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2013年4月27日 (土)

【正直な子ども9】青木直人氏: 「こりもせず、安倍政権はさらに中国向け環境援助に踏み出そうとしている」

アンデルセンの童話『裸の王様』に登場する「正直な子ども」のように、「おかしいことはおかしい」とはっきり声をあげて、安倍政権の問題点を啓発してくださっている様々な方たちを、紹介しています。

「安倍さんは参加を表明していない。マスゴミのデマだ」と言う類の書き込みを読むたびに、私は一種名状しがたい気持ちになります。真面目で、善意にあふれてはいるものの、メディアリテラシーの欠如した安倍総理のファンたちは、政治家の巧みなレトリックを見破ることができないでいるのです。
(青木直人BLOG 2013年2月26日: これが「おまかせ定食」のメニューです)

主に中国の問題に取り組んでいらっしゃるジャーナリストの青木直人氏も、早くから安倍政権の問題点を見抜き、「おかしいことはおかしい」と声をあげてこられた「正直な子ども」のお一人です。

「怒りを超えてもはやお笑い!日本の中国援助ODA―誰も知らない血税3兆円の行方」(祥伝社、2001年)
「中国ODA6兆円の闇―誰のための、何のための「援助」なのか!? 」(祥伝社、2003年)
「終わらない対中援助」(古森義久との共著、PHP研究所、2009年)

などの書名でも分かるように、日本政府による対中ODAの問題を批判してこられました。

青木直人BLOG 2013年4月25日: 環境援助と言う第2幕

●対中援助について書く。
現在、安倍内閣は水面下で政府内の多国間技術支援機構を通じて、中国側に環境技術の提供を打診している。
理由は中国指導部内に日本からの2か国間援助に警戒的かつ慎重な意見があるからだ。そのため、安倍政権は中国も被援助国となっている多国間向け技術援助を担当する政府内の某交流機関を通じて、迂回スタイルの援助を提案しているというわけなのである。これなら中国も乗りやすい。
安倍内閣の中国向け環境支援は政権内部に反対意見は存在していない。安倍総理も前向きである。すべては首脳会談実現のための環境整備が目的である。

●なんのことはない。これでは対中ODA削減の代償としてアジア開発銀行が利用されたあのパターンの再現ではないのか。日本国民の反対に直面した政府・財務省はODAと言う二か国間の援助ではなく、国民がほとんど知らないアジア開発銀行を通じて迂回融資を本格化させていたのである。

●これがいかに異様なことなのか。それはアジア開発銀行の融資の半分以上が外務省主導のODAでは禁止されたはずの「交通インフラ」部門に集中していることである。「交通インフラ」とは鉄道、道路、空港、港などを指し、それらはいずれも人民解放軍の絶対的影響下に置かれている。

●たとえば北京、上海などの国際空港も解放軍の都合しだいでいかようにも民間機のフライトは変更される。また鉄道省の歴代の最高首脳はいずれも解放軍の実力者やその系列下のテクノクラートが目立つ。具体的には鄧小平の右腕で、西南軍政委員会の高官職にあった元副首相の万里、あるいは朝鮮戦争時、中国義勇軍の兵站を受け持った元少将、さらには建国以前からの生粋の軍人で、張学良の秘書をしていた人物もいる。

●こういう解放軍の影響下にある鉄道部門に日本のODAとアジア開発銀行からの融資は継続的に続けられ、いつの間にかその額は世界1となっていったのである。また援助で建設された四川省とチベット・ラサを結ぶ高速道路はチベット有事の際、解放軍が鎮圧のために独占的に使用を許されている場所でもあるのだ。
だが、ことはこれだけではすまない。先ごろ逮捕された鉄道相の解任理由は「鉄道建設に絡む業者からの収賄」であった。
深刻なのは、賄賂に関する噂として、日本のODAを利用した鉄道建設に絡み、日本の鉄道メーカーが担当機関の鉄道省高官に賄賂を贈っていたとささやかれていることだ。

言うまでもないが、これほど膨大な援助を行ってきたのは民主党ではない。歴代の自民党政権である。こりもせず、安倍政権はさらに中国向け環境援助に踏み出そうとしているのである。すでに日本の環境援助額は1兆数千億円に達している。それでいて、反比例するかのように、中国の環境汚染は進むばかりである。成長最優先のつけである。
それならば、とまたまた日本政府が乗り出して、タダで世界一のレベルにある日本企業の環境技術を提供しようというのである。ここまでくれば、アホくさいとしか言いようのない話である。

●中国に強い安倍政権のもとで、なんの総括もないまま、さらに膨大な援助が尖閣を自国領だと居直る中国に対して始まるのである。

●今回もまた事態はTPPと同じである。
マスコミは援助やむなしのトーンで一貫しており、援助やるべしの翼賛報道に終始している。これでは国民の怒りが大きな渦になる可能性は期待できまい。

●まだある。今回も政治的な配慮から安倍崇拝者たちは沈黙するだろう。
安倍ちゃん大好きな「保守言論人」たちも同様である。
民主だろうが、自民だろうが中国向け援助の中身は日本国民の血税である。消費税も8%、10%とアップすることが決まってしまった。それでも中国援助はどんどんやりますとみんなの安倍ちゃんは言うのである。
だが、政治家に対する評価は是是非非でなくてはならない。そうでないと多くの共感を得ることは困難だろう。

●最後に。
アジア開発銀行と言えば先ごろ日銀総裁に就任した黒田東彦氏。当時、財務省にいた彼をアジア開発銀行の総裁に推薦したのは安倍晋三氏であったと当時の大手政治部記者は語っている。

「中国包囲網」などというスローガンを口実にTPPを推進しながら、同時にその裏では、対中援助に前向きであり、日中韓FTAや、実質的に中国が主導しているRCEP(東アジア地域包括的経済連携)にも積極的な姿勢を見せる安倍政権。

「特亜」の脅威に対峙していくために安倍政権を支持しなくてはならない。

「中国包囲網」のためにはTPP参加もやむを得ない。

そう考えている人たちは多いと思いますが、安倍政権が、日本人の血税や技術を中国にただでくれてやり、FTAを結んで「特亜」と関係を深化させようとしている現然たる事実を、一体どのように考えているのでしょうか。


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コメント

△民党が皆さんの仕事を奪います。日本人を潰し外国人を優遇する△民。
危険、日本を解体する猛毒!
△民党支持者の捏造に騙されるな! 外国人参政権に反対でも代替え案で日本を解体!
・重国籍法案(麻生が河野太郎に推進を依頼)
・移民法案1000万人流入(△民党議員90人が推進)
・国籍を取り易くする法案(帰化の多量促進)
・30万人留学生の受け入れ(AB氏は500万
★法人税、35%から中韓なみの「20%台」に △民党が参院選公約
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130425/fnc13042509470004-n1.htm
↑△民党佐藤ゆかりが、タックルで外資に有利とか。日本会社が外資に。
真実が記載されていません。

★・支那人ビザ緩和は売国奴麻生政権で実施されたもの
★・韓国人短期ビザ免除は売国奴小泉政権で実施されたもの★・そしてあらたなビザ緩和が売国奴AB政権で実施された

ciaチョウセン放送局報道で すっかり愚民化成功 大成功!

~TPP大反対デモ~
NO TPP! NOマスコミ!NOオバマ政権!IN渋谷日時4月27日(土)※集合時間 13時00分 出発時間 14時00分 集合場所  渋谷区宮下公園 (北側広場)主催 人権侵害救済法案の廃案を訴える日本国民の会
※口上&コール案出来て
詳しくはブログをご確認下さい→http://jinkensingai.blog.fc2.com/ 
管理人様も御加勢を宜しくお願いします。わたし自身は、どこにも所属していません。

投稿: ありがとう | 2013年4月27日 (土) 11時06分

民主党の売国なんてものは、自民党が敷いた売国のレールをたどっているだけに過ぎない。

 私は前からこう教えられていました。
 それを民主党等の「左翼」をスケープゴートにして、自民党がやってきたことに目を瞑る。それが「保守」とかいう人種がやってきたことです。
 現実は本文の通りです。自民党が財界の犬であるという事実を知っていれば、当然のことです。

投稿: 北野茂良 | 2013年4月27日 (土) 10時27分

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