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2012年9月の14件の記事

2012年9月30日 (日)

尖閣動画中国語版

『尖閣諸島が中国領でない5つの理由』

非常にうれしいお知らせですが、かねてより念願だった尖閣動画の中国語版の翻訳作業が完了しました。

現在、下の動画の翻訳作業が完了していますが、各国語版は、慰安婦動画完成の後にリリースします。

『Japan Expoにおける偽サムライと偽剣道』イタリア語版
『危機に瀕する日本:第一巻』ベトナム語版・インドネシア語版・ドイツ語版・スェーデン語版
『危機に瀕する日本:第二巻』アラビア語版
『尖閣諸島が中国領でない5つの理由』中国語版



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2012年9月29日 (土)

韓国人による旭日旗排除キャンペーン

韓国人による旭日旗排除キャンペーンが熾烈さを増しています。

電子機器メーカー「Canyon」 日本海軍旗をモチーフにした「東日本復興グッズ」を販売するも韓国から抗議受け販売中止に

彼らは、J.Crewの日本海Tシャツ事件で行った同じことを繰り返しています。問題は海外企業が、第二次世界大戦の犠牲者を装ったこの種の抗議を簡単に受け入れてしまうことです。

下の動画『旭日旗は禁止されなくてはならないか』(英語版)の拡散にご協力ください。

動画に付しています、下の説明文もどうぞ活用してください。

The Japanese Rising Sun Flag is widely accepted and regarded as another national flag of Japan. Actually it is used as the maritime flag of the Japanese Self-Defense Force still now.

日本の旭日旗は世界に広く受け入れられ、日本国のもう一つの国旗としてみなされています。実際、この旗は日本の自衛隊の艦旗として現在も使用されています。

http://www.youtube.com/watch?v=574nW_YG3qs

However South Korea is now insisting that the flag be banned from any international sport game since the flag was used by the Imperial Japanese military forces during the wartime. They claim that the Japanese committed war crimes under the flag during WWII and thus must be treated as equivalent to Hakenkreuz, the flag of Nazis.

しかしながら、韓国は現在、この旗は戦時中日本軍に使用されたゆえに、スポーツの国際試合から排除されなくてはならないと主張しています。韓国人は、この旗の下で第二次世界大戦中に日本人は戦争犯罪を犯したため、ナチスのハーゲンクロイツと同等のものとして扱われなくてはならないと主張しています。

However, the fact is that Hakenkreuz was merely a flag of some political party and never represented Germany or German people in toto originally. On the other hand, the design of the Rising Sun Flag had been used by the Japanese in their daily life since much earlier times and the flag is still being used by Japan as a nation officially. The flag represents the Japanese people as a whole even if their history contains both light and shadow. Won't a denial of a flag of a nation lead to a denial of the whole nation including its entire history and people? Isn't this the exact reason why national flags of any country must be treated with the highest respect always? Don't the Japanese have the due right to demand the same respect to one of their national flags and confront any form of trials to disgrace it?

しかし、実際にはハーゲンクロイツはもともと、ある政党の党旗に過ぎず、ドイツという国家やドイツ国民全体を表すものではありませんでした。一方で、旭日旗の意匠は、日本が国家として公式にこの旗を使用し始めるはるか以前から、日本人の日常生活の中で使われてきたものです。仮にその歴史が光と闇の両方を含んでいるとしても、この旗は日本国民全体を表すものです。ある国家の旗の否定は、その歴史と国民を含むその国家全体の否定につながらないでしょうか。これこそが、まさに、すべての国の旗は、常に、最大限の尊敬の念をもって取り扱われなくてはならない理由ではないでしょうか。日本国民には、日本国の旗の一つに対して同様の尊敬を求め、その旗を汚そうとするいかなる試みに対しても対決する権利はないでしょうか。

(Sometimes, hatred is directed also at the national flags of other countries, especially the flag of the United States, in South Korea. )

http://img.chinasmack.com/www/wp-content/uploads/2011/11/angry-koreans-protests-demonstrations-09.jpg

(時に、韓国では、特にアメリカ合衆国国旗などの他の国の国旗に対しても憎悪が向けられています。)

As for war crimes, which country is totally innocent? For example, South Korea has a dark history that they massacred 1.2 millions of civilians in the Bodo Leave Massacre during the Korean War.

http://www.youtube.com/watch?v=y8Rd0uQelTo

戦争犯罪に関しては、一体いかなる国が完全に無実であると言えるでしょうか。例えば韓国には、朝鮮戦争時代、120万人もの市民を保導連盟事件において虐殺した暗い歴史があります。

If North Korea accuses South Korea of the crime insisting that South Korean flag reminds them of the horrible incident, must the South Korean flag be banned from international sport games?

もし北朝鮮が、韓国国旗は彼らにこの残酷な出来事を思い出させるものであると主張し、韓国を非難したら、韓国国旗はスポーツの国際試合から排除されなくてはならないのでしょうか。

How about the Vietnam War? It is told that Koreans massacred and raped so many Vietnamese civilians during the war.

http://www.youtube.com/watch?v=1tQtgo4hKsM

ベトナム戦争ではどうでしょうか。韓国人は、多くのベトナム市民をこの戦争中に虐殺しレイプしたと言われています。

If the Vietnamese complain about the flag of South Korea saying that the flag reminds them of the horrifying experience, must it be banned from international sport games?

もしベトナム人たちが韓国国旗は彼らにその恐ろしい経験を思い出させると韓国国旗に関して不満を口にしたら、韓国国旗はスポーツの国際試合から禁止されなくてはならないでしょうか。

Nonsense!
ナンセンスです。

After all it seems to us that South Korea just wants to eliminate all things related to Japan from this planet. Must the rest of the world share the same hatred against Japan with South Korea just as they are wanting it to?

結局、韓国は日本に関するあらゆるものを、この地球上から消し去りたいと願っているように私たちの目には映ります。世界の残りの人々は、日本に対するこの同じ憎しみを、韓国人がそう望んでいるように、彼らと共有しなくてはならないのでしょうか。

The same attitude can be seen in their silly claim that "Sea of Japan," the internationally established place name of the body of water between Japan and South Korea must be replaced with their local name "East Sea."

同じ態度は、「日本海」という国際的に確立された日本と韓国の間の海の呼称を「東海」という韓国のローカルな名称に置き換えられなくてはならないとする彼らのおろかしい主張の中にも見られます。

"J.Crew, Tsunami, Sea of Japan, and Korean Ethnocentrism"
http://www.youtube.com/watch?v=pfX-_eaXxI8

When can the Japanese have mature neighbors and good friends on the other side of the Sea of Japan?

私たち日本人は、一体いつになったら、成熟した隣人と親友を、日本海の向こう側に持つことができるのでしょうか。

大切な私たちの国家の旗が、否定され、踏みにじられ、奪われるようなことは決してあってはならないことです。

下はCANYONのサイト。
http://www.canyon-tech.com

多くの人が大量のコピペメールを送ることは推奨しませんが、ぜひ日本人として、東日本大震災の復興を助けるそのような製品を販売してくださったことのお礼と、今回の件に関するご意見を、皆様それぞれの言葉で届けていただきたいと思います。

これら韓国の主張を聞き入れてしまう企業に対して有効なのは「企業が特定の人々の憎悪や偏見に加担し、企業の中立性を損なってもよいのか」という論点であると思います。



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2012年9月28日 (金)

脱神話化目指して、ひきつづき奮闘中

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2012年9月24日 (月)

尖閣動画フランス語版

『尖閣諸島が中国領でない5つの理由』英語版。

この動画をご覧になった日本に暮らすフランス人の方から、ぜひフランス語版を作ってほしいと提案があり、フランス語版を作ることになりました。ただし、作業は慰安婦動画完成後になります。早く慰安婦動画を完成させなくてはなりません。やることが山積しています。

下のようなありがたいメッセージもいただいています。

I think this is a really great work, but I agree with you. It would be better to create a playlist and include in it several shorter video, so that people can decide which one they want to focus on. Playing the playlist would be the same as playing the long video you created.

これは本当にすばらしい作品だと思います。しかし、あなたに同意します。プレイリストを作ってその中にいくつかの短い動画をいれるのもいいかもしれません。そうすれば人々はどの動画に注目するか決めることができます。プレイリストを再生すれば、あなたが作った長い動画を再生することと同じことになるでしょう。

I love Japan. As a foreigner, I know the strength and weakness of Japan, and I love the country as it is. I want to make sure that fairness prevails and Japan's right is protected and its merit recognized internationally. I think you will find many foreigners who love Japan like me and defend it on the forum online. I think this is a great indirect achievement of the Japan policy it has conducted for decades, focusing on quality, trust, innovation, refined arts and great history.

私は日本を愛しています。外国人として、私は日本の長所も欠点も知っています。そしてそのあるがままの姿でこの国を愛しています。公正さが勝利し、日本の権利が守られ、その美点が国際的に理解されるように
計っていきたいと思っています。あなたは私のように日本を愛しオンラインの掲示板で日本を弁護する多くの外国人を見つけるでしょう。これは、品質、信頼、革新、洗練された芸術、偉大な歴史に焦点を当てながら、日本が数十年間取り組んできた政策の間接的な達成であると思います。

この動画は、2010年の尖閣沖における漁船衝突事件後に、二ヶ月ほどかけて作ったものですが、あらためて作っておいてよかったと思っています。尖閣諸島がなぜ日本領なのか、英語で中国の主張に一つ一つ反論し論理的・網羅的に説明するこの動画が存在して、日本が現在の状況を迎えるのと、このような動画がなく、日本が現在の状況を迎えるのとでは、なにかしらの違いがあったのではなかったかと思います。(確認したわけではありませんが、政府が何もしていませんから、尖閣諸島の領有権に関して英語で日本の立場を説明した資料は、現在この動画しかないのではないでしょうか。)ただ急いで作ったので、改善の余地もいくつか見られます。これを機会にすっきりとより完結に見やすくなるように手を加え直したいと思っています。

中国人による動画の低評価も引き続き増えています。一層の拡散と、評価ボタンによる動画のご支援をあらためてよろしくお願いいたします。

『危機に瀕する日本』もベトナム語とインドネシア語の翻訳が完了しており、現在、ドイツ語、イタリア語に加えて、スウェーデン語が翻訳中であり、カバーする言語が増えつつあります。

慰安婦動画も、今後何年にもわたって、日本を弁護するしっかりしたものを仕上げるべく最後の奮闘をしていますので、どうぞいましばらくお待ち下さい。

慰安婦問題の全体像を、断片的にではなく、網羅的・論理的に、そしてかなりシンプルに説明する定式は見つけられたと思っています。



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2012年9月23日 (日)

慰安婦問題のシンプルな説明

性科学者マグヌス・ヒルシュフェルトによる、第一次世界大戦における軍事売春に関する記述からの引用。

The close connection subsisting between the military and the realm of prostitutes is well known from history ... The World War (I) did not offer any essential novelty in this matter, but it did differ from all previous wars of history in two essential points.

軍隊と売春婦たちの領域との間に存続する密接な関係は歴史から知られるところである。第一次世界大戦はこの問題に本質的な目新しさを加えはしなかったが、次の二つの本質的な点において、歴史におけるかつての戦争と異なっていた。

First, as a result of national conscription, the majority of the male population of the European nations were torn out of their normal relationships and became potential victims of war prostitution.

第一に、徴兵制度の結果として、ヨーロッパ諸国の男性人口の大部分が、彼らの通常の性的関係から引き離されて、戦時売春の潜在的な犠牲者となったことである。

Secondly, the World War was the first conflict in which trench warfare first achieved outstanding strategic importance and, as a result, changed the conditions under which prostitution could be controlled in the army.

第二に、第一次世界大戦は、陣地戦が戦略的な重要性を持った初めての紛争であり、その結果、売春が軍の中で管理される諸条件が変化したことである。

Whereas in former military campaigns, especially during the Middle Ages, prostitutes followed the army and actually constituted a portion of the troops, trench warfare, which entailed the sojourning of large military units at the front or at various intermediate stations, required a correspondingly sedentary or fixed form of prostitution. This form could only be found in brothelized prostitution. This had the added advantage of promising some protection agalnst venereal disease and the possible interference with fighting power induced by the latter.

かつての、特に中世における軍事行動では、売春婦たちが軍に追随し実際には部隊の一部を構成していたのに対し、陣地戦では、大規模な部隊が、前線や様々な中間基地に滞留することを余儀なくされ、それに伴い定着型の売春を必要とした。この定着型の売春は、売春施設を設置した形でのみ見られ、性病と、それによって引き起こされる戦力への干渉を防止する上でも有利であった。

Magnus Hirschfeld "The Sexual History of the World War"
マグヌス・ヒルシュフェルト『第一次世界大戦における性の歴史』

慰安婦問題のシンプルな説明をまもなくお見せできると思います。大変お待たせしていますが、いましばらくお待ち下さい。




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2012年9月22日 (土)

アメリカから送られた貴重な資料

アメリカにお住まいで、WJFプロジェクトを応援してくださり、こちらのプログにもときどき書き込みをくださる方より、貴重な資料をいただきましたので、皆さんにもご紹介します。

伊藤博文が安重根に暗殺されたのが、1909年の10月26日。日韓併合が、1910年の8月29日のことですが、その間の1910年1月13日に発行されたアメリカの雑誌『インディペンデント』の『1909年の日本』という記事です。その中に朝鮮問題について次のような記述が読めます。

「この年の後半の悲しい出来事がまず言及されなくてはなるまい。世界中から日本に対する同情の念を呼び起こした10月26日の暗殺者による行為である。暗殺者は大きな過ちを犯した。彼は、朝鮮が日本人の中に持つ最良の友人、朝鮮における偉大な宣教活動の最も賢明なる公の保護者、国民の自由に対する開かれた認識を備えた注目すべき日本の憲法の起草者として世界に知られる人物、東洋における最も偉大な政治家、平和を深く愛する人物を殺したからである。」

(The sad event of the latter part of the year should be mentioned first---the assassin's act of October 26, a deed that called forth the sympathy of the whole world for Japan. The assassin made a great mistake, for he killed the best friend Korea had among the Japanese; the wisest official protector of the great missionary movement in Korea; the man known throughout the world as the framer of Japan's remarkable Constitution, with its open recognition of the liberties of the people; the greatest statesman of the East; a profound lover of peace. )

ここで興味深いのは大日本帝国憲法を「国民の自由に関する開かれた認識を備えている」と評していることです。大日本帝国憲法は、国民の基本的人権や自由を制限したり抑圧する憲法であったかのように、日本の戦後教育では教えられてきました。

「朝鮮人は、長らく、国際問題を取り扱うその全くの無能さによって自らの政治的な破滅を招き、アジアの平和にとって変わらぬ危機となり続けてきた。中国、ロシア、日本のいずれかが朝鮮半島を保護し支配しなくてはならなかった。そのような必要から生じる試みが、愛国的な人々が自国の独立の喪失に対して抱くであろう言葉に尽くせぬ痛みとともに、多くの深い苦しみと損失さらには蛮行すらも引き起こす一方で、朝鮮が、教育において、財政において、民法と刑法に付随するあらゆる事柄において、日本がこれまで朝鮮にもたらし、あるいは、世界の益のために、朝鮮に受け取るように強いて来た恩恵が、朝鮮にはかつて存在しなかったこともまた明らかなことである。」

(The Koreans have long been inviting their political doom by their utter incapacity to deal with international problems, and have become a standing peril to the peace of the East. It was a choice between China, Russia and Japan, one of which had to protect and control that peninsula. While such an experiment of necessity brings much of profound suffering and loss and even brutality, together with the indescribable pain patriotic people feel at the loss of their country's independence, yet it is apparent that Korea never had, in education, in finance, in all that pertains to civil and criminal law, the blessings Japan has thus far given her, or rather forced her to take for the food of the world. )

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貴重な資料の提供に改めて感謝申し上げます。

この他にもいろいろと興味深い資料をいただいていますので、順次、皆様にもご紹介してまいりたいと思います。



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2012年9月19日 (水)

国民国家

日本は、文明開化を通して、近代的な「国民国家」となった世界で最初の非白人国家でしたが、当時の日本にとって、「国民国家」となることは、西洋の植民地となることを避けるための唯一の道でした。そして「国民国家」となっていく過程で、1895年の尖閣諸島の編入や1905年の竹島の編入を通して、周辺諸国との国境を明確にしていく作業も、当時の日本にとっては、欠かすことのできないものでした。

第二次大戦が終わると、日本以外の世界のさまざまな有色人種の人々が西洋の植民地としての立場から脱却し、それぞれの「国民国家」を立ち上げるようになりました。

「国民国家」という国家のあり方はもともとは西洋で生まれたものであり、西洋人の専有物でしたが、現在では世界中のさまざまな人々の独立と自由を担保するものとなっています。アジアやアフリカの人々にとって、「国民国家」になったということは「独立を手に入れた」ということと同値です。逆に「国民国家」でないということは、植民地や属国であるということを意味しました。ほんの前までは、世界はほんの一握りの「国民国家」と、その他多くの植民地や属国から構成されていました。アジアやアフリカの人々がやっとのことで独立を、つまりは自分たち自身の「国民国家」を手に入れてまだ100年も経っていません。「国民国家」という枠組みは、世界の様々な人々にとってかけがえのない貴重なものだと思います。私たちの祖国日本は、その多大な犠牲を通して、「国民国家」を白人の専有物から解き放ち、世界の有色人種の人々が「国民国家」となる道を開き、自由と解放と独立をもたらすという世界史的、人類史的な貢献を行った偉大な国家であると思います。

しかし、日本の隣には、韓国や北朝鮮という「国民国家」として自立していく過程で紛糾し、日本にも多大の迷惑をかけてきた国や、中国のように現在に至るまで「国民国家」になりそびれた国があります。

竹島問題は、日本と韓国が「国民国家」となったタイムラグや「国民国家」としての成熟度の差が生み出した領土紛争であり、尖閣諸島問題は、「国民国家」としてすでに成熟しこれからも「国民国家」であり続けようとする日本と、「国民国家」となることを現在に至るまで拒絶し、手にした経済力と武力によって国民国家導入以前のアジア秩序へと時間を巻き戻そうとする中国との、正逆のベクトルがもたらすきしみであると考えることができると思います。

1895年の無主地の先占など認められないと76年も立ってから文句をいう中国の姿勢の背後にあるのは、アジアの一国である日本が「国民国家」となったプロセスそのものが受け入れられないということだと思います。東アジアに「国民国家」なるものが生まれる以前の東アジアこそ、本来あるべきアジアの姿であり、19世紀以降、列強によって浸食されてきた中国は、今こそその本来のアジアの秩序、大中華を復活させなくてはならないと考えています。彼らの「保釣運動」は大中華復活の企図の中に位置づけられるものであり、琉球や台湾の奪還を経て、究極的には、「国民国家」なるものを東アジアから駆逐し解体しおえて全アジアを平定することが中国の壮大な企図であると考えられます。

実は日本は本質的には同じ問題で中国と争ったことがあり、それは満州国をめぐる争いでした。近代化以降の日本の意図は一貫しており、日本と同じような非白人の自立した「国民国家」をアジアの各地に誕生させていく、そして非白人の「国民国家」の間に強靭な連帯関係を築くことが、当時の日本の悲願であったと思います。朝鮮の併合にしても、最初から保護国とすることを考えていたわけではなく、日本は日清戦争を通して朝鮮を独立させ、大韓帝国として、「国民国家」として立たせようしました。満州国の建設も同じ願いに裏打ちされた試みの一つでしたが、当時の国際社会(西洋諸国)からも、中国人からも理解されるどころか大きな反発を生んで日本は孤立していくようになります。西洋諸国にしてみれば、非白人の「国民国家」が増殖していくことは、植民地の喪失を意味しますし、中国にしてみれば、古代以来の中華帝国の分裂を意味しますので、受け入られないものでした。世界で最初の有色人種の「国民国家」として同じ仲間を拡げていきたいと願う日本が、中華体制と西洋の帝国主義という二つのものと対峙するようになるのは時間の問題でした。

中国が「国民国家」として脱却するチャンスは、1911年の辛亥革命、満州国建設、そして支那事変の間の汪兆銘政権の誕生と、いくつかあり、日本人はいずれの場合にも深くコミットをして、中国が「国民国家」になれるよう、つまり近代化できるように手助けしようとしましたが、日本人の悲願は、決してかなうことはありませんでした。「国民国家」を中国人や朝鮮人にプレゼントしようとした日本人の試みは、感謝されるどころか、「侵略」と呼ばれ、末代までの怒りと憎しみを買う種になりました。

これからますます経済力や軍事力をつけていく中国は、強引に時間を巻き戻し古いアジアの秩序を回復しようと、その力を行使していくでしょう。

また、「国民国家」の枠組みを消滅させようとする試みは、中国のみならず、TPPや道州制、グローバリズムの側からも仕掛けられています。

日本は、台湾は、韓国は、ベトナムは、フィリピンは、タイは、マレーシアや、シンガポールは、「国民国家」としてのあり方を、自由と独立を守ってくれるその枠組みをこれからも守り続けることができるでしょうか。

マレーシアの中国系の方からいただいたメッセージを最後に紹介させていただきます。

Just watched your video about the China declaring the Senkaku islands for themselves. My response here might sound a little personal and emotional, but I find this whole situation a really screwed up one.

Being a Malaysian Chinese myself, I am utmost embarrassed by this act of barbarianism from the China Chinese government and community. After knowing the islands are filled with resource-rich deposits, all of a sudden they decided to stir up things, past events and sensitive issues to bring up conflict, so that they can attempt to claim these islands.

From my personal experiences with many of these China/mainland Chinese, it is no secret to me of their greed and unethicalness, and the government's past history of them claiming territories around by force, like Taiwan, parts of India, Tibet, Mongolia just shows their greed... Sigh. This youtube video will hardly reach out to the China citizens, as their government does plenty of internet filtration to prevent their people from being internationalised, which according to them is a form of pollution.

Sorry, my message is possibly not anywhere as factual as the ones you may deliver, so just treat it as a message where I am frustrated with how greed drives people.

All the best to Japan. I will support Japan despite of my race.

尖閣諸島は自国のものだと主張する中国に関するあなたの動画を拝見しました。私の反応は、すこし個人的で感情的に聞こえるかもしれませんが、現在の状況は本当に困った状況であると私は考えています。

私自身はマレーシアの中国人ですが、中国や、中国政府、中国社会の野蛮な行為にすっかり当惑しています。島に豊富な資源が埋蔵されていることが分かった後で、これらの島の領有権を主張するため、突然彼らは、事態や過去の出来事や繊細な問題をひっかきまわして、紛争を発生させることを決めました。

これらの多くの中国や中国本土の中国人との個人的な経験から、私にとっては彼らの貪欲さや非道徳は驚くことではありません。また中国政府が過去に武力によって台湾や、インドの一部や、チベットやモンゴルなど周辺の領土を主張してきたことは、彼らの貪欲さを表しています。このYouTubeの動画は、国民の国際化を汚染の一形態と考える中国政府によるインターネットの制御により、中国の市民に届くことはないでしょう。

すみません。私のメッセージはあなたのように事実を伝えるものではありませんが、貪欲がどんなに人を狂わせるかについての私のフラストレーションの言葉として受け取ってください。

日本に幸いあれ。中国人ですが、私は日本を応援しています。

願わくば互いに血を流し合うことなく、中国がゆっくりと変わっていってくれたらと思います。

「国民国家」について宮脇淳子先生が分かりやすく教えてくださっています。

中国がいかに日本の経済的支援によって覇権を広げてきたかを説明したWJFプロジェクトの動画「7分で分かる中華人民共和国の歴史」

また中国による人口侵略への警鐘をならす「すべての日本人にささぐ」もご覧いただきたいと思います。

製作中の慰安婦動画。
説明があれこれ長くなるかと危惧しましたが、論点をかなりしぼりこむことができ、単純で分かりやすくすっきりとまとまりつつあります。

他言語版の制作の作業が滞っていますが『危機に瀕する日本』第一巻のベトナム語、インドネシア語、ドイツ語の翻訳が完了し、また新しくイタリア語への翻訳作業も始まっています。



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2012年9月17日 (月)

日本は中国の領土と考える中国人

『尖閣諸島が中国領でない5つの理由』英語版

驚くことではないのですが、「尖閣諸島だけじゃない。日本全体がもともと中国の領土じゃないか」と書いてくる中国人の多いこと。

チベットや満州やモンゴルや台湾が中国の一部であるように、日本は本来は中国の一部であると、中国人は考えています。

日本にとって、尖閣諸島の問題は尖閣諸島だけでは終わりません。これからますます拡大していく中国との対峙の始まりに過ぎません。ここでしっかりくいとめないと、中国はやがて日本全体を呑み込むことになります。

上の動画に付した新しい説明文。(independentjapan2009のチャンネルに以前掲げていたもの)

"Expanding China will be the biggest problem for the international society of the 21st century. Sinocentrism, an ancient imperialism deeply rooted in China's history, seems now trying to swallow everything under the name of China. Sinocentrism has made Chinese people say, Taiwan is a part of China, Tibet is a part of China, East Turkestan is a part of China, Manchuria is a part of China, Mongolia is a part of China, Goguryeo is a part of China, the Spratly & Parcel islands are a part of China, the Senkaku islands are a part of China. It will also make them say, Okinawa is a part of China, North Korea is a part of China, South Korea is a part of China, Japan is a part of China, the whole Asia is a part of China, the whole Earth is a part of China. However, they must just realize that China is a mere part of the world. Tibet must be Tibet. East Turkestan must be East Turkestan. Mongolia must be Mongolia. Manchuria must be Manchuria. Taiwan must be Taiwan. Each people must be allowed to decide their own future and what kind of tradition they will hand over to their children by their own. Sinocentrism is now blocking this basic human right. Democracy cannot coexist with Sinocentrism. The riverse is also true. Sinocentrism cannot coexist with Democracy. Either side must win and defeat the other. Which side will win? Sinocentrism or Democracy? Which side must win? Of course the latter. "

「中国の拡大は、21世紀の国際社会にとって最大の問題となるだろう。中国の歴史に深く根付く古代からの帝国主義、中華思想は全てのものを中国の名の下に呑み込もうとしているかに見える。中華思想は中国の人々に「台湾は中国の一部である」「チベットは中国の一部である」「東トルキスタンは中国の一部である」「満州は中国の一部である」「モンゴルは中国の一部である」「高句麗は中国の一部である」「南沙および西沙諸島は中国の一部である」「尖閣諸島は中国の一部である」と言わせてきた。中華思想はまた中国の人々に「沖縄は中国の一部である」「北朝鮮は中国の一部である」「韓国は中国の一部である」「日本は中国の一部である」「アジア全体は中国の一部である」「全世界は中国の一部である」と言わせるであろう。しかし、彼らは気づかなくてはならない。中国は世界の単なる一部にすぎないことを。チベットはチベットでなくてはならない。東トルキスタンは東トルキスタンでなくてはならない。モンゴルはモンゴルでなくてはならない。満州は満州でなくてはならない。台湾は台湾でなくてはならない。それぞれの人々は、自分たちの未来や、どんな伝統を彼らの子どもたちに引き継いでいくのかを自分自身で決めることが許されなくてはならない。中華思想は現在この基本的な人権を阻んでいる。民主主義は中華思想と共存することができない。逆もまた真である。中華思想は民主主義と共存することができない。いずれかの側が勝利し、いずれかの側を打ち破らなくてはならない。どちらの側が勝利するのであろう。中華思想か民主主義か。どちらの側が勝利しなければならないのだろう。もちろん後者である。」

おかげさまで動画の高評価が増えてきました。引き続き動画の支援と拡散をお願いいたします。



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2012年9月16日 (日)

尖閣動画(英語版)をご支援ください

『尖閣諸島が中国領でない5つの理由(英語版)』

低評価がかなり増えていますので、動画の評価ボタンやコメントの評価ボタンをクリックしてご支援いただければ幸いです。

ちなみに上の動画は現在コメント欄に承認制を採用しています。



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2012年9月12日 (水)

『危機に瀕する日本 第一巻』100万回視聴達成!!

『危機に瀕する日本 日韓紛争概説 第一巻: 文化略奪と歴史歪曲に関する一考察』

多くの皆様に、視聴や拡散をしていただき、本日100万回の視聴数を達成することができました。ありがとうございました。

英語版も50万アクセスを超え、さまざまな国の方々から理解のあるコメントをいただいています。

(英語版に関しては、日本人と韓国人の皆さんにはコメントを遠慮していただいているため、ほとんどは日韓以外の方々によるコメントです。)

竹島問題、日本海呼称問題などもできるだけ冷静な視点で取り上げて、第三巻、第四巻もリリースしていきたいと思います。

これからも、がんばって皆様のお役に立つ動画を作っていきます。今後とも、WJFプロジェクトをあたたかくお見守りいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。



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2012年9月 6日 (木)

「憎しみに加担するな」

慰安婦問題を通して学ばせていただいたことですが、日本海呼称問題であれ、旭日旗問題であれ、韓国の反日プロパガンダを打ち消していくために、世界に発することで最も効果をあげるメッセージは、

「憎しみに加担するな」

というメッセージではないか思います。

特に、日本海呼称問題に関して、韓国人の要求のままに併記を採用している米国企業に今後このメッセージを突き付けていくことはかなり大きな効果をあげると思われます。

「韓国の併記の要求を受け入れることは、一国の憎悪に加担することになり、企業の中立性が破られる。韓国の憎しみに加担するな。」

このメッセージはかなり強い説得力を持たないでしょうか。慰安婦問題の取り組みが一段落したら、取り組みたい問題はいくつかありますが、その中の一つとして、これら日本海と東海の併記を受け入れている企業に働きかけ、また囲い込んでいく方法も考えていきたいと思います。

しかしこのメッセージが世界で効果を上げるために気をつけなければならないのは、私たちも憎悪に対して憎悪で対抗しないということだと思います。事実を知ってもらうこと、嘘や不正に対して怒ることは絶対に必要なことですが、「韓国のことをみんなで嫌いになろう」と呼びかける嫌韓的なスタンスに陥ってしまうと「憎しみに加担するな」というメッセージは国際社会の中ではたちまちに説得力を失ってしまいます。世界に事実を知ってもらうことは、最終的には韓国に成熟と反省を促していくための手段としてとらえるべき物だと思います。このことは、実際に韓国に成熟と反省を期待できるのかという問題とは離れて、世界の人たちに私たちの主張を理解してもらうための戦術として必要なことだと思います。

WJFプロジェクトの動画も嫌韓動画のように誤解されることがありますが、そうならないように気をつけたいと思います。



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2012年9月 3日 (月)

『旭日旗は禁止されなくてはならないか』を修正しました

西村幸祐先生はじめ動画を拡散いただいた皆様、大変申し訳ありません。最後の米軍機の写真の使用が動画の趣旨に適さないとの御指摘をいただき、動画を修正させていただきました。

「上記動画の189秒の尾翼に旭日デザインが塗装されている米軍機はVFC-111 Sun downers部隊の機体であり太平洋戦争の際に創設された対日本軍機の仮想敵部隊が起源なのです。尾翼の旭日デザインもSun downers(落日・斜陽)の意味なのです。 」

とのことです。
また追加して次のような説明もいただきました。

「・戦後創設の航空部隊 ・在日米軍の航空部隊 ・日本に配備されている空母の航空部隊

ならば敵意的な意味で使用している訳ではないようです。
例えば米海軍佐世保基地のゲートの旭日旗マークは好意的な意味だそうです。使用してから数十年以上経過しているので誰がデザインしたのかすら不明のようです。

VFC-111 Sun downersに関しては仮想敵専門部隊であり、戦後冷戦が勃発してからは大西洋側に配属されており現在まで日本に来ていないというのも米側の配慮が窺えます。

VFC-111 Sun downersは使用航空機は旧式機でありF-5かF-14戦闘機が大半なので見分け易いです。 」

一から仕切り直しになりますが、また皆様お力をお貸し下さい。以下を完成版とさせていただきます。



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2012年9月 1日 (土)

「慰安婦動画」完成延期のお詫び

大変申し訳ないのですが、8月の完成とDVDの配布をお約束していた慰安婦の動画ですが、完成までもう少しお時間をいただきたく思います。

お詫びのため、当分WJFプロジェクトへのご支援はしばらく辞退させていただき、完成を急ぎたいと思います。

支援者の皆様には重ねてお詫び申し上げます。



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旭日旗は禁止されなくてはならないか(英語版)

旭日旗に関する韓国のプロパガンダが本格化しそうなため、慰安婦動画の完成を急ぐ中やっつけ仕事ですが、旭日旗プロパガンダ対策の動画を作りました。ご活用ください。

Must the Rising Sun Flag be Banned?

音楽は旭日旗にちなんで「太陽がいっぱい」です。

動画の中で使った旗は正確には日本海軍の軍艦旗です。

下の動画より、クリップを引用しています。
http://www.youtube.com/watch?v=eo5q8oSW6K0



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