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2013年5月26日 (日)

「日本人は愚かではない」動画ヴァージョン

ニコニコで活躍しているよしふるさんが「日本人は愚かではない」というWJFプロジェクトの記事を動画にしてくださいました。


元の記事を再掲すると下のような内容です。

日本人は、建国以来、幾多の国難を乗り越えて、外国の侵略から国家の自存と独立を守りぬいてきた、勇敢で、知恵に溢れた、優秀な民族です。

●日本人は、各列強が、帝国主義的な野心を掲げて同じように覇を競い合っていた時代に、日本だけが悪の侵略国家であり、数十万の一般市民が原子爆弾や絨毯爆撃の炎によって瞬殺されても、それは我々が当然受けるべき罰であったとする、戦勝国の押し付けた自虐的な歴史観をいつまでも正しいと信じ続けるほど、愚かではありません。

●日本人は、中国や、韓国、北朝鮮が、一方的な被害者のふりをし、日本の戦争犯罪に関して彼らが誇張して語る物語に対し、ただ謝っていれば、平和や友好関係が維持されるのだと考えるほど、愚かではありません。

●日本人は、中国や、韓国、北朝鮮が、一方的な被害者のふりをし、日本の戦争犯罪に関して彼らが誇張して語る物語に対し、「あったか」か「なかったか」の二元的思考に陥って、否定と謝罪の間を振り子のように何度も行ったり来たりするほど、愚かではありません。

●日本人は、中国、韓国、北朝鮮といった隣国の悪意のあるプロパガンダの根底には、私たちが友好を求めてやまないアメリカと言う大国が作り出した都合のよい歴史観が存在することに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、日本の独立後も、表向きは日本の防衛を名目に軍隊を駐留させ、絶えず内政干渉を行い、日本の自存と独立を奪ってきたアメリカにすがってさえすれば、これら隣国の悪意をはねのけることができると考えるほど、愚かではありません。

●日本人は、冷戦が終わって20年が経過しても、世界の情勢が変化したことに気づかず、アメリカ=善の陣営、中国=悪の陣営と、いつまでも善悪二元的に考え続けるほど、愚かではありません。

●日本人は、アメリカ軍の駐留を恒久化させ、日本の歴史上初めて日本を他国の属国としてしまった自民党という外国の傀儡政党を、いつまでも純粋な「保守政党」だと信じ続けるほど、愚かではありません。

●日本人は、民主党がひどい売国政党だったという事実は、自民党がすばらしい愛国政党であることを意味しないということに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、安倍政権が実現を目論んでいる、TPP、道州制、日中韓FTA、マイナンバー制度、消費税増税、水道民営化、電力自由化、英語公用語化、六・三・三制度の廃止、移民の受け入れなどが実現したら、日本という国家の終焉につながることに気づかないほど愚かではありません。

●日本人は、上記のような国家破壊につながるありとあらゆる売国政策を実現させようとする安倍政権を、保守政権だと信じ込むほど、愚かではありません。

●日本人は、安倍政権が実現を目論んでいる、TPP、道州制、日中韓FTA、マイナンバー制度、消費税増税、水道民営化、電力自由化、英語公用語化、六・三・三制度の廃止、移民の受け入れは、日本という国家の終焉につながることを知りながら、「安倍さん以外に誰がいるの」と問い続けるほど、愚かではありません。

●日本人は、一部の閣僚による靖国神社参拝など、安倍政権が示す愛国的なパフォーマンスが見せかけであることに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、小泉政権という前例がありながら、そもそも小泉政権の後継者として指命された安倍晋三が率いる政権が、小泉政権と同じように、愛国的パフォーマンスで国民の目を欺きながら国を売る、典型的な新自由主義の政権であることに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、数年前に、小泉構造改革が、多くの自殺者やリストラや日雇い労働者やホームレスを生み出したことを自分たちの目で目撃しながら、安倍政権が実現を目論むTPPや道州制といったさらに大規模な構造改革が、国民生活の徹底的な破壊につながることが予測できないほど、愚かではありません。

●日本人は、同じやり方で二度も、三度も騙され続けるほど、愚かではありません。

●日本人は、アメリカがかつての交戦国であったドイツやイタリアには内政干渉を行わないのに、日本に対してだけは内政干渉と間接支配を続けるのはなぜだろうと疑問に思わないほど、愚かではありません。

●日本人は、一時的な株高や円安のニュースに踊らされ、この先、消費税増税やTPPなどの構造改革によって、国民全体を巻き込む経済的苦境が待ち受けていることに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、安倍政権が実現するであろう拉致問題の進展が、安倍政権の外交力の成果というよりは、北朝鮮との癒着を示すことを疑わないほど、愚かではありません。

●日本人は、亡国最終兵器であるTPPへの参加によって国を失おうとしているにも関わらず、物事の優先順位が分からず、韓国人の問題で大騒ぎし続けるほど、愚かではありません。

●日本人は、安倍政権が「対中包囲網」のためにTPPが必要だと言いながら、日中韓FTAを締結しようとしていることを「変だぞ」と思わないほど、愚かではありません。

●日本人は、TPPが亡国最終兵器であることを知りながら、TPPに嬉々として参加しようとしている安倍政権を支持し、次の選挙で勝利を与えることが民族の自殺行為であることに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、TPPが亡国最終兵器であることを知りながら、日米同盟のためには仕方がないとあきらめるほど、愚かではありません。

●日本人は、自分の愚かさが時には国家を破滅に導くことがあることに気づかないほど、愚かではありません。

●日本人は、仮に上記のいずれかの愚かさに一時的に陥っていたとしても、自分の愚かさを認め、修正できないほど、愚かではありません。

日本人は、建国以来、幾多の国難を乗り越えて、外国の侵略から国家の自存と独立を守りぬいてきた、勇敢で、知恵に溢れた、優秀な民族です。

これまで多くの国難を乗り越えてきたように、現在直面する大きな国難をも、私たちは必ず知恵と勇気をもって、乗り切る事ができると信じています。

正直にお話するならば、私は今の日本人は救いようもなく愚かなのではないかと思い始めています。

上に列挙した愚かさに陥っている人たちがあまりに多いからです。

参院選の結果によっては、「日本人は愚かではない」という私の信念は、修正しなくてはならなくなるかもしれません。

よしふるさん、記事を動画にしてくださり、ありがとうございました。

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戦後体制と冷戦構造」カテゴリの記事

コメント

ニコニコ動画に動画を1つ投稿しました。よろしかったらご覧ください。
国が亡ぶかどうかの瀬戸際で間違いありません。皆さま頑張りましょう。
ささいな事でもいいです。ポスティング、電凸、メール、FAXなど何でもいいです。
絶対にTPPなどに賛成の政党、議員に投票してはいけません。このことを議員が肌で感じるような抗議の行動です。政治家にとって一番効くことの1つが選挙に落ちるかどうかです。

お一人、このコメント欄へのコメントが多すぎる方がいます。そのコメントをする時間があったら、他の事に時間を使ってください。ご自分のブログにお書きください。

TPPや道州制 TPPと稲田朋美議員
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20967770

この動画の転載元です。
H23.11.4TPP阻止抗議活動!古谷経衡氏、稲田朋美氏、TPPの危険性を説く!
http://www.youtube.com/watch?v=Nk8EbF2Rw08
稲田朋美:TPP 考えは変わっていない状況が変わっただけ5/15参院
http://www.youtube.com/watch?v=o-JAAyckh6Y
櫻井よしこ 原丈人 TPPについて
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20431625

投稿: よしふる | 2013年5月27日 (月) 01時49分

外敵に比べ内敵は厄介です。内敵は病気のようなもので、効果的な治療法(=戦い方)の特定が容易ではありません。今この内敵が二重になっていることを実感します。つまり、

 安倍   VS 国民
 自民党

こうなっているかと思いきや、「国民」が分かれて、

 安倍   国民
 自民党   │
       ├──────────┐
       │          │
     安倍      VS  愛国者
     支持者・信者

こうなってる状態です。
1日も早く、国民が1つになった、上の方の状態に持って行かなくてはいけません。

投稿: たかたろ | 2013年5月26日 (日) 15時01分

動画のコメントでWJFを非難してる人達ってWJFのブログをちゃんと読んでないんでしょうね。

自分も今年の2月辺りにWJFのブログ初めて見たときは「安倍総理を売国奴だなんて、おかしなブログだなあ」って思ったけど、

ブログの一番最初の記事から今まで丹念に読んでいったら、
「主張がちっともぶれてない、ただおかしいことをおかしいっていってるだけの常識的なブログだな。碌な知識もないのにネットの論調に流されて安倍を愛国者だと思い込んでた自分が恥ずかしい」
っていう感想に変わりましたから。

投稿: 名無し | 2013年5月26日 (日) 14時45分

まず日本人がTPPを理解できない現状に陥っている原因を考察しますと、

まず日本は占領中に仕掛けられた、プレスコードやウォーギルト・インフォメーションプログラムによって、洗脳し続けられたということがあります。

1945年から1952年の7年間でアメリカは日本の制度を徹底的に改造し、日本内部に手先を配置し、日本をコントロール可能にしたので、日本を形式的に独立させたのです。しかし実質的には現在まで植民地でした。

しかしその後も米軍は日本の実質的な独立を阻止するため、在日米軍を配置し、CIAや電通や統一教会や在日朝鮮人や日教組などを使い、日本のメディアと政治家をコントロールし(実際にはマスコミの裏規定としてプレスコードは独立後も有効であった)、親米化政策、自虐史観洗脳工作、愚民化政策を続けさせました。

日本が本当に駄目になったとしたら、それは、戦前の教育を受けた人間が死に絶え、戦後の愚民化教育しか知らない人が主流になってからです。

静かなる戦争(サイレントウォー)が沈黙の兵器(マスコミ・教育機関)を用いて、戦後もずっと続けられていたのです。

日本人は知らなければいけません。

1945年からバブル崩壊までの間の、日本が最も幸せだった時期こそが、日本の歴史で、例外的な、特別な時期であったのだと。

その間は日本人を裏で愚民化するための準備期間であったのだと。日本という植民地を、家畜を肥え太らせるための時間であったのだと。

今、日本を潰し、家畜を屠殺し、収穫する時が来たのだと。

投稿: だめだめわんこ | 2013年5月26日 (日) 07時11分

この記事へのコメントは終了しました。

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