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2012年12月 1日 (土)

『慰安婦神話の脱神話化』第二部 予告編

"『慰安婦神話の脱神話化』第二部: 実際に何が起きなかったのか"予告編です。

実際には第二部の冒頭部分ですが、「予告編」として紹介させていただきます。

私たちは知った。
この女性たちはたしかにあの「かわいそうな慰安婦」の一人であることを。
しかし、私たちは不思議に思う。
あの三つの問題のどれが、彼女たちの悲劇の具体的な原因だったかを。

彼女たちは貧しい親に売られたのだろうか。
彼女たちは強欲な慰安所経営者に騙されたのだろうか。
彼女たちは兵士に動員されたのだろうか。

私たちは本当の原因を知らなくてはならない。
なぜなら、
同じ悲劇が繰り返されているからだ。
同じ国で。
同じ人々によって。
同じ制度の下で。
あの頃とまったく同じやり方で。
これらの偽善者があなたの注意を遠い過去にそらし、本当の原因を隠蔽しているそのすきに。

私たちはこの悲劇を防ぐために、真の原因を明らかにしなくてはならない。
「何がおきなかったか」を明確にすることによって。

歌はフランスの作曲家ガブリエル・フォーレの「ゆりかご」(Les Berceaux)。港町の女が、自分と子どもを捨てて立ち去っていく船乗りへの思いを切々と歌った歌です。

遥か長く 船を連ね
うねり浅く 凪いで揺れて
女の手が 揺らす籠の
無きが如く 続く埠頭

やがて来たる とわの別れ
女たちが 泣いて縋る
男たちは 海と空の
極み求め 碇上げる

港遠く 過ぎて霞む
船が岸を 離れゆく日
心引くは 去った丘に
残してきた 揺りかご

話題からそれますが、フォーレにはAprès un rêve (夢のあとに)という大変有名な歌曲もあります。盲目のテノール歌手アンドレア・ボチェッリの歌でお楽しみください。

第三部で取り上げる、韓国政府によるE6ビザの導入という間接的支援のもとで、米軍の軍用売春のため、韓国人風俗業者によって21世紀になっても行われていた就職詐欺と人身売買。それが問題化した2003年、米軍は表向き「ゼロ・トレランス方式」(zero tolerance polocy)を導入し、キャンプタウンでの売春行為を一切禁じますが、(女性への性病検査の強制、つまり管理売春はいまだに行われている)、この表向きの禁止が、「エンターテイナー」と呼ばれる女性たちとの同棲と擬装結婚の増加を招きました。米兵たちは任務を終えてアメリカに帰るときには、この元「エンターテイナー」の妻と子どもを遺棄してアメリカに戻ります。この歌は、そのような悲劇を紹介する第三部への伏線にもなっています。

これに続く部分から、例のばかばかしいパリセイズ・パークの石碑の検証に入っていきます。いかに韓国の嘘と歪曲が、女性たちの悲劇の真の原因を隠蔽し、その再発防止を妨げきたか。韓国の嘘を信じ、支持し、加担することが、どれほど女性たちの権利を守ることと正逆の結果をまねく愚かしい行為であるかを噛み含めるように証明していきます。

韓国人の嘘を唯々諾々と信じ、これをサポートしているアメリカの政治家やらジャーナリストのような人たちを「ナイーブで知性を欠いた人種的偏見にとらわれたかわいそうな人たち」と少しでも囲い込んでいけるようになることを期待しています。また万一彼らのような人たちの幾人かでもこの動画をみてくれる機会があれば、おもいっきり恥ずかしい気持ちになってもらうことをねらっています。偽善はアメリカ人がもっとも嫌うところだそうですが、ファンダメンタル(キリスト教原理主義的)な傾向を強く残す彼らの良心に、「偽善者よ、他人の目のなかのおがくずをとやかく言う前に、自分の目の中にある丸太をなんとかしろ」という聖書の言葉を塩のように塗りこんでいきます。「韓国人の主張を支持することは自分にとって不利になる、自分のイメージに傷がつく」という意識をもってもらうことができればしめたものです。

そのほか、
・極力、和のテイストを廃し、日本人からの一方的な情報発信という印象をもたれないようにする。
・日本人による自己弁明という印象を持たれることを避ける。
・相手の依拠する価値観(キリスト教や西洋美術)を多用する。
・そこはかとなくアカデミックな雰囲気を漂わせて動画を権威づける。(タイトルなど)
・善悪の構図を明確にし、攻撃対象をはっきりさせる。(慰安婦活動家、偽善者という言葉の反復)
・女性への同情を明確にしめし、問題解決の目標(悲劇の防止)をはっきりさせ、相手の正義感にそって説明する。

など海外の慰安婦神話を信じ込んでいる信者たちを「脱マインドコントロール」し「脱会」させるために、いろいろな工夫をしていますが、うまく功を奏するでしょうか。

『慰安婦神話の脱神話化』第一部(英語版)で、引き続き意味不明なことをわめいている例の韓国人たち。その中の一人、StopTripTripTrippin君は、コメント欄で竹島古地図比較動画の反論をしたり、『危機に瀕する日本』への反論を行うなどよくわからない行動をとっていますが、察するに、慰安婦問題に関して、韓国の主張のおかしさに気づいた人が、竹島問題など他の問題に関しても韓国の主張を疑い始める、そのようなドミノ倒しを恐れているのではないでしょうか。それは実際に起きうることだと思います。彼らが「20万人の女性が拉致された」とか「数十万人女性が拉致された」などというばかばかしい嘘を公然とついてくれるおかげです。これをうまく活用し、きちんと情報発信すれば、このような嘘は容易く嘘であることは証明できますし、かえって私たちに有利な宣伝材料として活用することができると思います。WJFプロジェクトのみならず、さまざまな方たちがこれまでも奮闘していらっしゃいますが、焦ることなく、引き続き、丹念で地道で粘り強い情報発信を継続していくことが大切だと思います。

なんとかがんばって年内に全篇完成させ、DVDを皆様のもとにお届けしたいと思っています。(日々奮闘しておりますが、御存知のように予定より遅れがちなのが実情です。)企画した当初は「簡潔な慰安婦動画」を予定していましたが、結果的にはかなり長大な大作になりました。ただ慰安婦問題の本質部分に、よりストレートに切り込む内容になると思います。

2012年は図らずも慰安婦問題にどっぷりと取り組んだ年になりましたが、ふりかえって思うことは、慰安婦問題の研究は、国内ではある段階でストップしてしまっていること。特に海外にむけた問題の十分な定式化が研究者によって全く行われないままになっていること。河野談話が問題の正しい理解を歪めてしまっていることは言うまでもありませんが、それを乗り越えるような理論化、体系化がいまだ十分になされていないこと。これが慰安婦問題に関する動画づくりを非常に困難なものにした一因でもありました。道なき道をたどるように組み立ててきた『慰安婦神話の脱神話化』。海外にむけた説明の一つの試みとしてわずかでも効果をあげられたらと期待しています。




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コメント

確かに韓国人の主張は日本の古地図や文献からが多いです。私は多くの韓国人と竹島について議論してきましたが、朝鮮の古地図こそないものの、文献を根拠として持ち出す者も結構いました。もちろんどれも「これは独島のことを言っているに違いない」という彼らのこじつけた解釈でしかありませんが。「可支島でアシカを獲ったと書いてある。独島ではアシカが獲れる、だから可支島は独島だ。」「大韓帝国勅令第41号に書かれた石島は独島だ。独島以外に記録に値する島はない。」など、簡単に論破できるものばかりです。「竹島が描かれた朝鮮の古地図はなく、于山島は竹嶼」、この事実だけで韓国人の朝鮮の古文献を使った主張は全ておかしいと考えるのが普通なのですが、彼等にはそれが分からない様です。尖閣諸島のビデオの様に、完膚なきまでに彼らの主張を一つ一つ潰していって欲しいです。頑張って下さい、応援しています。あと、StopTripTripTrippin君はアメリカンコリアンではなくコリアンアメリカンでしたね。私のミスです。

投稿: Palmtop Panda | 2012年12月 3日 (月) 23時54分

韓国の竹島に関する主張の9割は「日本の地図がああいっている」とか「日本のこの資料がこういっている」とかの類いだと思います。竹島に関する1905年以前の資料も地図もまったく存在しないのですから、当然ではありますが。慰安婦問題と異なり、竹島問題は実に簡単です。慰安婦動画が一段落したら、取り組みたい問題はいくつかありますが、竹島に関する動画も作りたいです。『危機に瀕する日本』第三巻は、竹島問題でしょうか。

投稿: WJF | 2012年12月 3日 (月) 00時52分

そのStopTripTripTrippin君についてですが、一週間ほど前に彼と竹島について議論してる時に私が「竹島が描かれた朝鮮の古地図はあるのか?」と尋ねると、「もちろん、たくさんある」と返信してきたので、「地図名を教えろ」と言うと、「独島が描かれた朝鮮の古地図は一枚も見つけることはできなかったが、日本は独島を朝鮮の領土と認めている」と言ってきました。韓国政府の洗脳をそれほど受けていないアメリカンコリアンである彼には、どれほどネットで朝鮮の古地図を検索して調べても于山島は竹島には見えなかったのでしょう。彼自ら洗脳された韓国人以外の人間の目には于山島は竹嶼にしか見えないという良い例になってくれました。従軍慰安婦とは関係ないですが、面白いエピソードだと思ったので投稿しました。

投稿: Palmtop Panda | 2012年12月 2日 (日) 21時23分

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