« NINJA指令021号: 自民党議員をツイッターで糾弾せよ!! | トップページ | デフレ脱却などはじめからやる気はない »

2013年6月 1日 (土)

『慰安婦神話の脱神話化』をほめていただきました

アゴラというサイトに記事を寄せていらっしゃる北村隆司さんという方が、WJFプロジェクトの『慰安婦神話の脱神話化』をほめてくださっています。

見て欲しい、この優れ物「慰安婦問題」ビデオ!

私が寄稿した「『完敗』安倍歴史観-論ずるなら、日本向けより世界に向けて!」に、Yasu Osugiさんと言う方から、次の様な意見を頂きました。

「独りよがりな保守内部での議論、根っこにある欧米コンプレックスが問題をより難しくさせているような気がしてなりません。こんな中、実際に行動におこす(恐らく)若者達が以下のようなビデオを作製しています。パトリオチックな感情を抑え、従軍慰安婦問題の核心を見るものに(特に欧米の人々に)どうやって伝えていくか、を深く考慮されているものです。内容に対する批判の声はあると思いますが、国際発信をどうやっていくかを具体的に考えていく上で、大きなヒントを与えてくれているものだと思います。是非ごらんください(英語でも作成されているようですので拡散していくのもいいと思います」

この「『慰安婦神話の脱神話化』第一部:実際に何が起きたのか」と言うビデオは、記録と文字に語らせた演出の巧みさもあり、見る人にこの問題を冷静に考えさせる優秀作だと思います。

「慰安婦問題」に関しては、池田先生や橋下氏などの数多くの発言や松本徹三さんの「慰安婦問題について」などの優れた論述はありますが、いずれも日本の立場を述べたもので、このビデオの様に「慰安婦問題」の視点を日本から世界に移して鳥瞰したものは珍しいと思います。

このビデオのもう一つの特徴は、説得と言うより、それぞれの人が自分の結論を出すための参考資料とも言うべき物で、「慰安婦問題」を考える時に大変貴重なビデオで、「客観性」と「真実」の持つ迫力をこれでもかと感じさせるものがあります。

この様なビデオが世界に普及すれば、「慰安婦問題」の海外での誤解も解け始めるのでは? と期待したくなります(日本の資料や日本人の意見は色眼鏡で見られますので、肝心の海外世論を変えるには余り効果は期待できません)。

最後に一言、「GloriousJapanForever」と言う作者名(?)は、感情を抑えた冷静な作品の客観性を傷つける逆効果になる事が心配です。

2013年5月23日
北村 隆司

慰安婦問題に関する韓国の主張に、単に日本側からのアンチテーゼをぶつけるという対抗的な姿勢や、自己弁明的な意図を全面に出してしまっては慰安婦問題はかえって理解されません。また逆に韓国側の主張をそのまま認めて謝ればいいものでもありません。

しかし、多くの場合、慰安婦問題に対する日本側の対応は、このいずれかの姿勢に陥っており、否定と謝罪という両極の間で、振り子のような往復運動を繰り返しています。

慰安婦問題は、「全か無か」「0か100か」「あったかなかったか」「志願か強制か」という二元的な問題設定によって単純化したり一般化したりすることのできない複雑で繊細なニュアンスを含んだ問題ですので、これを正しく語るには、日本という立場を超えて、俯瞰的、総合的、第三者的な視点から説明しなくてはなりません。

これが、『慰安婦神話の脱神話化』の制作の姿勢ですが、この点を評価してくださっており、大変ありがたい記事です。

お待たせしている第二部、もう少しだけいじらせてください。必ず数日内にアップします。

ブログ・ランキングにご協力ください。一日一回、右のバナーをクリック願います。


« NINJA指令021号: 自民党議員をツイッターで糾弾せよ!! | トップページ | デフレ脱却などはじめからやる気はない »

慰安婦問題」カテゴリの記事

コメント

なおさん

こんにちは。「慰安婦神話の脱神話化」は、淡々とした地味なつくりの動画ですが、少しずつ動画のよさを評価してくださる方たちが増えてきており、うれしく思っています。第二部も熟考を重ねて慎重に組み立てたものを近日公開しますので、楽しみにしていてください。

投稿: WJF | 2013年6月 8日 (土) 17時41分

少し考えれば至極簡単な事なのですが、一事が万事ではない事への気づきを与える大変すばらし流れで感動いたしました。
多くの事実関係を知らなければ正しい議論は出来ない問題でありながら、その事実関係を正しく得る事が難しい状況にあっては大変貴重な作品になるでしょう。
第二部・第三部がどの様な内容になるのか大変楽しみにしております。

投稿: なお | 2013年6月 8日 (土) 14時55分

おめでとうございます。好意的な内容で何よりでした。

BLOGOSの記事にはコメント欄があるのでそちらも読みました。動画はそっちのけで慰安婦問題についてコメントする人が多いのは非常に残念でしたが、概ね好評でしたね。

何人かに指摘されている「GloriousJapanForever」というお名前についての危惧ですが、これは具体的にはどういことなのでしょうね。
「Japan」という単語を見て、視聴者の判断にバイアスがかかるということなのでしょうか。
あるいは「Glorious」、「Forever」、はたまたその組み合わせでしょうか。
単語が持つニュアンスはネイティブではない私にはよくわかりません。

何はともあれ第二部、第三部も期待しております。

投稿: 774 | 2013年6月 2日 (日) 07時39分

彩星さん
「『慰安婦神話の脱神話化』第三部 実際に何が起きなければならないのか」は、慰安婦問題が、第二次世界大戦中の日本に限定される問題ではなく、在韓米軍など、目の前で現在も起きている問題であることを示します。普遍的な問題として慰安婦問題を再提起し、慰安婦問題を日本に限定して語ることの欺瞞を暴きます。

「お前たちもやっていたから、俺たちは悪くない」という言い回しではなく、普遍的な問題としてその解決のために共に尽力していこう。問題の本当の解決のためには、日本という国をデモナイズ(悪魔視)する手段としてこの問題を利用することは許されないのだという論旨が展開されていきます。

投稿: WJF | 2013年6月 2日 (日) 07時14分

WJFさんはロバーツ教授の著書「What Soldiers Do: Sex and the American GI in World War II France
(兵士らは何をしたのか:第2次世界大戦中のフランスにおける性と米兵」(6月刊行予定)に関してどう思いますか?

日本の立場を越えた第三者的視点が必要また「日本と韓国」の二元的になるのを避けるならば、
この著書を慰安婦の説明に取り入れるのはどうだろうかと考えていますが、自己弁明的かな・・と悩んでもいます。
WJFさんはこの著書は内容次第では動画に取り入れようと思いますか?


外国人での極右という評価さん
ネットが悪口だらけなのはわかるのですが、テレビはむしろ韓国人のデモやヘイトスピーチ、日本文化の起源主張などを隠して、友好や話し合い、交流とかを推しているのに、なぜそう感じられたのでしょうか?
不思議です。

投稿: 彩星 | 2013年6月 2日 (日) 03時28分

外国人での極右という評価 さん

>これまで慰安婦も竹島も、韓国が悪いという発想が全くなかったため、反日の主張にまで同調しがちだった人も、これを見て初めて目覚め、一度に韓国の嘘を許せない、と変わりました。

これもまた逆の落とし穴であり、「日本=善、韓国=悪」といった善悪二元的な考えにはまり込んでしまうと、日韓の問題を正しく世界に伝えることができなくなってしまいます。善悪二元的な視点を超えて、いかに第三者的な立場で客観的な事実を語ることに徹することができるかが、大切な点であるとかねがね考えています。

せったく英語が上手にあやつれる日本人の方たちの中にも、上のような善悪二元的な考え方に取り付かれて慰安婦問題を説明しようとされる方たちも多くいらっしゃり危惧しています。

慰安婦問題を世界に語ることは決して容易な課題ではなく、きわめてレベルの高い知識とセンスが求められますが、政治家も含めて十分な準備も熟慮も知識もなく、安易にこの課題に突進していき、惨憺たる結果を日本に招いてきたのが現状です。

この困難な課題をクリアしようと、時間を多くいただいて七転八倒の試行錯誤を重ねてきた成果を、早くお見せできたらと思います。

YouTubeの名前に関しては、過激な名前と、穏健な動画の内容のギャップを楽しんでもらえたらと思っています。

投稿: WJF | 2013年6月 1日 (土) 15時38分

第二部、非常に楽しみにしています!

投稿: たかたろ | 2013年6月 1日 (土) 14時13分

この動画は素晴らしい効果があるのだと実感しています。
本当に感謝しています。

これまで慰安婦も竹島も、韓国が悪いという発想が全くなかったため、反日の主張にまで同調しがちだった人も、これを見て初めて目覚め、一度に韓国の嘘を許せない、と変わりました。

ぜひ世界に拡散することで改善していきたいです。

>「GloriousJapanForever」と言う作者名(?)は、感情を抑えた冷静な作品の客観性を傷つける逆効果になる事が心配です。

これもなかなか鋭い指摘かと思います。
私もこれから世界各国の友人に機会があればこの動画を紹介したいと思っています。
その際、その紹介の仕方も、前置きを少し入れて、極右を支持するから、という理由と見られないようにしたいと思っています。
真剣にこの問題を考えるには冷静な事実の検証が必要なのに、それが韓国によって阻まれている。おかしいと思う点はそこです、と紹介したいのです。

ところが、この名前だけで、いとも簡単に勘違いされてしまって、色眼鏡で見られてしまうのでは、と少しためらってしまっていました。

私はこの名前は全く悪くないし、とても良いものだと思いますが、全くの無知な人、さらに外国人となると、「尊大な態度の愚かな極右」、と勝手なイメージを持たれたりするのです。

つい最近でも、日本が大好き、日本語が堪能で日本のハイレベルな大学留学後は、海外の日本領事館で働く留学生の友人達との話しました。
その中で、「日本のテレビやネットで、中国人、韓国人をすごくバカにしてるよね。」ととても嫌そうに言われました。

「今の安倍政権はものすごい極右で、日本を取り戻すとか言ってる」と批判し、民主党は左翼なんだよね。と肯定的そうに言っています。

彼らは日本が特別な国だ、と大好きなのですが、唯一この時だけとても嫌そうにしていました。

フェイスブックでも、世界で自民党が極右と勘違いされていることが多いのがよく分かります。(日本人が進んでそう言いたがる。東大生や日本語教師などにもそういう人が多いです。韓国系や左翼の教授、韓国系の日本語教師が増加した結果ですね。)

何年も前、自民党が「美しい日本」と言っただけでも何てナンセンスなんだ、と親日の東大留学生も言っていました。

単なるナンセンスな、中国人、韓国人を差別する極右、としか見られないのです。

それを変えるためにも、こうした動画を広めたいのですが、初めに、そう見られないような、そういう相手にまず、情報を提供する前に、心の広い人物として好感を得られるように見せることが重要だと思いました。

せっかくの名前にケチを付けたいとは全く思わないのですが、ご参考までに紹介させて頂きました。

投稿: 外国人での極右という評価 | 2013年6月 1日 (土) 14時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« NINJA指令021号: 自民党議員をツイッターで糾弾せよ!! | トップページ | デフレ脱却などはじめからやる気はない »