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2013年3月 1日 (金)

三車火宅のたとえ

仏教の法華経と呼ばれるお経に「三車火宅」と呼ばれる物語が記されています。次のようなお話です。

ある所に、たくさんの子供を持った長者が住んでいました。この長者の家は、軒が傾き今にも崩れ落ちんばかりであったのに、ある日、長者の外出中にこの家にたくさんの子供を残したまま、火事が起こってしまいました。

我が家の火事を聞きつけた長者は急いで帰宅しましたが、家の中を見てびっくりしました。家が燃え盛っているのに、子供達は家の中で嬉々として遊んでいるのです。子供達は火事には全く気付いていません。

長者が子供達に避難するように言いますが、子供達は遊びに夢中で聞く耳を持ちません。そこで長者は、子供達を救う為にある事を考えました。そうして、子供達に向って語りかけました。

「さあ、子供達。外に出れば素晴らしいおもちゃをあげるよ。それは何だと思う?羊の車、鹿の車、牛の車だよ。」これを聞いた子供達は、我先に外に飛び出しました。

ところがどうでしょう。子供達が見たものは、羊や鹿、牛の車のような安っぽい乗り物ではなく、金銀銅で飾られた目も眩むような立派な大白牛車が置いてあったのです。長者は子供達を全てその車に乗せると、安全な所へ避難したということです。
(こちらのブログから引用しました)

火事の家の中で、それに気づくことなく遊び続けてきた子どもたち。

戦後日本人の姿そのものです。

また、いまだに安倍政権や自民党を信じ続けている人々の姿です。

「そこから出なさい。」「その家はまもなく焼け落ちますよ。」

その叫び声にも耳を貸さず、

「自民党しかない」「アメリカしかない」「安倍さんしかいない」

そのように言い続けて、火宅の中から出ようとせず、安穏と遊びをやめない子どもたち。

とうとう、炎は、その中の子どももろともこの家を完全に呑み込み、家は跡形もなく消失しようとしています。

未だに「自民党しかいない」「安倍さんしかいない」と言い続けて、遊びに耽る人々を、

火事の家から、うまくおびき出せる方法は存在するでしょうか。


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