浅田真央選手を守れ(2)
すばらしい才能と、人柄をもった、日本の誇るべき宝、浅田真央選手。
メダル授与式で、君が代を一生懸命歌ってくれた浅田真央選手。
私たちの大切な浅田真央選手。
しかし、その彼女が苦しんできている姿を私たちは知っています。大好きな自分の祖国で暮らし練習活動をしているにも関わらず、その力を封じようとする執拗な悪意を一心に身に受けてきました。それでも健気に耐え、努力を重ねてきた姿を、私たちはよく知っています。
私たちが日本人として、悪意をもった力を排除し、彼女が十全な力を発揮できる最良の環境を提供できないとしたら、私たちは自分たちの非力と無能を責めなくてはなりません。
前回に続き、浅田真央選手を巡る問題について考えていきます。
前回、浅田真央選手を巡る問題には二つあること。
1. キムヨナの異常な高得点
2. 日本のマスコミの不自然な取り上げ方
を整理しました。
そして、2のマスコミの取り上げ方の問題には、キムヨナを持ち上げ、浅田選手を貶めるという問題以前に、マスコミが、この二人を必ずセットにして取り上げることにあるという不自然な点を指摘しました。
この問題を少しずつ掘り下げながら、数回に分けて考えていきたいと思います。
私は、この問題は慰安婦問題などの韓国のプロパガンダに対処する場合と同じ点に気をつけなければならないと考えています。
それは、情報戦とオセロゲームという記事でも少しふれたことですが、私たちが目指す目標の本質を見失ってはならないということです。
慰安婦問題に関する韓国のプロパガンダに対処する際に、陥りやすい誤りは、「石碑を取り除くこと」等を目標に設定しがちであるという点がありました。私たちの目標の本質は、石を一つや二つ取り除くことではなく、あくまで「慰安婦問題を正しく理解する人々の数を増やす」ことにあります。石を取り除くことを目標にしたとき、私たちは本末転倒に陥り、「慰安婦問題を正しく理解する人々の数を増やす」という本来の目的の達成をかえって自分の手で妨げてしまうこともあります。
実は浅田真央選手の問題についても、私たちは同じ過ちに陥らないようにしなくてはなりません。どういうことかというと、「浅田選手がキムヨナに勝つこと」を私たちの目的にしてはならないということです。なぜならば、私たちがそれを目標にした時点で、「浅田真央選手とキムヨナをセットにする」「浅田真央選手をキムヨナのライバルとして見なす」というマスコミの罠に、まんまと絡めとられてしまうからです。
浅田真央選手が、他の選手と同じように、ただ浅田真央選手として活躍できる環境をつくらなくてはなりません。そのためにこそ、まずは、私たち自身が浅田選手をキムヨナのライバルと、あるいはキムヨナを浅田真央選手のライバルと見なすマスコミによって植え付けられている見方を払拭しなければなりません。この見方は、マスコミの洗脳により、残念ながら、私たちの心に深く根付いてしまっています。浅田選手は浅田選手。一人の独立した選手です。彼女を「キムヨナのライバル」という、マスコミによって、またある程度は私たちの手によって押し付けられてしまった立場から解放してあげましょう。
では、「浅田真央選手がキムヨナに勝つこと」が目標でないならば、どこに私たちの目標を設定すべきでしょうか。それは、きわめて単純な当たり前のことですが、浅田真央選手が、自分らしくのびのびと演技をして、その演技が一人でも多くの世界中の観客に心からの本物の感動を与えること、メダルの色に関係なく、彼女が笑顔でこのことを成し遂げられるように環境を整えること。この一点につきるのだと思います。誰がどんな不正をしようと、本物は必ず、人々に伝わります。浅田選手が不正な審判に打ち勝つことができるとしたら、それは、本物の演技と本物の感動によってだけです。彼女が笑顔で自分の力を発揮し、その演技が人々に感動を与えてくれたら、キムヨナがどんなに不自然な高得点を取ろうと、私たちには関係のない問題です。そのとき、キムヨナの異常な高得点は、むしろ逆の意味を持つようになります。つまりオセロの石がひっくり返るのです。
「浅田選手がただ浅田選手として演技し、輝く。」このことを妨げているからこそ、私たちはマスコミの不自然な取り上げ方や、浅田選手をキムヨナのライバルとみなしがちな私たち自身の見方を問題にし、正していかなくてはなりません。しかし、私たちがマスコミと戦うのは、「浅田選手をキムヨナに勝たせる」ためではなく、「浅田選手が浅田選手として輝くこと」。そこに目的があるということを私たちは忘れてはなりません。
浅田選手の問題であれ、他のどんな問題であれ、韓国の反日工作と戦うときには、つねにその本質を忘れないように。そしてその本質を実現するために何をすべきなのかを考えなくてはなりません。私たちを本末転倒に陥らせようとする罠はさまざまな形で仕掛けられています。
この問題は引き続き、さまざまな角度から、考えていきたいと思います。

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コメント
お疲れさまです。遠慮はいりません。がんがんお願いします。本来外国の選手が優勝しようと新聞の片隅にのる程度のことのはずです。オリンピックまでまだ時間のある今のうちにしっかり正しておきましょう。
投稿: WJF | 2012年12月16日 (日) 01時02分
昨日、早速、フジテレビに対して「浅田選手とキムヨナ選手をセットにして比較し、批評するような報道姿勢は明らかにおかしいし、止めるべきだ」と抗議のメールを送りました。なぜ、フジテレビはキムヨナ選手の不自然な高得点については疑問を呈しないのかと、このような報道をして一体誰を喜ばせたいのか?国民の大半は浅田選手への影響を心配しているし、このような報道姿勢には怒りを感じている。視聴者に向かって、局としての姿勢を説明するべきだと書きました。今後も新聞社、テレビ局に対して、抗議のメールや電話を続けるつもりです。
投稿: 福助 | 2012年12月16日 (日) 00時48分
みなさん、本当に浅田選手に気をかけていらっしゃるのですね。石ころ様のブログで紹介していただいて、アクセスが増え驚いています。浅田選手の問題のみならず、韓国の戦術とそれに対する対処法には一定のパターンがあります。それを少しずつお話していきたいと思っています。
投稿: WJF | 2012年12月15日 (土) 23時47分
メディアが比較する浅田真央選手とキムヨナ報道の異常さに、とうとう怒りが爆発した方々の激しい感情は、抗議という行動を起こさせる大切なものです。…が怒りに囚われて、韓国の思惑にはめられてはいけませんよね。激高と冷静さ、バランスが難しいところです。WJFさんは、日本海名称のホワイトハウス署名で盛り上がってる時も「ちょっと落ち着いて下さい」との意見を発信されてましたね。貴重なご意見を、いつもありがとうございます。
投稿: てる忍 | 2012年12月15日 (土) 17時16分
す、素晴らし過ぎます。
そうなのです、そうなのですよ!!!!!
私たちが本当に望むのは浅田選手が日々の努力を本番のリンクでのびのび演じて、それが公平に認められること。
いたって普通の事なんです。
それができていない現状が異常過ぎるのです。
最近色々あったのでこういう冷静な文章を読むと本当に気持ちが落ち着きます。
がんばりましょう!
投稿: nobita | 2012年12月15日 (土) 16時49分