« 「彼ら」の洗脳手法(1): ダブルバインド(二重拘束) | トップページ | 不可解な矛盾(2): 自民党という親韓政党が反韓政党と誤認されている矛盾 »

2013年3月 2日 (土)

自分の頭で考える: WJFプロジェクトへのレッテル貼りと思考停止

WJFプロジェクトは、民主党を礼賛しているとか、「中華」(中国や韓国や北朝鮮)に傾斜しているとか、チャンネル桜のように「中国の工作員」とか、陰謀論者であるとか、事実と異なるレッテルを貼る方たちがおり、また他人が貼るこのようなレッテルを見て思考停止の状態に座り込んでしまう方たちがいますが、私は、何党も支持していませんし、特定の党や政治家を支持するようにみなさんに訴えているわけではありませんし、「中華」の問題を過小評価しているわけでもありません。

むしろ、特定の政党や政治家を盲信したり、チャンネル桜やその周辺の人々が行ってきたように特定の政党や政治家への盲信へと人々を洗脳したりするようなことはやめるべきだと訴えているだけです。

またそのような洗脳に陥っている人たちがいたら、目を覚ましてくださいと呼びかけているにすぎません。

また鳩山のように「中華」と仲良くして東アジア共同体を作りましょうとか、「中華」への安易な傾斜を呼びかけているわけでもありません。

「中華」と対峙する(戦争をする意味ではなく、パワーバランスを維持するという意味です)ためにこそ、日本の弱体化にしかつながらない対米従属など続けていてはいけない。ましてTPPや道州制などをやって、国家を解体し、疲弊させてしまっては、もはや「中華」に対峙できなくなってしまうではないかと、呼びかけているのです。

そもそも、さんざんODAをばらまいて中国をあれだけ強大化させたのは他ならぬ自民党なのですが、その結果、中国の脅威が高まった。だから自民党を支持してこの国難を乗り切ろう。そして中国と対峙するためには、TPPもやむを得ないなどと考えるのはあまりに倒錯していませんか?

放火魔が消防士のふりをして現れて、どさくさに紛れて、ねこそぎ金品まで奪いさるという話と何がちがうのでしょうか。

こういうのをマッチポンプといいます。

WJFは陰謀論者でもありません。それどころかリチャードコシミズのような陰謀論者から、根拠のない批判を浴びてきました。

http://richardkoshimizu.at.webry.info/201110/article_7.html

私は陰謀論ではありませんが、中共や韓国の工作については大げさに語るのに、アメリカによる工作など一切存在しないかのように語る人々には不信感をもっています。自民党という政党がCIAの傀儡であることは、機密解除されたアメリカの公文書に記されている事実であり、根拠のない作り話ではありません。

日本の政党は、何党であれ「余計なこと」をする政党ばかりです。

何党であれ、いかに「余計なこと」をさせないか。いつもぴりぴりと政治を監視し、批判しなくてはなりません。

しかし、TPPと道州制の二つは、「余計なこと」のレベルが、桁違いに大きすぎます。

この二つは、日本の国家としての終焉をまねくものであり、これをやろうとしているのが安倍政権や自民党です。

だから、そのような政党や政権よりは、TPPや道州制をやらない他の政党の方が1000000倍もましだとお話しているのです。

なぜでしょうか。

国の障壁や枠組みさえあれば、その内部でどんな失政や悪政が行われようとも、国民の努力で修復していくことが可能です。

しかし、国の障壁や枠組みが取り除かれてしまうと、

日本が蓄積してきた「強み」(文化的な長所)や「宝」(マネーや技術や産業)は、どんどん外に流出して失われていきます。

TPPによって移民も自由化されますから、外から安い労働力が、仕事を求めてどんどん侵入してきます。

移民が増えれば、社会の亀裂や不信は深まっていきます。

また、移民は日本人と混然とまざりあっていきます。

日本らしさはどんどん薄められていきます。

このまま時間が経てば、どうにも修復のしようがなくなります。

だからTPPや道州制といったグローバリズムを推進しない政党なら何党でもかまわない。

「自民党しかない」

「安倍さんしかいない」

私たちはこのように執拗に刷り込まれ、洗脳されてきたにすぎません。

頭の中を一旦からっぽにしてください。

自民党を壊してそのあとどうするかと私に聞く人たちがいますが。

それは、お一人お一人、ご自分の頭で考えてください。

これからの日本をどうするのか。

あれだだめだからこれ、これがだめだからあれ。

既成の物を選んで解決する状況ではありません。

誰かの指示に従って解決する問題でもありません。

ゼロから、

自分の頭で、

一人一人が考え抜かなければならない問題です。

WJFの書いていることを信じるとか、信じないとか書かれている方を目にしますが、

WJFプロジェクトはみなさんに、「信じなさい」と呼びかけているのではありません。

「信じるのではなく自分の頭で考えてください」とを呼びかけているのです。


« 「彼ら」の洗脳手法(1): ダブルバインド(二重拘束) | トップページ | 不可解な矛盾(2): 自民党という親韓政党が反韓政党と誤認されている矛盾 »

TPP」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。コメントさせて頂きます。
「僕はよく『親米反共』などと言われているが、これはアメリカに従属するという事じゃあない。あくまでも戦略なんだ。だから子供たちが『パパ、ママ』なんて言うのを聞くと、腹が立つ。」
「戦争を裁ける正義なんて、神様以外にあるはずがない。我々の子供たちに「アメリカもソビエトも中国も人道主義の正しい国で、日本だけが侵略国だった。それで戦争が始まった」などと教えるべきだろうか?あの戦争の責任は五分五分だ。勝てば官軍、負ければ賊軍である。」
「戦後ずっと、国内の政治はアメリカに牛耳られたまま、日本の政治家にこれを正そうとする気概と決断力のある者もなく、金儲けばかり一生懸命やっていた。そして、政治家と官僚の力関係が逆転してしまった。」
「自民党をはじめ各政党は、いたずらに美辞麗句を並べ、国民の御機嫌取りにうつつを抜かしているが、そういう政治が次第に国家全体としての強さや正しさを失わせてしまっている。外交は与野党ともに弱腰一方で、北方領土の奪回どころか、一言の抗議すらできない。」

これらは、戦前・戦中・戦後と一貫して愛国運動を続けた大日本愛国党の故赤尾敏先生の言葉です。
赤尾先生の言葉には他にも確信を突いたものが多く、反日勢力と対峙する上でとても参考になると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=8xkXeltyYvU&feature=player_detailpage
http://www.youtube.com/watch?v=Dfe2d25xZz8&feature=player_detailpage

投稿: 志士 | 2014年1月 4日 (土) 22時02分

TPPや道州制を導入後、日本がどうなって最終的には自分がどうなるのか。
考えよう!

投稿: 吉之輔 | 2013年3月 2日 (土) 07時20分

>危険な安倍内閣樹立に導かれたとは言え、彼等の啓蒙力は素晴らしかったです。

亡国のために世論をミスリードした、彼らの何がすばらしいんですか。

もう一度繰り返しますが、彼らが安倍晋三が新自由主義者であることをしらなかったはずがない。

にも関わらず彼らは、安倍晋三に対する盲目的な支持を煽った。

このことが何を意味するのか、失礼ですが、まだお解りになっていらっしゃらないのではないですか?

投稿: WJF | 2013年3月 2日 (土) 06時55分

WJF様

早速のお返事、ありがとうございます。

大丈夫です。
西部先生の弟子以外は、既に胡散臭く見えてますから(笑)

三橋先生のブログのコメント欄も、激昂する常連こそブログの品位も下げる嵐に見えますが、いつも野放しです。
水島社長と西田議員も、歯切れ悪くて痛いです。

ただ彼等の立場を理解してあげる余地を見せる方が、彼等の信者も心を閉ざさないと思うんです。
彼等への激しい糾弾は、信者自身が自分が全否定されてる気分になりますから。

危険な安倍内閣樹立に導かれたとは言え、彼等の啓蒙力は素晴らしかったです。
彼等の発信で政治に興味を持った人々を覚醒させる為にも、彼等に一定の評価を与えつつ矛盾を指摘する方が、『急がば回れ』だと思います。

私はWJF様の指摘を即座にに理解しましたが、激しい糾弾は拒否反応も大きく、痛くもない腹をさぐられてしまうのを思うと、紹介しづらさも感じてしまいます。
貴ブログの紹介用に、マイルドな表現のページを作るなど、御一考頂けたらと存じます。

応援しています!

投稿: 中野剛志さんのファン | 2013年3月 2日 (土) 06時21分

中野剛志さんのファンさん

中野剛志さんは本物です。西部邁氏の周辺は大丈夫だと思います。

しかし、三橋、西田、チャンネル桜は信用してはなりません。私は、自分の主観的な「カン」とか「直感」とか「印象」を語っているのではなく、事実と論理に基づいて、おかしい点をおかしいと申し上げているにすぎません。

彼らが、安倍晋三が新自由主義者である程度のことを知らなかったはずがありません。知っていながら国民の支持を煽った。これが客観的な事実です。イメージではなく事実を見て判断することが大切です。安倍氏のイメージにどれだけ多くの人たちが騙されたか、そのことを忘れないでください。

もし彼らが「騙した側」ではなく、「騙された側」であり、単純に事実を誤認をしたのであれば(その可能性は低いと思いますが)、彼らは謝罪し、立場を改めるべきです。しかし、彼らは相も変わらず安倍政権への支持を煽っています。彼らは確信犯です。

今回の日本の国家解体の策謀の背後にアメリカがいるのは確実ですが、アメリカはその計画の実現にはどんな方法も使います。彼らの工作員があちこちに配置されて情報操作を行っていることを忘れないでください。

情報操作に騙されないようにするためには、事実だけを見ること。他人の言葉を信じるのではなく、自分の頭で論理的に考えることが必要です。

投稿: WJF | 2013年3月 2日 (土) 05時27分

WJF様

某SNSで貴ブログが紹介されていたのが切っ掛けで、拝読させて頂きました。

お陰様で不可解に思っていた点が、明確化されました。

三橋貴明先生ほど発信力ある人なら、TPP参加の瀬戸際に国民デモを呼び掛けても良いと思います。
TPP反対運動が、打倒自民党運動に発展すると困るのだと推察します。
ただ新自由主義の危険を啓蒙している志に、嘘はないと感じます。

西田昌司議員も、三橋貴明先生と同様ではないでしょうか?
志はあっても下っぱ議員は無力です。
ガス抜きや目眩ましに利用されつつ、新自由主義の危険を啓蒙していると思います。
自民党や安倍総理の糾弾を求める方が、無茶ではないでしょうか。

倉山満先生については、
「TPPはどうでもいい!」
と何度も発言するのを見て違和感を持っていました。
彼は安倍総理の応援団長だったと思います。

水島社長は安倍信者で、利用されてる様に見えます。
売国奴の手先になっていても、悪意はないし愛国者なのも本当だから、多くの視聴者の胸を打ってしまうのだと思います。
だから質が悪いです。
本当ならWJFさんと和解して、協力して欲しいです。

藤井聡教授と中野剛志先生は、本物だと思います。
安倍内閣に取り込まれて監視されてしまったのは、竹中氏ではなく藤井聡教授だと見ています。

確かに悠長に構えている時間はありません。
しかし安倍総理周囲の保守論客をグル扱いしてしまうと、矛盾を指摘し正論を仰っていても、聞き入れられなくなってしまうのが勿体ないです。

これからもブログを拝見させて頂きます。

投稿: 中野剛志さんのファン | 2013年3月 2日 (土) 05時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「彼ら」の洗脳手法(1): ダブルバインド(二重拘束) | トップページ | 不可解な矛盾(2): 自民党という親韓政党が反韓政党と誤認されている矛盾 »