« 正直な子ども: ノーマン・フィンケルスタイン | トップページ | 「愛国者の二つの意味」動画ヴァージョン »

2013年4月19日 (金)

「インチキな仕立て屋」を演じ続けるチャンネル桜

チャンネル桜は、相変わらず、TPPを批判しながら、TPPを推進する安倍政権を支持し、参院選に勝利させよという、ダブルバインド的な奇怪なメッセージを流し続けています。

上の動画で水島総は、TPPを批判し、別冊『正論』の中の政治アナリストの片桐勇治氏の記事を引用して、これから起きうることとして次のような点を挙げています。

・TPPで日本の主権が弱まる
・地方分権や道州制で日本が分割される
・相続税の強化で日本人の財産が召し上げられる
・労働者の権利が弱まり日本人が奴隷化される

・英語の公用化
・日本円の消滅、ドルとの統合
・日米防衛の一体化による日本の恒久的属国化
・国体の破壊
・日米大学教育の一体化

しかし、水島総は、これらのことを推進する安倍政権について何と述べているか。

「安倍さんはこのこと(TPPの問題)を自覚している。自覚をしているけれども、周りが公明党もいれば、親中派もいれば、竹中平蔵のようなグローバリストもいて、うじゃらうじゃらやってる、これが安倍内閣なんですよ。これを変えていかなきゃいけない。日本を主語にした政府に変えていくためにも、参議院選挙に勝たなきゃいけない。政権基盤作らなきゃいけないということですね。」(3:47)

チャンネル桜は相変わらず、一方ではTPPや対米隷属、新自由主義やグローバリズムに反対すると言いながら、それを推進する安倍晋三を支持し続けろと、私たちに呼びかけています。

TPP、対米隷属、新自由主義、グローバリズムを積極的に推進しているのは安倍晋三自身ですが、チャンネル桜も、三橋貴明氏も、西田昌司氏も、竹中平蔵のようなグローバリストなど、安倍政権の周辺の人々をスケープゴートとして批判することで、安倍晋三自身はあくまでTPPに反対しているかのような誤ったイメージを垂れ流してきました。

「王様が裸である」=「安倍晋三自身がTPPを推進している」=「安倍晋三自身が売国奴である」ことを隠そうと「インチキな仕立て屋」の役割を演じ続けてきました。

チャンネル桜の言う通りに、TPPを批判しながら、TPPを推進する安倍政権を支持し、安倍政権を参院選に勝利させたらどういう結果が待っているか。それは水島総が、片桐勇治氏の記事を引用した上のリストの通りです。

私たちは、引き続き、「正直な子ども」として、おかしいことはおかしいと声を挙げ続けていかなければなりません。


« 正直な子ども: ノーマン・フィンケルスタイン | トップページ | 「愛国者の二つの意味」動画ヴァージョン »

チャンネル桜」カテゴリの記事

コメント

水島氏は相変わらず矛盾だらけですね。
安倍氏がTPP推進派であること、彼が歴代総理大臣の中でもトップの売国奴であることは既にまぎれもない事実です。
いい加減にして欲しいです。
近頃、TPPと共に自民との憲法改正草案について家族や知人に話をすると、その内容はかなり衝撃的であるらしく、「自民党やばいんじゃ・・・」という声を聞きます。
確実に考えを改める人は増えつつあります。
必ず安倍首相・自民党に思い知らせてやります。

投稿: ときわ | 2013年4月19日 (金) 13時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 正直な子ども: ノーマン・フィンケルスタイン | トップページ | 「愛国者の二つの意味」動画ヴァージョン »