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2013年7月24日 (水)

慰安婦神話の脱神話化 第2部: 作業進捗

しばらくTPPや道州制などの「グローバリズム」の問題に取り組んできましたが、「歴史問題」にも再び重点を置き、皆さんをおまたせしている動画を完成させていきます。

「自虐史観と構造改革」という記事で述べた通り、「すばらしい日本」を守るという観点から、「グローバリズム」と「歴史問題」というこの二つの問題の取り組みは、どちらも欠かし得ないものであり、二つの問題を相互のつながりの中で捉えてこそ、それぞれの問題にも正しく対処していくことができると考えています。避けなくてはならないのは、「歴史問題」に由来する「特亜」への敵愾心ばかりを肥大化させ「グローバリズム」に対する警戒心が麻痺させられることです。これは自民党支持者に典型的に見られる誤った姿勢です。また「グローバリズム」の問題にもっぱら取り組む一方で「歴史問題」には無関心になることです。これは左系の人々に見られる誤った姿勢です。二つの問題に対するバランスのとれた、また相関的な取り組みを目指していきたいと思います。

どちらかのみに集中すべきであるとおっしゃる方もいらっしゃるのですが、「左翼」と「右翼」にすっぱりと分かれてしまっている政治的立場を総合し、日本の根っこから生え出た中道的な勢力を確立するのがWJFプロジェクトの願いです。この観点からも、「グローバリズム」の問題と「歴史問題」を別個の問題として扱うのではなく、日本が直面する一つにつながった問題として取り組んで行きたいとWJFプロジェクトは考えています。

「歴史問題」に取り組むと陰謀論者や左系の人々から「統一教会だ」「ネトウヨ扇動者」となじられ、「グローバリズム」の問題に取り組むと自民党支持者から「左翼だ」「反日だ」「朝鮮人だ」となじられるという二方向からの不理解に直面するのですが、それにめげることなく、「歴史問題」と「グローバリズム」、いずれの問題におきましても、WJFプロジェクトは質の高い取り組みを目指していきたいと願っています。

(TPPや道州制、消費税増税など、様々な危険な政策に関する啓蒙活動、みなさん引き続きよろしくお願いします。長い戦いになります。息切れせぬように、飽きる事なく、また、あきらめることなく声をあげ続けていきましょう。)

製作を進めてきました「『慰安婦神話の脱神話化』第二部: 実際に何が起きなかったのか」の一部分をお見せします。

パリセイズパークの慰安婦碑上で米韓人会が展開する主張を、3つの論点に分解し、その一つ一つを具体的に論破していくという構成です。論破するのは次の3つの論点です。

1. 全ての慰安婦が自分の意志に反して強制されたのか
2. 慰安婦は日本軍による無差別な拉致によって集められたのか
3. 慰安婦は日本政府の決定と命令に基づいて強制されたのか

上の動画は、論破する目標となる3つの論点を提示している部分です。

動画づくりの一番難しく、また時間をかけて悪戦苦闘しなけれぱならない部分は、実際に動画にする作業よりも、内容にふさわしい展開と構成を考えだしていく作業なのですが、試行錯誤の甲斐もあり、説得力のある構成をもつ動画が生まれつつあると確信しています。

上でお話した動画の構成も、お話すると何ともないことなのですが、ここまでに至るのが、けっこう大変であり、これまでも様々なアイディアを試しては没にしてきています。こちらからの一方的な視点ではなく、外国人の視点からどう見えるかということを常に配慮しなくてはならないため、あらためて動画作りは難しいなあと嘆息する日々です。

この後、「正しい問題の原因を知る事なしには、同じ悲劇を防ぐ事はできない」という論旨で、第三部の「実際に何がなされるべきなのか」に物語がつながって行きます。

直接に日本の自己弁明を目指すのではなく、「同じ悲劇の防止」という点に主眼をおいて、その点を迂回することによって、結果的に日本の自己弁護を果たすという構成とねらいになっています。

慰安婦問題を語るときには、いかに感情を排して無私になれるか。日本人が「日本人」という立場すら離れた俯瞰した場所から客観的に第三者的に論旨が展開できるかが大切だと思ってます。

完成までもう少しです。妥協することなく、みなさんに納得していただける質の高い作品を完成させますので、どうぞ、お待ちください。






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慰安婦問題」カテゴリの記事

コメント

先日のサッカーでの旭日旗問題。これをうまく利用できないでしょうか?

2000年代、旭日旗は日韓戦でさえも当たり前に振られていました。
ところが、今、韓国人は「旭日旗は禁止されている戦犯旗!」と主張しています。
韓国人はたったの数年で自分たちの言い出した口からデマカセに、完全に自己洗脳されてしまったわけです。たったの2,3年でw

韓国人が「歴史を捏造し、自分たちで騒ぎ回り、なにが事実か分からなくなって、韓国社会では捏造された歴史がまかり通るようになる」というプロセスをリアルタイムで体験・観察できているわけです。
…ネット上の豊富な証拠付きで。

「韓国社会において、いかに反日の嘘が社会的常識に化けるか」という切り口で、過去の歴史問題と今回の件との類似性を見せながら、韓国社会の病理に切り込めませんかね?

投稿: ふみ | 2013年8月 2日 (金) 07時43分

楽しみです。時間など気にしませんのでじっくりと余裕を持っておつくりください。
主張に賛成できる部分と全くできない部分がありますが、興味深い論説を見つけました。お役に立つか甚だ疑問ですが・・・。
http://synodos.jp/politics/4347

投稿: bizen | 2013年7月27日 (土) 11時22分

WJF様へ
私が貴プロジェクトの動画が素晴らしいと思うのは、チャンネル桜の様に「慰安婦ババァ」的な表現が無いことです。動画には日本の想いを世界中の人々に見てほしい、日本の考え方や歴史を理解してほしいというものが伝わって来ます。日本人のガス抜き的な自己満足の動画では世界中に伝わりません。事実を解りやすく、丁寧に伝える努力を他の媒体の方々も行ってほしいと思います。
完成が楽しみです。お身体に気を付けて頑張って下さい。

投稿: 瓢箪山 | 2013年7月25日 (木) 07時36分

wjf様

今。夢を見ました。日本が滅ぶ夢です。そして目が覚めました。

恐ろしい夢でした。

未来の日本です。でも日本ではありませんでした。皆英語を話していました。姿はアジア人でしたがアメリカ人のようでした。直情的で、欲求のままに動く動物のような、下品な格好、下品な言葉遣い、下品な振る舞い、低い知性・・・そこに似日本らしい慎みや奥深さはありませんでした。

数百年後だと思います。

インディアンがアメリカを取り戻せないように、ハワイが独立できないように、日本もアメリカに組み込まれていました。

そして私の意識はそれを見ているのに、どうすることもできませんでした。

なぜなら我々は死んでいるからです。そこに我々はいないのです。

恐るべき数百年の時をかけて、日本人の意識は変容させられていきます。そしてもはや日本という国家意識も無く、日本人である自覚も無く、日本を独立させようという気も無いのです。

インディアンやハワイ原住民のように。

日本が完全に滅びた時、そこに我々はいないのです。我々の継承者はいないのです。

私は甘く見ていました。日本が滅ぶのは我々の世代ではない。

我々がいなくなって日本という観念が、日本人という意識が消えた時に、本当に滅ぶのです。

実は、私はもしアメリカによる支配が進み、日本の状況が悪化すれば、その時こそ、日本人が目覚めてくれるのではないかと内心期待していました。

でもそうじゃなかった。我々のような意識状態、目覚めた人間は、その時にはいないのです。肉体は有限だから。肉体に縛られた我々の意識は、思いは、世代を超えられないから。

もし我々が今の意識を持ったまま未来にタイムスリップできるなら、人々を日本独立に向けて啓蒙もできよう。でもそうした意識を持った人間は未来の世界にはいないのです。長い時間をかけて消えてしまうのです。我々が頑張っても我々の日本を思う思いは次の世代には伝わらない。仮に伝わっても年々劣化していく。そのまた世代が変わればさらに薄くはかなく、人々の意識はこの(アメリカ化する)世界と同化し順応し、心の中の日本は消えていく。

今できないことが未来に突如できるようになることはないのです。

日本が独立するためには、次のことが必要です。

(1)「日本が植民地にされている」という状況が目の前に現れ、明らかになり、人々が「日本が植民地にされている」ことを認識すること

(2)その結果「日本を独立させよう」という問題意識が起こること。

まずは状況を認識しないと、問題意識が起きません。今もそうですよね。多くの日本人は現在の日本の状況を認識していません。だから当然問題意識もありません。

ところがようやく、目の前のことしかわからないエピメテウスたちが状況を認識したときには、そこには日本人の意識を持った人間が既におらず、問題意識が起きないのです。なんという皮肉。

数年単位の急激な変化なら、変わらない意識と変わった状況の間に齟齬が生まれ、問題意識が起こるのですが、数十年数百年単位だと、意識自体が変化し、問題意識が起きなくなるのです。

私は確信しました、数日前にもはや引き返せないターニングポイントを超えてしまったのだと。後戻りのできない大きな時代の流れに乗ってしまっているのだと。そしてそれはその前から何十年もかけて準備されてきたのだと。

私は確信しました。数百年単位で物事を計画している人間たちが間違いなく存在することを。

そしてアメリカが、ある一部の人間の欲望を、目的をかなえるための、私的国家、持ち物でしかないことを。

アメリカ人たちも彼らの欲望と目的達成のための道具でしかないことを。彼らは牢獄にとらわれています。一部の人間の金儲けのための奴隷と戦争のための兵士の供給源なのです。彼らは自分たちが自由で平等で民主主義の国に住んでいると思わされているだけなのです。彼らは自分たち自身で物事を決めていると勘違いしているのです。


今の我々の意識を、思いを、知識を、劣化することなく、ダイレクトに、50年、100年先の人々に、伝える方法を開発しなければなりません。

未来の世界に我々(の当事者意識)を未来の人々の肉体を媒介として再生する方法を開発しないといけません。

ヒントのひとつはユダヤ人です。多くの民族がアイデンティティを失い滅んでいく中、ユダヤ人は滅びることなく、そのアイデンティティを時間と空間を越えて、2000年間伝えることに成功しました。そのユダヤ人というアイデンティティを旧約聖書という形に聖典化し、ユダヤ教という宗教と宗教組織の形で保存してきたのです。

普段は何気なく意識しない日本人とは何かというそのアイデンティティを掘り起こし意識化し、聖典(カノン)化し、それを支える宗教組織を組織し維持し続ける必要があります。

漫然と自然に伝わるに任せていては、やがて日本人の意識は消滅します。

投稿: だめだめわんこ | 2013年7月25日 (木) 05時24分

きいろさん

励ましのお言葉、ありがとうございます。
いつも述べてきたことですが、慰安婦問題に関する従来のアプローチに、私は不満を抱いています。敵愾心や、対決の姿勢、自己弁明の意図が全面に出過ぎていたり、「慰安婦は高給取りの売春婦だ」といったあまりにおおざっぱな一般化がなされており、傷口を広げてしまっています。慰安婦問題がここまで紛糾した原因には、日本側の姿勢にも大きな原因があったと思っています。それがなかなか修正されずにいますが、それを正していきたいと思っています。慰安婦問題は、薄氷を踏むように丁寧に論じなくてはなりません。何よりも大切なのは、慰安婦問題を語る際の心の静けさです。よい作品に仕上げます。完成をご期待ください。

投稿: WJF | 2013年7月24日 (水) 23時27分

動画、拝見しました。とても良さそうです。
WJFさんのスタンスについても、中正や普遍性への希求があって、
素晴らしいと思います。敬服します。

本当に良いものって、文章であれ動画であれ、
どこかで私欲を離れ、時間をかけて練磨し、無駄を削ぎ落としており、
結局、そういうものが長く、多くの人に伝わりりますよね。

一方的に押し付けるでもなく、扇情にも走らず、
一人ひとりに静かに浸潤し、歴史的事実に基づいて考えさせたり、
またそのきっかけを与えるようなもの。

とても大変な試行錯誤の要る作業だと思いますが、
出来上がりを楽しみにしています。

(※私もカンパなどで少し応援させて頂きます)

投稿: きいろ | 2013年7月24日 (水) 22時51分

http://www.youtube.com/watch?v=U2Gxe7jA8iw

拡散をお願い致します。
なんと、安倍晋三が、1:05:30(1時間5分30秒)あたりで、「竹中先生の愛国者ぶり」と発言しています。

竹中平蔵のことを「愛国者」と呼ぶ人間は、愛国者なのでしょうか?それとも・・・。

投稿: トーマス | 2013年7月24日 (水) 21時51分

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