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2013年2月17日 (日)

ニコニコ版「TPP&道州制: 安倍政権下で私たちは何を失おうとしているのか」

同じ危機感を共有してくださっている、よしふるさんという方が、ニコニコに「TPP&道州制: 安倍政権下で私たちは何を失おうとしているのか」を転載してくださいました。

コメント欄を読んでいただけると、私がどうして危機感を感じ、感情的になり、声を荒げざるを得ないのか、お解りいただけると思います。

相変わらず保守分断だの、工作員だの、安倍さんを信じろだの、安倍さんはTPPをやらないだの、安倍さんのやる道州制はいい道州制だの、TPP賛成だの・・・

そもそも上の動画は、野田政権時代に作った下のTPP啓蒙動画の最後の部分を安倍氏の写真に置きかえたものに過ぎないのですが、野田氏の写真が安倍氏に変わっただけで動画制作者が「工作員」だの「保守分断」だのと呼ばれてしまう。安倍支持者が、いかに公平で客観的な視点を失っているか。現在のネット世論が不健全なものか、これだけでもお分かりいただけるのではないでしょうか。

彼らはいつ目を覚ますのでしょうか。頭が痛くなります。

亡国へと突き進む暴走機関車。誰が止められますか。

コメントのいくつかに答えておきたいと思います。

TPP反対が233人もいる自民党は反TPPであるという意見に対して

→反対が233人、賛成がたったの35人であるにも関わらず、なぜ自民党執行部はTPP不参加を決定しないのかという点はお考えになりませんか?

自民党は6条件だしているという意見に対して

→6条件がTPP交渉に参加する入り口の時点で存在しても、一旦参加してしまえば、時が経つごとになし崩しになっていきます。TPP参加が前提になっていることからしておかしいのであり、TPPには参加してはなりません。

予算委員会のやりとりみて、安倍はTPPに参加しないことは明白という意見に対して

→あなたの目はふしあなですか。

どの党が政権をとっていてもTPPに参加していたという意見に対して

→「日本を取り戻す」と言っていた政治家が「日本を売り渡す」とおもいましたか?

何があっても安倍さんを信じるという意見に対して

→日本をあなたがたの狂気の巻き添えにしないでください。

安倍総理みんなで応援していますからねという意見に対して

→安倍がTPPに参加しても支持するなら、あなたがたも国賊です。新自由主義者安倍の壊国はTPPで終わりません。

WJFにがっかりしたという意見に対して

→私は愛国者ですから、あなたががっかりされようと、TPPや道州制など日本を破壊するような政策を押し進めるような売国政権を支持することはできません。

日銀、3人のバランス考慮=TPP、党との調整に自信-初訪米で同盟強化・安倍首相

安倍晋三首相は16日、首相公邸で時事通信の単独インタビューに応じた。首相は、月内にも国会に提示する次期日銀正副総裁の同意人事案について「3人の人事を行うという意味で全体的なバランスも考慮の点になる」と述べ、日銀生え抜き、財務省OB、有識者という出身別のバランスに配慮して人選を行う考えを表明した。焦点の環太平洋連携協定(TPP)に関しては、交渉参加を決断しても自民党との調整は可能との認識を示した。
 首相はかねて、日銀の2006年3月の量的金融緩和解除を批判している。首相は、総裁候補に取り沙汰される岩田一政日本経済研究センター理事長、武藤敏郎大和総研理事長が当時副総裁だったことを踏まえ「そのときに判断に関わったことをもって(候補として)全て駄目だということではない」と指摘。ただ、「(大胆な金融緩和への)信念がなければ人を信頼させられない。それは極めて重要な点だ」とも述べた。
 首相は22日にワシントンで行うオバマ米大統領との初の首脳会談で、「同盟強化のメッセージを出す」と意義を強調。議題としては(1)核実験を強行した北朝鮮への対応(2)TPP(3)日本の経済政策-などを挙げた。このうち、TPPについては、交渉参加への反対論が根強い自民党内の状況に触れ「自由な貿易環境は日本にとって国益。長い政権与党としての経験に裏打ちされた責任感がある」と述べ、参加表明した場合の党側との調整に自信を示した。
 首相はまた、株高、円安で企業の業績が改善されつつあることに言及、「国民にすぐに還元していただければ、(デフレ脱却に)より大きな効果がある」と述べ、経済界に対し、雇用拡大や賃上げへの努力を強く求めた。(2013/02/16-16:53)



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コメント

ちいほさん
いつも深いご理解と、細やかなお気づかいをくださりありがとうございます。また、ご心配をおかけしてすみません。もともと頑固で偏屈なこともあり、文章だと感情があまりに強くストレートに出てしまいやすいですね。でも私はこういう人間なんです。動画作りだと、いろいろ計算し、加工しますので、感情も文章よりは抑制され、コントロールされて形になって現れますのだと思います。動画の方が、バランスが保たれ効果的に伝わりやすいかもしれません。ブログの記事よりも動画の制作にいっそう専念したいと思います。

TPPの動画に関する感想ですが、これまで作った3つのTPPの動画の中では実はこの動画がいちばん私は好きです。この動画が一般の人々になじみにくいのは理解しています。しかしこの動画に関しては、見る側が、この動画の中に一歩踏み込んで理解すべき動画だと思っています。国のために戦った人たちの思いも、絨毯爆撃や原爆に焼かれて死んでいった人たちの思いも、そして、戦争に負けたときの人々の悔しさも、戦後日本人に媚びたり、彼らの標準に合わせることでは絶対に伝えられないものです。むしろ戦後日本人が、そこに壁や違和感を感じようと、一人の日本人として、自分の方から、英霊たちの思いに寄り添って理解しようとしなければならないものだと思います。そして、TPPの問題の本質は、国を守ろうとして戦った人々の気持ちというものを、私たちが理解して初めて、本当に分かるのだと思います。TPPによって格差が広がるとか、保険がなくなるなどというのは瑣末的な問題です。その意味で、この動画はTPPという問題の本質を最も端的に伝えている動画であると思います。ニコニコのコメントを見ると「キモい」などと書いているふとどきな連中がいますが、そういう「国を守る」ということの意味がわからない人々が特定の政治家や政党を狂信し、国を亡国の淵においやる。何かを「守る」ということは、全身全霊を投じ、重ね合わせていくこと。彼らがこの動画を通して、英霊たちに自分自身を重ね合わせるならば、そのとき特定の個人、団体、立場は相対化されるはずです。この意味において、この動画は戦後日本やその成れの果てとしてのTPPの問題を扱った動画としては最高傑作の動画だと思います。

ただ、これとは違うタイプの動画もぜひ作りたいと思います。ちいほさんのご意見も参考にさせていただきます。

投稿: WJF | 2013年2月19日 (火) 03時47分

よしふるさん
最近、感情的でぶしつけな記事が多い中、こちらの思いと文意とをしっかり読み取っていただき、ありがとうございます。本当に大変なことになっており気持ちの沈む毎日ですが、最後まであきらめずに戦っていきたいと思います。どうか、今後ともお力をお貸し下さい。

投稿: WJF | 2013年2月17日 (日) 21時31分

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