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2012年9月22日 (土)

アメリカから送られた貴重な資料

アメリカにお住まいで、WJFプロジェクトを応援してくださり、こちらのプログにもときどき書き込みをくださる方より、貴重な資料をいただきましたので、皆さんにもご紹介します。

伊藤博文が安重根に暗殺されたのが、1909年の10月26日。日韓併合が、1910年の8月29日のことですが、その間の1910年1月13日に発行されたアメリカの雑誌『インディペンデント』の『1909年の日本』という記事です。その中に朝鮮問題について次のような記述が読めます。

「この年の後半の悲しい出来事がまず言及されなくてはなるまい。世界中から日本に対する同情の念を呼び起こした10月26日の暗殺者による行為である。暗殺者は大きな過ちを犯した。彼は、朝鮮が日本人の中に持つ最良の友人、朝鮮における偉大な宣教活動の最も賢明なる公の保護者、国民の自由に対する開かれた認識を備えた注目すべき日本の憲法の起草者として世界に知られる人物、東洋における最も偉大な政治家、平和を深く愛する人物を殺したからである。」

(The sad event of the latter part of the year should be mentioned first---the assassin's act of October 26, a deed that called forth the sympathy of the whole world for Japan. The assassin made a great mistake, for he killed the best friend Korea had among the Japanese; the wisest official protector of the great missionary movement in Korea; the man known throughout the world as the framer of Japan's remarkable Constitution, with its open recognition of the liberties of the people; the greatest statesman of the East; a profound lover of peace. )

ここで興味深いのは大日本帝国憲法を「国民の自由に関する開かれた認識を備えている」と評していることです。大日本帝国憲法は、国民の基本的人権や自由を制限したり抑圧する憲法であったかのように、日本の戦後教育では教えられてきました。

「朝鮮人は、長らく、国際問題を取り扱うその全くの無能さによって自らの政治的な破滅を招き、アジアの平和にとって変わらぬ危機となり続けてきた。中国、ロシア、日本のいずれかが朝鮮半島を保護し支配しなくてはならなかった。そのような必要から生じる試みが、愛国的な人々が自国の独立の喪失に対して抱くであろう言葉に尽くせぬ痛みとともに、多くの深い苦しみと損失さらには蛮行すらも引き起こす一方で、朝鮮が、教育において、財政において、民法と刑法に付随するあらゆる事柄において、日本がこれまで朝鮮にもたらし、あるいは、世界の益のために、朝鮮に受け取るように強いて来た恩恵が、朝鮮にはかつて存在しなかったこともまた明らかなことである。」

(The Koreans have long been inviting their political doom by their utter incapacity to deal with international problems, and have become a standing peril to the peace of the East. It was a choice between China, Russia and Japan, one of which had to protect and control that peninsula. While such an experiment of necessity brings much of profound suffering and loss and even brutality, together with the indescribable pain patriotic people feel at the loss of their country's independence, yet it is apparent that Korea never had, in education, in finance, in all that pertains to civil and criminal law, the blessings Japan has thus far given her, or rather forced her to take for the food of the world. )

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貴重な資料の提供に改めて感謝申し上げます。

この他にもいろいろと興味深い資料をいただいていますので、順次、皆様にもご紹介してまいりたいと思います。




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韓国」カテゴリの記事

コメント

benjaminさん
どうぞご自由にお使いください。他にもいろいろと興味深い資料をいただいていますので、少しずつ紹介させていただきます。benjaminさんのブログのリンクもご紹介いただければ幸いです。

投稿: WJF | 2012年12月 5日 (水) 03時18分

興味深い資料ありがとうございます。近代化した(中華思想を脱した)朝鮮や中国と平和な同盟関係を結び、西洋の帝国主義に拮抗しうるアジアを建設することこそ、日本の悲願でしたが、日露戦争以降、アメリカが介入してくることで、歴史はあらぬ方向へとねじ曲げられ日本は囲い込まれていったと理解しています。

投稿: WJF | 2012年12月 5日 (水) 02時57分

もうご存知かもしれませんが、ネットでこんなもの拾って来ました。
英語の原文が見当たりませんでしたが、韓国語に翻訳されたものが紹介されていました。
『Undiplomatic Memories: The Far East 1896-1904(極東回想記)』(1930)William Franklin Sands
“朝鮮人が朝鮮のためにやらかした最悪のことは、伊藤博文を暗殺し、私の後任者であるスティーヴンス (Durham W. Stevens) を殺したことである。私が朝鮮の際立った人物たちと閔泳煥のような熱烈な愛国者たち、そして皇帝とそのお喋りな内待たちから聞いたことを総合すると、日本の天皇が容認した伊藤卿の提案とは、日本・中国・朝鮮間に緊密な同盟関係を結ぶ方向だったことを示していた。”
韓国人は伊藤博文が朝鮮の民族衣装を着て写っている写真の存在を知ってるのでしょうかね。

投稿: バッド | 2012年12月 5日 (水) 01時05分

こんにちは、benjaminです。
日韓併合時前後の朝鮮王朝の国家経営は破たんして
いて、毎年2000万円余のお金を日本政府が補って
いたそうですね。韓国側の歴史にはそのことには
一切触れてないといらしいですが。
私は英文のブログをやっているのですが、いままで
あちらに都合の良い話ばかり書かれっぱなしでした
ので、こういった事実も少しずつ書いていったほう
がいいかなと考えています。
上記のインディペンデントの記事も大変貴重な資料
ですね。
先々、ブログに使わせていただいてもよろしいでしょうか?

投稿: benjamin | 2012年12月 4日 (火) 08時15分

そうですね、昭和帝陛下の玉音に従って、堪え難きを堪え忍び難きを忍びながら粘り強くGHQと対峙し、直接軍政の回避といった日本にとって有利な状況を能う限りつくり出そうとした当時の日本人の忍耐・努力・覚悟には尊敬の念を禁じ得ません。

投稿: bizen | 2012年9月23日 (日) 03時33分

マッカーサーは日本総監のような存在だったと思いますが、自分たちの置かれた状勢を理解し、「仕方のないこと」として受け入れる覚悟は、日本人は持っていたと思います。

投稿: WJF | 2012年9月23日 (日) 01時44分

おお!貴重な資料ですね!(本物かどうかは国会図書館とかでダブルチェックしないと分からないかもしれませんが)WJF様のご活動が世界中の外国の方からも支持されているのは心強い限りです。日頃のご活躍に心から感謝しております。余計なことかもしれませんが、もし伊藤博文さんを動画でとりあげる際には、いちおう韓国統監という地位にいたことはある程度当時の(国粋的な)朝鮮人から恨みを買っても仕方がないという点に言及しておいた方がよいのではないでしょうか。暗殺を肯定しているわけではありませんが、韓国人閲覧者のボルテージを上げさせないで冷静に動画を見てもらうために。もし仮に米国が日本を保護国にしてしまってペリーが日本統監になったりしたとしたら、正直自分はペリーに悪印象を持たざるを得ないでしょうし・・・
伊藤博文さんは日本の偉人の1人だと思ってはいますが。

投稿: bizen | 2012年9月23日 (日) 01時36分

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