのみ旨は成就できません」

下の画像は、2010年の参院選前に配布されていた統一教会の内部文書だそうです。有田芳生氏のブログで紹介されています。

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「青津さんも自民党の先生方を集めた全国教育問題協議会の事務をしている関係上名前を変えています。勝共の青津は使っていません」

と書かれており、統一教会の信者が自民党の関係団体に名前を変えて潜入していることがわかります。ちなみに下が「全国教育問題協議会」のホームページです。

http://www.zenkyokyo.net

下は統一教会の合同結婚式で安倍晋三からの祝電が紹介されている動画です。

下は、自民党の現職衆議院議員白石徹氏の後援集会のようすですが、文鮮明の写真が飾られています。

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参照記事:
教祖夫妻の写真が飾られた壇上で挨拶する現職国会議員、統一教会との“ずぶずぶの関係”が発覚
http://dailycult.blogspot.jp/2013/06/blog-post_25.html

どうして日本は、自民党の統一教会や公明党の創価学会といった、朝鮮半島系の宗教団体に支配されてしまったのでしょうか。そしてどうしてこの人たちは、日本を、日本以外の大きな秩序に組み込もうとするのでしょうか。安倍晋三はドリルの刃に化してでも、日本をオープンにすると宣言していますが、それが彼らの「み旨」なのでしょうか。

どうして、日本をただ日本たらしめようとする勢力がいなくなってしまったのでしょうか。どうして「日本の根っこ」はすっかり忘れ去られているのでしょうか。日本人が、新自由主義や構造改革に反対の声をあげると、「左翼」だとか「反日」だとか「日米離間工作」だとか「保守分断」だとか「偽装転向コミンテルン」などと呼ばれてバカにされるようになったのは、一体なぜなのでしょうか。

分かりやすい言葉で記事を書き、それをわかりやすくよしふるさんが動画にしてくださったり、動画を転載してくださっていますが、コメント欄はひどいもので、動画の趣旨がなかなか理解されず暗澹たる思いがします。本当に簡単な話が分からない人たちが書いているのか、簡単な話が分からないふりをして煽動している人たちがわざと書いているのか、どちらなのでしょうか。

やはり、安倍晋三を通して「み旨」を成就しようとしている人々が、この中にまぎれて「全国足並み統一行動」を取っているのでしょうか。

よしふるさんのことを、有田芳生氏と名前が似ているため同一視して叩いている人たちがいますが、「有田対策」にいそしんでいるつもりなのでしょうか。

(よしふるさんが自分の動画を宣伝していることをさして、背後に巨大な資金源があるかのごとくおっしゃっている方たちがいますが、よしふるさんは、自分の身を削って動画を作り、自腹を切って自分の動画を宣伝してくださっています。本当に頭が下がる思いです。)

参院選は、やはり「彼ら」が圧倒的な勝利をおさめて、「み旨」が粛々と遂行されていくのでしょうか。

日本はどうしてこんなに悲しい国になってしまったのでしょうか。

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KAZUYA CHANNELに見る「善悪二元論」

KAZUYAさんが、新しい動画をあげていらっしゃいます。

下が、文字起こしをしたテキストです。

またTBSか。

昨日ね、ちょっと疲れちゃって動画を休んじゃいました。楽しみにしていた方、ごめんなさい。最近ですね、登録者が異常に増えているんですけど、同時にですね、アンチ的な方も少しいらっしゃいますよね。僕はね、批判が怖くてね、夜も全然眠れないんですよ。8時間しか眠れないんだから。これはね、謝罪と賠償とね、あとどっかに銅像でも立てようかな。まあね、けっこうメンタルは強い方なんで、大丈夫です。

そして、もう参院選の選挙期間ということで、各党のアピール合戦が繰り広げられているわけですけれど、ネットでの選挙活動が解禁になったとは言え、やはり選挙に大きな影響を及ぼすのって、テレビなんですよ。政党としてはメディアを味方につけた方が強いっていうのはまあ当然ですよね。

しかしですね、なんと自民党が選挙期間にも関わらず、TBSの取材を当面拒否すると発表したんですよ。なぜそんなことになったのかっていうと、6月26日放送のNEWS23で、通常国会会期末の法案処理を報じた内容で、重要法案の廃案の責任が、全部与党にあると視聴者が誤解する内容が、あったとして自民党は抗議しているんです。

公平公正を書いているっていうことですね。まあTBSっていうのは、これまでも取り上げてきたんですけれど、T:とんでもない、B:バカを、S:しでかすんですよ。今回自民党はTBSに対して訂正を求めたんですが、訂正がなかったということで、今回の取材拒否に至りました。

これね、流れを見て行くと、安倍総理に対する問責決議のせいで、重要法案の採決ができなかったんですよ。しかも問責決議には、法的拘束力がありません。野党は一体何をしたかったんでしょうね。これをなぜか与党側の責任のようにみせかけたんですよ。本当にね日本のメディアって一回お灸を据えてやらないとだめなんですよ。一見ですね、国民の側に立っているように見えるんですけれど、一番国民をなめてますからね。サンデーモーニングといい、TBSはただのバカ集団に見えてきますね。

TBSは、日本国民のための放送をぜひお願いします。

下の動画が、6月26日の放送の、TBSのNEWS23の問題箇所です。

自民党がTBSに送った「報道内容に対する抗議」によると、自民党が怒っているのは、NEWS23に登場した「自然エネルギー財団」の大林ミカ氏による下の発言です。

「問責決議案の前に、法案の採決をしようという動きもあったわけですから、結局与党がそうしなかったというのは、もともともしかしたら(発送電分離に向けた)システム改革法案を通す気がなかったのかも。非常に残念ですね」

自然エネルギー財団」は、ソフトバンクの孫正義が設立し、会長をつとめる団体です。孫正義は、言うまでもありませんが、東日本大震災後の電力不足のどさくさに紛れて、民主党の菅直人とともに、固定価格買い取り制度や、発送電分離、電力自由化を推進した人物です。つまり、安倍政権は、孫正義が推進してきた「発送電分離」「電力自由化」という売国政策を、今まさに実現させようとしているわけです。

「発送電分離」「電力自由化」がなぜ問題なのかは、下をご覧ください。

三橋貴明ブログ2013年6月27日 幸運
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11561568159.html
【東田剛】首相、いいかげんにしてください
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/06/26/korekiyo-50/

「与党は電力自由化や発送電分離を本当はやる気がないのではないか」という、この「自然エネルギー財団」の大林氏の発言を紹介したNEWS23の報道が、「偏向報道」であることは言うまでもありません。なぜならば、安倍晋三は、先のロンドンでの講演でもはっきりのべたように、「電力自由化」や「発送電分離」のような売国政策を推進することをはっきり宣言しているからです。安倍の言葉を引用してみましょう。

「私たちは、欧州が、20年以上かけ、電力市場の自由化、開放と、発電・送電システムの分離、そして電力市場の連携と統合を進めてきた歴史に、多くを学びました。

そして日本でも、つい先日、半世紀以上続いた市場の寡占に終止符を打ち、電力市場の自由化と、送配電の分離を進める意思決定をしたのです。

これは、必ずや、広範なイノベーションのトリガーになります。投資を惹きつけてやまない、膨大な機会が現れるはずです。

外から資本を招き、知識や経験の豊かな人材を積極的に受け入れて、どんな日本をつくりたいのか。

いま電力について申し上げたように、リスクを果敢にとり、新分野にイノベーションを起こす、チャレンジする日本です。」

平成25年6月19日 安倍総理大臣・経済政策に関する講演
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0619speech.html

つまり、自民党とTBSをめぐる今回の問題の本質は、安倍晋三という売国奴が、孫正義やTBSという売国奴に、「お前ら、本気で売国する気ないだろう。もっと本気出して、てきぱきやれや」と煽られて、「何をいうか、俺たちは最初から売国にやる気まんまんだ。俺たちの本気をなめてかかるな。」と切れているという構図なのです。

本気で「電力自由化」や「発送電分離」という売国法案を通過させようとしていたのに、野党に安倍晋三の問責決議案を可決されて、妨害された。それをTBSが、自民党だけのせいにして、自民党が売国をする気がないかのように事実と異なる報道をした、といって怒っているわけです。

自民党も、TBSも、孫正義もどっちもどっち、同じ穴のムジナであり、「自民党(善) VS TBS(悪)」という単純な善悪二元的な構図でないことは、これでお分かりになると思います。

しかし、このような問題の背景について知識のない人がKAZUYAさんの話だけを聞くと、まるで、自民党がすばらしい愛国的な法案をせっかく通過させようとしていたのに、野党に法案の通過を妨害され、しかも、それをTBSが自民党に責任があるかのように誤って報道した。マスコミは「悪」だ、野党は「悪」だ、自民党が「善」だ、という誤った結論に誘導されてしまうのではないでしょうか。

さて、野党による問責決議案ですが、KAZUYAさんは、問責決議案を出した野党が悪いと批判していますが、本当にそうなのでしょうか。

安倍晋三に対する問責決議の理由は、安倍と閣僚が24、25両日に参議院予算委員会の集中審議を欠席したことが「憲法に違反する行為だ」とされたことです。

安倍が参議院予算委員会を欠席した理由について、ネット上に下のような話が流れています。

102:名無しさん@13周年:2013/06/25(火) 19:40:09.60 ID:MSlIy4670

予算委員会が開かれない理由 : 閣僚が出席しないから
閣僚が出席しない理由 : 出席を要請する権限を持つ議長に不信任案が出ているから
不信任案が審議採決されない理由 : 不信任案を審議するために選ばれた議長代理が審議を拒否しているから

118:名無しさん@13周年:2013/06/25(火) 19:42:19.68 ID:FT61xFIE0

>>102
これほんと?

142:名無しさん@13周年:2013/06/25(火) 19:46:33.70 ID:dHhyUcw90

>>118
本当だよ
参議院議長に対する不信任決議案を参議院本会議で採決を拒否してるのが野党
自分達の怠慢を棚に上げて問責提出してるんだから質が悪い

(「安倍首相が予算委員会を欠席したのは憲法違反!」 生活の党・みどりの風・社民党の3党、問責決議案を提出へ!http://blog.livedoor.jp/nico3q3q/archives/67902147.html)

自民党の礒崎陽輔参議院議員も下のように、与党が参議院議長の不信任案を提出したのに、その処理をせずに予算委員会を強行したので欠席したとツイッター上で述べています。

これは事実なのでしょうか。

しかし、実際の時系列は下のようなものだそうです。

6/21 朝 予算委員会を6/24に開会することを決定
6/21 15:00 予算委員会質問通告の締め切り
6/21 17:00過ぎ 自民党・公明党が平田健二参議院議長の不信任案を提出

この時系列が正しいことは、参議院議長の不信任決議案採決を遅らせたのは与党じゃないの?というページにまとめられている、6月21日の国会議員の実際のツイートを通して確認することができます。

予算委員会の開会は、自民党・公明党が参議院議長の不信任案を提出する前に決定されていますから、参議院議長の不信任案を理由に、安倍晋三と閣僚が予算委員会に欠席する正当な理由は存在しません。予算委員会に総理大臣と閣僚が欠席して憲法違反を犯せば、野党から問責決議案を出されても仕方がないではありませんか。

また、KAZUYAさんは、野党が法的拘束力のない問責決議案を出すこと自体が無意味であるかのように語られていますが、昨年の8月に、三党合意による消費税増税法の可決を強行した野田佳彦総理に、野党から問責決議が出され可決しましたが、その問責決議に、三党合意の張本人であり、民主党と共に消費税増税法の可決を推進した自民党自身が賛成するという支離滅裂な行動をとりましたが、そのことは「無意味だ」と批判されないのでしょうか?

以上見てきましたように、今回の問題をめぐる事実は、決して「自民党(善) VS マスコミ(悪)」、「自民党(善) VS 野党(悪)」という善悪二元論的な話ではないのですが、KAZUYAさんは、さまざまな「保守」論客や「保守」ブログが用いてきた「善悪二元論」という単純な洗脳手法を使って、人々を誤誘導してしまっています。

「善悪二元論」をはじめとするさまざまな洗脳手法について、「彼ら」の洗脳手法: まとめという記事でまとめていますので、こちらも参考になさってください。

KAZUYAさん、前回の動画に対する批判により、睡眠時間が8時間になったとのことですが、事実をねじ曲げ、世論を誤誘導しているわけですから、次は、せめて睡眠時間7時間ぐらいになる程度は、心に痛みを感じていただきたいと思います。

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2013年7月 6日 (土)

「TPP反対、安倍政権支持」と考える人はどこに投票すべきか

「TPP絶対反対、安倍政権絶対支持」

という立場が、「ドリルの刃と化してでも構造改革をやり抜く」と安倍晋三が宣言した現在、解消のできない自己矛盾を抱えていることは、言うまでもないことなのですが、この立場をとる人々も、実は、参院選ではその自己矛盾にそれほど悩む事なく、投票先を決めていただくことが可能です。

というのは、参院選は、政権を決める選挙ではないため、どの政党が勝利しようと、安倍政権が与党でありつづけることに変わりはないからです。ですから、参院選の投票先は、自分が100%支持している政党である必要はありません。

「TPP絶対反対、安倍政権絶対支持」と考える皆さんは、ふだん自分が支持している政党でなくても、遠慮なく、TPPに反対している政党に票を投じていただきたいと思います。なぜならば、そのことによって、

1. 「TPPに絶対反対だ」という意見を安倍政権に届ける事ができます。

2. 仮にTPP反対の政党が勢力を伸ばしても、安倍政権が与党でありつづけることには変わりはありませんから「安倍政権支持」という立場も自動的に満たされることになります。

衆議院選挙ならば、政権を決める選挙ですから、「安倍政権絶対支持」という立場の人が、自民党以外に票を投じることはできませんが、参院選では、「安倍政権絶対支持」という立場の人でも、TPPに反対する政党に投票することが可能です。繰り返しますが参院選は政権を決める選挙ではないからです。

「TPP絶対反対」という立場の人が、参院選で自民党に票を投じれば、自民党の政策をそのまま承認することになりますから、「TPP反対」という意思を安倍政権に伝える大切なチャンスを逃してしまうことになります。

日本のTPP参加を阻止するために、衆参のねじれの維持になんとかご協力いただきたいと思います。

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2013年7月 4日 (木)

ひとつ意見が合わなかったら鳩山政権不支持じゃないとダメですか?

当プロジェクトにもときどきコメントをくださる安倍屋氏が、KAZUYAさんの『ひとつ意見が合わなかったら安倍政権不支持じゃないとダメですか?』のパロディ動画をアップしてくださっています。

下はオリジナル動画。

下が、安倍屋氏が作られたパロディ動画。

吹き出しますので、お茶を飲みながら動画を見ないようにご注意ください。

制作者からコメント欄にいただいたメッセージです。

お疲れ様です。安倍屋主人の安倍正行と申します。 私の拙い動画を取り上げて頂きまして、驚くと倶に恐縮してをります。

動画編集は素人なもので、良質な動画を提供なされてゐるWJF様の足元にも及ばない訣ですが、安倍晋三信者のヒステリカルなブーメラン・コメントと倶に、お茶でも飲みながら楽しんで頂ければ幸ひです。

それにしても、動画の中で数多くのコメントが「鳩山、全否定」といふ感じですが、その鳩山民主黨を史上最高得票で大勝させたのは、他でもなく我國の衆愚政治でありますから、實の所、鳩山否定とは彼等自身(民主制度、國民主権)を否定する事になり、更には彼等が「今は支持する」安倍晋三をも結局は否定するものだと思ふのです。

KAZAYAさんの手法は基礎的なレトリックであり、表層的な欺瞞ですね。
これは民主黨大勝の要因であるマスコミ・官僚の手法そのままであるのに、彼等は何も學ばず、問題の原因を考へる事すらしない・・。いや、考へる下地(根つこ)さへ持たないのでせう。

皇國の天壌無窮を扶翼する爲には、受け継がれてきた下地に根を張り、そこから更に次の御代へと國を伝へねばなりません。
微力ではありますが私もその一助となる爲、先人に負けぬ立派な日本人と成るべく研鑽を倦まず實踐を弛まぬ様に致します。

歌三首 詠み人 安倍正行

世の人は 深く根を張れ 國の土 雨風吹けど 皇國動かじ
(よのひとは ふかくねをはれ くにのつち あめかぜふけど みくにうごかじ)

人草は 強きに靡く ものなれど その根は深き 日本魂
(ひとくさは つよきになびく ものなれど そのねはふかき やまとだましひ)

天地の 別を定めし 随神 賊を討ち捨て 惟れ新た也
(「あ」めつちの 「べ」つをさだめ「し」 か「む(ん)」ながら 「ぞ」くを「う」ちすて これあらたなり)
※折句

安倍晋三も、鳩山由紀夫も、「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という同じ発想の持ち主であり、グローバリストです。

鳩山由紀夫は、総理だった頃、「将来的に、この国をもっと開かれた国にしていかなければならない。日本に住む外国人の医療や教育の問題の改善に向け、政府として対策を検討したい」と述べていましたが、安倍晋三も全く同じ事を述べています。

下は安倍の発言ですが、鳩山の発言とどこが違うのでしょうか。

「私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です。」

「外国人がコミュニケーション容易な医師から診療が受けられるようにし、トップクラスの外国人医師も日本で医療ができるよう制度を見直します。」

「子ども達が通えるインターナショナルスクールも充実しなければなりません。国内での設置を困難にしているルールは、大胆に見直しを進めていきます。」

参照記事:
平成25年6月5日 安倍総理 「成長戦略第3弾スピーチ」(内外情勢調査会)
平成25年6月19日安倍総理大臣・経済政策に関する講演

鳩山が推進した「東アジア共同体構想」は、安倍政権が推進する「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」や、第一次安倍内閣が推進した「アジア・ゲートウェイ構想」に似ています。

二人とも脱税の疑惑が浮上した点も似ています。

似た者同士の二人ですから、「ひとつ意見が合わなかったら安倍政権不支持じゃないとダメですか?」といい得るならば、「ひとつ意見が合わなかったら鳩山政権不支持じゃないとダメですか?」といっても良いはずです。

似た者同士の二人なのに、鳩山由紀夫を叩いている人たちが、熱心に、安倍晋三を持ち上げているのは全く奇妙な現象です。

安倍屋氏のご指摘の通り、衆愚に対する自己反省、「あれ、自分たちは同じ過ちを繰り返しているのでは」という自己懐疑はここには全くありません。

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「安倍信者」のためのワンポイント・レッスン

よしふるさんがニコニコにあげてくださっている、WJFプロジェクトの記事をもとに作成された動画が、ニコニコの政治カテゴリーで、視聴やコメントを集めています。

『KAZUYA CHANNELに見るダブルバインド』は、つっこみどころが満載なのでしょうか。「安倍信者」は比較的生き生きとしています。江南スタイルに音楽を入れ替えて、動画を転載する人物すら現れました。

しかし、『露出狂と化した「裸の王様」』では、「安倍信者」は、なぜかまるで元気がありません。こちらもがんばって動画に反論していただきたいと思います。

記事の筆者として、この二つの動画が「安倍信者」の方たちに、一層わかりやすくなるように、理解の鍵となるポイントを整理しておきたいと思います。

まず、『KAZUYA CHANNELに見るダブルバインド』に関してですが、KAZUYAさんは、

「僕は今の安倍政権を支持しているんですが、これは賛同できないなっていう政策もあります。それはこれまでも言ってきたんですが、例えばTPPだったり、児童ポルノ禁止法改正案だったりです。ただね、そう言った面があるからといって全否定するほどではないんですね。」

と述べたのに対し、私は、

「一つ意見があわなかろうと、二つ意見があわなかろうと、100%意見が一致していようと、安倍政権を支持してはなりません。」

と書きました。さて、この対立する二つの言説のうち、どちらが正論なのでしょうか。

これを、以前の記事「コミンテルン小咄」の設定に基づいて説明してみたいと思います。

お腹をすかせた旅人が森の中で見つけたおいしそうなキノコ。このキノコが安全な食用キノコならば、KAZUYAさんのように、

「僕は、このキノコの見た目は好きではないが、味は好きだから、僕はこのキノコを食べる。」

と述べる事は何も問題はありません。キノコを食べるのに味も見た目も、何もかも100%好きである必要はありません。KAZUYAさんの言葉は完全に正論です。

しかし、仮にこのキノコが毒キノコならばどうでしょうか。話は一変します。

「僕は、このキノコの毒は好きではないが、味は好きだから、僕はこのキノコを食べる。」

と述べることは全くナンセンスです。いくら味や見た目でキノコに惹かれたからといって、毒キノコを口にすれば、死んでしまいます。この場合は、

「どんなに君が、このキノコの味や見た目が好きでも、これは毒キノコだから絶対に食べてはならない。」

と述べる事が正論となります。

ですから、私たちが問うべきは、TPPや道州制といった構造改革をドリルの刃と化してでも遂行して「日本をオープンにする」と宣言した安倍晋三という政治家が、果たして、日本にとって安全な食用キノコなのか、それとも深刻な危険をはらんだ毒キノコなのかという問題です。

答えは明白です。安倍晋三は、日本にとって大変危険な毒キノコです。なぜそう言えるのでしょうか。簡単に整理してみましょう。

Q1. 竹中平蔵のような構造改革主義者は、日本を滅ぼす売国奴ですか?

A1. 竹中平蔵のような構造改革主義者は、日本を滅ぼす売国奴です。嘘だと思うならば、チャンネル桜や、三橋貴明、西田昌司、またその他さまざまな論客の過去の発言をすべて調べてみてください。少なくとも竹中平蔵を誉め称えた「保守」論客は一人として存在しません。竹中平蔵が小泉政権下で推進した構造改革は、日本の伝統的な中間層を破壊し、国民が「勝ち組」と「負け組」に分離される格差社会をもたらし、デフレを悪化させ、日本の国柄の破壊につながりました。

Q2. 安倍晋三は、竹中平蔵と同じ構造改革主義者ですか?

A2. 安倍晋三は、竹中平蔵と同じ、いやそれよりもいっそうひどい構造改革主義者、新自由主義者、グローバリストです。なぜなら、安倍晋三自身が、自分の口でそう述べているからです。

Q3. では安倍晋三は、竹中平蔵と同じ売国奴ということになりますか?

A3. 当然、安倍晋三は、竹中平蔵と同じ売国奴であり、竹中平蔵と同じように批判されなくてはなりません。

Q4. ではなぜ、竹中平蔵ばかりが批判され、安倍晋三は逆に、真の「救国」政治家であるかのように多くの国民の信奉を集めるという奇妙な現象が発生しているのですか?

A4. それは、安倍晋三という一人の売国奴が、あたかも真の愛国者であるかのように人々を洗脳した「インチキな仕立て屋」の存在があったからです。全く同じ事が小泉政権のときにも起きました。靖国神社を参拝した「愛国者」小泉純一郎の下で、さまざまな売国政策が実行に移されました。「安倍劇場」は「小泉劇場」の第二幕であり、日本の大団円です。国民は一日も早く、彼らの洗脳から目を覚ます必要があります。「インチキな仕立て屋」が国民を洗脳したカラクリは下の動画を見ればはっきりと理解できるはずです。

以上です。

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2013年7月 3日 (水)

日本の根っこ

かねてより新自由主義や構造改革やグローバリズムに反対し、その結果、現在のように安倍政権や自民党に対して反旗を翻すことになったWJFプロジェクトですが、多くの「保守」(自称)の人々と対立することになった一方で、WJFプロジェクトの主張に深い理解を寄せてくださる方たちがいらっしゃいます。そしてその方たちには、ある共通点があります。それはなぜか神道の素養のある方たちが多いという点です。

例を挙げると、日本古学アカデミー代表であり、日本古学(国学)の研究をされている紀瀬美香さんは、何度か、WJFプロジェクトの記事をブログで紹介してくださっています。

トップページで紹介している反TPPのちらしを提供してくださった憂國大和魂さんは、出雲にルーツがあり、お家が神道なのだそうです。

憲法無効論をとなえる皆さんも、WJFプロジェクトの主張に理解を寄せてくださっていますが、この方たちも神道に関わりのある方たちが多いです。

WJFプロジェクトの主張を理解してくださる方に神道に関わりのある方たちが多いというのは決して偶然のことではないと思います。

神道は、「日本の根っこ」に関わるものです。

私たちの心の深層は、どこかで、いにしへの縄文の森につながっています。

神道を通してでも、他のどんなものを通してでもよいのですが、政治を考える以前に、日本とは何か、日本人とは何か、日本の文化とは何かという問いかけを、心のどこかに抱いてこられた人たちは、日本人として守るべきものを深く自覚されているのだと思います。

このような方たちは、日本人として最も大切なものが何かきちんと見えている方たちですから、安易に特定の政党や政治家を絶対化するような過ちには陥らないのだと思います。政党や政治家は、「守るべきもの」を守る上での手段にはなり得ても、それ自身が守るべき対象にはなりえないからです。

それに対して、ふだん「日本の根っこ」を深く自覚することのないまま、「嫌韓」や「反中」や「反民主」という皮相な入り口から、唐突に政治に関心をもつようになってしまった人たちは、善悪二元的な情報の刷り込みに洗脳されて、特定の政党や政治家を盲信するようになってしまうのではないでしょうか。そして、日本を破壊しようとする政治家や政権すらも守ろうとする、本末転倒に陥ってしまうのだと思います。

日本人である以上は、韓国がどうだとか、中国がどうだとか、アメリカがどうだとかいう以前に、「日本の根っこ」を深く自覚していただきたい。「根っこ」とは言うまでもなく、物事が右や左に分岐していく以前の本質ということです。そして「日本の根っこ」を深く把握したところから、もう一度、政治という現実の問題にもどって、今日本の内外に起きていることを見回してみるべきであると思います。

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2013年7月 2日 (火)

露出狂と化した「裸の王様」動画ヴァージョン

WJFプロジェクトの記事を動画にしてくださっているよしふるさんに触発され、WJF自ら露出狂と化した「裸の王様」という記事を動画化しました。

※再度修正しました。修正版を拡散ください。

よしふるさんが、ニコニコに転載してくださいました。

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KAZUYA CHANNELに見るダブルバインド

ニコニコのランキングでも上位を占めているKAZUYAさんという方が、下のような動画をあげていらっしゃいます。

「ひとつ意見が合わなかったら安倍政権不支持じゃないとダメですか?」という質問ですが、これに答えを申し上げれば、一つ意見があわなかろうと、二つ意見があわなかろうと、100%意見が一致していようと、安倍政権を支持してはなりません。

先日のロンドンでの講演を通じても、安倍政権の本質、安倍晋三が目指そうとしている未来が既に明らかになっている今、安倍政権を支持し、参院選に勝たせればそこに待っているのは文字通りの日本の滅亡です。

現在のような状況で安倍への支持を呼びかける行為は、国家破壊に加担する行為以外の何ものでもありません。

私はKAZUYAさんという方がどういう方なのか全く存じ上げませんが、どういう訳なのか、安倍政権を支持するこの方も、チャンネル桜や、安倍政権への支持を煽るさまざまな「保守」論客とのある共通点を示しています。それは、これらの人々がなぜかダブルバインド的な話法を用いるという共通点です。

KAZUYAさんの動画にどのようなダブルバインドのメッセージが含まれているか解析してみましょう。

下がKAZUYAさんの動画での発言を文字起こししたテキストです。

今日はまじめにやる。

まあやっぱり世の中いろんな人がいますよね。動画のコメント欄なんかを見ているとそれが出ているんじゃないかと思います。もちろんいろいろな意見があっていいし、あるべきだと思うんですが、一応ですね、僕の動画であれば、できれば動画を見てからコメントしてほしい。

まれになんですが、これ動画見ないで言っているなという時があります。「こいつは安倍信者のネトウヨ」とかですね、僕は正直そこまで持ち上げたつもりはないんですけどね。誰にしてもそうですけど、手放しで何でも賛成できるなんてことはないんですよ。例えば、僕は今の安倍政権を支持しているんですが、これは賛同できないなっていう政策もあります。それはこれまでも言ってきたんですが、例えばTPPだったり、児童ポルノ禁止法改正案だったりです。ただね、そう言った面があるからといって全否定するほどではないんですね。支持できる部分と支持できない部分を総合的に考えて判断すべきであって、支持できる部分は支持する、支持できないものには声を上げる。これが国民の義務だと思うんですよ。僕は支持できる部分が多いからこそ今の安倍政権を支持しています。

一個だめなら全部だめという人もいるようなんですが、そんなこと言ったらね、日本にある政党、政治家全滅じゃないですか。なんすか、じゃあ一度ぶっ壊してですね、革命でもやるつもりですか。自分と100%同じ意見、こんな人いないんですよ。今僕の動画を見てくれている方も、おそらくそれぞれ意見があるでしょうから、ある部分では賛同できても、ある部分は賛同できないということがあると思います。僕はそれでいいと考えています。僕の言っていることが全て、なんて全く思ってませんし、時には間違った事もいうでしょう。にんげんだもの。

今ある選択肢というものを考えて見ると、野党があまりにも不甲斐ない。こうなると国民が自民党に寄って行くというのは、当たり前ですよね。しかし自民一辺倒になると、それはそれで危険をはらんでいるわけです。安倍政権にがんばってもらいたいというのはもちろんなんですが、野党にもがんばってもらいたいんです。そのためにも国民レベルで政治を盛り上げて行く必要があると考えています。これはね気長にやるしかないんですよ。

上の発言の中にどんなダブルバインド的なメッセージが隠れているか。

KAZUYAさんは、動画のはじめのほうで「いろいろな意見があっていいし、あるべきだと思う」と発言し、動画の終わりの方では、「今ある選択肢というものを考えて見ると、野党があまりにも不甲斐ない。野党にもがんばってもらいたい」と発言しています。

しかし、動画の中盤では、「一つや二つ賛成できない政策があっても、自分は安倍政権を支持する」と述べて「一個だめなら全部だめという人もいるようなんですが、そんなこと言ったらね、日本にある政党、政治家全滅じゃないですか。なんすか、じゃあ一度ぶっ壊してですね、革命でもやるつもりですか。」と、一つや二つの政策に不満があるからといって自民党の支持をやめ、野党に投票しようとする人々を暗に批判しています。

つまり、KAZUYAさんは、「いろいろな意見があるべきであり、さまざまな野党が力をつけるべきだ」と一方では「意見の多様性」を讃えておきながら、その一方では、「一つや二つの反対意見があっても国民は安倍政権や自民党を支持すべきだ」と「投票行動の一様性」を呼びかけるという、矛盾した二つのメッセージを同時に発しています。

「いろいろな意見があるべきであり、さまざまな野党が力をつけるべきだ」と言うのであれば、「いろいろな意見に基づいて、人それぞれさまざまな政党を応援すればよい」「100%政策に同意できなくても、自民党以外の政党に投票する人がいてもよい」「みんなが自民党や安倍政権を支持しなくてもよい」「たった一つの意見の相違から自民党を否定する人がいてもよい」という多様性を認める主張こそが導かれるはずです。

「いろんな意見があっていいよね」と一見寛容な姿勢を見せておきながら、結局は「国民すべからく安倍晋三を支持すべし」という偏狭な結論に視聴者を誘導しています。

安倍政権への支持を呼びかける人たちが、どうして、このようなダブルバインド的な話法を好んで使うのか。あるいはもともとダブルバインド的な思考をする人が安倍政権を熱心に支持することになるのか。本当の理由は、私にはわかりませんが、本当に不思議な現象です。

またKAZUYAさんが、チャンネル桜のメッセージをなぞったようなことをおっしゃっていることも不可解でなりません。

例えば、「TPP反対、安倍支持」という矛盾したメッセージが、チャンネル桜謹製のものである事は言うまでもありませんが、安倍政権こそが革命を起こそうとしていることを棚にあげて、安倍政権を批判する人々を「革命をおこそうとしている」とレッテルを貼るのもチャンネル桜や三橋貴明が使ってきたお気に入りの手法です。

チャンネル桜に影響された結果、無意識に彼らと同じメッセージを語ってしまったのか。あるいはシナリオを書いている人が同じなのか。私にはわかりません。おそらく、この手の動画の作り手は、どうしても、大勢から拍手や賛同をもらいやすい意見を語ってしまいがちなのでしょう。KAZUYAさんが「参加する」という言葉を好んで使っていらっしゃることからも、他の信者に迎合する意見を語って拍手をもらい「参加している」という充実した感覚や帰属意識を手にするという、何かの宗教団体に入信して、あたらしく教義を学んだ、若手信者に起こりがちな現象が、KAZUYAさんに起きているのではないでしょうか。

あるいは、単純に、B層を騙す自民党の情報工作活動の一環として雇われている方なのかもしれませんが、私にはわかりません。

最後に一言、あらためて基本的な事実に注意を喚起しておきたいと思いますが、安倍晋三がドリルと化してでも推進すると宣言しているTPPや道州制といった構造改革は、あれやこれやの、さまざまな政策の中の一つにすぎないのではありません。

安倍晋三がドリルと化してでも行おうとしている構造改革は、文字通り日本に亡国をもたらすものです。

それを安倍晋三は、自分が政治家になって以来の一貫した哲学として参院選後に遂行すると宣言しているのです。

KAZUYAさんに、この安倍の言葉の意味を理解する政治や経済の知識がないのであれば、政治について動画をあげるのは控えられた方がよいと思います。

あるいは、KAZUYAさんが、B層を欺いている「インチキな仕立て屋」の一人であるならば、地獄に堕ちろと申し上げておきます。

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ポン吉のブログ: 『安倍晋三VS安倍信者』が動画になりました

ポン吉のブログー反TPP宣言ーの傑作記事、安倍晋三VS安倍信者をほげほげさんという方が動画にしてニコニコ動画にアップしてくださました。

「正直な子ども」ほげほげさんの下の動画もぜひ応援してください。

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2013年7月 1日 (月)

日本にこれから起きようとしていること

中韓首脳会談の様子が報じられています。

朴槿惠は北京の清華大学で講演し、歴史認識問題で対立する日本の存在を指摘して、「韓国と中国で新しい東アジアを作っていこう」と呼びかけたそうです。

パク大統領「中韓で新しいアジアを」

中国を訪れている韓国のパク・クネ大統領が、29日、北京の大学で学生に演説し、歴史認識問題で対立する日本の存在を指摘して、「韓国と中国で新しい東アジアを作っていこう」と呼びかけました。

27日から中国を訪れている韓国のパク・クネ大統領は、29日午前、北京の清華大学で学生に演説しました。パク大統領は、冒頭と最後に中国語であいさつし、「きょう、このように皆さんと共に韓国と中国が開く未来について話すことができ、うれしく思います」などと述べて会場から拍手が送られました。

演説でパク大統領は、東アジア情勢について、「域内の国家間で経済的な相互依存関係は広がっているが、歴史と安全保障問題を取り巻く摩擦と不信によって、政治や安保での協力はそれに及んでいない」と述べて、北朝鮮に加え、名指しは避けながらも、歴史認識問題で対立する日本の存在を指摘しました。

そのうえでパク大統領は、「今後、韓国と中国がパートナーとなって新しい東アジアを作っていくことを期待している」と述べ、これに中国の若者が加わるよう呼びかけました。

ここで思い出していただきたいのは、三つの首脳会談という記事で紹介した、アメリカのオバマ大統領と、日本、韓国、中国それぞれの首脳との会談の様子です。

晩餐会もなく、予定されていた共同記者会見も見送られた日米首脳会談。

韓国大統領がアメリカ議会で演説する名誉にあずかり、当然、共同記者会見も開かれ共同声明が出された米韓首脳会談。

(参照記事: 韓国大統領の米議会での演説の意味)

ワシントンではなく、サニーランドというカリフォルニア州のリゾート施設で、くつろいだ友好的な雰囲気と特別なもてなしの中で開かれた米中首脳会談。

つまり、今、日本の周辺に何が起きているのか。

ひとつは、「歴史問題」で日本を責め立てる韓国と中国の連携が緊密になろうとしています。

もうひとつは、「構造改革」の圧力を日本に加えているアメリカと、「歴史問題」で日本を責め立てる韓国・中国という国々が緊密な関係を結ぼうとしています。

つまり、WJFプロジェクトが、「愛国者」の二つの意味という記事の中で示した下の図の通りの状況になってきています。

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自虐史観と構造改革という記事や、対日包囲網と冷戦脳という記事でも述べましたが、「歴史問題」と「構造改革」の二つの圧力は、もともと、GHQによる日本の占領統治に端を発する一体のものでしたが、冷戦の開始によって、アメリカの対日戦略が変更され、一旦は沈静化しました。

しかし、冷戦の終結した90年代以降に再び熾烈化していきました。

その二つの圧力が、今や最高潮に達すると同時に、再び一つに混然とまざりあって、日本を包囲しつつあります。

これが、今日本の周辺に起きている事です。

この日本包囲網の中で、安倍政権は、これから何をしようとしているのか。


私が追い求める日本とは、世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる日本です。

世界から、ヒト、モノ、カネを呼び込んで、それを成長の糧としてまた大きくなる。そんな日本をつくる闘いが、私の取り組む闘いです。

私の成長戦略は、官僚たちに書かせた、ただのエッセイではあり得ません。私がアンダーライトし、実行するものです。

そして選挙が終わったらどうするか。私はこれからの3年を、集中的な改革の期間と位置付け、持てる政治力を、投入します。固い、岩盤のような日本の規制を、私自身をドリルの刃(やいば)として、突き破ろうと思っています。

平成25年6月19日 安倍総理大臣・経済政策に関する講演
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0619speech.html

アメリカからの「構造改革」の圧力にそのまま膝を屈し、自らがドリルと化してでも、日本の従来の規制や国家の障壁を除去し、グローバル化を極限まで推進して、日本をオープンに開くと安倍晋三は宣言しています。

既に述べたようにアメリカと、中国・韓国は手を結んでいますから、この状況で国をオープンにするということは、当然、直接・間接に、中国・韓国にも国を開くことを意味します。

これまで私たち日本国民の生活を守っていたさまざまな規制や、外国人との区別が取り除かれて、(麻生政権が外国人登録制度を廃止して、外国人も簡単に国民健康保険に加入できるようにしたのもその流れの一環です)、日本人は丸裸にされていきます。

そして、「歴史問題」で日本を責め立ててきた中国や韓国とも、「構造改革」で日本に圧力をかけてきたアメリカとも、日本は「世界に対してどこまでも、広々と、オープンにつながる」ようになります。

当初は、新大久保で起きているような民族間の衝突が、日本中で日常茶飯事になるはずです。

しかし、日本人の血も、言葉も、文化も次第に作り替えられていき、やがて、日本人は、帰属すべき特定の国家をもたない「世界市民」に改造されていきます。

つまり、日本という国は、日本包囲網の中で、また一体化しつつある世界の中で、文字通り消滅しようとしているということです。

しかも、そのような日本の国家破壊と日本民族の消滅が、安倍政権を支持する、洗脳された日本人みずからの「自由意志」に基づいて実現されようとしています。

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