【速報】安倍首相、TPP交渉参加を事実上表明
安倍氏がTPP交渉参加を事実上表明しました。
【ワシントン時事】安倍晋三首相は22日午後(日本時間23日午前)、オバマ米大統領との首脳会談を受けてワシントンで記者会見し、環太平洋連携協定(TPP)交渉に関し「会談で聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になった」と指摘、「なるべく早い段階で決断したい」と述べ、交渉参加を事実上表明した。
会見で首相は、反対論が根強い自民党内の状況を踏まえ「交渉に参加するかどうかは政府の専権事項だ」と強調。「25日の役員会で会談結果を説明し、政府への一任をお願いしたい」と述べた。首相は一任を取り付けた上で、交渉参加を正式に表明する見通しだ。
一方、首相は、日銀の次期正副総裁人事について、「月曜日(25日)から進める。その週には候補者本人、与党の自民、公明両党の了解を得て、各野党に(協力を)働き掛けたい」と説明。さらに首相は、沖縄県・尖閣諸島の問題で対立する中国の習近平総書記との首脳会談にも言及。「同世代の指導者として、いろんなことを話し合う機会があればいい」と述べ、開催に意欲を示した。
日本が救われるかどうかは、みなさんが早く目を覚ますかどうかにかかっています。
手遅れにならないうちに、早く目覚めて、大きな声を挙げてください。
安倍政権の本質に気づいてください。
私が、このブログで過去二ヶ月間、書いてきた記事をよく読み返して下さい。
「保守分裂」「サヨク」「チョン」「コミンテルン」「工作員」「いい加減にしろ」「WJFに失望した」「気持ちが重くなる」「何かに洗脳されたのか」「落ち着きなさい」「安倍さんがTPPに参加するはずがない」「安倍氏を信じよう」「安倍総理が売国奴とは何事か」
といろいろな言葉をぶつけられながら、私はこの日を警告する記事を、毎日毎日書いてきました。
私もぶち切れて「バカ」だの「クソ」だの汚い言葉を吐くこともありました。
チャンネル桜のでたらめにも気づいてください。
(私のチャンネル桜に対する批判について下のツイートと同じ方から次のようなツイートをもらいました。
私がチャンネル桜について怒っているのは、彼らのように、「国」を守ることよりも「安倍さん」を守ることを優先してしまうような、本末転倒した人々を作り出してしまったこと。そのことが現在の亡国をまねいてしまっていることを怒っています。この問題については後ほどきちんと筋道を立てて説明します。)
私たちにとって、いちばん大切なものが、失われようとしています。
いまだに何が大事かも分からず、下のようなトンチンカンなことをツイートする人がいます。
TPPは、関税の問題ではない。建国以来、私たちが連綿と受け継いできた「国体」が根底から破壊され、「国」そのものが失われるという問題です。
(TPPが何なのかよく御存知のない方は、もう一度よく調べてください)
私たちにとって、「国」以上に大切なものがありますか?
私たちの、家庭や、生活が営まれる場所。
私たちの伝統や文化がそのまま詰まったこの空間が、根底から破壊されようとしている。
その私たちにとって最も大切な「国」を破壊する以上の「極悪政権」など理論的にも実践的にもあり得ません。
安倍政権がやろうとしているTPPや道州制によって「国」を失うことと比べたら、民主党時代の外国人参政権だの、人権擁護用案(ちなみにこれはもともと自民党が作った法案です)も、子どものお遊戯みたいなものです。「売国」の度合いが桁違いに違います。
上のように書いてもまだ分からない人がいます。
「国」を守ろうとすることが「保守」でなければ、一体何が「保守」なんですか。
「国」が壊されようとしているのをほったらかして「安倍さん」を守るのが、彼らにとって「保守」なのでしょうか。
この彼らの本末転倒ぶり、倒錯ぶりには、本当に脱力してしまいます。
「国」が壊されようとしているときに、安倍氏を守ることで、一体彼らは何を得ようとしているのでしょうか?
私にはさっぱり理解することができません。
「国」がなくなり、グローバル化する時、何が起きるか知ってますか?
「日本人はつねにユーモアにあふれ快活である。」
「日本女性にとって人生は遊びやピクニックのようだ。」
「下層の人たちも満足して暮らしていた。」
「物乞いはいなかった。」
「誠実さが国中にあふれていた」
上の画像の左側に描かれているような、私たちが先祖から受け継いできた、笑顔にあふれた平和で豊かな社会が失われます。
右側の朝鮮のような、国民が二つの階層に二分化され、疲弊した社会がやってきます。
公用語も英語にされていきます。
このあと安倍政権がやるのは道州制。
完全な国家解体と国家の消滅です。
こんなこと、許してなるものですか。
力を合わせて、声を合わせて、屈することなく、日本の国を守り抜きましょう。
国を守るために命を捧げた英霊たちの思いを、みなさん、今こそ取り戻してください。
このままでは日本は文字通り失われます。
私たちが守るべきものは安倍氏ではありませんよ。
私たちが守るべきものは、私たちの祖国、日本です。
そのことを、絶対に見失わないでください。
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コメント
「集団訴訟(特別抗告)」について途中経過を報告します。
私が法律に疎く、力量も足りず、なかなか進展しておりません。
まずはお詫び申し上げます。
実は弁護士に相談するにも費用が発生することがネックとなっております。
この集団訴訟の目的は「国民の知る権利」の行使、具体的にはTPP条文(素案含む)並びに交渉内容の開示となります。
つまり、実際に交渉が始まらないと訴えることができません。
加盟交渉していない段階では、秘匿そのものが存在しえないからです。
政府が交渉参加表明し(専権事項です)、加盟各国の議会での日本加盟承認決議をもって、やっとそのスタートに立ちます。
恐らく(予想ですが)、秋には全加盟国の初会合が始まりますが、その内容が開示されない時「以降」が訴訟のタイミングとなります。
交渉の事務方である外務省は外交機密として公にしないでしょう。
Public Citizenなどからの情報では、条約素案に交渉内容は少なくとも4年間は公開しないとされているそうです。
その時点ではまだ正式加盟ではないので国内法が優先されますが、だからといって素直に公開するとは思えません。
訴訟という話題でTPPに国民の目を集めること、そして自民党が公約(?)としている「TPP交渉参加の判断基準」
1.政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2.自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
3.国民皆保険制度を守る。
4.食の安全安心の基準を守る。
5.国の主権を損なうようなISD条項(注)は合意しない。
6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
の内一つでも守られていない、守られそうにないことを国民に広く知らしめることが、TPP交渉中断・非加盟に繋がると考えています。
※そもそも上記の6条件など何とでも言い逃れできるのですが、それを理解してもらえない安倍総理支持派が多くて賛同者が集まりにくいです。
※この方もそうです。(説得しきれずに申し訳ないです。)http://ameblo.jp/tokyo-kouhatsu-bando/entry-11475261766.html
個人的に声掛けを行っていますが、訴訟となると実名(顔出し)、資金負担などで、みな躊躇しているのが実情です。
このことについてWJFさん、warakujapanさん、他の皆さんと相談させてください。
私たちの考えに賛同し、手弁当で協力してくださる弁護士さんがいれば大変助かるのですが…。
投稿: ケロ | 2013年2月26日 (火) 18時25分
こんにちは ケロさんのおっしゃっている「集団訴訟」は進展はあったのでしょうか? 共通情報はWJFさんのHPでしか知る事はできないので
投稿: warakujapan | 2013年2月26日 (火) 10時36分
ケロさん
「集団訴訟」ぜひよろしくお願いします。この売国を阻止しましょう。
投稿: WJF | 2013年2月23日 (土) 23時05分
あるていど予測はしていましたが、どっと疲れが出ました。
戦後教育で「島国根性=悪」と洗脳され、急かされるように国際化、貿易立国を果たしました。
得た物は大きいですが、失ったものも同じぐらい大きいです。
今回のTPP交渉参加は「加盟」を前提として動いていくでしょう。
この動きを停止させるために「集団訴訟」の検討準備に入ります。
もちろん日常的にネット発信などは継続して交渉中断、加盟反対、批准反対活動は継続します。
「集団訴訟」は交渉内容開示要求(憲法で保障された『知る権利』)の特別抗告です。
これは批准の前に行わなければなりません。
なぜならば条約は国内法より上位にあり、(学者によって意見が分かれますが)憲法ですら劣位に扱われますから。
噂によれば条約(TPP)締結4年間は交渉内容非開示だそうです。
「集団訴訟」の仲間を募って行きたいと思いますので、みなさんのお力を貸していただきたいと思っております。
よろしくお願いします。
投稿: ケロ | 2013年2月23日 (土) 17時03分
たまさん
いつもありがとうございます。自分の家を壊す人間がいたら怒るのと同じく、自分の国を壊す人間がいたら怒るのは当たり前のことだと思います。「アメリカは絶対的な善だ」という戦後教育が、今の事態と深く関係していると思います。普通の人たちは「TPP」なんてアルファベットを並べられてもぴんときません。ネットやるような意識の高いひとたちが、本当は声をあげなくてはならないのですが、「安倍政権を批判することは保守分断だ」と彼らは思い込んでしまっており、国が失われようとしているのに声を挙げません。正直さじをなげたくなるときもあります。一体「保守」ってなんだったんだろうと、むなくしなることもあります。多くの人は、ただ隣国にネガティブな感情を抱くだけであり、「国を守る」本質に踏み込んでいかない。隣国の悪口をいっていれば国を守っているかのような錯覚に陥っている。そんなものは「保守」ではないと思います。あきらめることなく呼びかけていきたいと思います。
投稿: WJF | 2013年2月23日 (土) 15時04分
WJF様
この2か月、様々な言葉を浴びせられながらも志を貫かれ、心身ともに精魂尽き果てそうな毎日かと存じます。月並みですが本当にお疲れ様です。私はWJF様の「侍がここにいます」とのコメントを見たとき、言いようのない気持ちになり涙腺が緩んでしまいました。毎日の生活に追われて何も抗議できない日々が多い中、こういう局面を迎えてしまいました。皆様申し訳ありません。アメリカ相手だと売国イメージがもたれない。この恐ろしさを今になって痛感しています。ここ2年ほどでそれに気づき始めましたが、気づき始めてもいまだにアメリカ人相手には無条件でへりくだってしまう自分がいます。顔色を窺ってしまうというのでしょうか。深い闇から私自身抜け出せるのか自問自答です。安倍さん自身、これが亡国へつながるとわかった上でやってるのか、それともこれが日本が生き残る道と思い込んでやってるのかわかりませんが、もういい加減、顔色窺うのをやめませんかといいたいです。そうしないと私の後の世代も対米へりくだり精神から抜け切れず、変な言い方ですがかわいそうです。しかし私の姉や母にも話すのですがなかなか分かってもらえません(へー。で終わってしまう。WJFプロジェクトのDVDも渡したりしたんですが根本的に興味持ってもらえてないです)。もっと論理的に言えなければ危機感を持ってもらえないのかなと思っています。WJF様の論理の展開、勉強になっております。お疲れの中ですがどうぞお体に気を付けてください。頑張ります。
投稿: たま | 2013年2月23日 (土) 14時56分
紅葉さん
声をあげてくださり、こちらこそありがとうございます。おっしゃるとおりなのですが、洗脳されてしまった人たちがなかなか目を覚ましてくれません。「安倍さんが決めたことだから、信じよう」とか「安倍さんなら、いい交渉をしてくれる」などと彼らは言い続けています。TPPなんて問題はネットをやらない人たちは、なかなか情報がえられません。ネットをやる人たちこそが立ち上がって、声をあげなきゃいけないのに、彼らは洗脳されつくしてしまい、安倍氏を批判してはならないと思い込まされています。チャネル桜の罪は本当に大きいと私は怒っています。
投稿: WJF | 2013年2月23日 (土) 14時38分
抗議の声をあげていただいてありがとうございます
自民党、安倍総理、地元議員に電話、メール、ファックスしましたが、「国益に合うかどうか」という言葉で逃げているように感じました。
個々に抗議するのも大事ですけど、もっと組織的に何かをしなくては覆せないのではないかと危惧しています。
投稿: 紅葉 | 2013年2月23日 (土) 14時35分