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2012年5月15日 (火)

角を矯めて牛を殺す

いったい、日本人にとっての「保守活動」とはなんでしょうか。

私見ですが、国際社会の常識とルールに基づきながら、なおかつ、日本の自主と独立を維持すること、あるいは実現することではないかと思っています。日本人が日本の伝統と文化を愛し守ろうとする観点から、国のあり方を正しく決していくことができるようになることだと思います。

あくまで、日本や日本人がどうあるべきかのか問題なのであって、外国の人々がどうあるべきかの問題ではありません。

この「保守活動」の本質に照らせば、韓国人が石碑を建てたからやめさせようとか、韓国人が海の名前を変えようとしているからやめさせようとかということは、あくまで些末な問題にすぎないとすら考えています。

「保守」とは、究極的には日本人がどうあるべきかの問題であって、アメリカ人や韓国人がどうあるべきかの問題ではないからです。

日本海呼称問題に関するホワイトハウスの請願をきっかけに、アメリカ政府や議員に対する署名や請願が一つの保守活動の常套手段の一つとして定着しつつあるように見受けられます。

私はこれは日本人の保守活動が、その本質から大きくそれていく危険をはらんでいると思っています。

アメリカの市民権をもつ日系人や、アメリカ在住の日本人がアメリカの政府や議員に請願をするなら分かります。自分たちの生活が関係しているのだから、その方たちが請願を出し、意見表明するのは当然のことです。

しかし、一般の日本国民までもが、アメリカ政府や議員に請願を出すことに夢中になりはじめるとき、日本の自主や独立は毀損されはしないのでしょうか。

他国の政府や議員に「請願=お願い」する日本人が日本にあふれかえるとき、日本の自主や独立は、本当に損なわれたりしないのでしょうか。

日本の自主や独立を損なってまで、慰安婦の石碑は取り除かなければならないものなのでしょうか。

日本は独立した国家として、日本人は独立国の国民として、常識と節度と品位のある方法で、強く世界に発言しアピールすればよいと思います。しかし、一般の日本人がアメリカ政府や議員に「お願い」するようなやり方での意見表明は、やはり正しいことだとは思いません。

アメリカが慰安婦の石碑だらけになっても、そのことによって日本の自主や独立は失われることはありません。
しかし、日本がアメリカ政府に「お願いをする」日本人だらけになるとき、日本の自主や独立は大きく損なわれると思います。

繰り返しますが、「保守」とは、韓国人やアメリカ人がどうあるべきかの問題ではありません。
日本人がどうあるべきかの問題です。




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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

>ちひろ様

そういう議論を始めてしまうと、
賛同者・反対者による意見でコメント欄が荒れ出してしまい、
管理人さまもそっちに時間と神経を費やす事になってしまうので、
反対意見があっても、今しばらくは、心の内に留めといた方が良いかと。

私も、管理人さまのメンタルや活動の邪魔にならぬよう
余計な意見は言わぬように心掛けておりまする

投稿: 砦の番人 | 2012年5月29日 (火) 12時32分

日本政府も慰安婦撤去の要請はしているはずですが、同時進行で、日本国民が署名をすることにどうしてそれほど反対されるのかわかりません。「下から」の請願は恥だと思ってらっしゃるのでしょうか。日本国民として連邦政府に問題提起をして何がいけませんか。そこから始まることもあるはずです。それとも、自分たち日本人は米国にいないから、関係ない、感じないからいい、慰安婦碑が建てられようと気にしない、自分には見えないからいい、とおっしゃっているのでしょうか。

米国内にいる日本人の力は、組織で反日プロパガンダを繰り広げる韓国系の力には負けてしまいます。在日韓国朝鮮人が日本のメディアに入り込んでいるのと同様に、韓国系の人間が米メディアで反日工作をしています。ロイターもNYタイムズも、CNNも、韓国系の記者だらけです。YoutubeもGoogleもそうです。だから、GJFさんの動画が消されるのではないのではありませんか。

ちょうど新藤・稲田・佐藤さんが仁川空港で入国拒否をされた去年、それをCNNの韓国系記者が記事にしていたことがあり、それに対して、コメントを書く欄があったので、彼女の記事にあった情報を正し反論しました。6時間後、私のコメントは一番多い好評価(30人ちかく賛成があったと思います)を得ていたにもかかわらず、その3時間後、私のコメントは消去され、一番の好評価とされたコメントは、3代議士と日本を罵倒するコメントでしたが、10人ほどしか賛成票はありませんでした。CNNもそうなのですよ。韓国系が工作するんです。その時に、同件に関するほかのメディア記事も読み比べましたが、結局誰かの引用か孫引きみたいな似たりよったりの韓国系記者の記事ばかりでした。それが、米国のメディア事情です。

私は在米ですが、慰安婦碑など建てられ、教科書の記述まで捏造されたのでは、自分の子供、孫の代まで、その重荷を背負っていかなければなりません。
私が仕事を終えて老後を日本で過ごすことになっても、米国で生まれた子供たちは、在米日系人として生きていくことになります。自分の子供がこちらにいるから言っているのではありません。ただ、短絡的に、米国は米国、と切り捨てないでいただきたいのです。慰安婦碑撤去の署名も援軍が必要なのをわかってください。大東亜戦争が、米国の反日系移民政策にも原因があったことはご存知のはずでしょう。

ジャップジャップと罵倒され、日本人の蛮行を学校教育によって洗脳された日系人の中から、日本とのつながりがあるからこぞ、それを忌みきらい中国系・韓国系と結託する日系代議士が出てきたのは、不思議ではないのです。60歳になる日系人の職場の同僚が言っていたことがあります。「日系人は、日系人と結婚しない人が多かった。それは、パールハーバーという重荷を背負うのを拒否した人が多かったからだろうと思う」と。日本が敵国から友好国に変わり、日本の経済成長が米国を震撼しはじめてようやく、日本語を習い始める日系人が現れ始めたのです。

GJFさんのように神動画は作成できなくても、みんなそれぞれが、日本の名誉を傷つけられないよう、国益を損じないよう、署名のひとつ、ツイートのひとつ、チラシ一枚、できることをしていく。それでいいと、私は思います。

投稿: 竹内ちひろ | 2012年5月28日 (月) 19時23分

最近、少しブログが荒れていて心配しているので、初めてですがコメントさせていただきます。

お気持ちは分かりますが、このままの書き方では反発が起きてしまうのではと心配しています。

先日、日本の議員の方々がアメリカへ抗議に行きました。

「慰安婦の碑」に強く抗議
http://blogos.com/article/38525/

塚田一郎議員の公式サイト
http://www.t-ichiro.net/

大変お手数なのですが、ブログをご覧の皆様に、抗議されている日本の議員さんへ応援、激励メッセージを送るよう誘導していただけないでしょうか?
WJF様の素晴らしい活動が、滞ってしまうのではないかと心配しています。
どうかご検討下さい。

一概に保守と言っても、たくさんの意見があると思います。
去年の紅白歌合戦抗議の大晦日デモの際にも、様々な意見が出ました。

しかし、日本を良くしたいと思う気持ちは同じだと思います。
それだけが唯一の共通点なのかもしれません。

投稿: yuki | 2012年5月17日 (木) 16時20分

安倍正行 様
的確なご理解をいただきありがとうございます。
保守を標榜する人々の中にすらも、どうしてアメリカの政府や政治家に請願を出すことに違和感を感じない方がこれほど多くいらっしゃるのかに強い危惧の念を抱いています。

ご指摘の通りです。日本は日本であり、アメリカはアメリカです。この両国は、それぞれ別個の主権者によって構成される別個の独立した国です。このアメリカが、事実に基づかず、国内を慰安婦の石碑で埋め尽くした際には、日本は独立国として同じ対等な独立国のアメリカに外部として、他者として、抗議を行うなどの意思表示の仕方は可能であるし、積極的にすべきことだと思います。しかし、日本人がアメリカの政府に請願などだして、アメリカの内部にいる主権者のように振る舞うことは、日本国民の矜持として絶対行ってはならないことだと思います。これは、アメリカの請願システムが、他国からの請願を認めているとかいないの問題ではありません。日本国民の選択として、そのような行為はすべきではないと思います。
多くの人がアメリカ政府に請願を出すことに違和感を感じていないという事実が、いったい日本人の意識の何を物語るものなのか。これが戦後教育のアメリカによるすりこみの結果であるとしたら、恐ろしいことだと思います。

投稿: WJF | 2012年5月16日 (水) 07時31分

米國が國内を慰安婦石碑で埋め尽くさうとも、米國が対日戦争を決定しようとも、それはあくまでも米國(他國)の自由な意志でせう。
我國の臣民が独自に容喙すべき事ではないと考へます。

どうしても他國への干渉をしたいのであれば、それは我國の政府を通じて戰の覚悟を以て臨むべき事です。

実質的に主権を回復してゐない戰後日本では、例へば支那や韓國辺りの人民が我國の政府へ様々な経路から干渉してきてをります。
これには抗議するが、自らが他國へ行ふ分には構わないといった二重基準(ダブルスタンダード)は共産主義的(カルト的)な規範の腐敗の為せる業でせうし、「国というモノがなんだか良く分らないのです」とほざいたルーピーを笑へないのです。

この様な輩が何の躊躇ひもなく他家(特に御皇室)の事柄に土足で踏み込む様な蛮行に出るのでせうね。
私達が為すべきは御皇室へ「自治と自立」をお返しする事であり、具体的には家法である正統典範の奉還です。

これらに差し出がましくも嘴を突っ込む破廉恥な行ひは、誇りある日本人としては勿論、最低限の國際人としてさへも失格者であると自ら証明してゐる事になると気付いて欲しいものです。
それにしてもこの様な一連の出来事に触れて、我國の規範・教育の腐敗はここまで深刻なものになってゐるのかと改めて落胆しました。

私は本格的な日本復興の為には、文武一元として皇朝の學問である國學と宗教ではない神道祭祀を軸に人間教育をやり直さなければならないと活動しております。
それには実質的な主権の回復が肝要ですので、その第一歩として占領憲法が成立してゐないといふ無効確認と正統憲法の現存確認に取り組んでをります。

来月は何かと話題の都議会に請願です。
御縁が有ればWJFプロジェクトさんにも御協力頂きたいものです。

投稿: 安倍 正行 | 2012年5月16日 (水) 02時28分

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